サボりがちなジム通いのモチベーションをアップさせる方法
bodymakeボディメイク2019.01.23
ボディメイク2019.01.23
「運動不足でメタボ体型に!」、「生活習慣病街道まっしぐら!」、「暴飲暴食癖が治らない!」などの理由と、「このままではヤバい!」という危機感から、多くの男たちがジム通いを始めている。
折しも近年、ジムの『24時間営業スタイル』は大ヒット。東京23区内や地方大都市の駅周辺や繁華街には、雨後の筍のように店舗が増殖し続けている。以前に比べれば、ずっと通いやすい環境となっているはずなのだが…。「せっかく入会したのに、どうしてもサボってしまう。このままでは、月会費をドブに捨てているようなもの」とため息をついている人は、数多いようだ。 一体どうすれば、ジム通いを習慣にできるのだろうか?
もし「なぜきちんとジムに通わないのか?」と詰問されたら、多くの男たちはさまざまな言い訳を口にするだろう。
「いや、仕事が忙しくてそれどころじゃない…」、「接待が多くて、退社後に時間が取れない…」、「風邪が長引いてしまって…」などなど、頭を掻きながら見苦しい言い訳をする姿が、目に浮かぶようである。しかし、ジム通いが続かない理由は、結局以下の2つの理由に大別される。
この記事を読んでいる貴方は、どちらに当てはまっただろうか?以下にその解決策を指南していくとしよう。
「残業続きで、通う時間がない」、「休日は予定がいっぱいで…」と、ジムへの足が遠のいているなら、以下の対策を実践しよう。
ジム通いは習慣にしてしまうと、通うのがだんだん苦ではなくなってくるから、不思議なものである。
残業続きであまり時間が取れないようであれば、1回30分でも充分。
例えば「今日は腕の筋トレだけ」、「次回は下半身のみ」など、短い時間内に目標を定めてメニューをこなすよう心がけるうち、ジムの高いリフレッシュ効果に改めて気づかされるはずだ。近年は通い放題システムを採用しているジムがほとんど。こまめに通えば、充分に元も取れる。まずは「短時間でも、週2回は必ず」を目標にしてみよう。
トレーニングは、志を共にする仲間がいると、非常に楽しくなる。もし「毎回会うなぁ」という人がいるようなら、軽い会釈から始めてみよう。トレーニングの合間に叩く軽口は、ジム通いに意外な楽しみを付け加えてくれる。相手によっては、効果的なトレーニング法を教えてくれることもあるはずだ。
また思わず視線が吸い寄せられる、『ジムのマドンナ探し』を楽しむの一興である。「今日はあの子が来ているかな?」という期待があれば、ジムへ向かう足取りも格段に軽くなるからだ。
ただし必要以上に深い人間関係を結ばないよう、注意する慎重さも求められる。ジムによっては常連が幅を利かせてベンチプレス台を独占、周囲の不評を買っていることがある。そのような『ダサイクル』にうっかり加入してしまわないよう、相手の人となりは、よく見極めるべきだ。
またマドンナ探しは、深刻なセクハラに発展しないよう自制したい。なるべく多くのマドンナ候補を見つけておいて、内心密かに「今日はどの子に会えるか」と楽しみにするぐらいが、ちょうど良いだろう。 いずれにせよジムでの人間観察は、ストイックなトレーニングを10倍楽しくしてくれるのだ。
「頑張っているのに筋肉が付かない、体型が変わらない」という理由で、ジムへの足が遠のいている場合、以下のいずれかに当てはまることが多い。
ジム通いを習慣にしていると「あの人、あんなトレーニングをしていても効果ないと思うけどなぁ」という感想を持つことが、たびたびある。
例えば「お腹ぽっこり」の典型的なメタボ男性が、やたらに重いプレートを重ね、ベンチプレスに励んでいたりするのだ。彼に必要なのは、ランニング/サイクリングマシンで脂肪を燃焼する『有酸素運動』のはずである。
ジムで体型を改善したいと考えるなら、まず「短所を是正する」ことから始めたい。この目標が達成できないと「効果が出ない」という感想に行き着くのも早いからだ。
「もうやめよう」と決断する前に、ネットや専門書の情報、インストラクターの助言を、いま一度謙虚に受け止めることが大切である。そして「身体内のこの部分を、こう変えるため、本当に必要な運動」を実践することを、おすすめしたい。
ジムでの運動を、自らの健康へダイレクトに反映させていくためには、アフターケアがとても重要だ。
まずは、休息。運動の後に充分な睡眠を取らなければ疲労が蓄積されてしまうし、筋肉も増強されない。ジムへ行った日は夜更かしをやめ、早めに就寝するよう心がけよう。もちろん、トレーニング後にジムで行うストレッチも、翌日の疲労感を軽減する意味で重要だ。
次に、栄養。運動で疲労した身体は、たんぱく質を必要としている。その摂取を効率よく助けてくれるのはプロテインなので、積極的に活用していきたい。またたんぱく質を構成するアミノ酸の中でも、特に即効性の高い3種類を抽出した『BCAA』もおすすめだ。もし「必要以上にたんぱく質を摂取して、太りたくない」というのであれば、プロテインやBCAAを減らすのではなく、食事内容でコントロールを。運動に特化した栄養補助食品を活用するのとしないのでは、トレーニング効果に雲泥の差が出てしまうぞ。
いかがだろうか? ジム通いは、本人のやる気次第である。酷なようだが「上記のどれを実践しても、通い続けられそうにない」という向きは頭を掻きながら「いや~、通えないから辞めちゃって…」と開き直る道しか残されていない。または自分なりの『やる気スイッチ』を探し当て、実践するしかないのだ。
トレーニングは、嘘をつかない。正しい方法で、コツコツと継続し続ける者だけが「体型の改善」という結果を手にできる。せっかく始めたのだから、ひとりでも多くの美侍に、その満足感を味わっていただきたいものだ。