デパコス vs プチプラ！メンズスキンケアコスメの違いを解説

「デパコス」「プチプラ」という言葉を聞いたことはあるだろうか。メンズスキンケアコスメにも、デパコスといわれるものと、プチプラといわれるものがある。たくさんのメンズスキンケアコスメの中から一つ選ぶのは大変だが、デパコスとプチプラはどちらを選べばいいのだろうか。

デパコスとプチプラの違い、それぞれのメリット・デメリット、選ぶときのポイントを紹介する。

メンズスキンケアコスメのデパコスとプチプラの違い

デパコスとは？

デパコスはデパートコスメの略だ。メンズスキンケアコスメにおいてデパコスとは、デパートで購入することができるコスメのことを言う。

デパートではハイブランドや有名コスメブランドのメンズスキンケアコスメの取り扱いがあり、価格帯は比較的高めだ。デパートのコスメコーナーに行くと、ビューティーアドバイザーが肌質に合わせてスキンケアコスメを選んでくれる。実際につけることもできるので、使用感をその場で確かめて購入できるのも特徴だ。価格が高いだけあって美容成分にこだわりがあるものも多い。デパコスのほとんどはブランドの公式サイトでも購入可能だ。

プチプラとは？

プチプラとはプチプライスの略で、コスメ以外の場面でも使われるので耳にしたことがある人もいるだろう。メンズスキンケアコスメにおけるプチプラとは、ドラッグストアやコンビニで購入できる価格帯の低いもののことだ。1000円以下のアイテムも多く、「買いたい」と思った時に手軽に購入できる手軽さがある。

同じ美容成分が配合されていても配合量が違うことも

デパコスとプチプラでも同じ美容成分が配合されていることは多い。コラーゲンやヒアルロン酸はスキンケアコスメに配合されていることが多い美容成分なので、プチプラに配合されていることも多いが、なかには十分な量が配合されていないものもある。美容成分はどれだけ効果があるものでも、配合量が少なければ期待する効果が得られないこともあるので注意が必要だ。

オンラインのみのメンズスキンケアコスメもある

メンズスキンケアコスメは、デパコスとプチプラ以外にもオンライン限定で販売されているものもある。ネットの広告やSNS、口コミで広がるのが特徴だ。オンライン限定のコスメは、デパコスとプチプラの間の価格帯のものが多い。

デパコスとプチプラのメリット・デメリット

デパコスのメリット・デメリット

デパコスのメリットは、肌質をコスメのプロにチェックしてもらって購入できるところにある。また実際に試すことができるので、香りや使用感が購入前にわかるのもメリットだ。一般的には高価なだけあって、美容成分がふんだんに配合されているものも多い。

デメリットは価格が高い点だろう。高いものが必ず肌に合うとは限らないし、高すぎて使い続けることが難しいというケースも少なくない。

プチプラのメリット・デメリット

プチプラのメリットは何よりもその安さだ。メンズスキンケアコスメ初心者は、「化粧品に高いお金を払うのはちょっと…」という人も多いが、プチプラコスメなら気軽に購入しやすい。また合わなかったとしても諦めがつく値段のものがほとんどだ。

デメリットは界面活性剤や添加物を使用しているなど、本当は肌に良くない成分が紛れているものも多い点だ。なかにはいい製品もあるが、どの商品がいいのか見極めが難しい。また配合されている美容成分の量が十分でないものもある。

メンズスキンケアコスメを選ぶときのポイント

デパコスとプチプラのどちらがいいかといえば、一概に決めることはできない。プチプラの中にもデパコスと同じレベルで美容成分が配合されているものもあるからだ。スキンケアコスメを選ぶときは、まずどの美容成分がどれだけの量配合されているかをチェックしよう。

また口コミをチェックすることも大切だ。実際に使った人の感想は、どのスキンケアコスメを選べばいいかわからないときに参考になる。特に同じ肌質の人が使って効果があったスキンケアコスメは、試してみる価値がある。

ただ最終的には自分の肌との相性が効果を大きく左右するのも事実だ。しかしスキンケアコスメは使い始めてすぐに効果を実感するものではなく、使って1・2ヶ月で肌に定着して効果を実感できるようになる。そのためどれだけ質のいいデパコスでも、使い続けることができなければ十分な効果を感じることはできない。

デパコスだからいい、プチプラだから悪いと決めつけるのではなく、配合されている美容成分やその量、口コミ、コスパなどを検討したうえで、長く続けられるものを選ぶようにしよう。

まとめ

スキンケアコスメ選びは自分の肌に合うものに出会うまでが難しく、女性でもスキンケアコスメジプシーになっている人は多い。まずは手軽なプチプラから試してみるのもいいし、口コミで評価の高いデパコスを試してみるのもいいだろう。値段やキャッチコピーに惑わされず、配合されている美容成分や口コミを参考にしながら自分にあったスキンケアコスメを選びたい。