40代のマスクはスマートに。ビジネスシーンのマナーとおしゃれな着用方法を解説
businessビジネス2020.03.26
ビジネス2020.03.26
今や生活に欠かせないアイテムのマスク。マスクをつける理由は、風邪を引いているから、花粉症だから…と人それぞれですが、ビジネスの場ではマスクを着用していても問題はないのでしょうか。この記事では、40代なら押さえておきたい“ビジネスシーンでのマスク着用マナー”に加え、マスクをつけることが一般的になってきた今、おしゃれのアイテムとしてマスクを活用する方法を考えてみます。
現在、「毎日マスクを着用して通勤している」という人も多いことでしょう。しかし実は、ビジネスシーンではマスク着用は敬遠されがちな傾向があります。そこで、なぜビジネスの場ではマスクにはマイナスの印象があるのか、そしてやむを得ずマスクを着用する場合に注意したいポイントについて解説します。
一般的に、ビジネスの場ではマスクが敬遠されがち。そこには、下記のような理由があると考えられます。
もともと声が小さかったりする人は、マスクを着用することによって、より声が聞き取りにくくなる可能性があります。例えば多くの人に声を届けなければいけない会議の時などには、マスクを着用したまま話をするのは進行に支障が出てくるケースもあるかもしれません。
大切な商談や打ち合わせの時などは、相手に与える印象は非常に大切です。実は人と話す際には、表情をじっくり見られていることも多いもの。しかしマスクを着用したまま話をしていると、表情が伝わりにくく、「何を考えているのかがわかりにくい」という印象を与えてしまう場合もあります。 特に初対面の相手の場合は、マイナスの印象を与えないためにもマスクは外しておくのが理想的といえるでしょう。
マスクをつけていると、どうしても体調が悪い印象を持ってしまいます。ビジネスの場では「体調管理ができていない」と受け取られてしまうケースも。体調をきちんと管理できない担当者とは重要な商談を進められない、と相手に思わせてしまう場合もあるかもしれません。
では、ビジネスの場でマスクを使用する場合、どのような点に気をつけたら良いのでしょうか。
もちろん一人で作業を行っているような時間は、仕事中とはいえマスクをつけていても全く差し支えないでしょう。しかし、上司に何かを報告するときや、社外の人と会ったりする場合には、可能な限りマスクを外しておいたほうが悪い印象を与えずに済むはずです。また、会議など多くの人の前で話すタイミングの時も、最低限自分が発表する時だけでもマスクを外しておくことをおすすめします。
ただし、例えばひどい花粉症のためにどうしてもマスクを着用しておきたい、という場合には、打ち合わせや商談を始める前にひとこと事情を説明しておくと安心です。すると「病気を持っているわけではないのだな」と相手を安心させられるはず。 この一言があるかないかで、その後の話し合いがスムーズに進むかどうかも変わってくるかもしれません。
病気の時につけている印象が強いマスクですが、最近は色や形などさまざまなバリエーションが登場しています。中には、「ファッションアイテム」と呼びたくなるようなマスクも。そこで、マスクをファッションの一部として楽しむためにはどのようなポイントがあるのか考えてみましょう。
マスクは「小顔に見せてくれる」といわれています。しかしどのようなマスクでも小顔に見せてくれるというわけではなく、「ジャストサイズ」のマスクを着用することがポイントです。大きすぎるマスクは輪郭がぼやけて見えてしまうため、あまりおすすめできません。また、小さめのマスクは窮屈に見えてしまうので避けたほうが良いでしょう。
最近のマスクは、白のほかにも黒やグレー、ブルー、グリーン、ピンクなど多彩なカラーが揃っています。 そこで、いつも白のマスクをつけるのではなく、洋服の色に合わせてマスクもコーディネートしてみるとおしゃれ度がアップします。特にグレーやライトグレーなどであれば、比較的ファッションに合わせやすいようです。 また、モノトーンのコーディネートの時には黒いマスクがおすすめ。白いマスクでは浮いてしまうファッションでも、黒マスクなら全体の雰囲気にしっくり馴染んでくれます。
マスクをつける際には、その場での「マナー」を考えることが必要。40代ともなると、正しいマナーを押さえておきたいものです。しかし、ビジネスの場などにおいてどうしてもマスクをつけておかなければいけない理由がある場合には、ひとこと添えることを忘れずに。 また、マスクは工夫次第でファッションアイテムのひとつとして使えます。試しに全身のコーディネートに合わせたマスク選びをしてみてはいかがでしょうか。