都会で働く40代のタフな男たちへ告ぐ。時代に合ったエチケット法を学ぼう
mensbeautyメンズビューティー2018.08.23
メンズビューティー2018.08.23
40代。男。
この条件が2つ揃ったら、エチケットを学んだほうがいい。
それはなぜか?
人生のターニングポイントだから、である。
昨今、「ちょいワルおやじ」という言葉が世の中を闊歩するようになり、「おやじ」「おじさん」という単語も、以前よりは少し風当たり弱めの雰囲気を感じつつもある。
が、これは、まもなく40代に突入しおじさんになるであろう層や、今すでにおじさんの肩書きをもっている層が作り出したまやかし。
ほんとうは、今も昔も、「おじさん」に対しての世の中の風当たりは弱いままだ。こと、若い女性にとっては。得に。
例えば、ニオイ。
若い男性だろうと、おじさんだろうと、クサいのは絶対ダメ。ダメ、ゼッタイ。
しかし、である。クサかったとしても、
若いイケメン > おじさん
というのが、変えられない事実として植え付けられている常識。「若い」という武器は未だに人間界では最強である。これをケアするならば、サプリに注目してほしい。
更に言うと、体臭があまりないと過信するのは危険。どんな人でも汗をかけば多少のニオイを発するものである。それでも若いうちは、汗拭きシートでこまめに拭ったり、ボディソープでさっぱり洗えば終わったケアも、こと40代においては不安が残る仕上がりと言える。表面のニオイを消し去ったところで、40代のおじさんの体臭というのは消えないものである。
体臭や口臭に効果があるとされるサプリは主に体の中からニオイをケアするものが多く、これこそが40代の男性に求められているケア方法。体臭全般に効果があるため、急に靴を脱ぐ接待でも、出先での腹痛によるトイレシーンでも、体の中のあらゆるニオイに力を発揮するのである。
少々手間に感じても、これだけはせめて40代の男性の身だしなみのひとつとして常飲する定番サプリとなってほしいものである。
そして次に、体力の衰え。
「40歳」というと、年齢を重ねたことによる体力の衰えを実感する年齢のひとつでもある。日ごろから定期的に体を鍛えていても、若い時のような精力さを保っている男性は少ない。まだまだ体力がある!と思っていても、そんなことはない。40ともなると確実に衰えているのだ。
年齢を印象付けるものは見た目が主とされており、髪型や服装も若々しくいるための要素ではある。しかし見た目が若いだけが、何も目指すところではない。見た目がどんなに若くても、加齢によるうすっぺらい体力はあなたの表面に醸し出てしまう。
しかしまだまだ働き盛りでもある年齢なのは確か。ここでひと踏ん張りするかしないかで、あなたのその後の年のとり方も大きく変わっていくだろう。
となると、ここでもサプリである。
体力の無さを実感しているのであれば、すぐに飲んだほうがいい。体力があるという自負があるのであれば、それもまたすぐに飲んだほうがいい。こういった過剰な自己評価は40代の男性においては必要ない。素直に受け入れる男のほうがかっこいい。
40代男性の体力をカバーするのであれば滋養強壮のサプリがおすすめ。男性ならではの成分を配合したものもあるのでチェックしておこう。男性というものはいつの時代においても、多少ギラつくくらいの体力も精力もあったほうがモテるのである。
最後はそう、健康。
人は年を取ると、男女問わずして病気の話に傾きがちになるが、40代男性も例外ではない。しかし、健康の話というのは同世代で会話を楽しむならともかく、部下や後輩に聞かせるには退屈なジャンルと言えるだろう。若い層にとって、おじさんの健康ネタは夢の話と同じくらいどうでもいいのである。
よって、40代のステキな男を演出するのであれば、健康は常に気遣って当たり前。そして、こっそりカバーするに限る。
というわけで、サプリなのだ。
これは、自身の健康状態によって服用するサプリが大きく変わる。自分の健康状態を知ることも大切である。例えば、お酒を飲む機会がたくさんあるのであれば、尿酸値を下げる効果に期待できるサプリメントがいいだろう。家系的に何か遺伝で健康トラブルがあれば、それを事前に回避できるサプリを常用するのもひとつの手。あくまで健康補助食品のため自分の健康のサポートをする程度に期待はとどめておくべし。
最近は医師がサプリメントを服用するケースも少なくない。しかし、前述した通りサプリメントは「食品」のジャンルに属しているため、体の悩みをサポートしたり、健康を補助する役割がメイン。たくさん摂ったからといって健康になれるというのは間違いで、日々の食生活では補えない栄養素を補うためのものと考えるのがいいだろう。
こうなると、サプリって効かないんじゃ…と思われそうなところではあるが、それもまた違う。
実際に、次のような記事がある。
一方で「薬とは違う」からこそ良い面もある。「病気と診断される状態の前に、体をサポートできる」という点だ。管理栄養士である名古屋経済大の早川麻理子准教授が解説する。
「サプリを摂取する目的は大きく分けて二つです。一つは、日々必要な栄養素が不足している人が、それを補うために飲む。血液検査で異常がなくても、今の食生活の乱れが未来の健康を損なう可能性がある。人体は水と酸素と栄養素でできている。栄養になる食べ物は体に直接影響しているのです。例えば親が倒れて介護をする時に、菓子パン生活が続いたとします。一時的な無理に対して、体はなんとか健康を維持しようとする仕組みが備わっていますが、栄養素が足りない状態が続けば細胞や臓器に負担がかかる。炭水化物主体の食事が続く時はマルチビタミン&ミネラルを、出張などで魚を食べにくい時にはオメガ3系のサプリを飲むなど、うまく使えば、応急処置として体の健康をサポートできるのです」
もう一つの目的は、現在の生活は安定していて必要な栄養素も取れているが、この状態を保ちたい、もしくは何か自分の体に「良いこと」をプラスしてあげたいというものだ。アンチエイジングも含まれる。
早川准教授は自身が請け負うMIWA内科胃腸科CLINIC(岐阜市)の栄養外来で、患者に食事の内容や病歴などを詳しく聞き、その人の「目的」を設定。生活や好みに合った食べ方やサプリを提案する。残念ながら日本ではこのような、気軽に自分の栄養状態をチェックし、サプリの使い方を相談できる施設が少ない。米国では治療費が高額のため病気予防の意識が高く、街に薬局のような形で存在するという。
「何を目的にサプリを服用するのか、よく考えてほしい」と早川准教授は強調する。今の自分にサプリが必要かどうかを考えることも、生活習慣の見直しにつながるだろう。
引用:サンデー毎日 - 毎日新聞出版「医師、栄養士、薬剤師が勧める 効く! サプリメント」
http://mainichibooks.com/sundaymainichi/life-and-health/2016/09/18/post-1094.html
つまり、サプリを摂取することは40代の男を形成するための心強い味方である。これ以上老いを進行させないためにも、ぜひ摂取してほしい。 自分の体を労わり、ねぎらうことを、40代の男の新エチケット法として美侍では認定したい。