ジムの後に急な呼び出し。シャワー時間がないときの汗対策
mensbeautyメンズビューティー2018.07.04
メンズビューティー2018.07.04
一日中外回りしてやっと会社に戻った途端、どっと大汗。と思ったら、急に取引先から呼び出しが!
会社帰り、いつものようにジムで汗を流していたら、女性から急な呼び出しが!
もちろん、シャワーを浴びている時間はない。
しかも、相手は女性だ。
いつも身だしなみに気をつかっている人でも、ちょっと困ってしまうシチュエーションなはず。 今回は、用意しておくとそんなときにも便利なアイテムを紹介しよう。
便利ポイント
●コンビニでも売っているので、すぐ手に入る
●トイレなどで拭くことができる
おなじみの汗拭きシート、急に必要になった場合でも、ドラッグストラやコンビニで手軽に買えるので便利である。
数ある商品の中から、どれを選んだらいいのだろう?
ここで注意したいことが3点ある。
サラサラパウダー入り
パウダーが含まれていると拭いた後、サラサラとして心地よいが、このパウダーがついた手でスーツやスラックス、カバンに触れると、白く跡が残る場合がある。
濃い色のスーツを着る場合は要注意だ。
銀(Ag)イオン入り
商品名にAgと名がつくものはもちろん、成分に銀イオンが配合されているものは要注意。金属アレルギーを持っている場合、使用後に皮膚がかゆくなったり、発赤・発疹が見られる場合がある。
メントールの強いもの
汗拭きシートには、メントールが配合されたものが多く、スースーして気持ちよいものだが、顔やデリケートな部分を拭く場合、髭剃り負け、荒れなどがあるとしみて痛みを感じたり、悪化させる場合も。いかにも刺激が強そうなうたい文句のものは避けたほうが無難だ。
上記を踏まえて美侍では以下をおすすめしたい。
適度にミントの爽快感があり、粉が含まれていないので、濃い色のスーツを着ても粉の付着を気にする必要がない。爽快感にプラスして少し香りがほしい人には、前者MAROを。香水など、他の香りをつけたい場合には、後者ルシードがおすすめ。
とくにルシードのほうは、水気を多く含んでいて、頭皮を含め、全身たっぷり拭けると人気。
涼しくなると油断しがちだが、秋以降ほど、汗や体臭が濃くなると言われている。
慌てて購入するのではなく、普段からカバンや机の引き出しに常備しておくとよいだろう。
顔を拭いた後は、できれば化粧水などの保湿をしておきたいところだ。
きちんと保湿しておかないと、肌は肌を乾燥から守ろうと余分な皮脂を出し続ける。これが不快なベタつきのもとになる。
とはいえ、化粧水を持ち歩くというのは現実的ではない。紳士たるもの、持ち歩きに便利なサイズのスキンケアアイテムを携帯しておくとよいだろう。
顔や身体の汗はシートで拭けても、やはり気になるのが頭。一番汗をかきやすいところでもあり、においやすい部分でもある。
そこで、おすすめしたいのが、ドライシャンプーだ。水なしでも、頭皮や髪の汚れ、ベタつきをとることができる優れもの。入院時や災害時のものという印象が強いかもしれないが、ジムの後、退社後のデートなど、意識が高い人たちの間では普通に使われているアイテムだ。
コンビニでは手に入りにくいが、ドラッグストアやアマゾン、楽天などで入手可能。特にジムに行く習慣があるのであれば、ドライシャンプーは持ち物の一つとして用意しておくといいだろう。
メンズ向けのおすすめは以下。
ノーリンス シャンプーフォーム 水がなくてもしっかり洗えるシャンプー
アメリカの会社「ノーリンス」の商品。NASAから依頼され、宇宙で使えるシャンプーとして開発されたものを一般向けに改良したのがこのシャンプーだ。ノンシリコン、ノンアルコール、主要成分も天然成分で厚労省の検査もクリアしているので安心。多くの医療施設等で使用されている。
フレッシィ ドライシャンプー スプレータイプ
頭にスプレーし、頭皮をもむようにマッサージ。頭皮の汚れ・ベタつきが取れ、エタノールの効果で爽快感を感じられ、気分もリフレッシュできる。東日本大震災で被災者に配布されたことでも知られるドライシャンプーだ。
KOSE フレッシュケア ドライシャンプーフォーム(※Ag配合)
Ag(銀)成分が匂いの元を強力に分解。泡タイプなので、髪の頭皮にもしっかりなじんでマッサージしやすい。金属アレルギーのある人にはおすすめできない。
汗拭きシートなどでいったん汗がおさまっても、さらに汗が出てくる可能性も。そこで、制汗剤をプラスで使っておくとさらに安心だ。
さまざまなタイプがあるが、コンビニでも手軽に買えるものを考えると、圧倒的にどこのコンビニでも手に入るのが「8x4MEN」と「資生堂 Ag」。
しかし、前述のとおり、金属アレルギーがある場合、かゆくなったり肌荒れしたりと厄介なので「8x4MEN」が無難だろう。
朝、シャワーを浴びてくる人も多いと思う。
その際、シャワーだけでなく、デオドラント専用のソープを使用するかしないかで、その日の「ニオイ」の明暗を大きく分ける。
夜、しっかり体を洗って寝たとしても、寝ている間も汗や皮脂は分泌されている。とくに男性は汗も皮脂の量が多く、朝起きたときにベタつきを感じる人も多いだろう。
皮脂はお湯だけでは落ちない。汗はそのものが臭うわけではなく、そこに細菌が発生するから臭うのだ。夜の間の皮脂に細菌が発生しないよう、しっかりデオドラント用のソープを使うことをおすすめする。
他に、衣類の消臭スプレーをプラスで使用しておくと、さらに安心だろう。衣類にしみついたニオイというのは、意外にしつこいものだ。特にスーツは、毎日の汗を知らずに蓄積している。
香水で汗臭をごまかすのはあまりおすすめできないが、無臭の汗拭きシートなどで対策をした後であれば、有効だ。あまり「つけました」という状態にならないよう、量とつけ方には注意が必要。
ボディーソープ、シャンプー、化粧水、香水、消臭スプレー
すべてを同じブランドで揃えると、香りの統一感ができて、ワンランク上のスメルマネジメントができる。