酒に合う!おやつにもピッタリ!鹿児島県のおすすめB級グルメ9選
lifestyleライフスタイル2019.06.20
ライフスタイル2019.06.20
鹿児島といえば、黒豚をはじめ地元食材を活かした様々なグルメが豊富な場所、というイメージ。温泉に入って焼酎を飲みつつ、鹿児島グルメを堪能……なんて想像しただけでワクワクしますよね。
今回は、中でもおやつにもちょっとしたおつまみにもピッタリ!な「鹿児島B級グルメ」にスポットを当て、おすすめを9つまとめました。鹿児島に出かけたら、手軽なのに味は絶品!なB級グルメたちをぜひ堪能してみてはいかがでしょうか?
最初にご紹介するのは、手ごろな値段でガッツリ食べられる!鹿児島県のB級グルメの中でも「麺・ご飯もの」でおすすめな3つ。
まずは鹿児島の代表的な温泉地のひとつ、指宿(いぶすき)で昨今有名なご当地グルメ「温たまらん丼」。
こちらは温泉地では名物の温泉たまごをメインに、地元食材である豚肉や魚介類などをふんだんに盛り込んだ丼物。
お店によって具材に様々な特色があるので、胃袋に余裕があれば食べ歩きも良いかも?
2つ目は、何といってもB級グルメには欠かせない「鹿児島ラーメン」。 九州のラーメンは福岡・久留米ラーメンの影響を受けた豚骨が多いと言われていますが、鹿児島ラーメンは唯一その傾向にないそうで、一般的には鶏ガラや野菜をたっぷり使ったあっさり優しいスープが特徴。
画像は地元有名店の「こむらさき」のものですが、チャーシューと野菜のコントラストがボリューミーで美味しそうですね。
「温たまらん丼」の命はなんと言っても温泉卵(通称=「おんたま」)。この「おんたま」は、ただ熱湯に入れて作るのではありません。
指宿の砂蒸し温泉の源泉で作ることにこだわっています。
また、その卵自体にもこだわっており、カツオで有名な山川にある養鶏場のこだわり卵「さつま芋卵」を使用しています。この養鶏場ではニワトリの餌にさつま芋とカツオの頭を砕いたものを混ぜて与えています。カツオの頭にはDHAが豊富に含まれていることから、とても栄養豊富な卵と言えるでしょう。
そんなこだわりの温泉卵と“美味しくてたまらない”という言葉をかけて、温泉地ならではの新ご当地グルメ「温たまらん丼」が生まれました。
出典:指宿の新ご当地グルメ「温たまらん丼」「温たまらん豚」|アサヒビール
豚骨をベースにした半濁スープにストレート麺が基本となっており、これに各店がアレンジを加え個性を競い合っている。各店舗が独自に発達させてきたため鹿児島ラーメン総体としての特徴は無いとも言われている。逆に、各店舗それぞれに個性があるのが鹿児島ラーメンの特徴とする意見もある。他県と比べると麺は柔らかく仕上げられ、野菜等の具材が多く使われる点などが異なる。
観光ガイドやグルメ媒体などで、褐色系のスープに中太麺、具として煮豚、湯通しのキャベツ千切り、細いモヤシ、キクラゲ、香油代わりに焼きネギが散らしたものが鹿児島ラーメンのイメージとして画像などを含め紹介されているようだが、それはあくまでも一昔前の人気店の平均的なスタイルにすぎない。実際は白濁した豚骨スープ、澄んだスープ、味噌ラーメンなどであっても麺や具なども含めてローカルアレンジがされていれば鹿児島ラーメンの範疇に含まれると解されるという許容範囲の幅広さも特色である。
出典:鹿児島ラーメン : definition of 鹿児島ラーメン and synonyms of 鹿児島ラーメン (Japanese)
最後にご紹介するご飯ものB級グルメは、鹿児島奄美大島の名物である「鶏飯(けいはん)」。
これはただの鶏の炊き込みご飯ではなく、蒸したささみ肉やシイタケ、錦糸卵、パパイヤの漬物などをご飯に盛り付け、鶏ガラスープをかけて食べるというご当地グルメです。
どちらかといえばお茶漬けに近い印象で、二日酔いの時でもサラッと頂けます。
画像は奄美大島の名店「ひさ倉」のもの。
出汁の味がじんわりと身体に染み渡り、何ともいえない幸福感を与えてくれますよ。
鹿児島県本土から南西に約380km。コバルトブルーの美しい海に囲まれた、南国のリゾート・奄美大島。年間を通して温暖な気候で過ごしやすく、毎年多くの観光客が訪れます。そんな奄美大島で生まれ、今では島を代表する料理として人気を集めているのが“鶏飯(けいはん)”。昭和天皇も絶賛されたという逸話もある名物です。
鶏飯は蒸した鶏肉のささみ、椎茸、錦糸卵、ネギ、パパイヤの漬物など、様々な具材をご飯の上に盛り付け、熱々の鶏ガラスープをかけて食べる、お茶漬けのような料理。あっさりとした味わいで、夏の暑さで食欲が出ない時でもサラサラと食べられる、南国の島ならではの料理です。
昨日からの奄美大島旅行で、調子に乗って飲み過ぎて超二日酔いでしたが、そういう時にもとても美味しく食べられる、奄美大島の郷土料理「鶏飯」を食べに行ってきました(^^
お茶碗にごはんをよそって、具材を乗せて、お出汁をかけてお茶漬けのようにサラサラサラ~っといただきます・・・
(゚Д゚)ウマー!(゚Д゚)ウマー!
あ~、旨い!しみじみ旨い!
お出汁の旨味が、二日酔いの五臓六腑に染みわたります!
出典:奄美大島名物の鶏飯は心に染みる旨さでした! 奄美大島 「ひさ倉」 | Mのランチ
続いては、鹿児島の「おつまみ」にピッタリなB級グルメ3選。
鹿児島といえば焼酎ですし、せっかく旅行に出かけたならビールを楽しみたい!という方も多いでしょう。
最後には自宅でも作れる家庭的なB級グルメもまとめてみましたので、行けないけど鹿児島気分に浸りたい!という方もぜひどうぞ。
最初にご紹介するのは、プリッとした食感と魚介の旨みがたまらない「さつま揚げ」。
自宅で食べるなら油で揚げてみたり、トースターで焼いてみたりすると外側カリッ!の食感も楽しむことができ、ビールも進みます。
画像は鹿児島県姶良郡(霧島市)隼人町にある「植山かまぼこ屋」のもの。
鹿児島でつけあげと呼ばれる、鹿児島の特産品さつま揚げとは
魚のすり身に地酒と調味料等を加え、菜種油で揚げたものです。
さつまあげの由来は、琉球料理のチキアギーから来たと言う説と
薩摩藩主28代・島津斉彬公が、気温の高い薩摩に適した保存料理として
はんぺんやかまぼこにヒントを得て考案したという説が伝えられています。
鹿児島からのお土産・お中元・お歳暮等の贈答用としても幅広く利用されています。
昔ながらの製法で高級魚肉をふんだんに使用して作られたさつま揚げ。
地元の方々に支えられ、守られ続けている味です。
薩摩揚げの材料はタラ・イトヨリ・小あじ・小さば・飛魚で、上物としてはエソ・ハモ・グチ・真鯛・金目鯛・メバル・鰹などが使用され、具には人参やチーズ、さつまいも・チーズ・青海苔・にら・きくらげ・れんこんなどがあります。
魚のうま味がしっかり詰め込まれている為
プリっとした歯ごたえとジューシーなうま味が人気の秘密です。
出典:薩摩隼人のさつま揚げ植山かまぼこ屋 – 鹿児島物産ドットコム
続いては、小魚だからと侮るなかれ!な「キビナゴ料理」。
キビナゴといえばから揚げで食べるイメージですが、何と鹿児島では新鮮な刺身でも頂くことができます。
旬の時期以外でも1年中美味しく味わえるというキビナゴの刺身を酢味噌で頂きつつ、地酒や焼酎などを楽しんではいかがでしょうか?
画像は、県内に4店舗を構える料理屋「吾愛人(わかな)」。
▲きびなごの刺身(1人前 税込840円、写真は3人前)
キビナゴの刺身は、醤油ではなく酢味噌でいただくのが鹿児島流。「吾愛人」では、鹿児島産の甘めの味噌と辛子を混ぜて自家製の酢味噌を作っています。キビナゴで薬味を包むようにして酢味噌に絡ませると、キビナゴ本来の旨みと薬味や辛子の爽やかな香りが複雑に混ざり合い、風味豊かな味わいを堪能できます。
出典:鹿児島で絶対食べたい魚「キビナゴ」を味わい尽くす│観光・旅行ガイド - ぐるたび
キビナゴは、鹿児島県本土や甑島(こしきしま)、種子島などの近海で年間を通じて水揚げされる青魚の一種です。キビナゴの旬は産卵期を迎える春~初夏頃ですが、冬のキビナゴも身が締まっていて、旬の時期とはまた違ったおいしさを楽しむことができます。つまり、キビナゴは、どの季節に食べてもおいしい魚なのです。
出典:鹿児島で絶対食べたい魚「キビナゴ」を味わい尽くす│観光・旅行ガイド - ぐるたび
最後にご紹介するのは、地元食材である鶏肉を何と生!で食べられる「鶏刺し」。
レバ刺しやユッケなど、肉の生食に関して規制が厳しくなってきた昨今ですから、生肉大好き!という方は必見ですね。
プリッとした歯ごたえと鶏の旨みは、芋焼酎の風味ともよく合います。
鶏肉を「生」の刺身で食べる風習は、日本の中でも、鹿児島県内と宮崎県の一部でしかみられない独特な食文化である。
いつごろから食べられるようになったかという確かなものは分からないが、鹿児島県養鶏史によると、江戸時代の鶏卵肉料理の項目の中で、開聞郷土誌に、「一般家庭料理として、郷士や百姓は、行事には、鶏がつぶされ、ササミは刺身となり、いも焼酎の料理(ショケ)として賞味されていたらしい」と紹介されている。
「がね」とはサツマイモを使ったかき揚げのことで、サックリした歯触りとほんのり優しい甘みがたまらない逸品です。
自宅で彼女と一緒に作り、ビールで乾杯、なんて夜もいいですね。
鹿児島の郷土料理の代表格で、揚げた姿が「かに(鹿児島弁でがね)」に似ていることからこのように呼ばれている。
地域や作る人によって材料や味も異なるが、共通点は、「さつまいもと粉類を使い、油で揚げたもの」ということである。
昔から、正月料理に加えられるとともに、焼酎の肴やお茶請け、また、子どものおやつとしても親しまれている。
材料・分量
(10~15個分)
さつまいも 中1本(200g)
人参 中1/2本(100g)
にら 4~5本
衣
┌小麦粉 100g
lもち米粉 50g
l砂糖 40g
l卵 1個
l水 80cc
l薄口しょうゆ 大さじ1 1/2
└塩 少々
揚げ油 適量
作り方
⒈さつまいもと人参は太めのせん切りにし、にらは4~5cmの長さに切る。
⒉衣を全部合わせ、1とあえる。
⒊2を食べやすい大きさにまとめ、170度の油で揚げる。
「きいこん」は鶏のぶつ切り肉を使った煮物で、野菜をはじめ他の具材もふんだんに使う贅沢な一品です。
元々は正月料理ということですが、たまにはちゃんとした和食でも作ろうかな?という時にもピッタリですね。
「きいこん(切いこん)」は,材料を切りこんで鍋に入れることから,その名がついたといわれている。
鶏の骨付きぶつ切りを使ってつくる正月料理で,祝い膳の一つの中皿につける煮つけのことである。
材料・分量
地鶏(骨付き)ぶつ切り 300g
大根 200g
人参 100g
こんにゃく 100g
里芋 100g
厚揚げ 100g
ごぼう 50g
干し椎茸 4・5枚
絹さや 4・5枚
薄口しょうゆ 80~100cc
本みりん 80~100cc
水 600cc
油 大さじ1 1/2
作り方
⒈干し椎茸は水で戻し、他の材料は大振りに切っておく。
⒉鍋に油を入れて地鶏の表面を焼き、水を加え、大根・人参・ごぼう・干し椎茸(戻し汁も)を入れる。
⒊途中でこんにゃく・里芋・厚揚げ・薄口しょうゆ・本みりんを加え、アクを取りながら煮込む。
⒋味がしみ込んだら皿に盛り、ゆでた絹さやを添える。
最後にご紹介する鹿児島B級グルメは、「スイーツ」に注目した3品。
ちょっと小腹が空いた時に、鹿児島ならではのグルメを食べたいけど、食事までする時間がない……という時には、ぜひこれを食べたり買って帰ったりしてみてくださいね。
最初にご紹介するのは、今や鹿児島の代表的な名物となった「しろくま」。
ミルク感が優しいクリーミーなかき氷で、上にはたっぷりとしたフルーツや小豆餡などが乗せられています。
発祥は鹿児島市にある「天文館むじゃき」(上画像)だと言われており、よく見ると白熊の顔になってる!チャーミングなしろくまを求めて連日多くの人で賑わっています。
かき氷の上に加糖練乳をかけ、缶詰などの果物を盛り付け、その上に小豆餡を載せたものが本来の姿。鹿児島市発祥で、市内の喫茶店や飲食店で提供されている。持ち帰り用にカップに入れて販売され、また、カップ入り氷菓やバー状のアイスミルクなどの類似した材料や風味の工場製品としても製造されている。
戦後間もない昭和22年、弊社創始者”久保 武”によって考案され、昭和24年に販売を開始いたしました。
当時は、白蜜、赤蜜をかけたみぞれ、蜜かけのようなシンプルなかき氷でした。
イチゴにミルクをかけてみるとおいしかった事にヒントを得て、氷に練乳をかけてみました。
しかし、それでは甘すぎるので、改良を重ね、独特のさっぱりとしたミルクに仕上げました。
出典:白熊について : 氷白熊(しろくま)の本家 - 天文館むじゃき
続いては、鹿児島銘菓「かるかん」。
本来のかるかんは山芋を使い真っ白に仕上げたシンプルな蒸し菓子で、もっちりとした食感と素朴な甘さが嬉しいひと品ですが、お土産として人気なのは中に餡を詰めた「かるかん饅頭」ですね。
特に有名なお店は「蒸気屋」と「明石屋」で、それぞれ微妙に違った魅力があるようなので、お土産を買う際にはあげる人の好みを考慮して。
軽羹(かるかん)は、鹿児島県をはじめとする九州特産の和菓子である。名前の由来には諸説があるが、「軽い羹」という意味であるともされる。本来はういろうなどと同じく棹物菓子であるが、近年は饅頭状として、中に餡を仕込んだ「かるかんまんじゅう(軽羹饅頭)」の方がより一般的になっている。
大きな違いは、あんこの甘み。蒸気屋の方が、かなり甘いです。明石屋は、控えめな甘さ。
かるかん(あんこを包む皮の部分)も、それぞれに個性があります。言葉で表現するのは難しいですが、蒸気屋の方が粒が大きくぽってりしており、やわらかい。明石屋の方は、キメが細かく、ぎっしり中身が詰まっている感じです。味も微妙に違います。明石屋の方がシンプル。(しっとり感という点について、夫は蒸気屋の方があると言い、私は明石屋の方が高い気がしました。この辺りは、評価の分かれやすいところのようです。)
出典:鹿児島: かるかんまんじゅう、明石屋 VS 蒸気屋: こっとんの別腹、九州お土産レビューログ
最後にご紹介するB級グルメは、鹿児島といえば紫芋スイーツ!ということで「紫芋ソフトクリーム」。
画像はJR鹿児島中央駅2階,改札前のショッピングフロアのお土産横丁にあるいも吉館の紫いもソフトクリームです。
濃厚な甘さと紫芋の深い味わいが魅力で、帰りにサッと立ち寄って食べられるのも良いですね。
九州最南端佐多岬の沖合い約40キロに浮かぶ、鹿児島県種子島が産地の紫いも(種子島紫4号)は、蒸したり焼いたりすると中身が鮮やかな紫色になるのが特徴。淡白な味と評される紫いもの中で、種子島産のものは、さつまいものホクホクとした食感と、強い甘さをあわせ持っている変わり種。その上品な甘さがスイーツにいきると、プリンやタルト、スイートポテト、ジホェラートなど、様々なものに使われる。
JR鹿児島中央駅2階,改札前のショッピングフロアのお土産横丁にあるいも吉館の紫いもソフトクリームです。いも吉館はさつまいもスイーツの専門店だけあって,紫いもソフトクリームもイモ感がしっかりあっておいしいソフトクリームです。
出典:ソフトクリーム マニア! (BUKURO) : 鹿児島 鹿児島いも吉館
いかがでしょうか?鹿児島にもボリューミーなものからおつまみ、スイーツまで、様々なB級グルメが存在するのですね。
それぞれお値段も比較的リーズナブルなので、食べ歩こうと思ったらついつい食べすぎてしまうかもしれません。
鹿児島にお出かけの際はもちろん、お取り寄せや自炊など、様々な方法で鹿児島のB級グルメを楽しんでくださいね。