走りいい!カッコいい!維持も楽!250ccのネイキッドバイクおすすめ3つ
car_bikeクルマ・バイク2018.11.08
クルマ・バイク2018.11.08
ネイキッドバイクは「最もバイクらしいバイク」とも称される、むき出しの男らしいデザインが特徴。バイクと聞いて思い浮かべるのは、大抵ネイキッドタイプのものだと言われています。
今回は、カッコ良くて使いやすいバイクが欲しいけど、どんなものが良いだろう?と悩むあなたのために、ネイキッドの意味も含め、特に小回りの利く250ccクラスからおすすめの車種を3つご紹介します!お気に入りのバイクを探すため、ぜひご参考ください。
そもそもネイキッドバイクって何?と思う方もいるでしょうが、これは画像のように「カウル(風防)を装備していないむき出しのバイク」のこと。
逆にカウルが装備されているバイクの代表的なものは「レーサーレプリカ」というタイプで、80年代に一世を風靡しました。
画像で比べてみると、その違いがよく分かりますね。
昨今ではネイキッドの方がバイクの主流となっており、メーカーやモデルによって機能に差が出やすいと言われています。
よく吟味して、理想のネイキッドバイクを見つけたいものですね。
「ネイキッド」とは裸のという意味。カウル(フェアリング、風防)を装備しないエンジンとフレームがむき出しのバイクのこと。
80年代のレーサーレプリカブームの後、より基本に立ち返ったバイクとしてネイキッドが一大ブームとなる。
出典:ネイキッドのインプレや新車・中古バイク一覧|ウェビック バイク選び
街乗り、ツーリング、スポーツ走行と、何でもこなせる万能選手。ザ・スタンダードとして人気は今に至るまで続いており、400ccクラスではホンダCB400スーパーフォア、大型クラスではホンダCB1300スーパーフォア、カワサキZRX1200ダエグ、カワサキゼファー1100/750、ヤマハXJR1200/1300が代表的な車種。
出典:ネイキッドのインプレや新車・中古バイク一覧|ウェビック バイク選び
ネイキッドつまり裸って意味を持つバイク
カウルが無いからネイキッド(裸)
誰もが見たことが有るであろうバイク
あなたの近所にもきっとあるだろう
出典:バイクの種類
「カウルがついた」というバイクは、このような見た目のものです。
「レーサー」という言葉がついている通り、ライディングポジション(走る時の運転者の姿勢)がネイキッドとは異なり、高速走行やコーナーリングでの旋回性でネイキッドを上回っています。
ちなみに、「レプリカ」という言葉もついているのは本物のレーシング仕様ではなく公道を走るための保安パーツがついているから、という理由によります。
速く走るのにはとても適しているのがこのカウル付きのレーサーレプリカですが、街中を走ったり、休日にちょっと遠出を楽しむといった乗り方で使い勝手の良いのはネイキッドの方であると言われています。
そうしたネイキッドバイクのなかでも、とくに車体サイズと走行性能のバランスが良いと評判の「250ccクラス」から、おすすめの車種を3つ見てみましょう!
最初にご紹介するのは、ホンダから発売されている「CB250F」。
逞しくもスマートで滑らかなデザインと、卓越した躍動感に定評のあるネイキッドスポーツバイクです。
これは2011年に発売された「CBR250R」のネイキッドタイプで、根強い人気を誇るCBRの良さを残しつつ、ちょっと違った味つけが楽しめる車種となっています。
250㏄クラスのバイクの中ではトップクラスの低燃費を実現したとも言われているため、お財布に非常に良心的。
価格は46万4400円からと、50万円以下で購入できますよ。
逞しさと軽快感を融合させたネイキッドスポーツのCB250F。アスリートのように筋肉質に絞り込まれた躍動感のある“ストリートファイター”スタイルを実現。
出典:CB250F | Honda
このCB250Fは、最近のトレンドであるスタイリングや46万4400円~という車両価格でもって若い年代のユーザーにアピールしたいということだけど、大型バイクはもう疲れるといったベテランライダーや、久しぶりにオートバイに乗るリターンライダーからも人気を集めるんじゃないかな。
出典:ホンダCB250Fは、扱いきれるパワーが楽しい!~佐橋健太郎|ホビダスオート【自動車趣味を楽しむ人へ向けた総合ニュースサイト】
このCB250Fは、2011年に発売されたCBR250Rのネイキッドタイプ。本年4月に発表されているCBR225ORと同様に「モーターサイクルの楽しさ、喜びを手軽に体感!」を開発の狙いに、さらに入門者を始め幅広いユーザーに向けた「ニューライトシングルネイキッド」とされる。
出典:【ビデオ付き試乗記】楽しく、気持ちよく走れるホンダCB250F - Autoblog 日本版
250ccクラスのスポーツバイクではトップクラスであった燃費性能もさらに磨きがかかり、新たなピストンコーティングの採用によって、オイル保持性を向上させてフリクションロスの低減を実現している。加えて、高出力化に伴い、クランクピンの素材変更による強度向上、負荷増大に対応するためにバランサーのベアリングのサイズアップ等も施されている。
出典:【ビデオ付き試乗記】楽しく、気持ちよく走れるホンダCB250F - Autoblog 日本版
さらには、6速ミッションが全体にクロスしたレシオに変更されており、このCB250Fに大きな魅力をもたらしている。このミッションのおかげで、中速以上の回転域を常にキープして走ることが容易になり、タウンユースはもちろん、ワインディングでも機敏に楽しく走ることが出来るからである。
出典:【ビデオ付き試乗記】楽しく、気持ちよく走れるホンダCB250F - Autoblog 日本版
続いては、ヤマハから発売されている「MT-25」。
事業規模拡大を狙うグローバルなモデルとして、海外でも広く販売が予定されているネイキッドバイクです。
全体的に細く尖ったようなデザインで、最後部に伸びる鋭い尻尾が特徴的なMT-25は、そのややマニアックな外見にそぐわず意外にも扱いやすく、幅広い世代に支持される250ccバイクと言えるでしょう。
雨天時でも安定した走行ができるので、どんなシチュエーションにも対応できる万能型。
プライベートのお出かけはもちろん、通勤や通学にも利用できそうですね。
普段は、街中を俊敏に駆け巡る。
OFFの日は、ちょっと遠くのカフェまでツーリングもいい。
MTシリーズならではのパワフルな走り、
そしてクールなカラーリング。
ネイキッドは、こんなに自由で、楽しく、カッコいい。
MTなら、ふたりの毎日はもっと楽しくなる。
出典:特長紹介:MT-03/MT-25 - バイク・スクーター | ヤマハ発動機株式会社
MT-25
534,600円 [消費税8%含む] (本体価格 495,000円)
出典:MT-03/MT-25 - バイク・スクーター | ヤマハ発動機株式会社
車両重量がいずれも165kg、特にエンジンまわりが軽いために車体を左右にふっても軽い印象。足付き性の良さとあいまって、低速での取り回しも気負わずにできます。
出典:MTシリーズの末弟、ヤマハMT-25/03をMT-07オーナーが試乗してきました【ワンダードライビング】
最初に朝から降り続けた雨で黒く輝く路面にMT-25でコースイン。できれば晴れた日に乗りたいものだが仕方がない。かなり憂鬱な気分で周回を始める。ところが1周目を終え、2周目に入るやもうほとんど路面が濡れていることを忘れるくらいの勢いでコーナーに進入する自分に驚く!
出典:YAMAHA MT-25/MT-03試乗 | WEB Mr.BIKE
「これってMT-09のときと同じかも…」 そう、ハンドリングに関して言えば、あらゆる状況下において素直で従順、且つ乗り手の意思通り忠実に反応するハイレベルな操縦性を披露してくれるのだ。雨天でも不安を最小限に抑えてくれるMT-09譲りの懐の深さを確実に継承していることを確認した。
出典:YAMAHA MT-25/MT-03試乗 | WEB Mr.BIKE
最後にご紹介するのは、中国のスズキで生産され、日本でも販売されている「GSR250」。
とことん造形美にこだわられたなだらかなラインと、砂を蹴るようなツンと跳ね上がった尻尾が特徴的です。
250ccでありながら車体が大きめでゆとりがあるため、外見の鋭さから想像もつかないほどゆったりとした走りを楽しむことができると評判は上々。
生産が国外、というところに不安を覚える方もいるかもしれませんが、現地では日本人スタッフによって徹底管理されているそうなので、スズキ本来の品質はしっかり保たれています。
力強いフォルムが存在感を主張する。 エンジンの鼓動が心のビートを高鳴らせる。
アスファルトを刻むトルクがあなたを自由に解き放つ。
出典:GSR250|スズキ バイク
メーカー希望小売価格(消費税8%込み)
456,840円(消費税抜き 423,000円)
出典:GSR250|スズキ バイク
大きさゆえにタンデムした時にシート上の余裕がある。みっちり窮屈な感じがないから、ライダーだけでなく、後ろに乗った人もゆったり乗れるのがいい。さらに“オートバイを操っているぞ”感がある。車体がこじんまりしていると、取り回しは楽だけど、乗った姿の迫力が弱くて、操作して乗り回す征服感が小さいじゃない。
出典:短期連載「250の魅力を探る」シリーズ SUZUKI GSR250 | WEB Mr.BIKE
混雑した都市部でも、郊外を流しても、苦手な場面がない。日常的な交通の流れの中で、積極的にスロットルを開いて、唸るように回さないと物足りないワケでもなく、5速や4速の低く目の回転数でクルージングするのも心地よい。ギアチェンジを頻繁にしなくても、そのトルクのおかげで走れてしまう。しゃかりきにならなくていいゆったりした巡航が可能。それでいてスロットルを開ければ、最近の250モデルと比べ遜色ない加速と速さを持っている。
出典:短期連載「250の魅力を探る」シリーズ SUZUKI GSR250 | WEB Mr.BIKE
タンデム乗車(2人で乗車)時にシート上の余裕があるということは、彼女と二人で乗って出かける楽しみも増える、ということになりますね。
楽しみな一台です。
いかがでしょうか?飾らないながら力強いカッコ良さのあるネイキッドバイクの中でも、250ccクラスは維持費が安く、どこででも走りやすいのが魅力なのですね。
自分好みのものを見つけられたら、街中でも郊外でも様々な場所を駆けてみたくなってしまいそうです。
それぞれにデザイン、機能面で違った魅力のあるバイクですから、ぜひじっくりと吟味して、最も理想的なネイキッドバイクを手に入れてくださいね。