四国を駆け抜けるツーリングコース5選!4県制覇も夢じゃない
car_bikeクルマ・バイク2018.08.23
クルマ・バイク2018.08.23
長期休暇が取りやすく、風が気持ち良い春。特に大学生の中には、長い休暇をどうすればいい?と持て余している方もいるのではないか。
今回は「せっかくの休みだし、ちょっと遠くまでツーリングしたい!」と思うあなたのために「四国」に焦点を絞り、八十八か所の四国巡礼も夢じゃない!?おすすめのツーリングスポットやコースを5つ紹介しよう。これを読んでツーリングに出かければ、帰るころには心が洗われたようなスッキリした気分になるかも?
最初にご紹介するのは、観光気分で四国へゆったり出かけたい!という方におすすめの徳島「渦の道」。 美しい海を眺めつつ鳴門公園までバイクを走らせれば、そこに駐車場があるので、歩いて遊歩道を渡ることができる。 遊歩道を渡り展望室に辿り着けば、ぐるぐるとうねる圧巻!な大潮の姿が。
ガラス床も設置されており、空中散歩気分も楽しめるのだとか。 鳴門公園に戻れば、郷土料理を楽しめる飲食店やお土産物屋さんがたくさんあるので、ぜひ帰りに立ち寄ってほしい。 海風も気持ちよく、行きも帰りも充実したツーリングになりそうだ。
鳴門のうず潮を見る方法として、遊覧船以外には大鳴門橋の道路部分の下(写真の黄色い枠内)にある遊歩道(有料)を使うという方法があります。
通路の両側は金網(下約50cmはガラス)ですから潮風を浴びながら歩くのも楽しいものです。そして、途中4箇所に休憩スペースがあり、海側にやや張り出したガラスの眺望スペースと反対に休憩用のベンチ、そしてガラス床(写真下左)があります。このガラス床(畳1枚分)の上を歩くと、海面まで約45mですから空中散歩の気分が楽しめます。
出典:Bike de フラット
注意点
この歩道は、落ちないように壁が網になっていますが、風を受けないようにするために網しか有りません。この時期は無茶苦茶寒いです。厚手のジャンバーが要ります。少し早めに着くと渦が出来るまで待つこともできないですよ。
出典:ライダーの思いつき
続いては、四国坂出北ICから8.3キロメートルのところにある「与島(よしま)パーキングエリア」。
こちらは四国のパーキングエリアの中でも絶景のビューポイントとして知られており、瀬戸大橋が一望できるほか、夕陽の名所とも言われている。 売店やフードコート、展望台など施設も充実しているので、彼女とのデートツーリングにも良いだろう。
瀬戸中央自動車道海峡部のほぼ中央に位置する与島PAは、絶好のビュ一ポイント。第1駐車場に隣接する与島プラザには、フードコート、売店、道路案内所などがあります。また、与島プラザの展望台からは、多くの島々や行き交う大小さまざまな船舶をパノラマで展望できます。
出典:はしやすめ
与島パーキングエリアは、本州と四国を結ぶ瀬戸大橋の途中にある唯一のPAとして人気。瀬戸大橋を間近に望むほか、夕日のスポットとしても知られ、「日本一夕日の美しいスポット」の看板の通り、絶景のビューポイントとなっている。
出典:日産ドライブナビ
与島から、美しい夕日を見ることができます。夕日が、ゆっくりと瀬戸内海に沈んでいく様子は、とてもロマンチック。デートスポットとしておすすめです。
出典:はしやすめ
瀬戸内海の島々や、雄大な瀬戸大橋を下から眺めることができるビューポイント。飲食店や売店、展望台など充実した設備が整っている。高速道路の上下線共通のパーキングエリアのため、島から出るときは岡山方面と香川方面を間違えないよう注意。
2006年のゴールデンウィークに訪れた際は、雲ひとつない空で疲れが吹き飛ぶ絶景を眺めることができた。東京・名古屋・大阪方面と四国を結ぶルートは、鳴門大橋の方が断然近いのだが時間と体力、心に余裕があればぜひ瀬戸大橋経由もぜひ検討を。
出典:ツーリングスパイス
続いては、高知県と愛媛県にまたがる広大な台地「四国カルスト」。 こちらは「カルスト台地(石灰岩をはじめ水に溶解しやすい大地が、雨水や地下水などによって浸食されてできる地形)」という珍しい形状で、山口県の秋吉台や福岡県の平尾台と並び「日本三大カルスト」にも認定されている。
県境なので愛媛と高知を走り抜けるツーリング計画も立てやすく、周辺には天狗高原やスキー場、道の駅など施設も充実しているため、長距離のツーリングコースとしても人気があるようだ。 四季折々に魅力的な風情が味わえるほか、晴れた日の早朝から出かければ雲海が見える事もあるらしい。広大な山々に囲まれて清々しい走りが楽しめそうだ。
所在地[編集]
愛媛県:西予市、上浮穴郡久万高原町、喜多郡内子町
高知県:高岡郡檮原町、高岡郡津野町
出典:Wikipedia
11/12【土】 自宅>しまなみ海道>R196・R11・R194>瓶が森林道>石鎚山スカイライン>面河渓>R33・R440・R197>梼原 ライダーズイン雲の上(泊)
11/13【日】
ライダーズイン雲の上>R197>四国カルスト 天狗高原>R440・R33>松山>R196> しまなみ海道>自宅
出典:883R旅日記
この日は四国カルスト,佐田岬,しまなみ海道を走るコース 四国カルストは,雨だとガスが出て全然景色が楽しめないようだけど,朝から晴れてくれました。
出典:883R旅日記
日本三大カルスト(四国カルスト、山口県の秋吉台、福岡県の平尾台)のひとつで、その中でも最も高い標高からは石鎚山などの周辺の山々が一望できる。
西から大野ヶ原、姫鶴平(めづるだいら)、五段高原、天狗高原(てんぐこうげん)(標高1485m)まで、なだらかな山肌には、夏は草に覆われた緑のじゅうたん、秋はススキが一面に広がり、一年を通して四季を楽しむことができる。
出典:Wikipedia
・大野ヶ原(四国カルスト西部、西予市)
ドリーネと呼ばれるすり鉢状の地形の中に集落が形成されている。酪農が盛んな地域。・道の駅ゆすはら(檮原町)
オートバイ旅行者のための宿泊施設「ライダーズイン雲の上」やプールが有る> 梼原町にも風力発電の風車が2基設置されている(梼原町太田戸119-1)
出典:Wikipedia
続いては、四国徳島県と高知県に跨る彫刻のような美しい渓谷「大歩危(ぼけ)峡・小歩危峡」。 大歩危は天然記念物にも指定されており、舟下りや秋の紅葉など、絶景が楽しめる観光スポットとして有名だ。
特に大歩危~祖谷渓間のツーリングが人気があるようで、途中には温泉や「えっ?ここにいるの!?」と驚いてしまうような意外な所にいる小便小僧も。 秋の紅葉はもちろん、夏場には美しい新緑が迎えてくれるだろうから、きっと気持ちよくツーリングを楽しむことができるはずだ。
- 所在地
三好市山城町重実~上名- 営業時間 定休日無休
- 料金 無料
- 駐車場 無
- 交通
井川池田IC→国道32号(高知方面)→(全行程:車で約35分) JR大歩危駅下車→徒歩30分~1時間 または車で5~20分- 連絡先 三好市観光案内所
- TEL 0120-404-344
- FAX 0883-76-0876
出典:大歩危・祖谷観光NAVI
結晶片岩が水蝕されてできた溪谷は、大理石の彫刻がそそりたっているかのようで、春は桜・秋は一面の紅葉が清流に色をそえ、スリル満点の舟下りが楽しめる。
大歩危の下流約3kmが小歩危。大歩危より構えは小さいが、奇岩怪石の妙と小歩危砂岩片岩と称される岩肌の美しさは、大歩危片岩に劣らない魅力をもっている。大歩危は、平成26年3月18日に国指定天然記念物に指定され、平成27年10月7日には国指定の名勝にも指定された。
出典:大歩危・祖谷観光NAVI
「大歩危小歩危(おおぼけこぼけ)」は、2億年の時を経て四国山地を横切る吉野川の激流によって創られた約8kmにわたる溪谷で、大理石の彫刻がそそりたっているかのような美しい景観を誇ります。
そのちょっと変わった名前の由来は、断崖を意味する古語「ほき(ほけ)」から付けられたという説と、「大股で歩くと危ないから大歩危」、「小股で歩いても危ないから小歩危」という説があります。
出典:阿波ナビ
最後にご紹介するのは、4県全部制覇しちゃう!?四国巡礼地を回る「八十八か所お遍路ツーリング」。 「お遍路」とは、四国にある八十八か所のお寺を回って納経帳(朱印帳のようなもの)にその印をもらうという旅で、基本的には徒歩で行うものが有名だが、ツーリングも人気があるのだとか。
どこから行かなければならない、というコースは決まっていないが、基本的には既に行った人のものを参考に、効率よく回った方が良い。 所要時間は通常2週間と長いが、慣れれば、あるいは1か所での滞在時間を短くすれば1週間でも可能。
注意点としては、荷物はなるべく最小限に持つこと、ガソリン補給や宿の手配は余裕を持って行うこと、マイペースに、焦らずツーリングすること、また来られるだろうと簡単に考えず、与えられたチャンスは最大限に活かすことなど。
四国4県にある、88箇所の札所(お寺)の総称。全工程は1,400kmを超える。弘法大師によって開かれた。 この88箇所を巡礼してまわる人を「お遍路さん」と呼ぶ。 歩いてまわる巡礼も有名だが、バイクでまわる「お遍路ツーリング」も有名。
住所:徳島県・高知県・愛媛県・香川県
所要時間:約2週間
出典:ツーリングWEB
- 9月20日
自宅→高速→和歌山→南海フェリー→徳島→第1番霊山寺(徳島県)・・・・・・第11番藤井寺→宿坊 第7番十楽寺 184km- 21日
第12番焼山寺(徳島県)・・・・・・第24番最御崎寺(第24番最御崎寺から高知県)→民宿 太田旅館 254km- 22日
第25番津照寺(高知県)・・・・・第37番岩本寺(高知県)→民宿 まるか旅館 223km- 23日
第38番金剛福寺(高知県)・・・・・(第40番観自在寺から愛媛県)・・・・第46番浄瑠璃寺(愛媛県)→YH 松山YH 417km- 24日
第47番八坂寺(愛媛県)・・・・・第64番前神寺(愛媛県)→YH 新長谷寺YH 210km- 25日
第65番三角寺(愛媛県)・・・・・丸亀城の観光・・・・(第66番雲辺寺から香川県)・・・・第78番郷照寺(香川県)→YH 海岸寺YH 126km- 26日
第79番天皇寺(香川県)・・・・・第88番大窪寺(香川県、結願)→YH 徳島YH 197km- 27日
徳島→南海フェリー→和歌山→高野山奥の院→自宅 自宅 163km
出典:ロングツーリング
アドバイスその1:荷物は最小限に
画像でお分かりのように、愛車Pちゃんは後ろの荷台が広くて、荷物が沢山のる。なので、家を出る時は、あれもこれもと乗るだけ載せて出発した。
が、あろうことか、四国の酷道険道で何度も転倒。立ちごけではなく、Uターンごけ。こけてから見ると、微妙に坂道になってたりする。初心者が、そんな道でうまくUターンできるはずもない。
出典:きらり桜子日記
アドバイスその2:地図は現地で
旅は準備が楽しい。 と、私は思っているので、四国遍路に出かける時も、わくわくしながらネットで遍路グッズを買いそろえた。 輪袈裟・白衣・頭陀袋・線香・蝋燭・経本・納経帳・納経軸・納札・遍路用ガイドブック・地図…
何が肝心って、お遍路さんには地図が命。だが、これがまたピンキリなんだわ。 自宅にいるときは、まあ、これくらい詳しかったら問題ないやろ、と選んだ本が、さっぱりだったりする。
で、現地の、たとえば、1番札所の霊山寺なんかの販売所には、ネットや四国外では売ってないようなマイナーなガイドブックが売られてたりする。おお、これがほしかったんだよね!というような、必要かつ詳細な情報満載の、わかりやすい地図が色々ある。自分のより数段いいので、結局ここで買い換えることになった。
出典:きらり桜子日記
アドバイスその3:ガソリン補給はこまめに、小銭の準備は多めに
愛車Pちゃんは250なので、タンクがそんなに大きくないこともあり、補給にはことのほか神経質になった。スタンドがあれば、大して減ってなくても補給した。あるだろうとたかをくくって走ってたら、そのまま、山中に突入ってこともあるので。
私が行った時、四国のガソリンスタンドのマシンで、現金のお釣りが出ないところがあった。お釣りは、そのスタンドのチケットが出たりする。二度と来ないのに!と思いながら、泣く泣く500円券を取ったこともあった。今はどうなんでしょ。
アドバイスその4:宿の手配は3時までに
私は、野宿ではなく宿に宿泊した。さすがに、レディがひとりで野宿はないやろ〜と思ったので、宿も妥協せず、ちゃんとしたところに泊った。 初日の松山の寺で、原付ライダー遍路さんから、宿の取り方を教わった。
彼が言うには、3時頃になったら後が読めるので、携帯で宿の予約を取ったほうがいい、夕方になると、取れなくなることがある。ということだったので、巡礼中、毎日、3時頃を予約タイムにした。おかげで、あぶれるということはなく、快適な旅ができた。四国のお宿は、どこも食事が素晴らしく美味しい。豪華な食事ではないけれど、自然のうまみたっぷりで、全くグルメではない私でも「う、うまい…」と感激するほど。
アドバイスその5:ツーリングはマイペースで
どれくらいで廻れるか、というのは結構悩ましい問題で、車やバイクなどで廻る場合、1週間という早業のお遍路さんもいる。とある寺で会った四国在住のドライバーは「ぼくなんか1週間で廻ってしまいますよ。これで5巡目」と言っていた。
巡礼に要する時間というのは、道をどれだけ知っているかや札所での滞在時間などによって、かなり変わってくる。私のように、寺でゆっくり読経納経写真撮影+超方向音痴(道に迷う)+ついでに観光旅行(美術館、水族館、鍾乳洞、お城、神社etc)+連日レイトスタート・アーリーフィニッシュなライダーは、2週間以上かかる。遍路期間は自分次第。巡礼していると、妙に自慢げに早さをアピールするお遍路さんがいるが、一体何が自慢なのかさっぱり分からない。
アドバイスその7:白衣は堂々と
最初は、白衣を着るのが本当に恥ずかしい。いくらなんでもあんまりやろ…と我ながら恥ずかしくて恥ずかしくて、しかし、せっかく用意した「正装」なのに、普通の服で、観光客みたいにお参りするわけにもいかない。ものすごく悩みに悩んで、えいっと決断して着ることにした。 白衣には、最初、抵抗があるかもしれないけれど、四国では全然大丈夫なので、ひとりでも堂々と着用すること。
出典:きらり桜子日記
アドバイスその8:ビギナーはひねらないこと
初心者は、逆打ちはやめたほうがいいと思う。よほど土地勘もしくは方向感覚があれば別だけど。四国では、道路の案内標識に次の札所の行き方が示されている。大きな道なら、素直にそれに従って行くと、難なく次の寺にたどり着ける。
しかし、逆向きに廻ると、その助けが全くないので、無駄にうろうろして、さっぱりたどり着けないなんて事態に陥ってしまう。←私です。そんなこととはつゆ知らず、フェリーで到着したての松山市近辺で、順番無視して適当に廻って、探し当てるのにものすごい苦労した。順番通りに回れば表示があると気づいたのは、順行に戻ってから。迂闊だった。
アドバイスその9:予算があればプラスアルファ
もし費用に余裕があれば、納経帳だけでなく、納経軸や納経額、判衣などにも集印すると、あとの満足がさらに大きくなると思う。巡礼中は、すぐまた来れるさ、と思ってしまうが、実際問題、そうそう行けるものではない。出会いはすべて一期一会。いただいたチャンスを最大限に生かしたい。
出典:きらり桜子日記
いかがだろうか?四国は絶景スポットが多いことで知られているが、ツーリングに最適な場所やコースがこんなにたくさんあるのだ。 長距離ツーリングになると疲労も溜まるものの、きっと美しい風景を眺めれば、そんな気持ちも吹き飛ぶはず。
ぜひ四国ツーリングで、休暇の想い出をたくさんつくってみてほしい。