40代だから今こそ乗りたいクルマ【輸入車編】
car_bikeクルマ・バイク2018.08.08
クルマ・バイク2018.08.08
分別をわきまえた40代の大人の愛車には、長い伝統に裏付けされた確かな品質と性能が備わっているべき。そう美侍では考えます。いたずらに流行を追いかけるのではなく、個性を押し付けて悪目立ちすることのない品格を備えた一台こそを選びたいもの。そんな40代の大人男子に似合う輸入車3台をお届けします。
紳士の国イギリスで誕生したレンジローバー。英国王室御用達という輝かしい称号を持ち、今もプレミアムSUVの頂点に君臨し続けています。
道なき道を突き進む強靭な動力性能、頑強なるボディ構造はSUVの常ですが、このレンジローバーをレンジローバーたらしめる最大の魅力は洗練された居住空間。武骨なスタイリングもひとたび車内に足を踏み入れれば、そこに広がるのはラグジュアリーな空間。一流の高級家具にすらひけをとらない上質なウッドパネルと極上なレザーを惜しみもなく使い、荒れ果てたラフロードの上でさえも高級ホテルでのひとときに変えてしまう魔法を持ち合わせています。
1970年に登場したレンジローバーも現在では4世代目。近年には多くの姉妹車がラインナップされていますが、その中でも美侍では新しく仲間入りしたレンジローバー ヴェラールをおススメします。
レンジローバーらしいスタイリングを残しつつ、日本でも取り回しがしやすいようにボディサイズがコンパクト化されたヴェラール。全グレードともフルタイム4WDとレンジローバーの走破性はそのままに、よりモダンでラグジュアリーへと進化を遂げました。
特にボディサイドから眺めたスタイリングは、レンジローバーさえも凌駕するほどの美しさ。エレガントでありながら悪路における走りにも強いヴェラールこそ、ポテンシャルを秘めた大人の余裕を感じさせてくれるのではないでしょうか。
セダンというカテゴリーにとらわれず、新たに4ドアクーペというジャンルを築き上げたメルセデス ベンツCLSシリーズ。弧を描くような流麗なスタイリングを4ドアセダンに融合させた4ドアクーペの嚆矢的な存在です。
2005年のデビュー当時は大反響を呼んだCLSが、2018年夏に第3世代へとフルモデルチェンジを行ないました。メルセデス ベンツのチーフデザイナー、ゴードン・ワグナーが掲げた「Sensual Purity(官能的な純粋さ)」という思想を見事にスタイリングで表現した最新のCLSは、メルセデス史上最も美しいとさえ評する人もいるほど。4ドアという優位性を保ちつつ、美しさを兼ね備える4ドアクーペこそ、分別のある大人の車選びといえるのでは。
モータースポーツでフィードバックされた技術を惜しみなく注ぎ込み、ワンランク上のスポーツ走行を実現させるために誕生したBMWのMシリーズ。Mのロゴマークは伊達ではなく、その運動性能の高さから歴代のMモデルは“羊の皮を被った狼”と呼ばれてきました。
現行版のMシリーズはM2からM6まで5台(SUVは除く)がラインナップされていますが、その中でも特におススメなのがM2というモデル。コンパクトというにはもったいほど堂々たる体躯にBMW伝統のシルキーシックス(直6ツインパワーターボエンジン)を搭載し、美しい咆哮に合わせ極上のドライバビリティが味わえます。
トランスミッションには7速DCT(ダブルクラッチ)と6速MTが用意され、ドライバーの意のままに操ることが可能。迫力あふれるフロントマスクはMシリーズだけの専用デザインで、室内も同様にM専用インテリアが奢られます。
控えでありながら、その内に獰猛な走りのイデオロギーを宿したM2は、いつまでも子供の心を忘れたくない大人にこそ似合う一台なのです。
素敵な車に乗っていても、汚れていては台無しに。もちろん大事な愛車だからこそ、メンテナンスを欠かさない方がほとんどでしょう。
でも、社内の臭いの気遣いは足りていますか?自分では気にならなくても、もしかしたら臭っている可能性も大。そんなときは、衣類用の消臭剤で愛車の香りも素敵に仕上げましょう。