40代サラリーマンの7割が間違っている習慣【体臭対策】
mensbeautyメンズビューティー2018.07.04
メンズビューティー2018.07.04
人間の五感のひとつにあたる「嗅覚」へと訴える体臭は、その発臭源である人間の印象に大きな影響を与える。
例え香水の力で香しい芳香を漂わせている女性でも、皮1枚めくれば、内臓は悪臭だらけ。自分たちの身体から発せられるニオイなのに、それを悪臭と感じてしまうアンビバレンツを、我々は抱えているのだ。
またプロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン株式会社が、2015年に20~30代の女性を対象とした調査を行ったところ「男性は自分自身のニオイに無頓着または鈍感で、対策が不充分」という回答が多数を占めたという。また彼女たちの嫌がるニオイの1位はたばこ、2位は汗、3位は体臭と言う結果だった。
やはり大人の男は女性たちの努力を見習い、具体的な消臭に励まなくてはならないようだ。
男の身体から発生している数々の悪臭を抑えるための今日からできる対策を、レベル別に紹介していこう。
最初に「周囲の気のおけない人たち」から、ニオイを指摘された経験が未だない男性向けの対策を。「体臭対策なんて、何をやればよいのかわからない」と戸惑っている初心者も、まずここからスタートすると良い。
ニオイ対策の基本は、きちんと皮脂汚れを落とすことから。「石鹸ならなんでもいい」「いい香りのする石鹸がいい」は間違い。
毎日のバスタイムで使用する「石鹸」を、体臭対策専用のアイテムに切り替えることで、自然に体臭予防が習慣化できる。
出勤前に、腋の下をケアする制汗剤の習慣化は必須。汗が放つ悪臭のほとんどは、汗腺の密集している腋から発生している。外回りなどで汗をかかないビジネスマンでも、携帯しておきたい。「暑い季節だけでいい」は大間違い。夏場だけではない。冬場は特に汗が「濃く」なると言われているので、その分、ニオイ対策にも油断は禁物だ。
50ml/オープン価格
腋の下に塗布するロールオンタイプの制汗剤で、ドラッグストアなどでも簡単に入手できる手軽さが魅力。価格は1,000円前後とリーズナブルなので、すぐに始めやすい。発汗を48時間抑制する効果があるため、ニオイの発生を必要以上に気にしなくても済むようになる。
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次は「夏はある程度許されるかな…」と思いつつも、周囲の人の嫌な顔が気になっている男性向けの対策を。ニオイ対策は、洗い、制汗剤で予防する「外側からの対策だけで十分」は間違い。身体の内側に目を向けた消臭アプローチに励むべし。
抗酸化作用や整腸作用のある成分を含んだサプリメントを習慣化することで、身体の内側からニオイ対策に励むことができる。
次は「上記のような対策はすでに行っており、消臭はほぼ完璧。さらに芳香をプラスしたい」という上級者向けの対策を。もちろん、基本的な体臭対策をせずに「香水だけ」で対策するのは、もっとも大きな間違いであることは言うまでもない。
香水の使用を習慣化することで「悪臭がしないだけでなく、いいニオイがする男性」を目指す。ただし、付けすぎには要注意。香水のニオイをプンプンさせている男性は、体臭が臭い男性と同様に嫌われる。あくまで「ほのかに香る」程度を目指すことが肝心だ。
いくら身体を無臭化させても、スーツにさまざまなニオイが染み着いていては意味がない。定期的なクリーニングは必須だが、取り急ぎニオイをカットしたい場合に役立つアイテムも常備しておこう。一般的な消臭剤をかけるのもアリだろうが、大人の男なら消臭スプレーにもこだわりたい。