“誤解されて人生終了”を避けるために… 痴漢冤罪の対策方法を知ろう
lifestyleライフスタイル2018.11.21
ライフスタイル2018.11.21
痴漢の冤罪かどうだか知らないが、つい1~2年前には(編集部注:この記事は2018年11月22日にアップしています。)、痴漢疑惑からホーム飛び越えて線路逃走する人が東京ではチラホラといた。
たしかに、一度捕まってしまうと、無実であってもほぼ100%痴漢断定される。これはやるせない。逃げる気持ちもわかる。上野では「この人痴漢です!」から始まり、どういうわけかビルから転落して命も落とした人もいる。痴漢というのはラッシュの魔物といっても大げさではないだろう。
そして、痴漢を全くしなさそうなイメージであっても、痴漢というレッテルは永遠に消えない。そう、「あの人ってチカンするような人には見えなかった」で終わるのだ。
これはキツイ、家庭崩壊まっしぐらだ。
さらに捕まってしまうと、会社に電話ができないため、大きく信用を落とす。
しかも理由が「痴漢」だ。
これはキツイ、クビまっしぐらだ。
毎朝毎晩ラッシュに耐え、家族のためにランチを500円に抑え、たまの休みの子供とのふれあいしか安らぎがなくなった40代には、あまりにもひどい仕打ちだ。
そして、「昼間のパパは男だぜ」と思っていた子どもたちも違う意味の「男」を感じてしまう。そりゃないよねキヨシロー。切なくて書いてるうちに泣きそうだ。
痴漢は人生を壊す。大切な家庭も壊す。仕事もなくなる。そうならないための予防法を説明しよう。
女性はすべて敵だと思え。
相手も男は全員痴漢だと思っている。だから気にすることはない。とにかく敵だ。敵はどんな攻撃を仕掛けてくるかわからない。これは年齢は関係ない。とにかく、気をつけるんだ。
俺たちの武器はない。しかし女性が「この人痴漢です」と叫んだ日には、乗客そして車掌さんと駅員さん、次の停車駅の乗客も敵に回る。
「やれやれとんだ災難だぜ。」なんてハンフリー・ボガードを気取ったところで、痴漢疑惑のおじさんだ。
どんなに清潔にしていても、なぜか「小汚い」おじさんになってしまう。まったくだぜ。そうならないためにも、まずは女性に近づかないことだ。
特に、車両の中(つり革のあるほう)ではなく、出入り口付近は危険だ。もちろんつり革も危険だ。何をしてても危険だ。ただの痴漢をしそうなおじさんと思われていることを、忘れないでおこう。
まず、リュックサックはやめろ。できれば薄めのカバンが良い。それをまずは肩から斜めがけだ。
いい齢したおっさんの斜めがけはなかなか勇気のいることだが、360度敵の接近戦、この危機的状況をどう切り抜けるか?に文字通り人生がかかっている。とにかく手を下げる理由になるものは持たないことだ。
ちなみにリュックは、前にしようが後ろにしようがとにかく邪魔だ。邪魔というだけで憎悪が痴漢にさせてしまうかもしれない。
そう、女性(敵)の感情を逆なですることはともかく気をつけるのだ。
ラッシュ時の女性は手負いの狼。たとえピンヒールにおろしたての革靴が踏まれようとも、足の親指が内出血になろうとも、悪いのは「おっさん」である自分、無防備でサバンナに来てしまった自分を悔いるのだ。狼はサバンナにはいない。
そして、不格好でもいい、とにかく手を上に。
そう、娘(息子)が幼き頃、歌っていたヒゲじいさんの歌を思い出そう。
♪トントントントン「手は上に」だ。
キラキラ無用。とにかく上だ。
とはいえいきなり「手を上に」は逆に不信感を持たれてしまう危険性もある。ここは腕組みと洒落込もう。
…
…っ!!
危ない!!隣の女性の二の腕に肘があたっている!
痴漢はなにもお尻だけではない。胸、背中、ありとあらゆるところで痴漢冤罪は発生する。やはり「ヒゲじいさん」するしかないのだ。
すまない娘(息子)よ、君が幼少の頃、一緒にやってとせがんだ「ヒゲじいさん」、今、お父さんは見知らぬ女性のためにやっているよ。
……話がそれたな。
この手を上げるポーズには、降参という重要なメッセージも含まれる。前述したように、女性は敵だ。女性に敵意のないこと、完全降伏していることを示すのだ。これで女性も敵から支配者に変わる。もちろん手を上げたままだ。腰はやや引き気味なことを忘れないように。
女性は特に匂いを嫌う。自分たちの口臭や体臭は気にならないのに、男性の臭いに尋常なく敏感だ。汗臭・加齢臭・食事臭・タバコ臭すべてが女性の嫌悪の対象だ。まるで親の仇のように憎まれる。
そして、無精髭なども不潔に思われる。たとえ臭いがキツくなくても、鼻息が荒かったり、なぜか口からペチャペチャ音が出るだけで不潔・痴漢と認定される。
認定ではない、断定だ。
そうだ、地獄はそんな遠くない、ラッシュの電車にあるのだ。
その汗臭や加齢臭を抑えるためにまずはエチケットが大切になる。努力は認められない。結果が全てだ。嫌疑が掛かる前にありとあらゆる手段を講じて、自分が人畜無害なバンザイ野郎と思わせないとイケない。
ということで、匂い対策はなによりもはじめに行うべき痴漢冤罪対策だが、ここで見落としがちなのが衣類の匂いケアも同時に行うということ。
匂いの元は体から出ているものだが、それが衣類についてしまっていたら元も子もない。上記の4大臭が衣類に付着し、おじさん特有の嫌な匂いを放っているのだ。これらにピンポイントに作用するのが、プレミアムスーツリセッター(アンドジーノ)だ。
古来から衣類の消臭などに幅広く使われている「柿タンニン」や、匂いの原因である雑菌の繁殖を防ぎ消臭効果を発揮する「茶葉エキス」、匂いを不揮発化して中和・分解する「サトウキビエキス」の3つの消臭成分で、男性特有の衣類臭を徹底消臭。男性の衣類臭を消したうえに、&GINO(アンドジーノ)オリジナルメンズ香水「ジーノストーリア」のグリーンシトラスの香りがほのかに香る。
プレミアムスーツリセッター(アンドジーノ)を
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いろいろな対策を講じたにもかかわらず、天は我を見捨てたかと嘆いてしまう日がある。雨だ。
雨、それは恐怖。
折り畳み傘をしまうとカバンが膨れてしまう。染みたカバンが女性にあたり痴漢だ。
普通の傘も手を下にしてしまう。手の甲が電車の揺れのたびに女性にあたり痴漢だ。
もはや雨の日は冤罪を防ぐ手立てはないかに見える。このままでは社会的死を迎えてしまう。(どうする俺…)と脂汗をかいてしまうだろう。
この脂汗は体臭の原因になるので、先ほど紹介したプレミアムスーツリセッターでデオドラントして、一旦落ち着こう。
そう、俺達にできること、ビニール傘を乗る前に乗車駅に寄付するのだ。
傘なんて、ランチを我慢すれば買えるじゃないか。また夕方に買えばいいんだ。降車駅から会社にいくまでに雨にぬれても仕事中に乾くじゃないか。電車に乗るたび買い換えるんだ。外回りのときはラッシュを極力避けるしかないが、内勤ならこの方法でリスクは回避できる。
雨の日はさらに混むことが多いが、傘を寄付することで、危険を大幅に回避できる。オススメだ。
この4つを守っていれば、痴漢のリスクは著しく下がるはずだ。
お金のことは気にするな。
ちょっとランチを我慢すれば済むことだ。