美侍

キャピタルゲインってなに?意味や活用法をご紹介!

不動産や宝石、株や債券などの資産がある場合、重要となってくるのが「キャピタルゲイン」というもの。これは日本語で「譲渡益」とも訳されますが、一体何をどのようにして「譲渡」した「利益」と言うのでしょうか?今回はキャピタルゲインの言葉の意味や効果的な活用法など、気になる疑問を解消します!キャピタルゲインについて詳しく知れば、自分が持っている資産をどのように運用すれば損をしないか、そのヒントになるかもしれませんよ。

「キャピタルゲイン」って、一体なに?

キャピタルゲインとは、株をはじめとした資産を購入した時と売却した時の価格を比べ、売却した時の方が多い場合に発生する譲渡益のこと。
株式投資をされている方には分かりやすいと思いますが、株は安く買い、高く売るというのが最も重要ですよね。
購入額と売却額に差があればあるほど、キャピタルゲインが大きい、ということになります。

ちなみに税金についてですが、キャピタルゲインも「譲渡所得」として所得に含まれますので、金額によっては税金を支払わなければなりません。
ただし、株式投資の場合は損失が出た金額との比較で、利益が20万円以下になればその必要はありません。

キャピタルゲインは、資産を売却した時の譲渡益のこと!

キャピタルゲイン(Capital Gain)とは、譲渡益のことです。
株式や不動産の、取得時の価格と売却時の価格の差から得られる譲渡益をいいます。

出典:http://www.homes.co.jp/words/k2/525001099/

所得とは別に課税されるので、金額によっては確定申告しよう

有価証券や土地などの資産の売買によって得られる差益のこと。売買差益に対しては、他の所得とは別に課税される(キャピタル・ゲイン課税)。

出典:https://kotobank.jp/word/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%94%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B2%E3%82%A4%E3%83%B3-178894

キャピタルゲインは税務上「譲渡所得」となり、個人の場合には原則として申告分離課税です(キャピタルゲイン課税)。

出典:http://www.homes.co.jp/words/k2/525001099/

株式投資だけでなく、持っている資産に関わることも!

キャピタルゲインは株式投資においてだけでなく、不動産や宝石、車など、自分が持っている様々な資産を売却した場合にも発生します。
株をやっていなくても、自宅や車、アパート、マンションなどを所有している場合は将来的に関わってくるかもしれません。

ちなみに、株式投資の場合、キャピタルゲイン課税は現在20%とかなり高めの比率となっていますが、不動産の売却に関して譲渡益があった時は、金額によって特別控除を受けることができます。
確定申告の資料として、譲渡益が出た際にはしっかりと控えておきましょう。

キャピタルゲインは、不動産等の資産にも関係する!

キャピタルゲインとは、不動産を購入し、それを購入金額以上の値段で売却することで得られる収益のことです。例えば、不動産を100万円で買って150万円で売れば、50万円がキャピタル・ゲインです。

出典:http://www.amenity-staff.com/guide/page04.html

株式の場合、キャピタルゲイン課税は20%!

株券の売買によって得た収益を「譲渡益」と言いますが、この譲渡益に課せられる税金を「譲渡益税」と言います。

この譲渡益税は「申告分離課税」として扱われ、給与所得などの他の所得とは別に納税額を算出して納めなければいけません。

出典:http://win-guide.com/b-zeikin.shtml

平成19年までに得た譲渡益には10%(所得税7%+住民税3%)の税金が課せられますが、平成20年以降に得た譲渡益に対しては20%(所得税15%+住民税5%)の税金を納めなければいけません。

出典:http://win-guide.com/b-zeikin.shtml

不動産を売却する場合は、特別控除を受けられることも!

(1) 3,000万円の特別控除の特例
 長期譲渡所得又は短期譲渡所得のどちらに該当する場合でも、一定のものについては、課税譲渡所得の金額を計算する上で最高3,000万円が控除されます。

譲渡所得-特別控除=課税譲渡所得金額
譲渡所得:譲渡価額-(取得費+譲渡費用)
特別控除:3,000万円(こめ)

出典:https://www.nta.go.jp/shiraberu/ippanjoho/pamph/koho/kurashi/html/05_2.htm

「キャピタルロス」「インカムゲイン」も合わせて覚えよう!

キャピタルゲインと合わせて覚えておきたい用語が「キャピタルロス」と「インカムゲイン」。
キャピタルロスはキャピタルゲインとは真逆の意味で、持っている資産を売却したことによって発生する損失のことを言います。
通常不動産や車などは経年劣化するものですから、価格が下がってキャピタルロスが生じることが多いですね。

これに対し、インカムゲインは「資産を所有することによって定期的に得られる利益」のことです。
例えば株なら配当金や株主優待を指しますし、アパートやマンションの場合は家賃収入を指します。

キャピタルロスは「売却時の損失」のこと!

投資した時の価格よりも売却時の価格が低い事による売買損失の事を言います。

出典:https://kotobank.jp/word/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%94%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%82%B9-775107

インカムゲインは「資産を手放さず得られる利益」のこと!

インカムゲインとは、資産運用や投資に対する利息のことで、資産を手放さずに安定的、継続的に得られます。元本に対する1年間のインカムゲインの割合をパーセンテージに表したものが「利回り」といい、収益性の指標になります。

出典:http://www.amenity-staff.com/toshi/p2/p2.html

株式投資のインカムゲインは主に「配当金」!

株式投資の場合は配当金、預貯金の場合はは利息や受取り利子、投資信託などの場合は収益分配金のことを表します。

出典:http://www.amenity-staff.com/toshi/p2/p2.html

不動産投資のインカムゲインは主に「家賃収入」!

不動産投資でインカムゲインに当たるのは、不動産を賃貸し、月々の賃料収入を受け取る家賃収入益のことです。
不動産投資でよく表記される、『利回り』と表記されているのは、このインカムゲインについてです。

出典:http://www.amenity-staff.com/toshi/p2/p2.html

キャピタルゲインとインカムゲイン、どちらを優先する?

さて、株や不動産に投資をする時に悩むのが、キャピタルゲインとインカムゲイン、どちらを優先すべきか?という問題です。
株式投資の場合は一般的にはキャピタルゲインが優先されますが、不動産の場合は避けて通れないのが建物の劣化ですから、インカムゲインを優先すべきなのだろうか……?と迷う方は多いよう。

これに関しては「絶対にこちらを優先すべき!」という明確な答えはないようです。
購入する株や不動産にもよりますし、各々の考え方にもよります。
売って損をするよりも、配当や家賃収入で継続的に収入を得られる方がいい、という保守的な考えの方はインカムゲインを優先すべきですし、リスクを負っても大きな利益を出したい、という方はキャピタルゲインを優先すべきでしょう。

ただし、長期的な眼で見れば、損をすることが少ないインカムゲイン型の投資を優先すべき、という声もあるようです。

投資を行っていくと、恐らく一回は悩むことになるのが、キャピタルゲインとインカムゲインのどちらを優先すべきか?ということです。

出典:http://ecfree.kzfrts.com/entry46.html

どちらを優先すべきかは、状況や考え方によって様々!

正直、この問いに対して正解はないのだと思います。人によって考え方も違ってきますし、同じ人でも時期や取り巻く環境によって、回答が変わって変わってくると思います。

出典:http://ecfree.kzfrts.com/entry46.html

不動産投資はインカムゲイン型、株式投資はキャピタルゲイン型

インカムゲイン型の投資は、長期保有することによって定期的なインカムが得られるものである。不動産投資などがそれにあたる。

キャピタルゲイン型の投資は、安くい時に買って高いときに売るものである。株やFXなどがそれにあたる。

出典:http://habamaoh.com/archives/2398

リスクを減らしたいなら、インカムゲインを優先した方がいい!

優先すべきはインカムゲイン型の投資である。キャピタルゲイン型の投資は、投資案件の日々の変動が気になり、目先の利益に囚われてしまう。そうなると、インサイダー情報を得たCIAのカモになってしまう。株やFXの短期的売買などは論外である。

出典:http://habamaoh.com/archives/2398

資産を効果的に活用し、キャピタルゲインを狙おう

いかがでしょうか?キャピタルゲインは株式投資や不動産投資をする上で重要なものですが、見誤るとキャピタルロスを生むこともあるのですね。
売却することによって多大な利益を得られることもありますが、それには多少のリスクを伴います。

特に不動産の場合は、今が一番売り時!と言えるタイミングが訪れなければ、インカムゲイン中心に考えた方が良いかもしれませんね。
ただし、株式投資の場合はキャピタルロスを恐れてずっと売らずにいると、どんどん株の価値が下がってどうしようもなくなる場合もありますので、注意しましょう。