- 男性美容(308)
好印象の基本!簡単キレイに歯並びを整える方法3つ
笑った時や食事をする時、会話をする時などにたびたび見える「歯並び」。実は「例えイケメンでも歯並びが悪いと魅力的に思えない!」という声もあるほど、好印象を与える上で大切なポイントの1つのようです。しかし、矯正したいと考えてはいても、仕事が忙しくて歯医者に通う時間がない、あるいはお金がない……という方も多いでしょう。そこで今回は、病院に行かなくても歯並びを改善できる、簡単なテクニックを3つお教えします!
ガムで簡単!噛み噛みトレーニング
最初にご紹介するのは、毎日決まった回数両方の歯でガムを噛む、というトレーニング。
ガムは毎日食べてるし……という方もいるでしょうが、歯並びが悪くなる理由のひとつに「片方の歯でばかり噛む」というものが挙げられます。
つまり、歯並びの悪い方は、意識していないとガムを噛む回数が片側にばかり偏っている恐れもあるのです。
「右に1回、左に1回」としっかり数えながらガムを噛むことで、噛み合わせのズレを修正し、歯並びの歪みが解消されます。
また、上記のように意識しながら噛むことが習慣づけば、食事の時も左右の歯を交互に、あるいは同時に使うことができるようになり、再発も防げるはずです。
ガム噛みトレーニング法
・左右の奥歯で、一粒ずつガムを同時に噛む
・5~30分を、一日1~3回程度やる
ガム噛みトレーニングによる、顔の歪みの治し方と噛み合わせの治療法です。
食事の時に片方の歯ばかりで噛む癖・偏咀嚼を治す方法にもなります。
噛み合わせのズレが修正され、顔の歪みが治り、小顔になれます。
鼻筋の曲がりも解消され、まっすぐできれいな鼻になることができます。
ガム療法の頻度は毎日、期間は、数ヶ月は続ける必要があります。
舌の位置の補正にも!
歯並びを良くするための対策を、と考える場合にオススメしたいのが「ガム」の利用です。
ガムを食べている間、口での呼吸から鼻を使用した呼吸が自然と行えるようになります。
また、歯並びを良くするための舌の位置の補正についてもガムの利用は好ましいとされています。
◯左右両方の歯をバランスよく使う意識を持つ
◯ある程度噛んでやわらかくなったガムで舌の動きを鍛える
◯ガムを上顎部分にくっつけ、唾液を飲み込む
噛むガムの種類は何でも構いませんが、キシリトールが配合されたものを選べば虫歯予防になります。
逆に、糖分が多いガムを噛み過ぎると今度は虫歯になってしまう恐れがありますので、出来るだけシンプルなものを購入するようにしましょう。
毎日コツコツ!口唇・舌トレーニング
続いては、自宅で簡単にできる舌や唇のトレーニング。
「歯並びをよくしたいのに、舌や唇?」と思われるでしょうが、舌や唇は歯に近いところにある分、歯並びとも非常に関係が深いのです。
舌を鍛え、常に適当な位置にあるようにすれば、むやみに歯が押し出されたり歪ませられたりすることはありませんし、唇を鍛え、口を閉じる力が強くなれば口呼吸の改善に繋がります。
口呼吸は、本来上あごにくっ付いているはずの舌が常に下に置かれた状態になり、上あごを狭くしてしまうので、出っ歯の原因になると言われています。
では、まずは「口唇トレーニング」から見てみましょう。
口唇トレーニング
口を少し開け上下の口唇で前歯を覆うように伸ばし「パン!」と音を鳴らします。
力を抜いて少し休み、もう一度伸ばして「パン!」これを繰り返します。
20~30回/1セット、1日3セット、トレーニングしましょう。
次に、舌(タング)トレーニングです。
舌トレーニング
タングトレーニングでは、安静時や嚥下時に舌尖がふれる位置(口蓋の切歯乳頭後方部)をスポットと名付けています
舌尖をスポットに付け舌全体を口蓋に吸い上げる。お口を大きく開けて、舌小帯をできるだけ伸ばす。
舌で口蓋をはじくようにして「ポン」と音を立てます。これを10~15回/1セット、1日3回を目安にトレーニングしましょう。
上記とは別に、舌を鍛えるものとして「べろ回しトレーニング」というものもあります。
べろ回しトレーニング
目標は左右50回を1セットとして、1日朝・昼・夜の3セット。期間は3ヶ月。
このトレーニングには、噛み合わせの矯正だけでなく、二重あごとほうれい線の解消、虫歯や歯周病の予防とウソの様な効果が期待できます。
⒈口を閉じて、舌先を上の右奥歯の外側、歯と頬の間に入れます。
⒉口は閉じたままで、歯の外側をなぞるように、右奥歯→前歯→左奥歯へと舌を移動させます。
⒊次に舌を下左奥歯と頬の間にいれ、そのまま下前歯→下右奥歯→上右奥歯まで移動させます。
⒋このぐるっと1周させる動きを2~3秒かけて、50回行います。
⒌右回りが終わったら、同じ回数だけ逆回りも行います。
⒍左右50回を1セットとして、朝昼晩に1セット。1日に合計3回行ってください。
こちらのトレーニングを行い、舌の筋肉を鍛えることで、顎がしっかりと支えられ、顔立ちの変化や噛み合わせの改善にも繋がるようです。
最小限の努力で!「マウスピース」を嵌める
最後にご紹介するのは、「マウスピースを嵌める」というもの。
マウスピースといえば、楽器やスポーツなどで使われるイメージが強いですが、ここでは「顎や歯の負担を減らすための装置」を指します。
市販のものであれば薬局で購入できますから、明日からでも実践可能なのが嬉しいですね。
病院で処方されたマウスピースの方が確実ではありますが、どうしても病院には行けない!という方もいるでしょう。
しかし、市販のマウスピースでも、歯並びは改善することができます。
なぜかというと、歯並びを歪める元のひとつである「歯ぎしり」を防止できるからです。
歯ぎしり防止のために
毎日、睡眠中に歯ぎしりが行なわれると、歯並びが悪くなることがあります。上の前歯などが外側に倒れていく様に拡がるようになることもあります。
柔らかい素材の、自分の歯型に合わせて作られたマウスピースを装着することは、歯ぎしりや歯を食いしばった時に、上下の歯が接触することを防ぎ、歯にかかる力を軽減してくれる効果があります。
また、マウスピースをつけていることで安心感がうまれれば、ストレスが軽減し、歯ぎしりを防止する効果もあります。
日本人の多くは、自分の歯ぎしりに自覚がないと言われています。
もしかしたら、あなたの歯並びが悪い原因は歯ぎしりかもしれないのです。
そこでマウスピースを嵌めれば、歯の負担を減らし、歯ぎしりを軽減させてくれるので、ゆくゆくは歯並びの矯正に繋がるのですね。
しかし、市販のマウスピースでも全然改善しない!という方は、少し時間とお金は
かかりますが、病院で自分の歯型を取り、マウスピースを作ってもらうことをおすすめします。
マウスピースをオーダーメイドするなら
作業は30分くらいかかりましたが、作業中に痛みはまったくありません。
マウスピースの作成にかかった費用は、保険診療で6,000円ほど。
作成後に一度、マウスピースのかみ合わせの調整を行ってもらった時に、さらに2,000円ほどかかりました。
そのためマウスピース作成にあたっては、合計で8,000円ほどはかかったはず。
時間とお金がかかるとはいえ、そこまで大がかりなものではないようです。
高価なものは数十万円かかることもありますが、基本的には1万円弱で製作できるようですね。
良ければ1日お休みをとるか、土曜診療を利用するなどして、自分専用のマウスピースをぜひお試しください。
手軽だけど根気が必要!自分に合った方法で、綺麗な歯並びを手に入れよう
いかがでしょうか?どれも簡単にできる方法ばかりですが、毎日コツコツ努力しなければ美しい歯並びは手に入らないのですね。
しかし、継続すれば間違いなく変化が表れてくると思いますので、仕事から帰った少しの時間で構いませんから、諦めずに頑張りましょう。
どれを試してもいっこうに良くならない……という場合は、忙しい時間をぬって一度病院に行ってみてください。
歯列矯正といえば、あの金属の器具を入れなきゃいけないんでしょ?と抵抗を覚えるかもしれませんが、矯正もどんどん進化しています。
あなたに最適な矯正方法を、きっとアドバイスしてもらえますよ。