- 男性美容(308)
あなたのつむじは大丈夫?頭頂部の髪が薄いときの改善策とは
つむじとは、頭頂部にある髪の毛の渦巻きのこと。まあ、おわかりですよね。ふとした瞬間につむじを見てみると、数年前と比べてなんだか薄いなあと感じる人もいるのではないでしょうか?それが薄毛の前兆であることが少なくありません。つむじから進行する薄毛を予防し、元気な毛髪を維持するための秘訣を確認していきましょう。
つむじが発する薄毛のサインとは
薄いつむじはO型ハゲの前兆
男性が最も気を付けなければいけない薄毛の中に男性型脱毛症、いわゆるAGAというものがあります。
薄いつむじは、このAGAの中でも「O型ハゲ」として分類される薄毛の前兆なのです。
O型ハゲを含むAGAは、遺伝的要素や生活習慣など様々な要因が絡み合って発動します。
言い換えれば、こうした原因を知りきちんと対策をとっていれば予防することも可能なのです。
しかし、O型ハゲの前兆である薄いつむじに気づかないままでいると、薄毛がどんどん進行し、知らない間に毛髪が見る影もない状態になってしまうという危険があります。
もしあなたのつむじがハゲてきちゃってたら...つむじから薄毛になってきてたら...自分で思うよりも他人様に先に気づかれているかも。
鏡を見てもスグには見えないところなんですから、そうそう自分では気がつかないかも知れません。でもですね、頭頂部の髪が薄くなってくるということは...コレかなり危険な兆候です。
何故ならそれは...O字(オージ)ハゲの疑いがあるからです。
自分では気づきにくいつむじの薄毛
O型ハゲの恐い点は、自分ではなかなか気づきにくい点です。
いわゆるM型ハゲと呼ばれる薄毛については、毎日鏡を見ていれば少しずつ生え際が後退していくため、嫌でも意識することになるでしょう。
O型ハゲの始まりは、頭頂部の髪が少し薄くなる程度です。
多少ボリュームが減っていたとしてもヘアスタイルのせいだろうと気にかけないままでいる人も多いのです。
定期的に自分のつむじをチェックして、薄いかどうかを見てあげる必要性があります。
人によって、つむじは自分では気づきにくいけど、他人からすれば人目につくでしょう。
だって、本来、つむじの部分は他の部位に比べて髪の量がそれほど多くありませんからね。
だから、つむじが薄くてハゲているように見えるかもしれません。
つむじハゲの前兆というのは、人にってバラバラですのでハゲの進行速度が変わってきます。
もし、あなたのつむじが少しでも薄く見えるようならば、将来、ハゲる可能性が高いかもしれません。
自分の目でつむじをチェックすることが重要
つむじをチェックする際には、頭頂部を水で濡らした状態にしておきましょう。
お風呂でシャンプーをするときに髪を濡らすと思いますが、あの状態が絶好の状態です。
その状態で、鏡を使って自分のつむじをよく観察してください。
つむじから地肌が綺麗に見えてしまうという人は、O型ハゲが進行しつつあるということを自覚しましょう。
つむじの周辺に着目してみてください。
頭頂部はげの特徴として、髪の毛が細くなったり抜け落ちたりして、頭皮が薄くなっていくことがあげられます。つまり、つむじの周辺が薄くなり始めていれば立派なはげということになります。
ポイントとしては髪の毛を濡らしたときに、髪の毛の間から地肌が見えるようであればアウトだと思ってください。
自分のつむじの状態を比較するために、つむじの写真を撮ってみるというのもO型ハゲかどうかを確認するうえで有効です。
鏡を使っても頭皮をよく観察出来ないという人は、スマートフォンのカメラなどで濡らしたつむじを撮影してみてください。
週に1度くらいの感覚でこれを続けていれば、つむじが薄いかどうかを以前の自分と比較出来ますから、O型ハゲになっているかどうかを判断しやすくなります。
撮影の箇所は「髪の生え際」や「つむじの周辺」です。
細い毛と太い毛がそれぞれ混ざっていると思いますが、その割合が1対9であれば特に問題はないでしょう。
しかし、細い毛の割合が1ではなくもっと多い状態であれば、薄毛の可能性が考えられます。
髪に良い生活習慣で薄いつむじに対処
禁煙、食生活の改善
もし自分のつむじが薄いと感じたら、早急に薄毛対策を始めなくてはいけません。
最初に取り組んでいただきたいのが、食生活の改善です。
髪は肌や臓器、筋肉などと同様に、私たちが摂取した栄養によって作られます。
揚げ物やスナック菓子といった油をたくさん用いた食品は、血行不良を引き起こし、髪に栄養が届けられにくい状態を生み出します。
喫煙も同様ですから、頭頂部の薄毛を改善したいのであればできるかぎり禁煙すべきです。
M型ハゲに比べて生活習慣や頭皮ケアを見直す事で
改善しやすいタイプと言われています
生活習慣を改善する事は簡単な事ではありませんから
出来る事から継続していく事が最も大きいポイントになります
ハゲの原因と改善のところても触れていますが
喫煙や食生活の見直しをするたけでも血行促進につながり
頭皮に十分な栄養が行き渡りやすくなります
髪に良い食品を積極的に食事の中で取り入れるのも大切です。
タンパク質を含むお肉や魚、乳製品は、髪の原料となるため必ず摂取するようにしてください。
緑黄色野菜に含まれるビタミンは、血行を促進させ頭皮全体に栄養を届けてくれます。
この他にも、髪の成長を促す亜鉛やビタミンB群など、様々な食品をバランス良く食べていくことが重要なのです。
髪に良い食べ物
■アミノ酸を含むタンパク質が多い食品は髪の基本成分であるケラチンのもととなります
肉、魚、卵、大豆製品、牛乳、乳製品、かきなど
■ヨウ素を多く含む食品は甲状腺の働きを助け、髪の発育を促進します
わかめ、昆布、ひじきなどの海藻類
■ビタミンA、C、E、Fを多く含む食品は血行を良くして、抜け毛を防ぎます
にんじん、かぼちゃ、小松菜、ほうれん草などの緑黄色野菜や、
玄米、胚芽米、小麦胚芽油、ごま、ナッツ類
紅花油やレモン、オレンジ、キンカン、さくらんぼ、いちごなどの柑橘類
適度な運動でストレス発散と成長ホルモンを分泌
髪の毛を成長させるうえで、睡眠不足やストレスは大きな障害といえます。
ストレスを感じることで血行不良になりますし、睡眠が不足すると髪の成長を司る成長ホルモンが分泌されにくくなるからです。
現代人の多くは大なり小なりストレスを抱えていますが、これもやはり毛髪に悪影響を及ぼす原因になります。ストレスに端を発する自律神経失調はヘアサイクルを乱し、薄毛に繋がります。食生活の乱れと同様に、ストレスが原因で薄毛になる人が増えてきています。
これを解消する最も簡単な方法は、適度な運動です。
特にランニングやウォーキングといった有酸素運動は血行を促進させるだけでなく消費カロリーも高いため、身体が適度に疲労を感じます。
運動による疲労は睡眠の質を向上させますから、運動をするだけでストレスや睡眠不足を予防出来るのです。
お家の周りを10分程度走るだけでも良いので、毎日運動することを心掛けましょう。
睡眠不足の原因として体のこわばりや緊張というのがあります。
これらをほぐす意味で、運動というのは大変いいことなのです。 また、血流がよくなりますので、栄養の入れ替えがスムーズに進みます。
頭皮と髪に優しいシャンプーへ変更
O型ハゲの中には、頭皮の衛生環境が悪化しているせいで髪の成長が妨げられているケースも多く見られます。
また、つむじが薄いと頭皮がむき出しになり、紫外線によるダメージで薄毛がさらに進行してしまうのです。
つむじが薄くなってきたら、頭皮に優しいシャンプーへと変更することをおすすめします。
天然由来の石鹸系やアミノ酸系シャンプーは洗浄力がそこまで高くない分、頭皮への刺激も最小限で済ませられます。
頭頂部は、紫外線ダメージを強く受けるデリケートな部分、ただでさえ傷んだ頭皮に強い刺激を与えては、髪に良い効果が期待できるはずがありません。
頭頂部の頭皮環境を意識するなら、天然由来、髪にも肌にも優しい成分を配合しているシャンプーを選んでください。
そうしたシャンプーは、洗浄力が抑えめになっており、皮脂を過剰に取り去ることも無いようになっています。
頭の洗いすぎで、かえって過剰な皮脂分泌を招いてしまうことを予防出来ますし、むき出しになって紫外線に晒された頭皮も、優しく洗い上げることが可能です。
また、着色料や香料などが含まれていると、頭皮に思いがけないダメージを与えてしまうことがあります。
O型ハゲの兆候が見られる人は、そうした成分が入っていないシンプルなシャンプーを選ぶことをおすすめします。
アミノ酸系のシャンプーは比較的、シャンプーとしては高価です。
その分、よく内容を吟味した商品が多く
身体に良くないとされているものは極力無添加としたものが多いです。
着色料のような余計なものは含まれない方がいいのです。
育毛剤でホルモンバランスを整える
生活習慣を改善してもつむじが薄いままという人は、育毛剤を使ってホルモンバランスを整えてあげましょう。
O型ハゲの原因の1つとして、男性ホルモンが頭皮にある5αリダクターゼという物質と結びつくことが挙げられます。
育毛剤を使用することでこの2つの物質が結びつくことを予防し、男性ホルモンのバランスを整えることができます。
男性が髪の毛が薄くなる最初の部位は頭頂部やM字部分と言われています。
これは悪性の男性ホルモン(ジヒドロテストステロン)が影響しています。
ジヒドロテストステロンというのは、抜け毛を助長してしまう悪い物質です。
ジヒドロテストステロンが発症してしまうのは5aリダクターゼと呼ばれる還元酵素がきっかけで生まれます。
フィナスロイド入りの育毛剤がおすすめ
5αリダクターゼを男性ホルモンと結合させないための成分として、注目を集めているのがフィナステリドという成分です。
こちらは、日本の薄毛治療専門医院でも採用されており、内服することによって髪の毛の薄い頭頂部や生え際を改善してくれます。
フィナステリドには抜け毛の原因となる5aリダクターゼと、
男性ホルモンの結びつきをブロックする働きがあり、
薄毛の治療薬として世界的にその人気は高まっています。
日本でも薄毛治療を行っている病院では、
フィナステリド入りの内服薬を処方するケースが主流となっています。
ミノキシジルで頭皮の血行促進
また、O型ハゲの原因である血行不良を改善するには、ミノキシジルという成分を含んだ育毛剤を使用するのも良いでしょう。
育毛剤は塗るタイプのものと服用するタイプのものがあり、自分の生活習慣に合わせてどちらを使用するか選択してください。
20代後半から頭頂部のO型ハゲに悩んでいた私ですが、ミノキシジルの育毛剤のおかげで、無事に克服することができました。 O型ハゲはそもそも、頭頂部の血行不良が大きな原因となっているそうです。 頭頂部は体の中で最も上の部分にあり、だからこそ重力の問題で血液が流れ込みにくく、血行不良になりやすいのです。
頭皮の状態を知るために医師の診察を
ただし、育毛剤をいくつも併用すると思わぬ副作用を引き起こしてしまうことがあるため注意しましょう。
また、単一の育毛剤を使っていたとしても、体質によって合わないこともあります。
安全に育毛剤を使用したいのであれば、まずはAGAの治療を行っているクリニックで診察を受けるのが良策です。
自分の頭皮や髪の状態を正しく認識することが出来ますし、育毛剤の飲み方や生活習慣の改善についてアドバイスをもらえます。
自分の判断だけで育毛剤を購入するのではなく、ぜひプロの診察や意見を参考にしてください。
半数以上の方が、AGAの治療はおろか、対策すらとっていないのが現状です。AGAは、ゆっくりと時間をかけて進行します。1年毎にゆっくりと時間をかけて髪の毛の本数が減り続け、薄毛になっていくのです。気づいた時には手遅れだった、とならないように薄毛や抜け毛に悩みを抱えているのであれば病院へ相談しましょう。
早めに薄いつむじに気づくことが大切
O型ハゲを進行させないためには、なるべく早く薄いつむじに気づかなくてはいけません。
定期的に頭頂部をチェックし、手遅れになる前に生活習慣の改善や育毛剤の使用を検討していきましょう。