美侍

自分だけのハーレーを造る!人気のカスタムスタイルを解説

大きな車体と、大地を揺るがすようなエンジン音を持つハーレーは、日本国内でも大変な人気を誇るバイクメーカーです。そんなハーレーをもっと楽しみたいという人は、カスタムにも挑戦してみましょう。上手にカスタム出来れば、自分だけのオリジナルマシンとして仕上げることができます。まずはその基本として、ハーレーのカスタムをするうえで定番ともいえるスタイルについて見ていきましょう。

ハーレーのカスタムは、男心をくすぐる最高の楽しみ

出典:http://www.virginharley.com/impre/impre2016-xl1200x/

ハーレーダビッドソンは、世界に誇るバイクメーカーがいくつも存在する日本においても絶大な支持を得ています。
維持費や購入資金が高いという理由から大型バイクを敬遠する人もいますが、ハーレーについてはそうしたデメリット以上の魅力が備わっているのです。

ハーレーの魅力として欠かすことが出来ないものといえば、自由なカスタム性です。
ハーレー専門のカスタムショップやカスタムパーツ販売店があることからも、ハーレーをカスタムする楽しさに魅了されている人が多いことが明らかといえます。

カスタムとは、改造のことです。

そして、ハーレー乗りのほとんどが、カスタムをしています。

パーツをカスタムするのはもちろんのこと、オイルタンクにいかつい絵を描いたり。

オイルタンクでは飽き足らず、ヘルメットにも同じ絵を描いたり。

私の友人は、タンクに赤い炎、ヘルメットにも同じく赤い炎を描いていました。

そして、友人に連れられてハーレーのショップへ行くと、赤い炎だけでなく、青い炎の方もいれば、髑髏の絵の方も、セクシーな女性の画の方も、そして死神の絵の方もいます。

もう、それこそ、いかつい方のオンパレードといった感じでした(笑)

そして、パーツのカスタムは、自分で全てをする方もいれば、自分でできるところは自分でやって、できないところはショップにやってもらうという方もいました。

出典:http://ha-re-dabiddoson.com/custom/real-thrill.html

子供の頃に、自分だけのロボットやマシンを造る夢を抱いたことはありませんか?
ハーレーのカスタムは、その夢を叶えてくれるのです。
外見はもちろんのこと、走行性能もカスタムによって大きく左右されます。
お気に入りのバイクだからこそ、自分が満足するまで改造したいですよね。
日常を忘れてしまえるほど没頭出来るのが、ハーレーをカスタムする最大の魅力といえるでしょう。

走ってるより話してる時間の方が長かったけど、どうやら色々とカスタムしたい所があるようです。
たくさん妄想膨らませてました。完璧にカスタム病に感染した模様です。
ねっ、完全にハーレー乗りになってるでしょ(笑)

これから長い付き合いになりますかね。
お金は掛かるけど、きっと楽しいハーレーライフが待ってるので!!

出典:http://flsts.jp/blog-entry-126.html

ハーレーのカスタムを通じて、新たな出会いが生まれることも少なくありません。
インターネットの掲示板でカスタムについて議論を交わすのも楽しいですし、カスタムショップに足を伸ばせば自分と同じように嗜好を持つ人たちと巡り合うことが出来ます。
ハーレーのカスタムは、皆さんの世界をさらに広げてくれるのです。

カスタムの幅が広く、色々な年代のバイクをそれぞれのカスタムで乗る人が多いです。未だに1950年代のバイクも走っていますし、そのパーツも取り揃えることが出来ます。

ハーレーのいうバイクはカスタムも含めると、数え切れないものが存在し、それぞれの形でライダー達を満足させています。

色々な世代、職種の人と知り合えること。

これはハーレーだけで言えることではないですが、趣味友達を作るのにはいいかと思います。今までの人生では会うことのなかった人達と趣味を共有することができています。

出典:http://buyke.jp/column/harleyhoric/attract/

ハーレーカスタムの定番 チョッパースタイル

出典:http://www.virginharley.com/fullcustom/fcso03/

いざカスタムをしようと思っても、実際のところ何をしたら良いかわからないという人も多いと思います。
ハーレーのカスタムにはいくつものスタイルが存在しますから、初心者の皆さんはまず自分に合ったスタイル探し、それに沿ったカスタムに挑戦しましょう。
ハーレーのカスタムの中でも、最もポピュラーなものといえばチョッパースタイルです。
チョッパースタイルの特徴としては、通常のマシンよりも長いフロントフォークが知られています。
上の画像を見ていただいてもわかるように、フロントフォークを伸ばすことで前輪とボディの距離が遠ざかり、車高も低くなるのです。

そもそも、チョッパーとは何でしょう?フロントフォークがやたらと長いオートバイ?もちろんそれはチョッパーですが、それだけがチョッパーというわけではありません。チョッパーの語源は「チョップ=ぶった切る」。つまりノーマルの部品をぶった切って作ったオートバイのことを指します。

出典:http://www.harley-w.com/Chopper.html

チョッパースタイルはもともと、ノーマルパーツを切断するという意味で用いられたカスタムスタイルです。
フロントフォークを傾斜させて、お気に入りのペイントを塗ってみる。
これだけでも立派なチョッパースタイルなのです。
カスタム用の部品を購入しなくても、もともと備え付けられているパーツを少し削るだけで出来ますから、カスタム初心者の人にも手を出しやすいスタイルといえます。
さらにマシンのオリジナリティを高めたいと思ったら、ハンドルやサドルなども自分の好みに変えてみてください。
これが、ハーレーカスタムの第一歩です。

チョッパーという乗り物を世界に知らしめたのほ、何と言っても1968年に公開された映画「イージーライダー」そこではハーレーダビッドソンのチョッパーが、既存の社会や価値観を良しとしない若者たちの象徴として措かれ、世界で共感を呼びました。その当時にチョッパーの最先端を行っていたのが、ロサンゼルスにあったデンバー・チョッパーです。

出典:http://www.harley-w.com/Chopper.html

カスタムを本格的に始めてみたいけれど、失敗するのが怖くて決心がつかないという人は、カスタムショップを利用してみるのも良いでしょう。
チョッパースタイルを得意にしているカスタムショップは全国に店を構えていますから、そちらで相談してみてください。

下のリンクにあるジュエルマシーンズというカスタムショップでは、お客から車両を預かってカスタムするだけではなく、すでにカスタムされた車両の販売も行っています。
こういったお店を色々巡ってみて、琴線に触れるような一台を探してみるのも楽しいですよ。

制作するカスタムはシンプルなチョッパースタイルが基本。8割がた仕上げてからストックし、ユーザーの希望を聞いてディスカッションしながら完成させていく。自社でペイントもおこなっているため、臨機応変に対応できるのが強みだ。

出典:http://www.bikebros.co.jp/vb/shopguide/shop-hd/jewelmachines/

チョッパースタイルの起源や種類について詳しく紹介しているサイト。

チョッパースタイルの改造を得意としているカスタムショップについて解説しているサイト。

欧米の技術を結集 ユーロスタイル

出典:http://plaza.rakuten.co.jp/bossnews/diary/201011280000/

続いてご紹介するハーレーのカスタムは、ユーロスタイルと呼ばれるものです。
ハーレーといえばアメリカのバイクメーカーですが、こちらはそれにヨーロッパ産の部品を組み合わせるカスタムスタイルです。
ゴツゴツとしたハーレーそのものが持つ剛健さに、欧州産のバイクに見られるスタイリッシュな雰囲気がプラスされている点が注目を集めています。
最近では、チョッパースタイルと並んでハーレーカスタムの定番としての地位を築いているのです。

このマシンは同ショップの個性を出すことなく、あえて現在のユーロカスタムの手法をそのまま持ち込み製作された。外装は、ほぼすべてユーロパーツで固め、特筆すべきは独国サンダーバイク製ビレットホイールを装着している点であろう。まさに溜め息が出るようなこの美しさこそユーロカスタムの真髄だ。

ストックのスタイリングを崩すことなく、ビレットパーツの質感と攻撃的なまでのペイントワークが調和したこのV-RODカスタムにいざ試乗。ハンドルバーはちょうど両手を広げた幅に設置、ステップはミッドコントロールとされる。街中を走れば注目の的。迫力のリアエンドはユーロばかりか、今やワールドスタンダードと言える。

出典:http://www.virginharley.com/fullcustom/fcvr03/

ヨーロッパのバイクメーカーの中には、ユーロカスタムのための部品を製造しているところも少なくありません。
ドイツやイタリアは、アメリカや日本と同様に世界の自動車業界を牽引してきました。
バイクについては、ライバル同士でありながらもお互いの魅力を引き出すためにカスタム用のパーツを製造するという関係なのです。
ユーロスタイルを極めた人の中には、全身をヨーロッパ産の部品で覆ったハーレーに乗っている人もよく見受けられます。
ハーレーカスタムの楽しさが世界中に認識されている証拠といって良いでしょう。

今回はユーロカスタムで定評のある
ドイツ「Rick's Motorcycles」製のパーツを導入させていただきます!

出典:http://www.racingworld.co.jp/archives/21463

出典:http://www.racingworld.co.jp/archives/21463

ワイドタイヤキットで有名なRick's Motorcyclesから
こんなパーツが登場です。

数少ないハーレーのアジャスタブルレバー
Rick's Motorcycles製「GOOD GUYS」です!!

出典:http://www.racingworld.co.jp/archives/21463

ユーロスタイルについて具体的な例を見たいという人は、以下のリンクを参考にしてみてください。
ドイツ製のパーツをふんだんに用いたカスタムハーレーは、流麗なデザインと伸びやかな加速が持ち味な一台として仕上がっています。
ハーレーらしさを残しつつ、スタイリッシュなマシンにカスタムしたいという人はユーロスタイルに挑戦してみることをおすすめします。

ユーロスタイルに改造されたハーレーを画像付きで紹介するサイト。

軽快な走りを楽しむ フリスコスタイル

出典:http://peace-motorcycles.com/top/custom-detailed.php?n=13

最後に見ていただきたいのは、フリスコスタイルと呼ばれるカスタムです。
こちらは、サンフランシスコで始まったカスタムスタイルとなっており、ハンドルに大きな特徴が見られます。
ハンドルの幅が小さくなっており、細い道や車との間をすり抜けしやすいのです。
また、小さめのガソリンタンクや最低限の装飾など、走行のために余計な重量を切り捨てています。
ハーレーといえばゆっくり走るバイクと思われがちですが、フリスコスタイルについては例外です。
ハーレーに乗りながらも、軽快なドライブを楽しみたい人におすすめなのです。

・スリヌケしやすいように巾の細いハンドル


・フロントフォークはロングフォークにしない


・フォワードコントロールでなく、ミッドコントロール。(ステップ及びシフトレバーを車体の前後中間あたりに設置すること)


・ガソリンタンクは小さめ、特にスポタン(スポーツスター用のタンク)を使用し、タンクの前側を高く持ち上げる。コックはできるだけ後方端っこ


・スポーツスターエンジンが適切


要するに、狭いところを小回りを利かせて速く動けるスタイルの事です。

出典:http://ameblo.jp/roadonthebike/entry-11373149738.html

フリスコスタイルの特徴である幅の小さなハンドルは、チョッパーバーと呼ばれるものを使用することが多くなっています。
もちろん、これ以外のものを使用しても構いませんが、フリスコスタイル特有の乗り心地を感じたいという人は、ぜひこちらを使ってみてください。

チョッパーバー
エイプバーと比べるとグリップ部分が内側に絞り込まれているタイプを指す。その分操作性も若干難しくなっているが、フリスコスタイルと呼ばれるタウンユース型カスタムに取り入れられることが多い(幅が狭いのですり抜けに強い)。こちらもハンドル高はさまざま。

出典:http://www.virginharley.com/customguide/cguide04/

フリスコスタイルについても、お手本となるようなカスタムバイクのリンクをご紹介しておきます。
ハンドルの幅が狭く、小回りを利かせるために余計な装飾を外しているのがお分かりいただけることでしょう。
洗練されたボディと普通のハーレーには見られない鋭い走り心地を体感してみたいという人は、フリスコスタイルを目指してカスタムしてください。

フリスコスタイルにカスタムしたハーレーを紹介しているサイト。

ハーレーの可能性は無限大

ハーレーカスタムのスタイルは、ご紹介した3つだけではありません。
自分だけのハーレーを造るためにも、まずは気に入ったスタイルに合わせたカスタムをお楽しみください。