- 車・バイク(276)
今乗っている車を売る!査定の前に準備することはある?
今乗っている車も随分使ったし、そろそろ買い替えようかな……と思ったら、現在の車はどうしますか?廃車にするのは勿体ないし、中古車として売れるなら売りたい!と思いますよね。ですが、車を売る前には緊張の「査定」が待っていますし、何も分からないままお店に出かけるのも怖いもの。そのまま車に乗って行くだけでいいの?自分で何か用意しておく書類はある?など、初めて車を売る時の準備をまとめてみました!
申し込む前に、車をキレイに磨こう!
まずはネットや電話で査定を申し込むことになりますが、その前に愛車を丁寧に掃除しましょう!
車の中は自分のプライベートスペースですから、もしかしたら思わぬところに荷物が残されていたり、ゴミや埃があったりするかもしれません。
査定額は車のメーカーや購入額、カラーなどから判断されると思いがちですが、実は室内の美しさや、大事に使われているかどうかなども重要になります。
査定の前にしっかりと洗車を行い、室内もピカピカに磨いておきましょう。
外装の洗車だけでなく、内装の清掃も忘れずに!
まずは愛車をきれいな状態にしましょう。外装の洗車はもちろんのこと室内の掃除機掛けや雑巾がけ、普段は目に付かないようなマットの裏やトランクルームの清掃もしておきましょう。
車内は見た目だけでは判断できないほど汚れているものです。
例えば朝掃除するのと夜掃除するのとでは、かなりの差が出てきます。
ですから、掃除をするのであれば日中にやることをオススメします。
掃除機などを使って、丁寧にゴミを吸い取ってください。
タバコとペットの臭いは徹底的に消臭すること!
タバコやペットの臭いのある車は、問答無用で平均して40点、
お金に換算すると約4万円の減点となるそうです。
ワックスをかけると、さらに良し!
ワックスはご存知の通り、車に光沢を与え美しくする効果を持っています。
車を美しく見せると、査定時にも影響します。
そのままの状態で査定に出すのと、ワックスをかけて査定に出すのとでは大きな差が出ます。
動物の毛やタバコの匂いなどもマイナスポイントになるようですから、犬や猫を飼っている方や、ヘビースモーカーの方は特に念入りに掃除をした方が良さそうです。
可能ならば最後にワックスもかけた方が良いとのこと。
今から売りに出す車にお金をかけるのは馬鹿馬鹿しい!と思うかもしれませんが、これだけで数万円の差が生まれますから、決して損にはならないでしょう。
付属品や、部品などを確認しよう!
次に、購入時に付属品として付いてきた取り扱い説明書や、スペアキーなどがきちんと保管されているかを確認しましょう。
大抵の方は助手席の収納スペースに仕舞われているかと思いますが、そうではない場合は要注意。
売りに出すということは、自分と同じようにその車を購入する人へ譲り渡すということです。
次に乗る人が使いやすいよう、失くした時は出来る限り探してみてください。
取扱説明書や整備手帳、スペアキーの確認!
購入時に付いていた付属品類は、日頃から大切に保管し、なくさないようにしましょう。中でも「取扱説明書」「整備手帳(保証書)」「スペアキー」などは大切に保管しておきましょう。特に高年式のクルマの場合、ディーラー保証を次の購入者に引き継ぐためにも必要です。
このような付属品や交換した純正部品の有無も、査定時に重要なポイントとなります。
社外品を取り付けた場合は、純正品も渡すとイイ!
社外品のハンドルやマフラー、アルミなどに交換した場合も、
純正部品を保管して売却時に一緒にお出しすることをお薦めします。
実は、こういった社外品は、一昔前だと、修理や査定では
いい顔をされないのが通例で、査定の減点対象ともなりえました。
しかし、最近ではここまでではなく、評価の対象にはなります。
しかし、車検に対応していないものは、評価外となり得ますので、
純正品がある場合は、取り替えておきましょう。
付属品のみならず、一部の部品やハンドルなどを自分の趣味で新たに購入したものに交換した場合は、購入時の部品(純正品)に戻しておいた方が良いようです。
逆にセンスいい!って買取価格が高くなるんじゃない?と思うかもしれませんが、やはり他人のこだわりが強く出た車というのは、どうしても「誰かが使った」感が滲んでしまいますから、査定額を気にするのであれば直しましょう。
オプション含め、装備の動作を確認しよう!
次に、カーナビやエアコン、オーディオなど、車内装備がきちんと動くかどうかを確認しておきましょう。
特にカーナビやオーディオが最新式であったり、電動スライドドアや最新のエアバック、サンルーフなどをオプションで取り付けている場合は、査定の評価が上がると言われています。
取り換えた部品は戻せって言ったのに……という声もあるでしょうが、外見だけではなく、カーナビやエアコンは性能や使いやすさにも関わってくる部分ですから、最新のものを搭載しておいた方が逆に高額になるようですね。
メーカーオプションは高額査定の対象に
プラス査定になりやすいオプションとしては、自分では装着できないオプションです。自分でもディーラーでも取り付けができないメーカーオプションは代表的な例です。例えば、サンルーフ、エアバッグ、電動スライドドア、純正ナビなどはプラス査定になりやすいオプションです。
ディーラーオプションもプラス査定!
また、自分で取り付けできないディーラーオプションもプラス査定となります。例としてはナビ、フロアマット、サンバイザー、シートカバーなどが挙げられます。
最新のカーナビが大きなプラスに
クルマに搭載されている機構系のオーディオ、エアコン、カーナビゲーションといった装備は、査定の際にはプラスになりやすいオプションです。中でも最新のカーナビは、査定時の大きなプラスになります。
一部の超人気機種のカーナビなどを除いて、社外パーツのある車は、趣味趣向の観点で市場が狭くなってしまうため、カスタマイズされた車は、高査定を得にくいケースが多くなります。
ただし、とにかく最新のものであれば何でもいい!というわけではなく、あくまでも同じメーカーの純正品の中で最新式のもの、というのがポイントになるよう。
オプションが社外品である場合は、純正品に戻しておいた方が賢明かもしれません。
車を売るのに必要な書類を用意しよう!
ここまで確認できたら、いよいよ車を売却する際に必要な書類を用意していきます。
申し込んだ後に確認しても構いませんが、非常にたくさんありますので、査定の前にきちんとあるかどうかを見ておいた方が良いでしょう。
車検証や自賠責保険証などは、ほとんどの方が助手席の収納スペースに入れていらっしゃると思いますので、まずはそこを開けてみてください。
では、普通自動車を売却する時に必要な書類から見ていきましょう。
大手の中古車販売メーカー、ガリバーの公式サイトです。
普通自動車を売る時に必要な書類
⒈自動車検査証(現住所、氏名をご確認ください)※
⒉印鑑登録証明書(発行後1ヶ月以内のもの×2通)※
⒊自賠責保険証明書
⒋自動車納税証明書(有効期限をご確認ください)
⒌実印
⒍振り込み口座(メモなど)
⒎リサイクル券(預託済みの場合)
※自動車検査証と印鑑登録証明書の住所が違う場合は、以下のものも必要になります。
住所変更が一度あった場合:住民票
住所変更を複数回経た場合:戸籍の附票または住民票の除票
ご結婚などで姓が変わっている場合:戸籍謄本
軽自動車を売る時に必要な書類
⒈自動車検査証(現住所、氏名をご確認ください)
⒉自賠責保険証明書
⒊軽自動車納税証明書(有効期限をご確認ください)
⒋印鑑(認印可)
⒌振り込み口座(メモなど)
⒍リサイクル券(預託済みの場合)
この他に、普通自動車は「譲渡証明書」と「委任状」を、軽自動車は「自動車検査証記入申請書」を店舗で作成することになります。
こうして見ると、意外と用意するものが多くて大変ですね。
しかし、基本的にはほぼ全て手元に保管してあるはずの書類です。
もし紛失している場合は、運輸支局や保険会社、税事務所などで再発行が必要になりますから、どうしてもない!という時のために早めに確認しておきましょう。
どこで査定してもらうかを吟味しよう!
さて、ここまで準備ができたら、あとは申し込んで査定してもらうだけ!なのですが……どこにお願いするか決めていますか?
実は、中古車販売店によって査定の基準はそれぞれ違いますから、1件目の値段だけを見て売却をしてしまうと、損をする恐れもあるのです。
1件目で断られたけど、2件目では買い取ってもらえる!ということもあるようなので、自分の車の価値はこんなものか……と諦めず、いくつかのお店を回ってみることをおすすめします。
査定だけなら無料で行ってくれるところが多いですから、慎重に吟味してくださいね。
お義父さんと一緒に車の査定してきたら、購入予定の本棚2つ分くらいかなぁというお値段でした(´・ω・`;)
1件目は値段付かなくて拒否られたから、良い方だと思うな。
— 角龍まお (@m_kakuryu) 2015, 11月 3
車の査定1件目( *՞ਊ՞*)ノ
結果→車の買取金額がぁぁぁぁぁwww(価格が付かない)
次行きましょ・*・:≡( ε:)
— R-nyan【╰(三デザフェスでるお】 (@Suzuki74Arisa) 2015, 10月 14
『車の売却、その査定を考え始めたら、複数の業者に見積もりを頼める一括査定サイトは』車査定をする前に|https://t.co/ogO5Omfvta
— 車査定考えてる (@EileenSaragosa) 2015, 11月 11
いくつかの業者さんに一括で査定を頼める便利なサイトもあるとか。
お悩みの方は、ぜひご活用ください。
早めの準備が吉!車をしっかり整えてから査定に臨もう
いかがでしょうか?車を売るためには、予想以上に入念な準備と手間がかかるのですね。
しかし、こういった苦労を乗り越えてから見積もりに臨めば、もしかしたら自分が思ったよりもうんと高い値段を提示してもらえるかもしれません。
せっかく長年お付き合いした愛車ですから、しっかり磨いて車内を整え、一番綺麗な状態で門出を迎えさせてあげたいですよね。
書類や付属品なども出来るだけ早めに確認し、ぜひ万全な準備で査定に臨みましょう。