- 住まい(279)
新生活にぴったりな家具&家電で快適な一人暮らしをスタートしよう
これからの時期は、学校や仕事などで引越しをして、春から一人暮らしを始める方も多いのではないでしょうか。新生活を始めるにあたって、「まず揃えたい便利な家具と小物家電」をいくつか厳選して紹介しています。
①ローテーブル
ローテーブル(ちゃぶ台などでもOK)を、一つは持っておいたほうが便利です。
一人暮らしの部屋には、実家のようなダイニングテーブルも無いはずなので、こうしたローテーブルは「食事をする場」としても重要です。
ごちゃごちゃしたものより、軽くて運びやすい、シンプルなものをおすすめします。
折りたためるタイプも、邪魔になったときに収納できて便利ですね。
こたつは使わない間は邪魔になるので、春の時点で買っておく必要はありません。
寒いときは重宝しますが、掃除がしづらいのであまり大きなサイズを選ばないように注意が必要です。
最近は「冬はコタツ、冬以外の季節はふつうのローテーブルとして使えるもの」もあるので、そういうタイプを選ぶのも手です。
②ワーク用デスク
ローテーブルだけあればいいように感じますが、パソコンで長時間作業をするときなど、体勢的に辛くなってきます。
体にもよくないので、「仕事作業の場」としてデスクを買っておくことをおすすめします。
それと高さやデザインがあうイスも必要になりますね。
③テレビ台
やってみるとおわかりいただけると思いますが、テレビを床に直接おいてみる生活は、かなりツライです。
やはり、画面がそこそこ目の位置と同じ高さにセットできるような「台」が必要です。
テレビ台の大きさは、テレビの大きさに合わせるのが基本ですが、間口100cm以内のテレビ台であれば特に問題なく、小さすぎにもなりません。
さらに、DVDやブルーレイ・本・ゲームなどを収納できる、引き出しやスペースなどがあるタイプを選ぶと便利ですね。
④キャビネット
収納にとっても便利なキャビネットは、家中に移動できるキャスターつきが便利。
リビングやキッチン、ワークスペースなどに置いて使えます。
部屋のスペースに余裕があることを確認した上で、選びましょう。
⑤ユニットシェルフ
さいごは、オプションのひとつとして。
最近の収納家具として多く見られる、組み合わせが自由なタイプのシェルフ。
部屋のスペースや、つくりつけの収納機能と見比べた上で、必要ならば購入を考えましょう。
無印良品の「ユニットシェルフ」が有名ですが、IKEAなどでも「シェルフユニット」の名称で登場しています。
ワゴン・飾り棚・サイドボード・カップボードなどさまざまなタイプがあります。
飾っておきたい美しい置き物から普段よく使うアイテムまで、イケアのシェルフユニットはいろんなものの指定席として重宝します。
⑥冷蔵庫
1人暮らしの場合は大型の冷蔵庫は基本的に不要です。
110リットル~138リットルくらいで大丈夫です。
全体のサイズだけでなく、食品が整理しやすいように棚などがついているかなど、中身もチェックしましょう。
テレビCMで宣伝されているような冷凍機能や「野菜が長持ち」といった進んだ機能は、それが自分に本当に必要かどうかを考えて判断するのがよいと思います。
(多くの場合は、ほとんど必要ないことも多いです)
また意外に重要なのが、冷蔵庫の扉の開きが右開きなのか左開きなのか、ということ。
部屋の中での置き場所によって、どちらの扉開きが望ましいか、よく確認をしてから冷蔵庫選びをしましょう。
開き方向を間違えると、これがけっこう不便です。
いまは、左右どちらにも切り替えができるタイプの冷蔵庫もありますので、そうした点もチェックすると良いと思います。
⑦洗濯機
置きたいスペースに合っているかを特に重視して選びましょう。
とくに、ドラム式の洗濯機はサイズが大きくなりがちなので、自分の部屋の置き場所におけるかどうかの確認が必要です。
最近はさまざまな機能がついているので、自分にとって本当に必要な機能は何かを考えてから選びたいものです。
⑧電子レンジ
必需品といってもいいキッチン家電の一つ。
多数機能を備えたものが多く迷ってしまいますが、なるべくシンプルで、置き場所をとり過ぎないものをおすすめします。
⑨電気ケトル
コーヒーを入れたいときやカップラーメンを作るときなど、冬以外でも意外と出番のあるお湯。
しかし電気ポットは電気代も高くなるし、スペースもとるので1人暮らしだとあまり上手に使えません。
よって1人暮らしには、コンパクトサイズのケトルを用意することをおすすめします。
「お湯はキッチンのコンロで、やかんで沸かします」という場合にはもちろん無しでも構いません。
一人暮らしインテリア選びのコツ
レイアウトというのは、頭の中で考えてみてもうまくいきません。家具が思っていた大きさと違ったり、コンセントやTV線など設備の関係もあります。
特に、新しく一人暮らしを始める場合や引越しする場合は、部屋の状況を見るチャンスもわずかです。
レイアウトを決める作業は、部屋探しのときから始まっています。部屋をよく観察し、大まかなレイアウトを想像しながら部屋を選ぶくらいの方がいいですね。
特に初めての1人暮らしの場合は、実家と同じような感覚でレイアウトや家具を選んで狭くなるという失敗はありがち。
デザインや価格ばかりにとらわれず、置き場所に合わせたサイズ選びも大切です。
また家具や家電を、いっぺんに買ってしまうのもおすすめできません。
下調べが失敗を減らすコツ
新生活にはさまざまな家具・家電が必要になってきますが、
またどんな家具・家電をどの置き場所にするかを決めて、必要であればメジャーなどで計測しておく必要もあります。
いきなりお店に出向くのではなく、下準備をしておくことで失敗を減らせるでしょう。