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駅周辺に観光地が集中!長崎出張を充実させるポイント3つ

長崎といえば、歴史情緒漂う庭園や教会、誰もが楽しめる有名なテーマパークなど、様々な魅力が詰まった場所。しかし、出張となると全て回る、というわけにはいきませんよね。今回は「長崎に出張が決まったけど、どうせ仕事だし遊べないもんなあ……」と肩を落としているあなたのために、長崎駅周辺を中心に、出張を有意義にするポイントを3つご紹介します。これを読めば、きっと落ち込んでいた気持ちがイキイキと変わるはず!

その① 駅の近くに目白押し!魅力的な観光地3選

最初にご紹介するのは、やっぱり出張でも諦めたくない長崎の魅力的な観光地たち。
長崎観光は基本的に路面電車で移動することになりますから、それだけでも異国に訪れたような高揚感を得られますよね。
長崎駅周辺で代表的な観光地といえば、まずは「グラバー園」。
スコットランド出身の商人、トーマス・ブレーク・グラバー氏の住まいや庭園、妻である「蝶々夫人」との生活風景や銅像などを拝観することができる、非常に美しい施設です。

ちなみに、通常は18時までの営業ですが、特別期間中(2016年の夏から秋の特別期間は07月16日(土) ~ 10月09日(日))は何と21時半まで開いているそうですから、仕事帰りにも観光できるかもしれませんね。
また、グラバー園近くの荘厳な教会「大浦天主堂」は参道からでも姿を垣間見ることができるので、合わせてぜひご覧ください。

近くには、華麗かつ神聖な雰囲気の「長崎孔子廟 中国歴代博物館」も。
こちらは朝の8時30分から利用することができますので、朝の方が時間がある、という場合にもおすすめですよ。

美しい洋館と庭園に感嘆!「グラバー園」(上画像)

 遠くスコットランドから渡来したトーマス・ブレーク・グラバーが、ここ南山手の丘に住まいを建設したのは1863年のこと。当時の長崎の街は、日本の新しい夜明けを夢見る人々の熱気であふれていました。
 大洋の波涛を越え、夢を抱いてやってくる異国の商人たち。倒幕の野望に燃える幕末の志士たちや、西洋の学問を志す日本の若者たち。あれから100年以上たった今も、ここはグラバーたちの家族が暮らした当時の記憶が、共に長崎を愛し長崎に暮ら した貿易商たちの邸宅が、形を変えることなく残されています。

出典:http://www.glover-garden.jp/glovergarden.html

■JRご利用の場合:
⒈博多駅から、「JR長崎駅」下車(約1時間55分)
⒉路面電車「正覚寺下(1系統)」乗車、「築町」下車
「石橋(5系統)」に乗り継ぎ、「大浦天主堂下」もしくは「石橋」下車(約15分)
⒊徒歩(約8分)
※「石橋」下車の場合グラバースカイロードより入園

■航空機ご利用の場合:
⒈長崎空港から空港連絡バス「出島道路経由」乗車、「長崎新地バスターミナル」下車(約35分)
⒉徒歩(約15分)

出典:http://www.glover-garden.jp/access.html

優雅で神聖な教会!「大浦天主堂」

大浦天主堂は二つの歴史的出来事と密接に関わっています。
一つは、1597年日本で最初に殉教した日本二十六聖人たちに捧げられた教会です。そのため、大浦天主堂は殉教の地である西坂に向けて建てられています。
もう一つは、1865年におきた信徒発見です。大浦天主堂が1864年にたてられ、翌1865年2月から公開が始まった一ヶ月後に浦上の隠れキリシタン達が信仰告白をして名のりを挙げました。プティジャン神父は大喜びでフランス、ローマに報告しています。

出典:http://www1.bbiq.jp/oourahp/

大浦天主堂
〒850-0931 長崎市南山手町5-3
095-823-2628
095-827-5452

出典:http://www1.bbiq.jp/oourahp/

華麗で荘厳な建造物は必見!「長崎孔子廟 中国歴代博物館」

元来、孔子廟とは、孔子の遺品を納め祀ったのが始まりで、明治26年(1893)中国清朝政府と華僑によって建造されました。
琉璃瓦・青白石製欄干・龍紋様の御道石・孔子像、72賢人石像などはすべて中国から取り寄せられたものです。併設の中国歴代博物館は、2階には北京故宮博物院提供の宮廷文化財を、3階には中国歴史博物館提供の出土文化財を一堂に展覧しています。

出典:http://www.at-nagasaki.jp/spot/108/

住 所〒850-0918 長崎県長崎市大浦町10-36
電話番号095-824-4022
料 金大人600円、高校生400円、小中学生300円
※団体割引あり
営業時間8:30~17:30(入館は17:00まで)
休 日年中無休

出典:http://www.at-nagasaki.jp/spot/108/

その② 長崎といえば「中華街」に行かなきゃ!おすすめグルメ3選

続いては、長崎ならではのグルメをご紹介しましょう。
長崎といえば、何といっても欠かせないのが「長崎新地中華街」ですよね。
横浜・神戸と並んで日本三大中華街にも数えられるその場所は、昼はもちろん夜も妖艶な灯りに照らされ、非常に賑わっています。

今回は、中でも「出張中に絶対食べなきゃ!」な中華街グルメを3つ、厳選してまとめてみました!

濃厚で香ばしいスープがたまらない!江山楼の「特上ちゃんぽん」

江山楼 長崎中華街本店
長崎県長崎市新地町12-2
tel 095-821-3735
営業時間:11:00〜21:00(20:30 L.O.)
ちゃんぽん / 皿うどん840円(並)・1050円(上)・1575円(特上)
チャーハン840円 / 五目チャーハン1050円

出典:http://www.con-quest.tv/011/09.php

最初にご紹介するのは、中華街の中でもちゃんぽんの名店と呼ばれている「江山楼」の特上ちゃんぽん。
特上というだけあって、ホタテやエビ、イカなど、具材は非常に豪華なものばかりです。
旨みが染み出たスープは濃厚で香ばしく、一度食べたら病みつきの美味しさ。
もちろんちゃんぽん以外のチャーハンやエビチリ、春巻きなども絶品なので、長崎の夜はぜひ江山楼に訪れてみてはいかがでしょうか?

フワフワ生地とトローリ豚肉!蘇州林の「角煮割包」(角煮まん)

ちゃんぽん・皿うどん店
ちゃんぽん・皿うどん・飲茶のレストラン
〒850-0842
長崎県長崎市新地町11-14
TEL 095-823-0778 FAX 095-823-0778

出典:http://www.sosyuurin.com/

続いてご紹介するのは、ちゃんぽんや皿うどんが店内で食べられる他、肉まんや角煮まんをテイクアウトもできる蘇州林の「角煮割包」。
長崎のB級グルメとして話題の角煮まんですが、何と中華街でも味わうことができるのです!
観光する暇はないけど、昼飯や夜は中華街に行きたいな……という方は、ぜひ立ち寄ってご賞味ください。

何と中華だけじゃなかった!石橋蒲鉾店の「揚げ蒲鉾」

店名 合資会社 石橋蒲鉾店
住所 〒850-0842 長崎県長崎市新地町8-8 (本店)
企業紹介 大正13年の創業以来、石臼練りにこだわり、職人の手づくりで品質本位の心と伝統の味を守り続けています。
店舗一覧 本店 長崎県長崎市新地町8-8
営業時間 【平日】8:00~18:00
【日曜】10:00〜17:30
店休日 年始のみ(1/1〜1/4)

出典:http://ishibashi-kamaboko.com/access/

最後にご紹介するのは、何と創業大正13年、長い歴史を誇る老舗である石橋蒲鉾店の「揚げ蒲鉾」。
長崎中華街といえばちゃんぽんや、豚まんや角煮まんの食べ歩き!と思ってしまいますが、実は美味しい蒲鉾屋さんもあるのです。
しっとりフワフワの揚げ蒲鉾は、ホテルに帰っての夕飯や晩酌のお供にもピッタリ!ですよ。

その③ 職場にも彼女にも自分用にも!絶対買いたいお土産3選

最後に、出張で利用する長崎駅や空港などでも購入できる、職場や家族、彼女などへのお土産をまとめました。
長崎といえば、シルクロードならぬ「シュガーロード」(出島から砂糖が伝来し、佐賀や小倉を通って京、大阪、江戸などに運ばれたと言われています)で有名な街ですから、特に甘いものが昔から栄えています。

今回は定番&面白スイーツの他、中華街の味を自宅で味わえる逸品まで、幅広くご紹介しましょう!

定番ながら不動の美味しさ!福砂屋の「カステラ」

長崎本店
長崎県長崎市船大工町3-1
TEL 095-821-2938(代)直営店
営業時間 8:30〜20:00

出典:http://www.fukusaya.co.jp/store/kyushu.html#nagasaki

最初にご紹介するのは、長崎のカステラの中でも不動の地位を誇る福砂屋。
カステラ以外にも、チョコレートの風味が優しいオランダケーキや、自分で餡子を入れられるのが楽しい手作り最中、女性社員や彼女には、愛らしい「キューブカステラ」など、魅力的なお土産が盛りだくさんです。
予算に余裕があるのであれば、更に卵の風味が強くて濃厚な「特製五三焼き」を購入するのもおすすめですよ。
全国に店舗を持つ福砂屋ですが、本店はひと際情緒漂う建物なので、旅先ならではの風情が味わえます。

面白くて意外と美味しい!?みろくやの「皿うどんチョコレート」

営業時間:午前 10:00 ~ 午後 7:00
定休日:1月1日
住所:〒850-0853 長崎県長崎市浜町4番2号
TEL:095-828-3698

出典:http://www.mirokuya.co.jp/user_data/hamamachi.php

続いては、ちゃんぽんや皿うどんなどのお持ち帰り商品を多数扱うお店、みろくやの「皿うどんチョコレート」。
名前を聞くとえっ!?と思ってしまいますが、パリパリとした皿うどんの麺と甘いチョコレートが絡み合い、何とも言えない美味しさなのです。
名前もインパクトがありますから、職場のお土産として買って行けば喜ばれるかも?店舗は中華街近くの浜町店の他、長崎空港や長崎駅などにもありますよ。

ミニサイズで食べやすい!肉汁もジューシーな桃太呂の「豚まん」

長崎市銅座町16-3
TEL.095-822-8990
FAX.095-822-8990
10:00~売切れ次第閉店
日曜定休

出典:http://www.butaman.co.jp/shop/access.php

最後にご紹介するのは、長崎の豚まんといえばココ!な桃太呂。
小ぶりながら、一口噛めばジューシーな肉汁が溢れ出す豚まんは、長年地元民にも愛され続けています。
本店は思案橋近くですが、長崎駅にも直営店がありますので、そちらもぜひご利用ください。
自分のおやつ、夕飯用にはもちろん、甘いものが苦手な方へのお土産にも。

長崎には魅力がたくさん!出張の合間に、観光も工夫して楽しもう

長崎は古くから西洋との交流があるオシャレな街、というイメージがありますが、駅周辺だけでもこんなに楽しめる場所なのですね。
特別に観光できなくても、中華街やお土産もの屋さんに足を運ぶだけで、その独特の雰囲気を感じることができそうです。

出張に行くからには仕事で頭がいっぱい!というのも分かりますが、少し時間が空いたら気分転換に観光や買い物、食事などに出かけて、自分なりに充実した時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?