- 住まい(279)
シンプルだけど味わい深い!「カリモク」家具の魅力3つ
洗練されたシンプルなデザインながらも、木や皮の温かみを損なわない丁寧な物づくりで、昔から憧れる人の多い家具メーカー「カリモク」。昨今ではヴィンテージ感溢れる「カリモク60」も話題になりましたよね。今回は「カリモクってオシャレだけど、他のブランドとどこが違うんだろう?」と首を傾げるあなたのために、カリモク家具の魅力を3つご紹介します!これを読めば、一人暮らしのあなたもついついギャラリーに足を運びたくなってしまうかも?
その① 「木のぬくもり」を大切にした、優しいデザインと質感!
カリモクは一見、輸入ブランドのように思われがちですが、実は純粋な国産の家具メーカー。
愛知県に本拠をおく「家具業界の最大手」です。
ちなみに「刈谷木材工業」の略称で「カリモク」の名なのだとか。
そして、そのカリモクの家具は、北欧家具と見まごう、と言われるほど美しいデザインセンスと、それでいて温かみのある雰囲気を兼ね備えているのが特徴です。
それもそのはず、カリモクは「木」に並々ならぬこだわりを持ち、「100歳の木を使うなら、その年輪にふさわしい家具を作りたい」という信念があるそうなのです。
ただキレイ、オシャレというだけでなく、木本来の魅力や性質がしっかりと活かされているのですね。
木材は全て天然素材が使われており、受注後国内の工場で1つ1つ丁寧に造られているのだとか。
天然素材ならではの扱いづらさ、形にする難しさもあるようですが、徹底した温度・湿度管理と厳重なチェックが行われ、優れた品質が保たれています。
「100歳の木を使うなら……」木に対する、並々ならぬこだわり!
「100歳の木を使うなら、その年輪にふさわしい家具をつくりたい」という信念を持ち、
日本人のカラダ、そして暮らしに合った家具をつくり続ける、老舗の家具メーカー。
天然木材を使った国内生産!1つずつ丁寧に造られた家具
木を知るカリモクがこだわっているのが、天然木材を使った国内生産です。環境に配慮した天然のナラ材、ブナ材を、時間をかけて日本の気候になじませ、反りや変形などの狂いの少ない家具に仕上げています。受注後、1台ずつ心を込めて国内工場で生産しています。
ぬくもりを感じるしっとりとした質感が魅力の木製家具も、主材料が天然素材であるがゆえに、どうしても「狂う、割れる」という家具づくりには少し厄介な性質をもっています。その“狂い”や“割れ”の原因となるのは、木材に含まれる水分。木材の乾燥をしっかりと行い、適正な含水率を確保することが重要となってきます。
カリモクではこの木材乾燥に、まずは3ヶ月から6カ月をかけてじっくりと「天然乾燥」、その後に、家具に適した材とする為の「人工乾燥」、「シーズニング」など、たくさんの工程を経て、高度な温・湿度管理を行っています。そして、資材工場では、材質の厳重なチェックと共に、必要な時に必要なだけを木材供給する一貫した生産体制を実施。国産メーカーならではの、優れた木材品質を実現した家具づくりです。
北欧家具にも通じる?オシャレでぬくもりのある質感!
日本にもまるで北欧家具?と、見間違えてしまうような人気の家具メーカーがあります。それは、「カリモク」です。カリモク60の革張りのソファや丸いフォルムのローテーブルなどを、インテリアに使用しているカフェもよく見かけます。
カリモクのソファがあるということだけで、ワンランク上のおしゃれなカフェに感じますよね。そんな重厚なソファに腰かけて、飲むコーヒーは一段とおいしく感じるものです。どこかレトロな雰囲気を醸し出すカリモクの家具。木の温もりを感じることができるところは北欧家具の良さと似ています。
その② 安定感バツグン!使い心地の良さと丈夫さ
続いては「使い心地の良さと、安全に配慮されたバツグンの安定感」です。
もちろん安全性については家具の基本とも言えますが、カリモクでは特に厳しい品質検査と耐震テストが行われています。
中には地震対策として、防災機能の付いた家具も販売されているそうですから、地震の多い日本では非常に安心ですね。
また、カリモクはとりわけ椅子やソファーなどの「座り心地」が評判なのだとか。
「座る方が、立つことよりも疲れるのでは?」という斬新な疑問のもとに造られた椅子やソファーは、人体の構造や欧米人と日本人との体格差などが考慮されており、国内生産ならではの「日本人に特化した」ものとなっています。
これまで「座っていても何だかだるいなあ」と感じたことのある方は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?
耐久性・安全性はバッチリ!厳しい品質検査が行われている
家具の耐久性や安全性を確保するために、用途に応じた様々な品質検査・試験を行っています。
リビングボードや食器棚などについては、これまでの耐震検査、検証を通じたデータに基づき、家具として最大限に安定したデザインで設計。地震対策を取り入れた食器棚などを開発、商品化しています。
カリモクでは、地震対策に配慮した家具を開発、商品化しています。
カリモクショールームでは実際に、防災機能の付いた家具をご覧いただくことができます。
「座る」は「立つ」より疲れる?座り心地バツグンの椅子やソファー
お客様から、カリモクの椅子はなぜ座り心地がいいのですか?と質問を受けるほど、こだわり抜いた「本物の座り心地」とは、いったいどのようなものなのでしょう。
もともと座り心地には定評のあったカリモクの椅子でしたが、「座り心地のいい椅子」についてさらなる研究を始めたのは1990年頃からのこと。そのきっかけは、「座る」は「立つ」より疲れるのでは? という、ひとつの素朴な疑問からでした。
人間の骨格や姿勢を考え、特に日本人に使いやすい物づくりがなされている!
取り組んだのが「人間のカラダを知ること」。「座ると骨格はどうなる?」「血流は?」「酸素の消費量は?」「心拍数は?」あらゆる角度からアプローチした結果、行き着いた答えが「人間のカラダは立ち姿勢こそが自然な姿勢である」ということだったそうです。
重要視したもうひとつのポイントは、日本人と欧米人の体格の違い。椅子というのはもともと欧米人が作った道具なので、そのままの形で日本人が使うことには無理があったのかもしれません。たとえば、骨格にしても骨の数は同じですが大きさが違います。大切な椎間板についても同様で、ここに大きな問題があったのです。
その③ 若者にも人気!レトロでリーズナブルな「カリモク60」がアツい
カリモクの家具は素材にこだわっていることもあり、基本的には「高級家具」というイメージがありますよね。
30万円から40万円程度するものも珍しくないため、若者にとっては少しハードルが高い……と考える方もいるでしょう。
しかし、昨今若者の間でも評判なシリーズに「カリモク60」というものがあります。
カリモク60は、1960年代から販売されているレトロでシックなデザインが特徴で、新作の家具に比べるとリーズナブルなため、「カリモクの家具に憧れるけど、ちょっと予算が厳しいな……」という人々にも支持されているのです。
中でも代表的かつおすすめの品は、しっかりとした造りとモダンな雰囲気が魅力の「Kチェア」。
カリモクならではの木の質感や、座り心地の良さもきちんと感じることができますよ。
60年代が生み出した、レトロで雰囲気のあるシリーズ!
カリモク60とは、カリモク家具株式会社が1960年代から情熱を込めて作り続けているシンプルで品質が良く普遍的と言える家具を、60VISION(ロクマルヴィジョン)というプロジェクトに賛同し2002年に改めて位置づけられたブランド。
『変わり続ける現代だからこそ変わらない価値を持つモノ』をコンセプトにした、古くて新しいブランドです。
魅力たっぷり!他には真似できないコストパフォーマンス
↓60年代が生み出したデザイン
↓量産とは名ばかり!カリモク60は人が作る国産の家具
↓木製品は乾燥が命!カリモク60は時間もたくさん使っています
↓人に優しい家具カリモク60
↓類似品が存在するらしいが・・・ 真似できないコストパフォーマンス
↓温故知新。DNAを引き継ぐカリモク60+(プラス)
オリジナルよりもはるかに安くなければならないという条件で登場した類似品は決して中身まで真似はできないはず。現在のカリモク60の各アイテムの価格は、作り手の熱い情熱、失敗や成功の経験を含む深い歴史があって初めて実現しているコストパフォーマンスです。
カリモク60と言えば昨今若者の間でちょっとした人気のブランドになってるみたいですが、じつはそのカリモク60人気に火がつく前からチェックしていました、私、…たぶん。あのさりげない佇まいといい、ちびっとノスタルジックな雰囲気といい、はたまた、どこに置いてもしっくり、いつの時代にあってもしっくりするであろうシンプルさ。しこたま…、すこぶる…自分好みなのです。
代表的&おすすめ家具は、シックなたたずまいの「Kチェア」
「ずっと使い続けたい!」様々な世代から支持されるカリモク
カリモクの家具はそれだけでも充分オシャレですが、基本的にシンプルなためどんなインテリアやカラーとも調和してくれます。
家の雰囲気や和室か洋室か、広さはどれくらいかなど色々と考えながら、相応しいものを選べるのが嬉しいですね。
華美すぎず素朴すぎず、安全で長く使える家具……だからこそ、世代や男女を問わず支持されているのでしょう。
住んでるのだから汚れてくるのも傷も仕方ない。それも味となっていくであろう。アンティーク好きだし、古くなっても大切にしていきたいと思い、家具もセレクト。ミッドセンチュリーに憧れて、カリモク60のソファ買いました(*'▽'*)♪
— 寝落ち母 (@Ranranla44) 2016年5月11日
また、古い家具が入ったので、模様替え〜
— JustOne (@JustOne_Photo) 2016年5月11日
どっしりとしたカリモクの食器棚は、古くても素敵!
このアトリエには、新しいものより、古いものの方がいい感じに調和してくれる。 https://t.co/o9CHHL97h2
やっぱりカリモクの椅子が欲しいです
— エイコ (@watt_eiko) 2016年5月10日
仮置きと思ったけど、わりとここでいいかもとか思いはじめてきた。カリモクのコーナーラック届いた。思ってた以上にアンティークな感じで素敵! pic.twitter.com/ViN2QulsrX
— るい10/1アラモ (@ruibiro) 2016年3月2日
実家でもワンルームでも!自分だけの「カリモク」を探そう
いかがでしょうか?カリモクの家具は素材や安定性、デザインなど様々なことにこだわられている上、若者にも手を伸ばしやすい価格帯のシリーズも販売されているのですね。
スタイリッシュにも優しげにも見える家具たちは、一見同じデザインでも置く部屋のインテリアやイメージによって、全く違うものに変化しそうです。
少しでも気になった方は、ぜひギャラリーやショールームに足を運び、自分の部屋をより素敵に彩ってくれる「カリモク」に出会ってくださいね。