美侍

季節の変わり目、乾燥が原因?頭皮のかゆみの原因と自分でできる対処法&予防法

暖かくなってくると、頭皮のかゆみが気になってくる方が多いのではないかと思います。春に頭皮のかゆみが強くなる大きな理由として、乾燥が挙げられます。乾燥しやすい季節ほど、頭皮はかゆくなりやすいのです。今回は、頭皮のかゆみの原因や、正しい対処法や予防法に関して紹介します。

空気が乾燥する季節の乾燥

春から夏の季節の変わり目に頭皮がかゆくなったり、いつもよりフケが出やすくなったりすると感じることはありませんか?
これは、空気の乾燥しやすい季節であるためです。
頭皮だけでなく、皮膚全体が乾燥してかさつきやすくなります。
そして皮膚の一部である頭皮は、頭髪の大事な土台ともなっています。

そんな頭皮が乾燥やかゆみでダメージを受けていると、抜け毛や薄毛などのトラブルにつながることも・・・
ただひたすらかくのではなく、早めの対処法が重要です。

①皮脂を奪いすぎない

その原因を発見次第、すぐに取り除き改善策を実行していく必要があります。頭皮ケアも改善策の一つとなるでしょう。頭皮に汚れが溜まることによって薄毛の進行を進めてしまうので、ある程度の汚れを取り除くことは大事ですが、あまりにも頭皮を洗い過ぎると必要な皮脂まで洗い流してしまいます。

出典:http://jesuiscoupable.com/genninn.php

頭皮には皮脂がありますが、皮脂は多すぎても少なすぎてもかゆみの原因となります。
かゆみが気になるからといって、一日に何度もシャンプーしている人は逆効果の可能性もあります。
反対に、頭皮に汗や余分な皮脂が残っているにも関わらず洗い流さず放置していると、かゆみやフケが出やすくなります。
皮脂や水分は、適度に残しておくことが大切です。

ほかには、以下のような点にも注意してください。

・朝シャンをやめる
・熱すぎるお湯で洗い流さない(シャンプー時はぬるま湯で)
・洗浄力の強すぎるシャンプーを避ける
・頭皮や頭髪への紫外線に注意する

②正しいシャンプー方法

シャンプーはかゆみを防ぐための大事な手段ですが、間違えていると逆効果になることも。
かゆみがあるといって、何度も引っかくように爪を立てて洗うのはNG。
頭皮に細かい傷がつき、悪い場合は細菌感染などにつながることもあります。
引っかかずに、指の腹でやさしく洗うのがコツです。

また以下のような点も、改善しましょう。

・シャンプーはしっかり泡立てて使う
・やさしい成分(天然成分やアミノ酸系など)のシャンプーに変える
・シリコンや界面活性剤などを避ける
・リンスやシャンプーの泡はしっかり洗い流す
・濡れた後は正しく乾かす
・シャンプーブラシなどで過剰にマッサージしない

まず、シャンプーを手の平で泡立ててから髪の毛につけます。 そして、爪を立てないように頭皮を揉むように洗います。 洗い流す時は、熱いお湯をかけるのは良くありません。 38℃くらいのお湯で流しましょう。皮脂が溶けやすい温度です。

出典:https://hagelabo.jp/articles/aga-itch

③刺激のある成分を避ける

何気なく毎日使っている整髪料。
毎日使う整髪料などを適当に選んでいませんか?
特にミントやメンソール系の整髪料は、頭皮にとって刺激になり、それがかゆみの原因となることもあります。
また、いずれの整髪料を使うときも極力頭皮にはつかないように気をつけて使い、使った日はシャンプーでやさしく洗い流すようにしましょう。

正しい方法でかゆみを防ごう

頭皮の乾燥は、かゆみにつながりやすいことが分かりましたね。

ただし一つの原因だけでかゆみが起こるとも限らないので、乱れた生活習慣の改善やストレスの減少など、さまざまな面で予防していくことが大切です。
もし間違っていた方法で対策をしていたらすぐに改善して、快適な状態の頭皮を保ちましょう。