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相場を知ってお得にゲット!「中古の原付」購入の手引き

原付バイクは、自動車やその他のバイクを購入するまでのつなぎとしても活躍しますし、普段の通勤や通学でちょっとした距離を移動したいときにも役立ちます。原付のみで一生ずっと乗り潰すということが少ない分、新車でなく中古で購入しておきたいという方も少なくないかもしれませんね。そこで今回は、相場やお店選びなど、中古で原付を購入する際に気を付けたいポイントをご紹介します。

まずは自分がほしいバイクの相場を知るべし

出典:http://mckyoto.com/bikesc0022.html

原付はバイクに乗る人が最も手にしやすい車両です。
購入価格が安いだけではなく、維持費の面でも大変コストパフォーマンスに優れたバイクといえます。
保険や税金も安く車検も必要無いので、学生さんや社会人になって間もない方にも気軽に乗りやすいのです。

バイクに乗りたい若者が、予算の都合で最初に手に入れる愛車も原付だったりします。「オレのマシン、マジ速いし」とか。

実際問題、これほど効率の良い乗り物もそうそうない。燃費だってハイブリッドカーなんて目じゃないくらい良い。それでいて、免許取得も楽、車体の値段も安く、人力とは次元の違う機動性の高さも合わせ持ち、お得感が満載だ。これこそ、エコノミーでエコロジー。

出典:http://www.goobike.com/learn/bike_issue/toku204/07.html

原付は安いといっても、安すぎる車両はそれなりの理由を持っていることを覚えておきましょう。
事故車両であったりとか、手続きの代行費用が高いことなど安すぎる車両についてはリスクを覚悟する必要があります。
安さの理由をバイクショップの店員に尋ねようという場合にも、いわゆる“相場”を知らなくては話がしづらいですよね。
相場を知ることは、自分が損をしないためにも重要なのです。

安すぎる中古バイクは要注意です。もしもあなたが中古バイク販売店の社長だとして、
良いバイクをオークションから仕入れて、その仕入れ価格より安く販売しますか?赤字で…?
そんなことは絶対にありえませんよね。会社が潰れてしまいます。
単純に安い車と言うのは、何かしらの「安い理由」があるのです。

出典:http://ride.benzo-workssport.com/what-is-benzo/learn-bike/419/

最初は、50ccバイク(原付一種)の相場について見ていきましょう。
以下のリンクをご覧いただくとわかるように、50cc以下の原付においては本体価格が5万円を切ることも珍しくありません。
高くても本体価格が10万円前後であることがほとんどです。
こうした点とリスクの回避を考えると、約5万円前後を相場として捉えておくと良いでしょう。

原付一種は10万円以下の中古が豊富に揃っている。

原付二種、いわゆる50~125ccのバイクは安くて5万円、珍しい車両においては50万円前後する車両も存在します。
相場としては10~15万円前後として考えておくと、他の車両と比較するうえで役立つことでしょう。

原付二種は、10万円前後が相場。

自分が欲しい車両のタイプが決まっているのであれば以下のリンクにあるようなウェブサイトで値段を調べてみることをおすすめします。
1つのサイトで満足するのではなく、いくつかのサイトを比較しその平均を相場として考えましょう。
こうした相場のチェックは、実際にバイク店で車両を見るときに大切な基準となるので、必ず調べておくようにしてください。

ほしい車両が決まっている場合に相場を検索できるサイトです。

良い原付と巡り合うコツは

出典:http://minkara.carview.co.jp/userid/265949/car/159287/profile.aspx

走行距離はあくまで目安

中古車を購入するとき、走行距離を確認するようにといわれることがあります。
走行距離は車やバイクがどれくらい使われていたかを示す基準であり、値段を決める大きな目安となっています。
ただし、原付においてはこれを過信するのは得策とはいえません。
以前使用していた方やバイクショップがメーターを取り換えてしまう可能性があるからです。
(メーターを取り換えると、正しい走行距離はわからなくなります)

ほとんどの原付は走行距離計が四桁しかありません。そして、車検の無い原付には走行距離の裏付けがありません。

 メーターの交換なんていくらでも出来ますし、しちゃいけないってルールもありません。正直、バイク屋さんにも本当の走行距離なんて分からないんです。

出典:https://gentukiichiba.com/126

また、オフロード車については走行距離が短くてもエンジンや車体に負担がかかっていることも少なくありません。
走行距離はあくまで目安と考え、車両本体の状態を最優先でチェックしましょう。

林道やダートなどのオフロードばかりを走っているバイクは、走行距離が伸びないわりに、エンジンには結構負担がかかっています。
だから、前の所有者が長く乗っていたわりに走行距離の異様に少ないオフ車には要注意なのだそうです。

出典:http://bike.hirosato.net/7/9/000330.php

車両のどこを見るべきか

バイクの車両本体をチェックするときは、傷の有無や乗り心地など様々な面を細かく見ていく必要があります。
特に忘れてはいけないのが、ステップの部分です。
ステップに足を乗せずにバイクを運転することは出来ませんから、ここをチェックすることでどれくらい使い込まれていたバイクなのかが判断しやすくなるのです。
新しいものに交換していたのであれば、その理由を店員に尋ねるようにしましょう。

「ステップやリアサスも要チェック」といったコツが記されています。

そのバイクの走行距離を推し計るのに最適なのが、ステップ上部のゴムのすり減り具合と言われています。すっかり凹凸がなくなっていれば、軽く2万キロは超えていると考えられます。

出典:http://www.bikebros.co.jp/vb/kiso/bk/bk-03/

見た目だけではなく、エンジンをかけたときの音や発進したときの滑り出しにも注意を払いましょう。
バイク初心者の方にとってはわかりにくいかもしれませんが、いくつかの車両を試乗させてもらうことで、自分が購入しようとしているバイクがどんな状態なのかが少しずつ分かってきます。

本当に気にしなければならないのは、エンジンやミッション内部の磨耗、吸排気系、サスペンションの劣化など、外からは見えづらい部分です。完全には無理でも、その心積もりを持ってバイクをチェックするだけで結果が違ってきます。

出典:http://www.bikebros.co.jp/vb/kiso/bk/bk-03/

購入後もお付き合いしていけるようなお店選び

最近ではオークションなどでもバイクを購入することが可能です。
しかし、中古の原付を購入するのであればお近くのバイクショップをおすすめします。
購入した後の手続きや故障したときのことを考えると、手軽に訪問出来る範囲のバイクショップとつながりを持っておくほうが何かと便利だからです。

販売店を選ぶ上で、自宅からの距離がある程度近い必要があります。これは購入したバイクに付けるナンバープレートを取得する際に、自宅の最寄りの陸運事務所や市役所へ行く必要があるからです。多少遠いくらいならば何とか対応してもらえますが、例えば、九州に自宅のある人が合、いくら安いからといって東京の販売店で購入することは無理なのです。現実的には、購入後も数回は販売店を訪れることになるので、ある程度は自宅に近い販売店を選ぶことをお勧めします。

出典:http://www.salzburg-kontra.com/?page_id=101

オークションの方が安いと思われがちですが、バイクショップの中には専門店も存在し、オークションサイトよりも安く原付をゲットすることが可能なお店も少なくありません。

これから大きなバイクを乗り継いでいこうと考えているのであれば、バイクに詳しい人が身近にいてくれたほうが良いですよね。
保証や手続きのサービスをしてくれるバイクショップも多いので、原付に初めて乗る方にとっては強い味方となってくれます。
中古原付を選ぶ際には、車両の価格だけではなくお店のサービスについても比較することが重要なのです。
バイクの整備や販売だけではなく、バイクに関する話題で盛り上がるパートナーとしてお付き合いできるようなバイクショップ選びに努めましょう。

自宅の近所でバイクを購入するメリットとして、そのお店と購入後もお付き合いすることができる点です。
たとえばバイクのタイヤに空気を入れたいときに空気を無料でいれてもらうことができます。

また部品を交換したいときなど、簡単なことであればそのバイク店で仲良くなっていれば工具をお借りしたりすることができますので、そうしたバイクを購入したあとのお付き合いができるのがこうした近所のバイク店で購入することのメリットだったりします。

出典:http://www.wise-choice-bike.com/%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%81%AE%E8%B2%B7%E3%81%84%E6%96%B9/bike-shop/

中古原付購入の手順を確認

最後に、中古原付の購入手順と必要な書類、お金などについて確認しておきましょう。
中古原付は新車を購入するときと同様に、販売店で売買契約を結んでから納車前の最終チェックや手続きを済ませることになります。

実際にバイクを購入した際、どのような手順で契約から納車になるのかを説明したページです。

原付を中古で購入する手続きに必要な書類は、125ccを超えるバイクに比べると少なめです。
免許証や印鑑は必要ですが、住民票は手続きを代理で行ってくれるバイクショップであれば用意する必要がありません。

バイク購入には、以下のものが必要になる。

免許証
言わずと知れて、必要ですわな。
住民票
バイクのナンバー登録の際、必ず必要になってくるものだが、店側が代理で取得してくれる場合も多く、自前で用意する必要のない場合もある。
印鑑
契約の際に必要となるので、持って行きましょう。
お金
契約に際して、大概頭金が必要になる。ポイントなどが付くクレジットカードなどで購入するとお得だが、軽自動車税や自賠責保険などはカードが使えない場合がある。

出典:http://www.gentsukinisyu.com/get/buy.html

中古原付で必要なお金は、車両の価格がほとんどになります。
排気量の大きなバイクは自賠責保険や税金が高くなりますが、原付については自動車重量税がかかりませんし、自動車税も2千円以下です。
ただし、手数料についてはバイクショップによって異なるので、事前に総額いくらぐらい必要なのかをきちんと確認しておきましょう。

これら諸費用はショップによって異なる場合がありますので、必ず購入前に ショップへご確認ください。
購入時の本体料金以外の諸費用は、大きく分けて手数料と法定費用の2つがあります。

購入費用 = 手数料 + 法定費用 + 車両価格

出典:http://www.bikeyard.jp/man/purchase/commission.scm

原付は人生のパートナー

原付は、皆さんの足として生活を支えてくれる大切なパートナーです。
中古ショップで購入するとしても、なるべく高品質なものをお得に購入したいですよね。
相場やバイクショップ選びのコツを頭に入れて、自分にピッタリな1台を見つけましょう。