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日本にもいよいよ上陸!新型NSXの特徴や魅力を徹底解剖!
2005年までホンダから発売されていた、伝説的なスーパーカー「NSX」。昨2015年の北米国際オートショーにて更に進化した姿を見せてくれた後、2016年8月25日についに日本でも受注開始となりました!日本が誇るスーパーカーの新たなる登場にワクワクしてしまうあなたへ、このNSXの特徴や新型の見どころ、魅力などをお伝えします。ホンダのこだわりと技術を余すところなく詰め込んだ高級スーパーカーの極意を、ぜひご堪能ください。
伝説的なホンダのスーパーカー!NSXってどんなクルマ?
NSXは、ホンダが2005年まで生産していた2シーターの高級スポーツカーです。
某初代ロードスターを思わせるシジミ目のNA1/2型や、つぶらな瞳のIII型NSX、クールな目元のNSX-Rなど、型式によって個性的な輝きを見せる車種で、フェラーリやポルシェなどをライバルとして造られただけあって性能も非常に優れています。
様々な型式は生まれたものの、発売から生産中止になるまでの15年間、一度もフルモデルチェンジしなかったことでも知られ、未だに伝説的な人気を誇るスーパーカーです。
中古でも状態の良いものや限定モデルには1000万円を超えるものもあり、支持の高さが窺えますね。
NSXは、ホンダが販売していた2シーターのスポーツカー!
NSX(エヌエスエックス)は、本田技研工業がかつて生産、販売していた2シーターのスポーツカーである。
発売から生産中止まで、15年間フルモデルチェンジなし!
キャッチコピーは『our dreams come true』、『緊張ではない、解放するスポーツだ』。
第2期F1参戦を機に「世界に通用するHondaの顔を持ちたい」との願いから開発された車であり[2]、バブル景気絶頂期の1989年に発表、翌1990年9月14日の販売開始から2005年12月末までの15年間の長きにわたってフルモデルチェンジを行うことなく製造され、2006年まで販売がなされた。
フェラーリやポルシェなどの海外高級メーカーがライバルだった!
開発に当たってはフェラーリやポルシェなどの高級スポーツカーが比較対象になったが、特にフェラーリのV8モデル フェラーリ・328を越える走行性能を目指して開発され、当時個体性能差が大きかった328をデータ取りのために何台も購入したといわれている。
生産行程のほとんどが手作業!ライバル車とは一線を画す存在
『NSX』は、世界初のオールアルミニウム製ボディーの採用で、国内外のライバル車とは一線を画した存在でした。
また、生産開始以来、生産終了まで 一貫して生産のほとんどの行程を手作業で行っていたのも特徴。
「武士道」が似合う日本車!という声も
魅力というか、これほど「武士道」が似合う日本車は私はないと思います。オーディオやパワーウインドウ以外の快適装備を一切外し、「軽量化」に取り組んだことと、ライバルがターボ化する中、NSXだけはNAにこだわり続けたところ。そして、生産開始、もっといえば、コンセプトカーから生産終了までデザインの変更があまり多く見られないこと。
どこが変わった?「新型NSX」の特徴とは!
前述した通り、2005年で一旦生産が終了されたと思われたNSXですが、何と昨年(2015年)の北米国際オートショーにて「新型NSX」が初めてお披露目されたとか!
同年の東京モーターショーにて日本でも公開されているため、国内での販売も期待されますね。
過去のNSXよりも更に鋭くなった眼光、間合いをとるかの如くスマートに盛り上がる背のラインは、何となく豹のようなイメージを抱かせます。
インテリアも以前のNSXよりもより大胆でラグジュアリーな仕様になっているということで、乗り込むだけでワクワクしてしまいそうです。
出力は、何と海外のレーシングカーにも引けを取らないと言われるあの「日産 GT-R」をも凌ぐと言われるほど。
エンジンは室内空間を重視する「横置き」から、左右のバランスがとりやすい「縦置き」となっており、より一層走りに特化した車となっているようですね。
エンジンは「横置き」から「縦置き」へ!
・これまでコンセプトモデルやGT参戦モデルが公開されていた、ホンダのフラッグシップスポーツ2代目「NSX」の量産仕様
・アメリカでは、ホンダの上級ブランド「アキュラ」から販売され、生産もアメリカの「オハイオ パフォーマンス・マニュファクチャリング・センター」でおこなわれる
・前型NSXで横置きされていたエンジンは、縦置きへと変更されている
・当初生産開始を2015年秋としていたが、2016年春に変更
インテリアもより大胆に、プレミアムな印象!
インテリアは価格的にライバルとなるフェラーリやランボルギーニを意識してか、前のNSXよりダイナミックに、プレミアムスポーツを目指している
最大出力が大幅UP!フェラーリにも負けない性能に
前輪左右でトルク差をつけるフロントモーター15kwが左右に付き、異次元のハンドリングを実現する。
これによりシステム最高出力は573ps、システム最大トルクは646Nmとなった。
フェラーリ458イタリア(フェラーリ488)にも負けない性能になると言われている。
しかし、ハイブリッドシステムによりJC08モード燃費で15~16km/Lを記録できると思われる。
特筆すべき武器は「ハイブリッドシステム」!
新型「NSX」の最大の武器は、そのハイブリッドシステムということになる。リアに1個、フロントに2個のモーターを使用するこのハイブリッドシステムは、アウディが「R18 e-tron クワトロ」で採用し、ル・マンを席巻したシステムと、あるいはポルシェがその歴史上最速のモデルとして発売した「918 スパイダー」と、基本的に同じものと考えて良さそうだ。
新型NSXの価格とカラーバリエーションは?
さて、気になるのが新型NSXの価格と選択できるカラーバリエーションですよね。
まず、価格はベースモデルが15万6000ドル(約1890万円)、フルスペックモデルが20万5700ドル(約2500万円)となっており、どちらも非常に高額です。
ただし、同じスペックを持つ車の中では、比較的リーズナブルなんだとか。
カラーバリエーションについては、画像でご紹介した「レッド」「ホワイト」「ブルー」「ブラック」の他に「シルバー」が用意されているようです。
インテリアも黒と赤を基調としたものの他に、キャメルと黒を基調としたもの、白と黒を基調としたものなどが選べるようで、自分好みにカスタマイズできそうですね。
価格は約1890万円~約2500万円!
価格 ベースモデル15万6000ドル(約1890万円)、フルスペックモデル20万5700ドル(約2500万円)
カラーは現在5色が公開されている!
これまで、ホンダとアキュラは、世界のモーターショーにおいて、主に赤(バレンシア・レッドパール)の新型NSXを展示してきた。今回は、青(ノーブル・ブルーパール)と黒(ベルリナ・ブラック)の新型NSXが、初公開されている。
シカゴモーターショー16では、鈴鹿サーキットの有名コーナーに由来した「130Rホワイト」のボディカラーに、赤内装を組み合わせた1台を米国初公開し、発売に向けたアピールを強化
ホワイトやシルバーは人気のカラーでもありますし、できるかぎりラインナップに加えてほしいところですね。
インテリアも赤と黒だけじゃない?
女性にも高評価!新型NSXから目が離せない
日本でもいよいよ正式に受注開始。
ますます、この新型NSXから目が離せません。
消費税込み2370万円という価格を見ると手が出しにくい車ではありますが、日本の街中を走っている姿を早く見てみたいものですよね。
中には「NSXで迎えに来てほしい!」という女性もいるとか。
欲を言えば新型のNSX欲しい。
— Paralierunner 440+6 (@Muscle_perf) 2016, 2月 8
自分の知り合いの20代の女の人はNSXで迎えに来て欲しいそうです……
— うえちん (@_uechin) 2016, 2月 11
新型のNSXカッコいいね。スティングレイに似てね?
— ろく (@ROKUpoyo) 2016, 2月 3
デザインも走りも一級品!新型NSXの日本上陸を待とう
いかがでしょうか?NSXは発売当初がバブル真っただ中だったこともあり爆発的な人気を誇り、15年間に渡って支持され続けた車でしたが、新型も負けじと魅力的な車となっていますね。
ホンダでは、いわば国産スーパーカーとして年間100台の販売をめざしているのだとか。
日本の街なかで見かけるときが、楽しみです!
(2016年8月26日 内容部分更新)