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ズーマー初心者に捧ぐ!カスタム入門の心得3つ
ズーマーといえば、個性的なデザインが魅力的なホンダのバイク。更に自分なりのカスタムを重ね、こだわりをアピールできることでも知られていますよね。今回は、ズーマーをカスタムしてみたい!と意気込む方のために、知っておくべきポイントや注意点などをまとめました。ズーマーカスタム入門の心得をしっかりと頭に留めておけば、きっとデザイン、パーツ共に充実した素敵なバイクが出来上がることでしょう。ぜひご参考ください。
ポイント① ズーマー本体を選ぼう!
ズーマーといえば、小柄ながら個性を発揮できると評判の、2001年から販売されているホンダのバイク。
総排気量49㏄と原付サイズにも拘わらず、数々のマニアから熱い支持を得ている車種です。
その秘密は、カバーがなくパイプむき出しのシンプルなデザインにあります。
パーツが少ない方が自分なりのものを選んでカスタムできますし、余計な装飾を必要としない感じが男らしいイメージを与えるのですね。
現在はオレンジ、白、黒、グリーンの4色展開ですが、中古のズーマーを探せばイエローや赤、青など、過去モデルから限定モデルまで、様々な中から選ぶことができます。
デザインや色はカスタム後のイメージに重要な役割を果たしますから、ぜひお気に入りを見つけてください。
原付なのに、オシャレで様々なカスタマイズが可能!
お洒落な女子に人気なのがビーノなら、お洒落な男子はズーマーです。
新車価格は23万6250円
一般的な原付と違ったデザインに優れた走行性能、さらに様々なカスタマイズが可能と男子に好かれる要因が揃っています。
外装カスタムがしたいなら、黒がおすすめ!
色的にはオレンジが良いんですけど最初だけ鮮やかで、長い目でみたら色落ちとかどうなんだろうって思って黒にしようかと考えています。(止めるとこは屋根がないので雨なんかで・・
また外装パーツを付けるとオレンジってマッチしますかね?
外装カスタムを
したいなぁと思って
いるなら、黒が良いと
思いますよ。
中古を探せば、赤や青を選ぶこともできる!
今は廃止されていますが、昔は赤や青の設定もありました。
生産終了だけど、110㏄の「ズーマーX」も魅力!
斬新で、独創的な存在感を放つ新しいネイキッドスクーター。そのユニークなデザインは、ストリートでも人の目を惹きつける。
原付ということもあって安価ですが、デザインはハイセンス。
カスタムすれば走行性能もどんどん上げられるので、二輪の免許を持っているけどズーマーをカスタムして乗ってる、という人もいるほどです。
ポイント② パーツリストや道具などを用意しよう!
続いては、カスタムに必要なものを準備しましょう。
その① ズーマーサービスマニュアル
まず、ホンダの「ズーマーサービスマニュアル(整備書)」。
パーツだけ交換できればいいから、内部のエンジンまでいじらないんだけど……?という方も、念のために持っておくと安心です。
価格は8000円前後(2016年4月現在)と少々お高めですが、通販で購入することができます。
その② パーツカタログ
次に「パーツカタログ」。
ズーマーのカスタムパーツは純正品でないものも多いですが、純正品を取り寄せたい場合は、こちらのリストがあると非常に助かります。
ちなみにホンダはネットで検索しても、WEB公開されているリストはないようですので、通販で購入しましょう。
価格は4000円前後(2016年4月現在)と、こちらも少々高価。
その③ ロングホイールベースキット
続いては、バイクをロングホイールベースにするためのキット。
ロングホイールベースとは、タイヤとタイヤの間が長い車種のこと。
バイクにおいては、レースで車体がひっくり返りにくくなるようです。
これは絶対にそうしなければならないわけではありませんが、ロングホイールベースにすると車体が大きくなり目立ちやすいので、注目されたい!という方にはおすすめです。
その④ シートフレームネット
最後に、シート下のスペースに荷物を入れられるようになる「シートフレームネット」。
これも絶対に装着すべき!というわけではありませんが、ズーマーは普通の原付と違って荷物を乗せるところがないので、実用性を高めたい方にはおすすめです。
ポイント③ 最終的なデザイン目標を決め、できるところからカスタムしよう!
いよいよズーマーをカスタムしてみましょう!
ただし、初心者がいきなりエンジン部分に手を出したり、突然ロングホイールベースに挑戦したりするのはあまりおすすめできません。
まずは最終的な到達点(どのようなデザインにしたいか、どのような性能にしたいか)を考え、それに基づいてパーツを揃えていきましょう。
ズーマーは純正品以外にも魅力的なパーツがたくさん売られていますが、できれば全体のバランスを見て、統一感を持たせることが重要です。
また、パーツ同士でも相性がありますので、気に入ったものだけ好き勝手に選んでいくと性能が落ちる恐れもあります。
注意して購入してくださいね。
おすすめ① ミラーやグリップ
初心者に最もおすすめなのが、ミラーやグリップの交換。
手軽ですし、高いものでも1万円前後で購入できるため、ある程度のデザインが決まったらここから始めていきましょう。
おすすめ② マフラー
続いては、マフラーの交換に挑戦してみましょう。
バイクのカスタムといえばマフラー、というイメージもあるほど、バイクにとって中核をなす部品ですよね。
マフラーはエンジンに直結していることもあり、「走り」に非常に重要な影響を与えます。
その分費用もかかりますが、交換した後の喜びもひとしお。
お気に入りが見つかったら、ぜひチャレンジしてみてください。
おすすめ③ シート
最後に、バイクの乗り心地を左右すると言われるシート。
「見た目にはあんまり関係ないし、どれでもいいや」という方もいるでしょうが、実際には運転、取り回しのしやすさにも大変な影響を及ぼすため、とても重要な部分です。
シートごと交換する方法もありますが、シートカバーを上から被せる、というやり方だと手軽です。
中にはシートをオーダーメイドできるお店もありますから、こだわりたい方はぜひご利用ください。
自分好みのパーツを揃えて、世界に一つだけのズーマーを作ろう
いかがでしょうか?ズーマーは分類で言えば原付ですが、こだわり抜けば小型・中型二輪と比べても遜色ないデザインへとカスタムできるのですね。
ぜひ自分好みのパーツを揃えて、世界にただ一つだけのプレミアム・ズーマーを作ってみてください。
ただし、原付には車検はありませんが、カスタムしすぎると趣味が前面に出過ぎて、中古で売りにくくなる恐れがありますので、注意が必要です。
自分だけのズーマーだから、誰にも譲りたくない!くらいの熱い気持ちがあった方が良いかもしれませんね。