美侍

転職活動を成功させるカギ!「面接」の流れや注意点を知ろう

転職活動において、最も合否を左右するポイントとなるのが「面接」。緊張してなかなか言葉が出てこなくなることも多いですから、前日までにしっかりとした準備が必要になりますよね。今回は「いよいよ面接だ……大丈夫かな」と不安に思っている方のために、新卒採用とはちょっと違う!転職活動の面接の流れや、特に注意すべき点などについてまとめてみました。これを読めば、きっと落ち着いた気持ちで面接に臨めるはず!

入る前から出るまで気を抜けない!面接の基本的なマナーとは

まず、面接前に確認しておきたい!基本的なマナーをご紹介しましょう。
転職の場合、仕事をしながら面接を受ける人も多いので、退勤後や中抜けの時間に面接会場に行く、ということもあるはず。
しかし、先方からしてみれば忙しい合間を縫って作った時間ですから、状況に甘えず開始5分~10分前には着いておくようにしましょう。
事前に髪型やスーツのシワ、靴の汚れなど身だしなみチェックを忘れずに。

入室の際は3回ほどノックし、どうぞ、と促されたら入ります。
背後を向き直ってドアを閉め、所定の場所に進んで挨拶をしてもすぐには座らず、面接官の指示を待ってください。
面接官が来るまでに待ち時間がある場合も、携帯を触ったりキョロキョロと辺りを観察したりせず、姿勢よく落ち着いていましょう。
面接が終わったら立ち上がって「ありがとうございました」と一礼し、出口で再度一礼して退室をします。

面接官や社員の方がエレベーターまで送ってくれた際にも、お礼を忘れないようにしましょう。
また、終わってからもどこで見られているか分かりませんので、会社から遠ざかるまでは気を抜かずにいることも大事です。

開始5分前には到着!身だしなみや表情にも気を付けよう

直前まで仕事や予定が入っている、という場合でも、開始5分前くらいには会場に入れるよう都合をつけておきましょう。ただし面接官も基本的には仕事中。あまりに予定より早く訪問するのは迷惑となりますので注意してください。気持ち少し早めに出て、面接会場付近の喫茶店などで最終確認や気持ちを落ち着けるなどしてもよいでしょう。

出典:http://doda.jp/guide/manual/4/003.html

対人印象の50%は外見で決まるとも言われています。そして面接官の中であなたイメージができあがるのにかかる時間は約5分とも言われてます。もちろん実際の判断自体は面接内容によって決まるのですが、意外にも「第一印象」の影響が強いことをお忘れなく。好感の持てる身だしなみ・表情か?話し方・口調?目を見て話しているか?など、「最初の5分」で根付いた印象はその後面接終了まで引き継がれるもの。内容が良くても、この印象が打ち消してしまうことも多々あるのです。

出典:http://doda.jp/guide/manual/4/003.html

入室から退室まで気を抜かない!基本的な所作マナー

1.ノックは3回。『どうぞ』と言われたら、「失礼します」と言い、入室する
2.ドアは後ろ手に閉めない。必ずドア側を向いて閉め、向き直ってあいさつをする
3.あいさつは、「(名前)です。本日は宜しくお願い申し上げます」
4.『どうぞ』『お座りください』など、促されてから椅子に座る
5.荷物は足元に置く

出典:http://ten-navi.com/hacks/interview-6-3329

1-A.特に指示がなければ、下座の座席の横に立ち、立ったまま面接官を待つ
1-B.『お掛けになってお待ちください』と言われたら、下座の席に座って面接官を待つ
1-C.『こちらにお掛けになってお待ちください』と言われたら、指示された席に座って面接官を待つ
2.面接官が入室したら、座っていた場合はすぐに立ち上がり、あいさつをする

出典:http://ten-navi.com/hacks/interview-6-3329

1.面接が終わったら、立ち上がって「ありがとうございました」の言葉とお辞儀
2.面接官または別の社員がエレベーターまで見送ってくれた場合は、改めてお礼を述べた後エレベーターに乗り込む。会社の入り口まで見送ってくれる場合は、入り口で改めてお礼を述べる。応募者が見えなくなるまで見送ってくれるケースもあるため、外に出ても気を抜かないように。また冬場は、先方の社員が見えなくなるまでコートは着ない。

出典:http://ten-navi.com/hacks/interview-6-3329

終わっても油断しない!「家に帰るまでが面接」を忘れずに

緊張の面接も終わり、面接会場をあとに。社屋を出たとたんに気を抜いてタバコをプカプカ、あるいは友人・知人へ面接の感想を大声で電話してみたり…。こんなことはまったくの論外、どこで誰が見ているか分からないのです。実際にそんな姿を採用担当者に見られてしまい、芳しくない結果を招いてしまった事例は少なくありません。「家に帰るまでが面接」というくらいに考え、油断せずに企業をあとにしたいものです。

出典:http://doda.jp/guide/manual/4/003.html

心構えをしておこう!転職面接の大まかな流れとは

続いては、面接の大まかな流れについて覚えておきましょう。
転職面接の場合は、既に別の会社で働いた実績があるわけですから、新卒採用の時とはちょっと勝手が違ってきます。

⒈まずは面接官が緊張をほぐすため、雑談(アイスブレイク)を行う。
⒉名前や生年月日、現在(過去)の職業など、基本的な情報を確認。
⒊実績や転職理由、志望動機など、定番の質問。
⒋入社後の希望や将来像を聞かれるので、独りよがりにならないよう「会社にとっての利益」を意識しながら答える。
⒌会社への条件や希望などを聞かれた時は、常識の範囲内できちんと回答する。
⒍最後に「質問はありませんか?」と尋ねられることが多いため、あらかじめ用意しておく。

以上が、転職面接の基本的な流れです。
年齢が若いと「以前の会社でそこまでの実績がないんだけど……」と悩む人もいるでしょうが、難しく考えず、どんなことを任せてもらったか、どういったことに配慮して仕事をしていたかなど、正直に答えてくださいね。

「転職の黒本」という指南サイトにおける、面接の流れの説明です。

その① 構えすぎないで!「アイスブレイク」

ほとんどの面接官は、部屋に入ってきてからいきなり質問を投げかけてはこない。最初はアイスブレイク(雑談)からスタートするはずだ。

「昨夜はよく眠れましたか?」
「今日は暑いですね。外はかなり暑かったでしょ?」
「この建物には迷わずにまっすぐ来られましたか?」

などなど、日常会話をしてこちらの緊張をほぐしてくれする。
ここは普通に感じたことを返答すれば良い。
(とはいえ、相手の言っていることを返答しないように)

出典:http://xn--u9j316n73p2fn6ys.com/mensetsu/mensetsunonagare.php

その② 簡潔に答えよう!「本人確認」

アイスブレイクが終わったら、履歴書を見られながら本人確認がされます。

「お名前は?」→「○○と申します」
「生年月日は?」→「1982年10月10日生まれ、30歳です」
「現在は何をされていますか?」→「現在は株式会社○○に勤めています」

本人確認なので、ここでの返答はシンプルに。

出典:http://xn--u9j316n73p2fn6ys.com/mensetsu/mensetsunonagare.php

その③ 結論から的確に!定番のオーソドックスな質問

一番初めはオーソドックスな質問から。

パターンとしては仕事内容→実績→転職理由→入社動機
という流れでめられることが多い。

具体的な質問としては以下のような内容だ。

「現職ではどのような業務を担当していますか?」
「現在の業務での経験・実績を教えてください」
「苦労した点・工夫した点はございますか?」
「その中で、どうして転職を考えたのですか?」
「当社を希望した理由は?」

ここでは相手の質問に対して、的確に答えていくこと。

出典:http://xn--u9j316n73p2fn6ys.com/mensetsu/mensetsunonagare.php

その④ 自分ではなく、会社の利益を考える!「入社後の希望や将来像」

キャリア・実績を話した後には、あなたがやりたいこと、
将来のビジョンについて質問がされることが多い。具体的には以下の質問が多い。

「当社でどのような仕事がしたいですか?」
「将来像はどのようにお考えですか?」

この質問でも素直に答えるべきなのだが、
1つだけ注意すべきは、どちらの質問にもプラスαが求められる。

「当社でどのような仕事がしたいですか?」
→(あなたの経験・実績を活かして)どのような仕事をしたいですか?

「将来像はどのようにお考えですか?」
→(当社の仕事を通じて)将来像をどのようにお考えですか?

このように少し機転を利かせて答えるのが望ましい。

出典:http://xn--u9j316n73p2fn6ys.com/mensetsu/mensetsunonagare.php

その⑤ はっきり正直に!「勤務形態の確認」

ここまでであなたのキャリアについての質問はほぼ終了。
このあとには勤務体系(雇用条件)についての質問がされる。

「いつ頃の入社を希望されますか?」
「勤務する上での希望はありますか?」
「年収についてはどのようにお考えですか?」

日本人の謙虚な正確からすると「お任せします」と言いがちだが、
ここであなたの希望は、はっきりと伝えよう。

出典:http://xn--u9j316n73p2fn6ys.com/mensetsu/mensetsunonagare.php

その⑥ 事前に用意しておこう!「受けた企業への質問」

一番最後に「○○さんからは質問はございますか?」
このような質問が必ず入る。

が・・・この質問を甘く考えないほうが良い。

「特にありません」・・・この返答は絶対してはいけない。

この質問の裏には「うちの会社に入りたいのだから、興味あるでしょ?どこに興味があるの?」という意味が隠されている。必ず質問できるようにあらかじめ質問を考えておこう。

出典:http://xn--u9j316n73p2fn6ys.com/mensetsu/mensetsunonagare.php

こんな回答はNG!転職面接で注意すべきこととは?

最後に、転職面接において「言ってはいけない!」NG回答例を見てみましょう。
まず、やってしまいがちなのが「以前いた(今いる)会社の悪口を言う」こと。
現在勤めている会社に不満があるからこそ転職を希望するわけですから、気持ちは分かりますが、転職先にとっても「辞めたらこんなことを言われるんだ……」と不安になってしまう内容ですので、絶対にやめましょう。
「とにかく頑張ります!」「泊まり込みでもやります!」など、過度な意気込みをアピールするのも逆効果です。
展望は具体的に、会社にとって利益になるようなことを考えて。

また、最後に「質問はありませんか?」と言われた時、「特にないっていうのはダメなんだよな……」と焦るあまり面接官が答えにくいこと、知っていて当たり前のことを聞くのもNG。
例えば
・売上高や会社の実績など、ホームページを見れば分かること
・「○歳の時、給料はどれくらいになりますか?」「有休ってちゃんと取れてますか?」など福利厚生に関すること
・「あなたにとって仕事とは?」といった曖昧な(もはや哲学的な)質問
などはNGと思っておくべきですね。

他にも「コミュニケーション能力には自信があります」「ワークライフバランスを充実させたくて……」など、意外とNGワードはたくさんあるようですから、一通り頭に入れておきましょう。

その① 以前いた会社の悪口を言わない!

第二新卒の方の場合、「なぜ入社して数年で転職したいと思ったのか?」ということは人事担当者にとって重大な関心事です。その際、「前の会社のこういう社風が嫌だったから」とか「前の会社でこういう仕事ができなかった」とネガティブに語るのではなく、「こういう社風の会社で働きたいから」とか、「こういう仕事をしたいから」というふうに語ることで、仕事に対する意欲につなげる言い方をするのが適切です。

出典:http://next.rikunabi.com/03/nisotu_ngword/nisotu_ngword_03.html

その② 曖昧にやる気をアピールしない!意気込みは具体的に

スキルや経験の浅い第二新卒の方の場合、仕事に対する意気込みをアピールすることはとても重要です。ただ、その意気込みに何がしかの裏付けがないと、逆効果になることもあります。そのためには、その会社の業務内容をよく聞くことが大切で、「こういう仕事に対して、こう取り組み、頑張っていきたい」という具合に、できるだけ具体的に話すべき。面接は「話す」こと以上に、相手の話をよく「聞く」ことが大事です。

出典:http://next.rikunabi.com/03/nisotu_ngword/nisotu_ngword_03.html

その③ 面接官が答えにくいことや、分かり切った会社の情報を質問しない!

学生「御社の営業利益率はどれくらいあるのですか?(ドヤッ)」
面接官「5%です…(それさ、ホームページみればわかるじゃん…)」

のように、すでに既出の情報を質問することはやめましょう。また、調べればすぐに分かる情報も質問することはNGです。以下のような質問は避けましょう。

・御社の売上高はいくらですか?
・御社の営業利益はいくらですか?
・御社の企業理念は何ですか?
・御社の社員数は何人ですか?

出典:http://b-chive.com/reverse-question1/

このように福利厚生や給料などを聞くのはNGです。以下の様な質問も避けましょう。

・御社の給料はいくらですか?
・平均年収はいくらですか?
・ボーナスはありますか?
・年間休日はどれくらいですか?
・有給休暇はとれますか?
・残業手当はとれますか?
・ボーナス以外にどのようなインセンティブがありますか?

出典:http://b-chive.com/reverse-question1/

よくあるのが、意図がわからない質問です。曖昧で漠然としている質問に多いです。例えば、

・仕事とは何ですか?
・プロフェッショナルとは何ですか?
・会社とは何ですか?

などは聞いてどうするのでしょうか?

出典:http://b-chive.com/reverse-question1/

意外とあるある!面接の「NGフレーズ」文例集

☑コミュニケーションには自信があります。
☑昔から好きだった
☑人に感謝される仕事がしたい
☑社会に役立つ仕事がしたい
☑ワークライフバランスを重視したいと思って
☑ご存知ないかもしれませんが
☑成長させてほしい
☑運が良かったので
☑人材紹介会社の推薦で来ました。
☑何でもかんでも「頑張ります!」
☑質問はありますか?・・・いいえ、ありません
☑やりたいばかりで、どう役に立つのか?の視点がない!
☑結論から話さない
☑チープな質問をしてしまう

出典:http://honki-tenshoku-sitainara.com/category12/entry96.html

バッチリ押さえて臨もう!転職面接に使えるサイト集

最後に、転職面接についてしっかり学べる!便利なサイトをまとめてみました。

面接の回答例集や総合マニュアル、実際の失敗談など、用途に合わせて面白く読めるものを厳選しましたので、ぜひご活用ください。

「マイナビ転職」における、転職面接の回答例集です。

最初にご紹介するのは、転職サイト「マイナビ転職」の中で紹介されている、面接の際の回答集45例。
立場や年齢、男女別など、それぞれに一番相応しい回答例が掲載されています。
丸ごと使用するのではなく、事前準備の際の参考にしましょう。

「リクナビNEXT」内、面接準備のためのマニュアルです。

続いては、就職サイト「リクナビNEXT」で紹介されている、面接準備のための徹底ガイド。
服装や細かいマナー、人事の判断基準など、多方面から転職面接のノウハウを教えてくれます。

転職サイト「PROSEEK」における、面接のありがちな失敗談集です。

最後にご紹介するのは、転職サイト「PROSEEK」の中の「面接失敗談集」。
実際に面接官が「こんな人は採用しない」と思った受験者たちの姿が、タイプ別に紹介されています。
これを反面教師に、自分の改善点を探っていきましょう。

落ち着いた対応が重要!面接を制して希望先への転職を叶えよう

いかがでしょうか?転職面接は既に実績や勤務歴がある分、より一層深い話や社会人としての意識が求められるのですね。
ただ、大勢の中で勝負する新卒採用とは違い、個人の資質がより一層光る場所でもありますから、あまり「上手いことを言おう」と考えすぎないようにしましょう。

基本的なマナーを押さえ、とにかく「ハキハキと、具体的に」話すことに注意して、転職面接に勝利してくださいね。


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