美侍

上司からの評価を下げない!職場飲み会の上手な断り方3方向

親しい友人同士や、親族間なら断ることもできるものの、安易に避けられないのが「職場の飲み会」。今日は友達と約束があるのにな……見たいDVDがあるんだけどな……と、突然の誘いにジレンマを感じる方も多いでしょう。今回はそんなあなたのために、上司や同僚たちを納得させ、評価にも影響しない断り方のポイントを3つご紹介します!お酒が苦手で飲み会を楽しめない方や、職場の飲み会が多すぎて困る!という方はぜひご参考ください。

ポイント① 具体的な「先約」を伝える!

最初にご紹介する断り方は「ハッキリと先約を伝える」というもの。
円滑に断るには、まず具体的な理由を挙げることが求められます。
「今日はちょっと……」「どうしても帰りたいんです!」といった曖昧な表現だと、上司や同僚から「アイツもしかして来たくないのかな?」と勘違いされがちですから、他に予定がある場合は「先約がありまして」という言い方をしましょう。

ただし、友達や彼女との予定の場合、人によっては「遊びを優先するのか?」と良い顔をされないこともあるので、一人暮らしなら両親や兄弟など、肉親との約束を理由にするのがスムーズな断り方です。
「久々に両親が自宅に来るんです」「遠方に住んでいる兄弟がどうしても重要な相談があると言うので……」という風に言えば、それに意を唱える人はいないはず。
実家暮らしなら肉親を言い訳にするのは難しいので、学生時代の恩師や実家への来客(親戚がおすすめ)を理由にすると良いでしょう。

断るには「具体的な理由」が必要!

上司や先輩の誘いを断る場合は、曖昧さやあやふや感が残ってしまうと、相手を不快にさせてしまったり、悪い印象を与えかねません。断る時は断る理由をハッキリと伝えるようにしましょう。

出典:http://goodluckjapan.com/nomikai/

・「大学時代の恩師に会う予定がある」(目上の人と先約があることを伝える)
・「小さいころからかわいがってくれていた親戚が、地方から出てきている」
・「仲のいい友人が、もうじき海外に行ってしまう」

出典:http://doda.jp/careercompass/compassnews/20150123-11503.html

ただし、友人や彼女を言い訳に使った断り方は評価を下げる恐れも……

もっとも無難な言い訳のように感じられますが、注意が必要です。

「友人と飲む約束をしている」とか「家族の誕生日だから」というような内容にすると、「社会人としての自覚が足りない」「学生気分が抜けていない」という悪い評価をされてしまうからです。

出典:http://the5seconds.com/refuse-drinking-party-6297.html

実家暮らしの場合は「目上の方との約束」「マンションの集会」などが有効!

たとえば「学生時代の恩師を囲む会に参加することにしていまして」とか「住んでいるマンションの集会に出なければいけないので」といった内容にしてみてはいかがでしょうか。

それを「断れ」という上司や先輩はまずいないでしょう。

出典:http://the5seconds.com/refuse-drinking-party-6297.html

一人暮らしの場合は「遠方から両親が来る」も有効な断り方!

家族を理由に断るのは、人によっては評価を下げてしまうケースもあるでしょう。

しかし、例外があります。それは、「田舎から両親が出てきている。その世話をしなくてはならない」という言い方です。

よりリアリティを持たせるためには、「両親が今夜、こちらへ出てくる。○時に駅まで迎えに行かなくてはならない」といった設定にするといいでしょう。

出典:http://the5seconds.com/refuse-drinking-party-6297.html

ポイント② 適当な用事を作れない場合は「体調不良」で乗り切る!

両親も兄弟も近くに住んでいるし、他人を使って嘘を吐くのはバレた時に怖い、という方は「体調不良」を理由にする断り方があります。
急な飲み会なら「ちょっと胃の調子が悪いので、飲んだらご迷惑をおかけしそうで……」「何だか熱っぽいので、明日の仕事に備えて今日は失礼します」、少し先の飲み会なら「先日の健康診断で肝臓の数値が悪くて」「暫くは酒を控えた方がいいと医者に言われまして」など、お酒が飲めない、夜更かしできない事情を作りましょう。

体調が悪い演技なんてできない、という方には「歯医者を予約してしまったんです」というのも有効な手。
ただし、あまりにも具体的な病名をつけてしまうと「明日の仕事は大丈夫なのか?」と過剰に心配されてしまう恐れもあるので、気を付けてくださいね。

上司の飲み会の断り方は、体調不良を言い訳にしましょう。
社員の体になにかあったら仕事に穴が空きます。
上司ならば、それは避けて通りたいところです。

出典:http://konatoki.com/%E9%A3%B2%E3%81%BF%E4%BC%9A/3047/

飲み会の途中で体調不良を伝え、早めに失礼するのもアリ!

体調不良は定番中の定番ですね。飲み会を始まる前から体調不良をアピールしておく必要があります。また途中で体調不良になってもいいでしょう。「体調不良なのに飲み会に来てもらって、悪いね」と評価が上がるかもしれません。ただし体調不良も自己管理なので自己管理不足と言われるかもしれません。

出典:http://careerpark.jp/5772

ただし、演技を見破られないように注意!

ただそうして自身の体調不良を原因とし飲み会を断るには、きちんと辛そうにしないとならないという難点はあります。それができないと明らかに怪しくなりますし、言葉では症状までは伝わらないですから、あまり辛そうに見えないと体調不良だと訴えてもしつこく飲み会に誘われてしまうという可能性はあります。

出典:http://careerpark.jp/33618

少し先の予定なら「健康診断の結果」や「歯痛」などが使える!

▽ 実は、肝臓の数値があまりよくなくて…
  などの健康診断の結果を利用する。
▽ 歯の調子が悪い、通風で…
  などお酒が好きなのに行けない無念さをPRする。

出典:http://news.livedoor.com/article/detail/7635996/

「常備薬が酒と合わせちゃいけない奴で……」も有効!

「今、薬を飲んでいるので、お酒は飲めません」という

出典:http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2006/0407/084940.htm

ポイント③ 断る前に一旦保留し、本当は行きたい意志を伝える断り方!

次に「断る前に一旦保留して、本当は行きたいけれど……とフォローを入れる」というもの。
飲み会まで数日ほど時間がある場合は、まずスケジュール帳を出して「予定を確認してみます」と言いましょう。
即座に断ってしまうと「迷う余地もないのか……」と思われてしまう恐れがありますから、返事を少し待ってもらうのがポイントです。
当日の場合でも、ううん、と悩む素振りを見せるのが効果的。

また、断る際に「せっかくなのに残念です」「もう少し早く分かっていれば必ず伺ったんですが」など残念な気持ちを伝えておくと、職場の付き合いをないがしろにしていないと分かってもらえることでしょう。

返事をいったん「保留」するのがコツ!

ステップ1:飲み会に誘われたら、「予定を確認してみます」「今、手元に手帳がないので」とその場で回答せず「保留」にする

ステップ2:遅くとも当日中に、相手が納得するきちんとした理由を相手に伝えて断る

出典:http://doda.jp/careercompass/compassnews/20150123-11503.html

飲み会の予定日がまだ先の場合は、即答するのはかえって逆効果になりえます。その場の空気にもよりますが、「ちょっと確認させてください」と一旦回答を保留し、改めて(できれば日をまたがずに)誘いをお断りする方がスムーズかつソフトな印象を与えます。

出典:http://goodluckjapan.com/nomikai/

フォローする言葉を必ず添えて!

「残念なのですが」や「せっかく誘って頂き申し訳ありません」などの言葉を一言添えてみましょう。

出典:http://goodluckjapan.com/nomikai/

「お声掛けありがとうございます」的な、お礼で締めましょう。お礼を言われて嫌な気分はしません。

出典:http://sigotoniikitakunai.com/?p=3455

飲み会の断り方に悩んでいるのは、あなただけじゃない!

職場の飲み会は一見皆盛り上がるものですから、「自分以外は楽しんでるんだよな……」「断りたいのは自分だけなんじゃ?」などと考えてしまいがち。
しかし、実際には職場の飲み会を面倒だと考えている人がたくさんいるのです。
それでも出席するのは上司の顔を立てる意味もありますし、ある程度は仕事のうちだと諦めているから。

本当に先約があったり、どうしても譲れない理由がある時は良いですが、出席してみると職場の人間関係が広がったり、上司や同僚のプライベートな顔を知れて楽しかったりすることもありますよ。

時には諦めも肝心!断り方にも気遣いを忘れないようにしよう

いかがでしょうか?職場の飲み会は上司や先輩に気を遣わなければならないので面倒な部分もありますが、断り方にもある程度神経を使わなければならないのですね。

ここで紹介しているポイントを押さえれば相手を不愉快にはさせずに済みますが、毎回同じやり方で断り続けているといずれは心証を悪くする恐れもありますので、1回断ったら1回行くなど、自分なりのルールを設けて円滑なお付き合いをしてくださいね。