美侍

辛味好き必見!すき焼きとは違う「ちりとり鍋」の魅力

大阪コリアタウンの人々が生み出したと言われる、ちりとり鍋。それほどメジャーではありませんが、辛いもの好きにはたまらない鍋料理です。ここでは、ちりとり鍋を徹底解説。作り方さえ知っていれば、自宅でも楽しめますよ!

ちりとり鍋って何?

ちりとり鍋の由来は使用する鉄板の形が四角い「塵取り」に似ていることから。

大阪コリアタウンの人々が日本のすき焼きに満足できず、アレンジを加えて生み出した料理だそうです。
韓国風すき焼き、と呼んだ方がイメージしやすいかもしれませんね。

ちりとり型鉄板の発祥元は大阪生野区の鉄板焼き店「万才橋」と言われています。
店の前身は鉄工所を営んでいた先代が始めたホルモン鍋の屋台。

そこで鍋を提供していたところ、普通の鉄板では汁が吹きこぼれてしまう…と言うことで、ステンレス製の四角い鉄板が使われるようになりました。

ちりとり鍋の具材はホルモンに限らず、牛肉や豚肉、魚介類を入れることも。
野菜を盛るように載せるのが特徴で、辛味に合うニラや玉ねぎ、もやし等を使用します。

シメはちゃんぽん麺やうどんが定番。
ご飯を入れておじやにしても美味しく食べられます。

それでは、東京と大阪でちりとり鍋を提供しているお店を紹介しますね。

まずは、東京から。

ちりとり鍋がおいしいお店 【東京篇】

能登美(のとみ)

新鮮な魚介料理が楽しめるお店。
ちりとり鍋、てっちゃん鍋を提供しています。

■アクセス
三田線水道橋駅A6出口から徒歩5秒、JR水道橋駅東口から徒歩3分

食べログ「能登美」紹介ページです。



金太郎 渋谷店

本店は大阪ですが、渋谷に支店があります。
シメは名物おじやに限ると評判。

■アクセス
JR渋谷駅ハチ公口から徒歩8分

食べログ「金太郎 渋谷店」紹介ページです。



次に、大阪のお店を紹介♪

ちりとり鍋がおいしいお店 【大阪篇】

たつ屋

新世界のじゃんじゃん横丁にあるお店。
コスパが良く、絶品ちりとり鍋が味わえると人気です。

■アクセス
地下鉄御堂筋線・動物園前駅 1番出口からじゃんじゃん横丁へ
JRガード手前の右側階段を上り、すぐ右側にあり

食べログ「たつ屋」紹介ページです。



兆治(ちょうじ)

韓国総領事館の裏手にあるお店。
贅沢なバラ肉をたっぷり載せた豪華ちりとり鍋を楽しめます。

■アクセス
地下鉄御堂筋/千日前線なんば駅25番出口から徒歩

食べログ「兆治」紹介ページです。



万才橋(まんざいばし)

先に紹介した、ちりとり鍋鉄板の発祥店。
駅から離れているためアクセスしづらい場所にありますが、ちりとり鍋を語るのに外せないお店です。

■アクセス
桃谷駅から徒歩20分
大池中学校前バス停から徒歩3分

食べログ「万才橋」紹介ページです。



ちりとり鍋の作り方

「ちりとり鍋を自宅で楽しみたい!」と思っても、ちりとり型の鉄板を用意することは難しいですよね。
代わりにホットプレートを用いて、ちりとり鍋を作ってみましょう。

下記のレシピはスープまで手作りしたものです。
スーパーで売っている「キムチチゲの素」や「キムチ鍋スープ」等を使っても美味しくできるので、簡単に作りたい人はそちらを代用してくださいね。

材 料(2~3人分)
鶏もも肉1枚
豚バラ肉100グラム
いか1杯
キャベツ4~5枚
玉ねぎ1個
にんじん1/3本
春雨10グラム
もやし1/2袋
にら1/2束
※水1カップ
※醤油50CC
※酒50CC
※砂糖大さじ4
※はちみつ小さじ1
※ゴマ油大さじ3
※コチジャン小さじ1
※おろしニンニクひとかけ分
※粗引き黒コショウ少々
※りんごジュース50CC

【1】※印の漬けダレ材料を合わせておきます
【2】鶏肉は小さめの一口大に、豚バラ肉は5センチぐらいに、イカは輪切りに切っておきます。①の漬けダレに30分ぐらい漬け込んでおきます
【3】野菜はそれぞれ食べやすいように切っておきます。鍋に②を漬けダレごと入れます
【4】③の上に玉ねぎとニンジンを乗せ、そのうえに春雨を乗せます。
【5】あとはキャベツ・もやし・ニラを山状に積み上げて火にかけます。
【6】煮立ってきたら野菜を崩しながら煮上げていただきます。

出典:http://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1950005073/

寒い冬に食べたい!ちりとり鍋

ちりとり鍋について紹介してきましたが、いかがでしたか?

寒い日に恋しくなるのはやっぱり鍋。
具材さえ揃っていれば誰でも簡単に作ることができるので、夕飯が鍋ばかりになっている…と言う人もいるのではないでしょうか。

水炊きや普通のすき焼きに飽きたら、ちりとり鍋にチャレンジしてみてください。
肉をガッツリ食べたい男性、特に辛い物好きな人におすすめです。

恋人や同僚と鍋を囲いながら、寒い日を乗り切りましょう!