美侍

慌てる前に確認!遺品整理の基礎知識と代行業者とは

故人が亡くなった後にすること。それは、遺品整理です。遺品整理は自分の親族が亡くなれば行いますが、急なことだと何から手をつけていいのかわかりません。そこで、遺品整理に関する知識を付けておきましょう。また、遺品整理を手伝ってくれる代行業者についても紹介しますよ!

1・遺品整理をする時期を知っておこう!

遺品整理は、基本的に葬儀のあとに行うのが通例です。
一般的には、忌明けや四十九日の後に行います。
もし、亡くなった方が賃貸などに住んでいて早めに退去する必要があれば、すぐに行います。
また、遺品整理をするのは形見分けできるものを整理することにもなります。
故人の思い出の品を探すためにも、気持ちを切り替えましょう。

キリスト教では形見分けというしきたりはありませんが、
日本の場合は行われることも多く、その場合は1ヵ月命日である追悼ミサで行われます。

出典:http://www.osohshiki.jp/column/article/88/

2・遺品は4つに分ける!

遺品は「形見分け」「保存」「寄贈」「処分」の4つに分けて考えます。

出典:http://www.sougisya-erabi.com/souka/souzoku/367/

遺品整理を行うのは、故人の品をきちんと仕分けるためです。
各分け方について、しっかり確認しておきましょう。

形見分け

故人が愛用していた装飾品や収集品を、遺族や親族に分けることです。
また、着物や趣味の道具を分けることもあります。
親族以外にも、故人と親交のあった方に形見分けをすることがあります。

保存

保険証券や預金通帳など故人に関する重要な書類は5年間保管しておきます。
故人が亡くなった後でトラブルが起きたとき、対処するためです。
また、故人が個人経営しているときは、帳簿など仕事関係の書類は7年間保管しましょう。

寄贈

故人が持っている蔵書などは、図書館へ寄贈することができます。
処分に忍びないときは、別の人に使ってもらうことで気持ちも軽くなります。
寄贈したいときは、市町村の福祉課に相談しましょう。

処分

今までの形見分け・保存・寄贈のどれにも属さない場合は処分になります。
日用品やヨレヨレの服は、捨てるようにしましょう。
また、使わない家電・家具も処分します。

3・形見分けは注意しておこなう!

形見分けをするときは、注意しておきたいポイントがあります。
まず、ひとつが贈与税が掛かるか把握しておくことです。
贈与税とは、1年間でもらった財産の合計が110万円以上だと発生する税金です。
この贈与税の中に形見分けの品も入ります。
高価な形見分けの場合は、事前に確認しておきましょう。

遺産分割を完了しておく

出典:http://www.osohshiki.jp/column/article/88/

遺品は、個人のものではなくて相続人全員のものです。
そのため、遺産分割をしておく必要があります。
遺産分割とは、遺族共有だったものを各個人に分けることです。
この手続きをせず勝手に分けると、分けた・分けていないでトラブルが起こります。

遺品整理の代行業者とは

現代では生活スタイルの変化によって、独居老人の方が増えています。
そのため、自分の親が亡くなっても遺品整理をできない人もいます。
そこで、遺品整理を代行してくれる業者がいます。

仕事や住んでいる環境によっては、自分たちだけで遺品整理をできない人たちは多いです。
また、量が多かったり精神的に持たないこともあります。
そんなときは、遺品整理の代行業者に依頼してみましょう。
そこで、遺品整理の代行業者を紹介します!

1・信頼と安心を保障する「メモリーズ」

遺品整理を専門としている「メモリーズ」です。
遺品整理に精通しているため、孤独死された方の現場でも対応できます。
また、匂いや汚れも取り除いて現場復帰を行います。
作業の立ち会いも可能のため、きちんと残しておきたい形見も確認できます。

2・買い取りも行う「リサイクルBOY」

遺品整理に精通している「リサイクルBOY」です。
遺品を処分するだけでなく、引き取りと買い取りに力を入れている会社です。
故人を偲ぶ気持ちを忘れず、遺品をきちんと処分してくれます。

故人の思いを遺品整理で受け取る

遺品整理を行うとき、急ぐ必要はありません。
しかし、気持ちの切り替えができないまま行うと中途半端になってしまいます。
もし、自分だけでしんどい場合は業者に依頼することも検討しましょう。