美侍

飲み会後もカッコよくスマートに帰りたい!「酒に強くなる」ポイント3つ

社会人になると、歓迎会やお花見、忘年会など定期的に機会が巡ってくる「飲み会」。しかし、フラフラ、ベロベロになって周囲に絡んだり、誰かに送ってもらったりする羽目になると周囲からの評価もダウンしかねませんよね。今回は「毎回酔っちゃうんだけど、同僚はいつもピンピンしてるんだよなあ……」と悩むあなたのために、酒に強いor弱いのメカニズムや飲み方なども踏まえ、酒に強くなるポイントを3つまとめました!ぜひご参考ください。

その① 自分の体質を知ろう!「お酒に強い・弱い」はどうして決まる?

まず、酒に強くなるポイントの一つは「自分の体質を知る」というもの。
自分は酒に弱いから……と思っている方は、酒に関する生まれ持った自分の資質を知っていますか?もしかしたら、遺伝子的には弱くないかもしれないのです。
酒に強い、弱いの違いは、アルコールが分解された後の「アセトアルデヒド」という物質を処理する能力の高さで決まります。
このアセトアルデヒドには頭痛や吐き気を引き起こす毒性があるため、処理能力が低い方は酔っ払いやすく、翌日に引きずりやすいのですね。

この体質に関しては、基本的には生まれつきのもので後天的にはどうすることもできないと言われています。
気になった方は、即席で「アルコールパッチテスト」をしてみましょう。
結果真っ赤になった方は酒に弱い体質、変わらなかった方は強い体質、時間を置いて赤くなった方はほどほどに飲めるが強くはない体質、ということになります。

お酒に強いか弱いかは「アセトアルデヒド」の処理能力による!

お酒に強い人と弱い人との差はなんでしょうか?
これは主に肝臓で働く酵素が原因とされています。
アルコールを飲むと胃や小腸から吸収されて肝臓に運ばれアセトアルデヒドに分解されます。
分解されたアセトアルデヒドがさらに分解され尿や汗として体外に排出されます。

出典:http://kanzoukiso.com/tuyosa.html

アルコール自体にはあまり毒性はありませんが、アルコールが分解された後のアセトアルデヒドには強い毒性があります。
アセトアルデヒドが処理できずに体内に多く残ってしまうと、頭痛や吐き気などの不快な状態になってしまいます。
このように、アセトアルデヒドを分解する能力が強い人は「お酒に強い人」、アセトアルデヒドを分解する力が弱いと「お酒に弱い人」、まったく分解できないと「お酒が飲めない人」という分類になります。

出典:http://kanzoukiso.com/tuyosa.html

お酒の強さは基本的に「DNA」!後天的に変わることはない

お酒を飲むと、アルコールは肝臓でアセトアルデヒドという物質に変わります。このアセトアルデヒドには毒性があり、悪酔いや二日酔いなどの原因となります。

アセトアルデヒドは、肝細胞中に存在するアルデヒド脱水素酵素(ALDH)という酵素によって、体に害を成さない酢酸に分解されます。血液によって全身をめぐった酢酸は、最終的に水と二酸化炭素に分解されます。

ALDHには、アセトアルデヒドの濃度が高くならないと働かないALDH1と、濃度が低い時に働くALDH2があります。ALDH2の働きが弱いと有害なアセトアルデヒドを分解できないため、少量のアルコールを摂取しただけで悪酔いしてしまうのです。

ALDH2には、さらに3つの型があります。

①活性型

活性型のALDH2は、アセトアルデヒドの分解を速く行うことができます。そのため、このタイプのALDH2を持つ人はお酒に強いといえます。

ただし、いくら強いと言っても、一気飲みをしたり大量にアルコールを摂取したりすると分解が追いつかず、急性アルコール中毒を引き起こすことがあるので注意しましょう。

②低活性型

低活性型は、代謝速度の遅いALDH2をさします。このALDH2を持つ人は、お酒に弱いタイプです。サッポロビールによると、日本人の37~38%は低活性型のALDH2を持っていると言われています。

③非活性型

非活性型のALDH2は、アセトアルデヒドの分解を全く行うことができません。日本人の6~7%が非活性型のALDH2を持ちます。つまり、低活性型と合わせると、日本人のおよそ半数は生まれつきお酒に弱いか全く飲めない体質であるということです。

このタイプの人が無理にお酒を飲んだ場合、食道がんのリスクが上がることが知られています。①のALDH2活性型の人たちと比べ、食道がんのリスクは3.4~16.4倍にもなるといいます。

出典:https://www.ishamachi.com/?p=5803

では、3種類のALDH2のうち、自分がどのタイプなのかを知るにはどうしたら良いのでしょうか?

ALDH2の型は遺伝によって決まり、後天的に変わることはありません。つまり、両親ともにお酒に弱ければ自分も弱いといえます。

出典:https://www.ishamachi.com/?p=5803

自分は遺伝子的に酒に強い?弱い?「アルコールパッチテスト」で試してみよう!

アルコールパッチテストで自分を知りましょう!!

〇アルコールパッチテストの方法
1. パッチテープ(薬剤のついてないガーゼ付きの絆創膏)に、市販の消毒用アルコールを、2~3滴しみこませます。
2. 1.を上腕の内側に貼ります。
3. 7分後にはがし、はがした直後(5秒以内)に、ガーゼが当たっていた部分の肌の色を見ます。
4. はがしてから、さらに10分後に、もう一度肌の色を見ます。


〇アルコールパッチテストの判定

・ 肌の色に変化なし→ALDH2活性型(白型タイプ)
ガーゼをはがした部分が赤く変化しない人は、ALDH2酵素が、正常に働いているので、体内でアルコールを分解する力が強いタイプです。また、飲酒が原因の生活習慣病になりやすいのもこのタイプであり、度を過ぎるとアルコール依存症になる危険性も持ち合わせています。自分のタイプを理解し、飲酒を自重しましょう。

・ 肌が十分後に赤くなる→ALDH2低活性型(赤型タイプ)
ガーゼをはがした部分が赤く変化した人は、ALDH2酵素の働きが悪いので体内でアルコールを分解する力が弱いタイプです。飲酒すると頭痛や吐き気を引き起こします。大人になっても飲酒を上手に断るか、無理してお酒を飲む事はないように心がけましょう。

・ 肌がはがした直後に赤くなる→ALDH2不活性型
このタイプの人はお酒が飲めません。勧められても断るようにしましょう。

出典:http://www2.hama-med.ac.jp/w1a/health/kyouiku/kisohai/2002_1/2002_1_patti.html

同じ遺伝子でも、性別や年齢、体格によって多少差が出てくることも!

ただし、アルコールパッチテストで同じ結果が出た人同士でも、性別(一般的には男性の方が強い)。年齢差(若い人の方が強い)、体格差(筋肉量が多く、身体の大きい人の方が強い)によって多少の誤差が生じるようです。

ちなみに、パッチテストをするまでもなく「缶チューハイ1本をちびちび飲んでも真っ赤になってフラフラする」「一口、ふた口飲んだだけで気分が悪くなる」という方は、致命的に身体に合わないということですから、本来酒を飲むべきではありません。
どうしても参加せざるを得ない飲み会では、乾杯のビールは舐めるだけですぐにウーロン茶を頼む、ノンアルコールカクテルを飲むなどして対処してくださいね。

全く飲めないタイプ
日本人の約1割
ALDH2が全く働かず、どんなに訓練しても飲めるようにはなりません。ビール1杯で動悸がし、失神することも。このタイプに無理にお酒をすすめるのは拷問と同じ。

飲んだら悪酔いするタイプ
日本人の約3割
ALDH2がわずかに働くため、訓練すれば赤くなりながらも多少は飲めるようになることも。でもこの体質の人はアセトアルデヒドがたまりやすく、肝臓などの臓器に害を 受けやすいのです。飲むための訓練は体のためにはちっとも良くありません。

悪酔いしないタイプ
日本人の約6割
喜ぶのはまだ早い!アセトアルデヒドによる悪酔いをあまり経験せずにアルコールの酔いを楽しむことができるため、ついつい飲み過ぎてしまうのです。アルコール依存症者の9割以上がこのタイプの人。肝臓障害のリスクも大きいので要注意。 なお、体質に関わらず、すべての人が急性アルコール中毒におちいる可能性があります。

出典:http://www.ask.or.jp/ikkialhara_taishitsu.html

ちょっとしか飲んでないのに!?身体に異常が出る人は、本来飲むべきではない

1 お酒を飲んだ後に気分が悪くなり、吐いてしまう

この症状が出る人は、アルコールに強いとか弱いとかの問題ではありません。アルコールが体に全く合わないと考えてください。

大量のお酒を飲んだ後にこのような症状が出る場合は単なる飲み過ぎですが、少量のアルコールでこのような症状が出る人は急性アルコール中毒にも注意をして下さい。

2 アルコールを飲むと意識が遠のいていく感じがする。

少ないお酒を飲んだ事でこの症状が出る人も、体に全くアルコールが合わない人です。大量のお酒を飲みこのような症状が出る方は飲みすぎている状態です。

意識が遠のいていく症状は急性アルコール中毒の手前の症状です。このような症状が出たときは注意が必要です。

3 アルコールを飲んだ翌日は下痢をする

この症状が度々出る人は、あまりお酒に強くないと思ってください。二日酔い等にならなかったとしても、胃や腸に負担がかかり、このような症状が出ています。お酒を飲む量に注意して、大量のアルコールを摂る事は避けた方が良いと思われます。

4 お酒を飲んでいる途中に動悸が激しくなってきた

動悸が激しくなってきたと言う事は、アルコールによる身体の障害が出てきているという証拠です。もうこれ以上アルコールを飲んではいけないときのサインです。水などを大量に飲み、体内のアルコール濃度を下げることで動悸も収まると思います。少量のお酒で動悸が激しくなる方は、アルコールに弱い体質とお考え下さい。


5 お酒を飲んでいるときに呼吸が浅くなって息苦しくなる

この症状もアルコールによる体のサインです。これ以上アルコールを摂っててしまうと、急性アルコール中毒になってしまいます。少量のお酒でもこのような症状が出る方は、アルコールに弱い人です。無理な飲酒は避けるべきです。

出典:http://trends-niche.info/351.html

その② 強いはずなのに酔いますけど!?という人は「飲み方」が悪いのかも……

さて、アルコールパッチテストの結果は「強い」だったのに、なぜか毎回ベロベロに酔うんですけど!?という方もいると思います。
そういった方は、間違いなく「飲み方」が間違っていると言えるでしょう。
まず、空腹時は特にアルコールを吸収してしまいがちなので「昼から食べてないけど、まあいいか」ではなく、スナックやチョコレートなどを軽くお腹に入れるか、牛乳、栄養ドリンクなどを飲んでから飲み会に参加することをおすすめします。

また、酒を飲みだすとノンアルコールが欲しくなくなる、という方は多いでしょうが、特に度数の高いものを頼んだ際は出来る限りお冷ややウーロン茶など「チェイサー」を別に頼んで、酒と交互に飲むようにしましょう。
チャンポン(様々な種類の酒を一度に飲む)すると酔いやすいとも言いますが、実はこれは間違いで、正確には「チャンポンすると飲んだ量を自覚しにくい」「ピッチが速くなりやすい」から酔うということなので、グイグイ飲まずゆっくり、自分のペースを心がけてくださいね。

空腹時は酔いやすい!軽く食べるか、牛乳や栄養ドリンクを飲んでから飲み会へ

 しかし、空腹時にお酒を飲むと、消化される“食物”がないため、アルコールは胃を素通りしてほとんどが小腸に流れ込み、アルコールの吸収が早くなってしまう。そのために、空腹でお酒を飲むと、酔いやすいというわけだ。このとき、飲んだお酒がアルコール度数の高い、濃いものなら、なおさら急激に血中のアルコール濃度は高くなり、酔いやすくなる。

出典:http://gooday.nikkei.co.jp/atcl/special/14/102900007/110800003/?ST=food&P=1

酒を飲む前には乳製品が最適

 一番おすすめなのが、ヨーグルトや牛乳です。これらに含まれている脂肪分が胃をコーティングしてアルコールの吸収を遅くしてくれます。

クエン酸で肝臓パワーを高める

 クエン酸は肝機能を高める働きがあります。疲労回復にも効果があります。レモンやグレープフルーツが代表的ですが、あんまり手元にレモン持ってる人っていませんよね。ここはコンビニで売っている「黒酢ドリンク」、「トマトジュース」をおすすめします。後は「キレートレモン」がおすすめです。むちゃくちゃ酸っぱいのでお気をつけください…。

ウコンの力を借りる

 ウコンにはアルコールを分解する成分が入っています。最近の研究で分かってきたのが、この成分は体に取り入れる事が難しいそうで、あまり効果がないんじゃないか?なんて言われています。

 そんなウコンなんですが、なぜお勧めするかというと、実際に効いたという声を良く聞くからです。全く効かないという物でもないでしょうから、入れてみました。

最強の味方 ユンケル

 別にユンケルだけではありませんが、タウリン配合の栄養ドリンク全般が有効です。肝機能を高め、アルコール分解を早めるからです。

 ユンケルやリポビタンDはどこのコンビニでも売っているので手に入れやすいですよね。ヘパリーゼなどもいいですが、手に入らない時は栄養ドリンクを補給してから飲み会に臨みましょう。

出典:http://pando.club/post-1375

水を一緒に飲めば酔いにくい!特に度数が高いお酒には「チェイサー」必須

 「お酒を飲むと、尿がたくさん出るために脱水状態になりやすく、それが頭痛やめまいなどの原因になります。これを防ぐためにも、飲酒時には十分な水分補給が大切です」と三菱UFJニコスの産業医、中野里美さんは話す。

 特に、ウイスキーや焼酎など、アルコール度数が高い酒の場合、血液中のアルコール濃度が急激に上昇しやすく、肝臓の負担が大きくなるため「チェイサー」として水を一緒に飲むのは不可欠といえる。

出典:http://gooday.nikkei.co.jp/atcl/special/14/102900007/110800003/?ST=food&P=2

「チャンポン」する時はどれだけ飲んだかちゃんと数えて!ゆっくり味わおう

チャンポン”飲みをすると二日酔いになりやすいと感じてしまうのか。「お酒の種類を変えると、飲み口が変わるために、おいしく感じます。ついついお酒が進んでアルコールの摂取量自体が多くなってしまうのです。また、いろいろと飲んでいるうちに、自分がどれだけ飲んだのかわからなくなってしまい、適量を超える危険性も高まります」と中野さんは説明する。

 また、飲むピッチが早い人は血液中のアルコール濃度が上昇しやすく、酔いやすい。いろいろなお酒を楽しみたいときには、まずはゆっくりと飲むように心がけ、自分がどれだけ飲んだかを覚えておくことが重要だ。

出典:http://gooday.nikkei.co.jp/atcl/special/14/102900007/110800003/?ST=food&P=2

おつまみも工夫して!トマトや豆腐、チーズ、豚肉などを積極的に摂ろう

飲み会では居酒屋に行くことが多いかと思いますが、おつまみも酒に強くなる(酔いにくい)ことと深く関係しています。
トマトや豆腐、チーズ、豚肉などタンパク質や脂質を多く含むもの、ニンニク料理やネバネバ料理などはアルコールの吸収を妨げるということなので、積極的に摂りましょう。
また、酒にはつきものの「枝豆」も効果的な上、大人数の飲み会だとどうしても余りがちなおつまみですから、自分が片づける!という気持ちで食べるといいかも。

ちなみに、飲み帰りのラーメンや蕎麦なども二日酔い対策には有効だそうですが、ラーメン+アルコールは痛風の原因として代表格なので、毎回はやめておいた方が良いでしょう。
飲み帰りにはとりあえずコンビニでお茶や水を買って飲み、寝る前までに出来る限り酔いを醒ましてくださいね。

チーズ

 チーズの脂肪分は胃を保護し、アルコールの吸収を遅くします。

枝豆

 枝豆のたんぱく質がアルコール分解を早めてくれます。

豆腐

 豆腐のたんぱく質が肝機能をパワーアップしてくれます。

ニンニク、ネギ

 アリシンが含まれていて、肝機能アップにはかかせません。ニンニクの場合は匂いが気になりますが、翌日が休みだとか、そんな事気にしない間柄の人と飲む時は有効です。

ネバネバ料理

 納豆、山芋、オクラ、モロヘイヤ、ナメコなどのネバネバ食材を食べましょう。粘りの正体「ムチン」が胃の粘膜をやさしく保護し、アルコールからあなたを守ってくれます。

トマト

 アルコールと一緒に食べると酔いにくい事が最近の研究で分かってきています。

 肝機能を高め、アルコール分解が早まるそうです。トマト×お酒の組み合わせは種類が多く、かなり昔から楽しまれていたようです。もしかすると、先人達はトマトに酔いにくい効果がある事を知っていたのかもしれません。

海産物

 海産物には肝機能を高めるタウリンが豊富に含まれています。特にいか、たこ、サザエ、ホタテ、牡蠣、カツオには他の海産物に比べて、より多くのタウリンが含まれています。

豚肉

 アルコールの分解にはビタミンB1を大量に使います。ビタミンB1が一番含まれている食材と言えば豚肉です。たらこや海苔にも多く含まれています。

しじみ

 アルコール分解に必要な必須アミノ酸がバランス良く入っています。特にオルニチンというアミノ酸は肝機能を正常に保ち解毒をスムーズにする働きがあります。

出典:http://pando.club/post-1375

飲み終わったらとりあえず水を1杯!すぐに寝ると二日酔いになるので注意

寝ましょう

 酒を飲んですぐに寝るのはNGです。二日酔いになりやすいからです。多少酔いが醒めてくるまで待ちましょう。もう意識が無いぐらい飲んでしまった人は・・・お疲れ様です。せめて水を一杯飲んで寝ましょう。

出典:http://pando.club/post-1375

その③ 「飲めば飲むほど強くなる」はホント?酒に弱い人はどうすればいいか

最後に、酒に弱いって出たんだけど、飲むのは好きだから何とかしたい!という方への酒に強くなるポイントです。
一般的には「飲めば飲むほど酒に強くなる」と言われますが、これは実は「絶対的に弱くない人にのみ有効」な方法で、確かに飲み続ければ強くなる可能性があります。
飲酒を習慣化することで、アセトアルデヒドの分解能力が高まると研究で分かったのですね。

酒に強くなるトレーニングとして「毎晩寝る前に一口だけウイスキーを飲む」というものも紹介されていましたが、寝酒は眠りが浅くなるためご注意を。

「少しは飲める」タイプの人は、飲み続ければ強くなる可能性もある!

ずばり結論から言いますと、お酒は飲んで鍛えることができます。

ややこしい話は省きますが、そもそもお酒に強い・弱いは、その人のアルコール分解能力によって決まります。

アルコールを分解させるのに最も大きく作用するのが「ALDH2(アルデヒド脱水素酵素2型)」という酵素。
その働きは先天性のものであるため、いくら飲酒を続けても、働きは活発化しない=鍛えることができない、というのが従来の学説でした。

しかし近年の研究で、飲酒を習慣化することで、「ALHD2」などとは別の「MEOS(ミクロゾームエタノール酸化酵素)」という酵素が働くようになり、アルコール分解を手助けすることが判明したのです。
さらに、定期的な飲酒でMEOS自体の量も増えることがわかりました。

出典:http://magazine.voicenote.jp/20154373/

お酒に強くなる方法!?飲み続けると鍛えられるってホントなの? | ボイスノートマガジン

毎晩寝る前に一口!酒に強くなるトレーニング?

1000円程度のウィスキーを買って来て、毎日、寝る前に一口程度、飲んでください。

1 初めは、ロックでも水割りでも一口程度で。
2 少し慣れたら、そのままストレートで一口程度飲みます。まだ、咳き込んでしまうと思います。
3 咳き込まなくなったら、時々ウィスキーでうがいをしてみてください。強烈です。
4 少しずつ飲む量を増やしていきます。
5 コップ半分ぐらいまで、増やせて、まずくても飲めるようになれば、完了です。

出典:http://syugou.net/kosei.html

ただし、習慣的な飲酒は「アルコール依存症」を招くことも!

ただし、この方法は諸刃の剣となる危険性があります。
酒に強くなるトレーニングに成功した方は、その時点で既に飲酒が習慣化しているため「アルコール依存症」になる恐れがあるのです。
しかも、一説には「アルコールに強くなったんじゃなくて、肝臓が代謝経路の限界を超えて馬鹿になってきただけ」というものも……。

「そこそこ飲める」と自覚していたはずが、実際には身体は無理をしていた、なんてことになったら命も危ないですから、調子に乗って飲みすぎるのは絶対にやめましょう。
ちなみに、アルコール度数の甘いカクテルを飲み、飲み会をやり過ごすという手もあります。
男性の場合は甘いカクテルを飲むのが恥ずかしい……なんて思う方もいるかもしれませんが、薦められるまま日本酒や焼酎、ワインなどを飲み醜態を晒すよりは「すみません、酒はあまり得意じゃないので……」と断ってカクテルやチューハイなどを頼む方がよりスマートですよ。

 「アセトアルデヒド脱水素酵素の活性は個人差が大きく、無理に“鍛えよう”などと思ってはいけない」と浅部先生は忠告する。また、「アルコール依存症に陥りやすいのは全体の50%に当たる『酒豪』ではなく、45%の『強くなる可能性があるタイプ』」だという。

出典:http://style.nikkei.com/article/DGXMZO82793620U5A200C1000000?channel=DF140920160927&style=1

強くなる=肝機能が鈍くなる?いいことばかりとは限らない

「昔は全然飲めなかったケド、今は結構飲める」という人。


その人たちは「要注意」です。


「代謝経路の成長限界を通り越してしまって、肝機能が鈍くなっている」

可能性があります。


「下戸だったけど、お酒に強くなった!」じゃなくて、

肝臓が腐ってきているだけです(代謝経路の限界を超えた場合)。

出典:http://ameblo.jp/rimokon-kinoko/entry-11266108055.html

無理は命の危険も招く!体質に合わない人は飲み方を工夫し、大量飲酒は避けよう

体調を万全にして飲み会に挑む

睡眠不足や疲れている時は、酔いが回りやすいってよくいいますが、あれは本当です。

体調不良の時は、肝臓の機能が低下してアルコール分解能力も普段より低くなってしまうので酔いやすくなるんです。
風邪の時はできるだけお酒は飲まないようにして、どうしてもはずせない飲み会なら前日にはしっかり睡眠をとって少しでも体調を整えるようにしましょう!

間違っても薬を服用してからお酒を飲むことだけは、絶対にやめてくださいね!!!

脂肪分をとってから

先述したように、脂肪はアルコールの吸収を遅らせる働きがあります。

「牛乳を飲んでから飲み会に行くと胃に膜を張ってくれるからいい」と聞いたことがあるかもしれませんが、それは脂肪分のことをいっています。

牛乳よりも脂肪分が多いということで、ヨーロッパではオリーブオイルをスプーン一杯飲んだり、ロシアではバターやサワークリームを食べたりするようです。

なかなか飲み会前に手に入らないし食べづらいので、空腹も満たしてくれるヨーグルトやチーズが私としてはおすすめです。

緑茶に含まれるカテキンも効果あり

緑茶にはカテキンが含まれていますが、このカテキンには、アルコールなどの栄養吸収を阻害する効果があると言われています。

花王のヘルシアは高濃度茶カテキンが含まれているので、飲み会前や飲み会中に飲むとアルコールの吸収を抑制してくれます。

出典:http://petit-happy.net/390.html

男だからと恥ずかしがらないで!度数の低い「甘いカクテル」を飲むのもアリ

私もお酒には強い方ではないので、いくつか実践しています。
本当に全然ダメで…という場合はカシスオレンジならリキュール少なめでオレンジジュースの量を多めに作ってもらうように頼むのもありだと思います。

私はミルク系のカクテルをよく飲んでいます。実はカクテルはアルコール濃度が高いので避けたほうが良いですが、甘いお酒しか飲めない場合にはおすすめです♪

出典:http://petit-happy.net/390.html

酒は一歩間違えれば毒になる!自分の限界を知り、飲み方に注意しよう

酒は慣れれば美味しいものですし、飲めないけど飲み会での賑やかな雰囲気は好きだ、という方も多いですよね。
しかし、酒は一歩間違えれば急性アルコール中毒や肝硬変などを招く毒にもなり得ます。

体質的にどうしても合わない、という人を除けば、大事なのはやはり「飲み方」です。
根本的に酒に強くなる!と意気込むより先に、まずは自分が飲み会でどのような飲み方をしているか、何杯くらい飲んでいるかを振り返り、限界を知りましょう。
くれぐれも「飲めば強くなるから!」と無理をせず、周囲に迷惑をかけない範囲内で酒を楽しんでくださいね。