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絶対に外せない!新社会人がおさえるべき3つのマナー
新社会人になると、今までとは違った環境に身を置くことになります。社会人として必要になってくるのがマナーです。学生時代にもそれなりの“社会マナー”を守る生活をしていたとは思いますが、社会に出て仕事を始めるということになるとそこには、学生時代とは明らかに違う「社会人のマナー」があります。そのなかでも絶対に押さえておきたい3つの社会人マナーをまとめました。
1・公私混同しない!会社での言葉遣い
公私混同はタブー
まず、会社とプライベートは違うことを意識しましょう。
そのため、言葉遣いや使う言葉に注意が必要です。
友達やネットで通じていた言葉も、会社・社会では通用しません。
「郷に入っては郷に従え」という言葉もあります。
社会には社会に通ずる言葉があるのを知りましょう。
ビジネスの場では、それにふさわしい言葉遣いがあり、敬語はその最たるものです。
社会に出たら、まずは敬語の習得を目指しましょう。
敬語は面倒な言葉だと思う人が多いかもしれません。
しかし、敬語は「互いを敬う」ためにある言葉です。
形も大事ですが問題は相手に対して礼儀を尽くせるかどうかにあります。
敬語ができないと、相手から信頼を勝ち得ることもないと思いましょう。
2・意外とできない?!挨拶のマナー
挨拶は、ビジネスマナーの基本で、相手とのコミュニケーションを円滑にする道具です。
意外と難しいのが挨拶のマナー。
しっかりと相手を見て話すようにしましょう。
もちろん、キョロキョロしたり声が小さいのはダメです。
やってみると、これが思った以上にうまくできないことがわかるでしょう。
また、名前と所属部署などがあればしっかり伝えましょう。
「一度済ませたから後は素知らぬふり」では効果はありません。
うっかり忘れやすいのは、一度挨拶した人に対するマナー。
いちど見知った人にも挨拶は行いましょう。
この場合、1から硬い挨拶をする必要はありませんよ。
ですが、すれ違いざまに会釈や「お疲れ様です」などの挨拶はしましょう。
3・基本中の基本!「指示受け」と「ほう(報告)・れん(連絡)・そう(相談)」
『指示の受け方』と『ホウ・レン・ソウ』(報告・連絡・相談)が完璧にできれば、ビジネスパーソンとして合格です。
指示を受ける際に重要なのは、5W3Hを意識して指示内容を理解することです。指示内容を自分勝手に解釈したり、早とちりをして誤解がないようにしましょう。
まず、上司から指示を受ける場合は口を挟まないように。
最後まで聞いたのちに、質問をします。
要点をまとめながらメモした後、受けた指示を復唱しましょう。
ここでしっかり連絡を受け取らないと、後で失敗します。
そして、同様に、ビジネスにおいて基本ながら難しいのが「ほうれんそう」です。
指示事項が完了したらただちに報告を。ただし、いま話してよいかどうか、上司の都合を聞いてから話し出す。
指示された内容を聞かれる前に、自分から報告します。
報告は簡潔にして、結論から入りましょう。
また、指示された内容が期限内にできないときは「相談」します。
直前になって相談しても上司・先方は対応できません。
基本を押さえてワンランク上の社会人になろう!
新社会人にとって今までの環境と違うというだけでストレスを感じます。
その環境に輪を掛けてマナーを会得するのはしんどいでしょう。
しかし、今までと違った環境に身を置くのは悪いことばかりじゃないですよ。
新たな人たちの関係を築くのは、新たな自分を知ることになります。
他の人よりもワンランク上の社会人を目指して、マナーもしっかり身に付けましょう!