美侍

出張帰りに寄りたい!山形のおすすめ癒しスポット4選

何かと気苦労の多い出張を終えた心と身体は、少なからず疲れていることと思います。そんなときは、出張で訪れた土地の癒しスポットでリフレッシュしてみましょう。今回は、出張で山形県に来た際にぜひ立ち寄っていただきたいおすすめの癒しスポットを4つご紹介します。

山奥に佇むりんごの名湯  りんご温泉

疲れた身体を癒すには、やはり温泉ですよね。
出張は外部の人との商談や会議、視察など気が休まらない時間を過ごすことも多々あります。
そんな出張を頑張った皆さんに訪れていただきたいのが、山形県西村山群朝日町にある「りんご温泉」です。
山形県にはいくつも温泉がありますが、りんご温泉は知る人ぞ知る名湯です。
その特徴は、何といっても湯船に浮いたりんごです。
アルカリ性の温泉は疲れた身体をほぐしてくれますし、プカプカ浮いたりんごは何ともユーモラスです。

りんごが浮いている面白さも大きな特徴ですが、りんご温泉はあくまで泉質で勝負している温泉となっています。
りんごの香りを打ち消すほどのアブラ臭は、効能の高さの表れです。
少し高めの温度設定となっており、出張で凝り固まった方や腰の血行を促進してくれます。

りんご温泉は、東北でも珍しい強アルカリ泉質で、つるつるすべすべ、あったまりの湯です。のんぼか森には、りんご温泉別館露天風呂、世界のりんご園があり、葉山・月山・朝日連峰が一望できます。すみきった空と、りんごをおもいっきり身近に感じ、心がほぐれる温泉です。

出典:http://asahimachi-kanko.jp/detail/?no=9464

とにかくまず浴室に入ると、ムワっとアブラのいい香りがしてきて圧倒されます。もう間違いなく名泉の香りです。
人気施設なのでご老人がうじゃうじゃと浴槽の入口を塞いでいるのですが、それをかいくぐって肩まで浸かると、肌がピリッとして結構な熱さのお湯を感じます。
そして湯船から周りを見渡すと、りんごがいくつもプカプカと浮いています。
なるほど、りんご温泉とはこういう意味か、と思うのですが、お湯はりんごの存在をかき消すかのような強力なアブラ臭です。

出典:http://www.tetsuonsen.net/%E3%82%8A%E3%82%93%E3%81%94%E6%B8%A9%E6%B3%89/

朝日連峰の眺望

優れた温泉に欠かせない絶景もりんご温泉の大きな魅力です。
窓辺から見えるのは、山形県でも有数の名峰である朝日連峰です。
山々は季節によって様々な彩に変化します。
豊かな自然が作り出す景色と、自然の恵みである温泉のコラボレーションは、出張で疲れた皆さんを優しく癒してくれることでしょう。

見晴らしの良い方向は全てガラス窓となっていますので、室内は大変明るくて、眺望も素晴らしく、白銀の朝日連峰を一望することができました。冬だというのに湯気篭もりが少ない点も、快適な浴室環境向上に一役買っています。
男湯の場合は、浴室に入って右手に洗い場が、左手に浴槽が配置されており、浴槽は5m×6mのものが1つだけというシンプルな構造ですが、(あくまで個人的な好みとして)下手に機能的な浴槽を設けて騒々しくさせるよりははるかに良く、奇を衒わずお湯の良さだけでお客さんと接しようとする姿勢に好感が持てます。

出典:http://blog.goo.ne.jp/onsen_shouyou/e/f8db08240e641bea7e89786c8f8b1708

公式HPです。

米沢ゆかりの武将、上杉謙信を祀る  上杉神社

出張帰りに訪れていただきたい山形県の癒しスポットとして次にご紹介するのが、米沢市にある上杉神社です。
こちらの神社は、米沢城跡地である松が岬公園の一角に存在します。
また、上杉謙信を祭神として建立されており長い歴史を誇っています。
上杉謙信といえば戦国時代に幾度も合戦に勝利した名将として名高い人物です。
歴史好きの方の中には、上杉謙信のファンという人も多いのではないでしょうか?
「越後の武将である上杉家がなぜ山形県に?」と感じる人もいるかもしれません。
実は山形県米沢市は、江戸時代の間上杉家が治めていた地域なのです。

そんな歴史ロマンあふれる上杉神社は、パワースポットとしても有名です。
厳しい時代を勝ち抜いた上杉謙信にあやかり、所願成就や商売繁盛などのご利益があるといわれているのです。
これからの人生を充実させたいという人は、上杉神社でパワーをもらうのも良いでしょう。

明治9年、上杉謙信、上杉鷹山を祭神として、米沢城本丸跡に建立されました。
明治35年に別格官幣社(べっかくかんぺいしゃ=明治政府が定めた神社の位置づけ、分類を表す。国に尽力した人物を祀る神社)に指定され、このとき祭神は謙信のみとなり、鷹山は摂社に祀られ松岬神社となりました。

出典:http://www.naoe-kanetugu.com/trip_yonezawa/uesugijinja.html

・戦国時代の名将上杉謙信を祀る。
・所願成就の他にも学業成就、商売繁盛なのどご利益がある。
・雪の中に埋もれると風情のある純和風の社殿。

出典:http://powspot.net/pspower/uesugijinja/

情報サイトです。

米沢市上杉博物館

上杉謙信についてさらに知りたくなったという人は、上杉神社から南東の方角にある「米沢市上杉博物館」にも行ってみてください。
城下町だった米沢の歴史や上杉家の活躍の様子などを詳しく知ることが出来ます。
歴史に詳しくなくても楽しめる作りになっていますからご安心ください。
たまたま出張で訪れただけの土地であっても、歴史に触れることでより身近に感じられます。
出張の思い出作りとして、ぜひ上杉神社と上杉博物館に立ち寄ってみましょう。

上杉氏ゆかりの城下町・米沢の歴史に触れる「米沢市上杉博物館」
「米沢市上杉博物館」には、数千に及ぶ上杉氏ゆかりの貴重な品々や国宝が収蔵されています。展示室は「常設展示室」と「企画展示室」に分かれていて、常設展示室では上杉の歴史と文化を中心とした「江戸時代の置賜・米沢」を主軸に構成されています。
企画展示室では、置賜の歴史、上杉文化など歴史や美術に関する企画展や、郷土ゆかりの作家や作品を取上げた展示を行います。

出典:http://www.denkoku-no-mori.yonezawa.yamagata.jp/uesugi.htm

公式HPです。

荘厳な木々と共生した山寺  立石寺

山形県でおすすめしたい癒しスポットの3つ目は「立石寺」です。
別名「山寺」とも呼ばれており、こちらの名前で知っているという人も多いかもしれません。
東北を代表する天台宗のお寺であり、豊かな自然の中に立地する様子は荘厳な雰囲気を感じ取らずにはいられません。
圧倒的な自然の雄大さに、思わず身が引き締まることでしょう。

立石寺を有名にしているのが、松尾芭蕉の「おくのほそ道」です。
こちらで読まれた俳句は国語の教科書にも載っていますから、皆さんの記憶にも残っていることでしょう。
その句に詠まれた通りの景色が現在にも受け継がれており、立石寺にいるだけで心が浄化されていくのを感じるはずです。

当山は宝珠山立石寺といい通称『山寺』と呼ばれています。天台宗に属し、創建は貞観二年(860年)天台座主第3世慈覚大師円仁によって建立されました。

当時、この地を訪れた慈覚大師は土地の主より砂金千両・麻布三千反をもって周囲十里四方を買い上げ寺領とし、堂塔三百余をもってこの地の布教に勤められました。開山の際には本山延暦寺より伝教大師が灯された不滅の法灯を分けられ、また開祖慈覚大師の霊位に捧げるために香を絶やさず、大師が当山に伝えた四年を一区切りとした不断の写経行を護る寺院となりました。

出典:http://www.rissyakuji.jp/about.html

俳人「松尾芭蕉」がこの地で詠んだ句である「閑さや岩にしみ入る蝉の声」は大変に有名で、1015段の石段の中腹ほど行ったところには芭蕉が句を詠んだ「せみ塚」があり、この芭蕉の句が刻まれている。
この句が記された『おくのほそ道』は、俳人松尾芭蕉による「紀行文集」で元禄15年(1702年)に記されました。日本古典の中でも代表的存在で、芭蕉作品の中でも最も有名な著作になっています。

出典:http://www.yamagatamoviemarket.jp/page/33

五大堂からの景色は圧巻

立石寺までやってきたら、ぜひ五大堂と呼ばれるスポットまで歩いてみてください。
千段以上の階段を登らなければいけませんが、それ以上に価値ある景色を堪能出来ます。
根本中堂やせみ塚など、登っている途中にも歴史を感じられるスポットがありますから、飽きることなく頂上の五大堂まで辿りつけることでしょう。
秋には紅葉が綺麗ですし、夏や春は緑の木々が山寺を彩ります。
出張中の運動不足解消にもなるので、山形県に来たらぜひ五大堂で山寺の絶景をお楽しみください。

1015段の階段を一歩一歩のぼり、奥の院までの往復で約60分。
道はしっかり舗装されているので比較的登りやすい。

ゆっくり登ればお年寄りでも行くことはできる。

頂上には奥の院がある。

横にある手水舎の水が冷たくて気持ちいい。

ここでお参りしたらおしまいではなく、

一番の見所である展望ポイント、五大堂がある。

山寺の町を一望できる。
この景色を見れば疲れも吹き飛ぶ。

出典:http://recommended-spots.com/%E5%B1%B1%E5%BD%A2%E7%9C%8C/%E5%B1%B1%E5%AF%BA%EF%BC%88%E7%AB%8B%E7%9F%B3%E5%AF%BA%EF%BC%89%E3%80%80%E8%A6%B3%E5%85%89%E6%83%85%E5%A0%B1/

公式HPです。

本物の自然を知る  幻想の森

最後にご紹介したい山形の癒しスポットは、最上川の自然を感じられる「幻想の森」です。
国道47号線、通称鶴岡街道と呼ばれる道路に沿って密集する木々は、最上川の豊かな水が作り上げた天然の杉林です。
人の手の加えられていない本物の自然がそこにはあります。

幻想の森に生い茂る山ノ内杉は、最上峡一帯に見られる天然杉です。樹齢千年を超えていると思われる老木が沢山あります。大きなコブのあるねじれた幹が複数伸びていて、杉のイメージをくつがえす不思議な光景が見られます。

出典:http://www.vill.tozawa.yamagata.jp/?page_id=7652

戸沢観光協会によって管理されているこちらの幻想の森を楽しみたいのであれば、JR高屋駅から車で15分ほどのところにある散策路を歩くのがおすすめです。
散策路といっても、歩きやすいようにウッドチップが敷かれているだけで、森の自然には何一つ手を加えていません。
一歩足を踏み入れた瞬間から、非日常の雰囲気を感じ取れることでしょう。

一歩足を踏み入れると、木々の間を縫って光が差す、緑に包まれた世界が広がります。小鳥のさえずりと風の音しか聞こえない森で悠然と佇む巨木群の姿はまさに幻想的です。最上峡の左岸山中にある土湯杉の巨木群生地、春には巨木の間にユキツバキが花を咲かせます。

出典:http://quad-takahashi.net/post-2038

自然の中で育った木々の美しさ

私たちが街中や公園で目にする木々は、人の手によって植樹され、成長し過ぎた枝が切り取られています。
しかし、幻想の森の中にある木々は全くそういった手をかけられていないのです。
その結果、上の画像のように隣の木と木がくっついてしまうほど成長し、枝が絡み合うのです。
幹の太さも通常の杉ではめったに見かけることないサイズです。
圧倒的な自然の強さと美しさを、ここまで身近に感じられるスポットは非常に珍しいといえます。
最上川近くに出張へ来たときは、帰りに幻想の森へ立ち寄り、次の仕事に向けたエネルギーを木々からもらい受けてください。

地元で見る杉は、植林の杉ばかりなので、きれいに整列して真っ直ぐな杉しか見た事がないので、ここの杉は足元がすごすぎて、超ビックリΣ(゚д゚lll)


そしてデカイ∑(´Д`*)ノノ!!

出典:http://yukinobluesky.blog.fc2.com/blog-entry-344.html

情報サイトです。

山形のリフレッシュスポットで活力を取り戻す

山形県には、豊かな自然と人々の営みが融合されたスポットがいくつもあります。
出張帰りにこういった名所に立ち寄って、人生をより豊かにするための活力を注入しましょう。