女性がこだわるジューンブライド！男として知っておくべき4つのこと

【1】ジューンブライドの由来

ジューンブライドとは、6月に結婚式を挙げる花嫁のこと。
6月に挙げる結婚式のことを指す場合もあります。

ジューンブライドの由来については諸説ありますが、有力なのはローマ神話が元である説。
6月を英語でJuneと書きますが、これはローマ神話に登場する女神Junoから取られました。

Junoが結婚生活の守護神であることから、6月に結婚式を挙げると幸せになれると言われるようになったそうです。

その他、昔のヨーロッパで農作業が繁忙期を迎える3～5月に結婚が禁止されていたことから、6月に結婚式が流行ったとされる説も。

【2】ブライダル業界の諸事情

バレンタインデーは菓子屋が儲かるための戦略とよく言われますが、ジューンブライドにも同じような噂が。

結婚式における海外事情を見てみると、ヨーロッパでは雨が少なく気候が良いとあって、6月は結婚式のベストシーズンとして人気があります。

しかし、一方…日本の6月は梅雨時で、結婚式には一番不向きな季節。
当日の天気だけはどうにもならないので、避けたいと思うカップルが多いはずです。

それに困るのが、ブライダル業界。
6月に予約が入らない閑散期を打破するため、ヨーロッパのジューンブライドを日本に取り入れて広めたと言われています。

男性側としては下手な宣伝文句に流されないため知っておいたほうが良いことですが、ジューンブライドに夢を抱いている女性の前では禁句。

【3】ジューンブライドの現状

実際、ジューンブライドの人気はどれほどのものなのでしょうか。

■未婚者に聞いた『結婚式を挙げたい「月」』
1位　10月　19.0％
2位　6月　14.8％
3位　4月　13.7％
4位　5月　11.7％
5位　12月　7.2％

出典：http://www.oricon.co.jp/news/24980/full/

一番人気が高いのは10月。
気候がよく、ゲストが正装で厚着をしても問題がないことから好まれているようです。

6月と答えたのは、全体の14.8％。
二位を獲得していることから根強い人気があるようですが、割合的には4月と大差ない結果に。

やはり、梅雨の季節ということで避ける人が多いのかもしれません。

【4】ジューンブライドを実現するには

ブライダル業界の諸事情など夢のない話もしてきましたが、ジューンブライドに憧れている女性は多いもの。
男性でも、ゲン担ぎの意味合いから6月に結婚式を挙げたい人は少なくありません。

10月や6月の人気月は早めに予約を入れないと、すぐに埋まってしまいます。
特に土日はゲストが集まりやすいので激戦。

結婚式の日取りには、縁起が良いとされる吉日も関係してきます。
大安の土日は人気が集中するため、遅くとも一年前には式場を押さえておく必要があるでしょう。

憧れのジューンブライド

ジューンブライドについて色々と紹介してきましたが、いかがでしたか？

普段まったくその気がない人でも、結婚式となると縁起を気にして、験を担ぎたくなるものです。
女性だけでなく、男性でジューンブライドを気にする人も意外と多いのだそう。

ジューンブライドを実現させるためには1年前に式場予約を…とお伝えしましたが、それはつまり、一年前から結婚を決めていなければならないということ。
せっかちな話ですが、プロポーズのタイミングが重要になってきます。

近頃、彼女から結婚をせっつかれているように感じる…という人は、もしかするとジューンブライドを気にしての行動かもしれませんよ！