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最高速度300キロ以上!?知る人ぞ知るスポーツカー「サリーンS7」の魅力とは

アメリカの自動車メーカー「サリーン」が開発した、オリジナルスポーツカー「S7」。流麗なボディながら、最高速度は何と300キロ超!という絶大な馬力を持つスーパーカーということで、知る人ぞ知る1台となっています。今回は「サリーンって聞いたことあるけど、どんなメーカー?」「S7って一度乗ってみたいよなあ……」と気になっているあなたのために、サリーンというメーカーの特徴やS7の魅力、価格などについてまとめました!

モータースポーツ界で有名!アメリカの自動車「サリーン」とは?

出典:http://amatrek.blog4.fc2.com/blog-entry-51.html

そもそもサリーンってどんなメーカー?と首を傾げる方もいるでしょう。
サリーンは1984年創立という比較的新しいメーカーで、元々は様々な自動車メーカーのチューニング(既存の車の性能を向上させること)を行う会社として知られていました。
その優れたチューニング能力は、特にアメリカのビッグ3にも数えられる有名自動車メーカー「フォード」に高く評価されており、現在は同社のレーシング&ハイパフォーマンス部門の開発と生産を担っています。

そういうわけで、基本的には既存の車をチューニングして売り出す会社だったのですが、その開発力の高さから2000年には一から自社で生産したスポーツカー「S7」も発売し、特にモータースポーツの世界では猛威を振るっているそう。
次の項目では、そんな「S7」の魅力について詳しくご紹介したいと思います!

1984年創立!優れたチューニングで知られ、モータースポーツの世界で活躍するメーカー

サリーン(Saleen )は、アメリカカリフォルニア州アーバイン市に本拠を置く自動車製造メーカー。
主にフォード製の車両のチューニングを手がけ、またその車を駆ってアメリカのモータースポーツシーンで活躍。

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3

1984年にレーシングドライバーのスティーブ・サリーンによって設立され、マスタングやエスコート、フォーカスなどのクルマをチューニングして販売したり、SCCAが主催するショールームストックカーレースの部品を製造販売して業績を上げていきました。

出典:http://www.worlddaihyosportscar.com/sportscar/saleen.html

超有名なアメリカ車メーカー「フォード」とは、切っても切れない密接な関係!

レーシングドライバーとして輝かしい経歴を持つ スティーブ・サリーン氏がサリーン社を創設してからすでに23年。 今やサリーン社は一介のチューナーのレベルを遥かに超越し、 世界でも屈指の技術力を持つフォード社のレーシング部門として、 高性能モデルの開発や生産を請け負うメーカーへと成長を遂げた。

出典:http://www.wingauto.co.jp/others/magazine/a-power/200609/

現在、サリーン社は、単なるフォード車のチューナーというわけでは無く、フォード社製品のレーシング&ハイパフォーマンスグレードの開発、生産を担う自動車メーカーとして位置づけられ、サリーンS281シリーズは、フォード・マスタングのハイパフォーマンスグレードとして、全米のフォードディーラーにてメンテナンスを受けることが出来、保証に関しても通常のフォード車と同様に販売されています。

出典:http://www.buzz-factory.net/saleen/about_saleen.html

2000年には、オリジナルのスーパーカー「S7」も開発!

2000年には、チューニングマシーンではなく、ボディとシャシーからすべてを自社生産したミッドシップのオリジナルスポーツカーS7を製造します。

出典:http://www.worlddaihyosportscar.com/sportscar/saleen.html

新幹線より速い!?サリーンの代表的なスポーツカー「S7」ってどんな車?

出典:http://cyber-ride.com/a/55.html

サリーン唯一のオリジナルスポーツカーと言っても過言ではない、アメリカ屈指のスーパーカー「S7」。
2000年に開発されてから2009年まで市販化され、モータースポーツ仕様の「S7R」はレースでも好成績を残しました。
ドアはスーパーカーらしい風格を漂わせるガルウィングタイプで、インテリアも滑らかでオシャレな印象。

気になる走りについてですが、モデルチェンジされた「ツインターボモデル」は何と最高速度399キロ!新幹線よりも速いと話題になりました。
日本の公道ではまず出せないレベルというか、いっそ線路を走っても良さそうですね……。
有名芸能人の愛車としても知られており、車好きの間では憧れの名車のひとつとなっています。

2000年~2009年まで市販化されていた、アメリカ屈指のスーパーカー!

2000年に市販車より先にルマン用プロトタイプレースカーが販売され、その後公道向け一般車両としても発売された。一般向けの公道走行可能な車両も、先に登場したレースに準じた仕様となっている。エンジンはフォードのV8エンジンを参考に、サリーンが全て新開発したオールアルミ製7LのV型8気筒OHVをミッドシップに搭載し、最高出力558PS/6,400rpm、最大トルク72.86kg·m/4,000rpmという強力なパワー&トルクを発揮する。

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%BBS7

2000年から2009年まで生産されていたサリーン「S7」は、ミッドシップ・エンジンの"ビースト"と呼ぶに相応しいクルマだ。創設者のスティーブ・サリーン氏が語るように、S7は「米国で唯一の本物のスーパーカー」だった。

出典:http://jp.autoblog.com/2016/09/21/saleen-s7-lm-return-1000-horsepower/

ガルウィング仕様で更に漂う風格!インテリアも滑らかでオシャレ

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%BBS7

出典:http://teresanet.fc2web.com/00saleen.html

S7ツインターボは最高速度399キロメートル!線路を走っても良さそう……

S7ツインターボのエンジンはオールアルミ製7.0L V8 16バルブOHVを搭載。最高出力は750bhp /6,300rpm、最大トルクは97kgm /4,800rpmを発生します。組み合わせられるトランスミッションはオールシンクロメッシュの6MTを搭載。最高速度は399km/hを誇ります。
ほとんどレースカー仕様のサリーンS7ツインターボですが、日本にも正規輸入され、もちろん公道を走ることも可能です。

出典:http://news.ameba.jp/20130603-441/

有名芸能人の愛車としても知られる!憧れの名車的な立ち位置

木村拓哉さんの愛車、サリーンS7のスペックを調べてみました。

◆エンジン排気量
7000cc

◆エンジン
オールアルミV型8気筒16バルブOHVカムインブロック

◆馬力
750馬力

◆ブレーキシステム
ブレンボと共同開発
軽量アルミ6ピストン モノブロックキャリパー搭載

◆ホイール
サリーン鍛造アルミホイール(センターロック)
フロント:19インチ
リヤ  :20インチ

※センターロック機構なのでF1などと同じく真ん中のナットのみで着脱可能

◆タイヤ
ミシュラン パイロットスポーツPS2
フロント:275/30/ZR19
リヤ  :345/30/ZR20

出典:http://sikou-edamame.blog.so-net.ne.jp/2015-03-06-2

限定モデルで復活の声も!「サリーン S7 LM」が待ち遠しい

以前のモデルは2009年でいったん生産が終了されているため、もう買えないの?と思う方もいるでしょうが、2016年9月下旬に「サリーン S7 LM」という限定モデルが発売されるという噂が出ています!
「サリーン S7 LM」はたった7台製造という希少さで、1台ずつ異なるカラーリング、インテリア、ホイールが与えられるのだとか。

かつての「サリーン S7」よりパフォーマンス面も向上しているそうなので、まさに「夢の1台」となりそうですね。

1996年から2002年まで7年間続いたレース活動の開始から今年で20周年となることを記念し、サリーンは「S7 LM」と名付けられたS7の限定モデルを新たに製造すると発表した。わずか7台のみが造られるというこのモデルは、1台ずつ異なるカラーリング、インテリア、ホイールが与えられ、かつてのS7より強化されたパフォーマンスを特徴とする。サリーンの情報サイト『Saleen Owners and Enthusiasts Club』によると、今後発表されるこのスーパーカーは、むき出しのカーボンファイバー製ボディや先進的な電子制御装置を装備するという。

出典:http://jp.autoblog.com/2016/09/21/saleen-s7-lm-return-1000-horsepower/

今回そのサリーンS7にハイパフォーマンスな限定モデルを投入するという話がでており、これはツインターボ1000馬力、0-100キロ加速も2.8秒以下というハイパーカー並の性能を誇るもので「サリーンS7 LM」とされています。
2006にはサリーンS7用に1000馬力にパワーアップできる「コンペティションパッケージ」なるオプションが用意されましたが、これを最初から組み込んだものと考えても良いかもしれませんね。

出典:http://intensive911.com/?p=65409

やっぱり高嶺の花!?「サリーン S7」の価格をチェック

出典:https://usedcarnews.jp/archives/9565

では、「サリーン S7」は一体いくらぐらいするのか?というと、新車で販売されていた価格は何と8,925万円!税抜きでも8,500万円ですから、ローンを組んでも普通の会社員にはまず手が出ませんよね……。
中古では見つかりませんでしたが、存在したところで購入できる程度かどうかは微妙なところです。
しかし、400キロ近い速度が出るスーパーカーと考えれば、これは意外とリーズナブルな値段なのだそう。
確かに世の中には何億というスーパーカーも存在しますから、そういった車を購入できる人からしたらお手ごろなのかもしれません。
ちなみに同じサリーンでも、完全オリジナルではありませんが「フォードマスタング」をチューニングして造り上げたコンプリートカー「S281」であれば、最低800万円弱、中古なら300万円弱という価格で購入できます。
さすがにサリーンS7は無理だけど、サリーンの技術を少しでも体感したい!という方はぜひご検討ください。

新車価格は9千万弱!びっくりなお値段

価格/¥89,250,000(税込) 税抜き価格/¥85,000,000

サリーンS7はというと、税抜き価格で

85,000,000円です。

8500万円ですよ!!!

税込みですと、9000万円程になる車です。

出典:http://sikou-edamame.blog.so-net.ne.jp/2015-03-06-2

400キロ近く出るスーパーカーと考えると、実はリーズナブル?

気になるお値段は8925万円となっています。400キロ近くのスピードが出るスーパーカーとしてはリーズナブル?な方だといえそうです。

出典:http://clicccar.com/2013/06/03/221736/

同じサリーンでも「S281」なら、比較的安い値段で買える!

S281 3-VALVE
 \7,750,000(税込) 税抜き価格 \7,380,952-
S281 SuperCharged
 \8,990,000(税込) 税抜き価格 \8,561,905-
S281 SuperCharged "AMERICAN FLAG"
 \8,080,000(税込) 税抜き価格 \7,695,238-
S281 SuperCharged "RED FLAG"
 \8,080,000(税込) 税抜き価格 \7,695,238-
S302 Extreme
 \12,450,000(税込) 税抜き価格 \11,857,143-
THE STERLING Edition
 \19,000,000(税込) 税抜き価格 \18,095,238-

出典:http://www.wingauto.co.jp/lineup/saleen/saleen/s281.html

「S281」は、フォード・マスタングをベースにしたコンプリートカー!

サリーン・S281は、アメリカの自動車メーカーサリーンが製造していたフォード・マスタングをベースとするコンプリートカーである。

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%BBS281

見ているだけでも幸せ!車好きたちが注目する「サリーン S7」

「サリーン S7」は、スーパーカーならではのたおやかで美しいフォルムと良い意味で外見を裏切る絶大な加速力、レースでも通用するほどの最高速度を併せ持つため、車好きの間でも語り継がれる名車のよう。

実際には買えない……という方ももちろん多いですが、ネットや店舗でその姿を眺めているだけでもワクワクしてしまいますよね。
近々復活するという情報もあり、昨今ではより一層注目を集めている様子でした。

稀に見る速さと艶やかな存在感!「サリーン S7」の情報を今後もチェックしよう

いかがでしょうか?「サリーン S7」は艶めかしい美しさと流麗なフォルム、そして外見以上の素早さと力強さを秘めた、夢のスーパーカーなのですね。
自宅の駐車スペースに迎え入れるのは難しい車ですが、ネットで画像を見たり、機会があればモーターショーで眺めたりするだけでも幸せな気分になれそうです。

少しでも気になる方は、「サリーン S7 LM」の情報もぜひチェックしてみてくださいね。