- 男性美容(308)
まずは自力でチャレンジ!無理なく&効果的に禁煙できる方法3選
「やっぱり健康に悪いしな……」「どんどん値段が上がってるし、やめたら節約になるかな?」などの理由で、昨今では禁煙を志す人が増えていますよね。タバコは肌荒れや老化にも影響すると言われていますから、男性にとっても気になるところでしょう。しかし、どうしても自分に負けて吸ってしまう!という声も少なくはないもの。今回は自力での禁煙を目指すあなたのために、無理なく、効果的にできる方法を3つまとめてみました!
方法その① タバコじゃなくてもいい!と「別のもので代用」する
最初にご紹介するのは「タバコを禁煙用アイテムで代用する」という方法。
タバコを吸う方の多くは、眠気を覚ましたいとか、口寂しさを紛らわせたいといった、わりと他愛のない目的で吸っていると思います。
無意識のうちに「ニコチンを摂りたい」という気持ちでタバコを口にしている方もいるでしょうし、メンソール系のタバコを吸う方は「スーッとした清涼感を味わいたい」と思っているかもしれません。
自分が「タバコに何を求めているのか」をまず考え、その目的に添った禁煙アイテムを使うことで、タバコの摂取量を大幅に抑えられる可能性があります。
例えば口寂しいだけならニコチンなしの「禁煙用パイポ」や「電子タバコ」、目覚ましや清涼感を求めているならミント系のガムや飴を常備しておくと良いでしょう。
もはやニコチン摂取が目的で吸っている、という場合は、薬局に売ってある「禁煙用ガム(ニコチンガム)」をタバコがわりに噛めば、徐々にタバコの本数が減らせるはずです。
ただし、これは医薬品ですので、用法と用量を守って使う必要がありますが。
「禁煙サポートアイテム」はたくさんある!
⇒禁煙サポート用のアイテムを使う。
内容は同じでも改良が重ねられているものも多く、定番のものから最新技術を駆使した画期的なものまで禁煙グッズも様々。自分にあったものを探せるほど今やその種類は豊富で、値段も色々です。
▶・禁煙パイポ
お馴染みのタバコ型禁煙グッズ。ニコチンは含まれておらず、口寂しさを紛らわし、習慣化している“タバコを吸う”という行為から離れるためのもの。
▶・電子タバコ
一言で言えばちゃんと煙が出るパイポ。ニコチンを含むものと含まないものがある。製品にもよるが、1本あたりの金額は現在のタバコの相場(@20円程度?)よりは安い場合が多い。
▶・禁煙ガム・禁煙アメ
基本的に少量のニコチンを含むガムやアメ。ニコレットは禁煙ガムに属します。タバコ以外からニコチンを摂取するという行為で、タバコを吸うという習慣から離れつつも、イライラなどの離脱症状が少なく、
比較的難易度の低い禁煙方法であると言えます。
口寂しいだけ……の人は、ニコチンなしの「電子タバコ」がおすすめ!
結論として「禁煙しやすくはなる」と思います。
もちろん禁煙するための成分は含まれていませんが、
禁煙による精神的なストレスは電子タバコを使用することでだいぶ和らぐと思います。
タバコが吸いたくなってそれを紛らわすためにガムを噛んだり飴を舐めたりするのと同じ様な感じです。
タバコが吸いたくなったら電子タバコを吸ってごまかします。つまり気合ですね。
ニコチン摂取が目的の人は「禁煙用ニコチンガム」がおすすめ!
タバコを吸いたい衝動におそわれたときにニコチンガムをかむと、体内にニコチンが補給されるために吸いたい気持ちがかなり抑えられます。薬局・薬店で購入可能で即効性があるので、バッグやポケットに常備しておくとよいでしょう。
ただし、ニコチンガム(商品名:ニコレット、ニコチネルミント)は医薬品なので、普通のガムのように好きなだけかめばよいというものではありません。正しく使わないと効果が出ず、逆に副作用が出る可能性もあります。使用上の注意をきちんと守りましょう。
メンソール系のスーッとする感覚を求める人は「ミント系のガム」がおすすめ!
まずは、タバコを手に持って吸うという行為から、やめていくというように考えましょう。そして慣れてきたら、ニコチンガムに個数を少しずつ減らしてくのがポイントです。
メンソール系のタバコを吸っている方に中には、メンソールのスースー感を楽しんでいる方もいますよね。そんな方は、ニコチンガムでなくても、メンソール感の強いガムやキャンディーなどで大丈夫な場合もあります。
方法その② これを飲むと吸いたくなる?お酒やコーヒーなどを止め、飲み物を工夫する!
続いては「タバコに合う飲み物を控える」という方法。
飲み会の後や毎日の晩酌の後には1本吸いたくなるんだよな……という人は、まずお酒を控えましょう。
同じ理由で、休憩時間にタバコを吸う時、コーヒーも一緒に買ってしまう……という人は、コーヒーをお茶に変えます。
タバコを吸うのが習慣になってしまっている人は「吸いやすいシチュエーション」や「タバコと一緒に必ず飲むもの」などを与えられると、ついつい手が伸びてしまうものなのです。
お茶にはニコチンの離脱症状を緩和してくれる働きもあるそうですから、休憩の際には温かいお茶を淹れて、ほっと一息ついてみてはいかがでしょうか?
中にはより効果的な「禁煙茶」なるものもあるのだとか。
それを使うのもひとつの方法です。
「タバコといえば酒……」という人は、まず飲酒を控える!
お酒を毎晩飲む人で禁煙をしようと考えている方は、少し辛いかもしれません。私も毎日晩酌をする人間なので、お酒のお供にはタバコが当たり前でした。お酒を飲むとどうしてもタバコを吸いたくなるので、禁煙の初期には晩酌を控えました。
タバコを吸いたくなるシチュエーションをできるだけで作らない努力が必要です。
会社や友人との飲み会などで「1本だけ」とついつい吸ってしまって、禁煙を失敗してしまう人は多いもので、「つい」というシーンを避けることがポイントです。
「コーヒーといえばタバコ!」という人は、コーヒーを控える
自力禁煙法で見事に成している私ですが、コーヒーだけでは辛かったです。なんていったって「コーヒーにはタバコ!!」と何十年もその生活をしていたわけですから。朝のコーヒー、休憩中のコーヒー。これを控えるのが辛かった。
社内や外出先で葉巻を吸うわけにはいかず、コーヒーを控える選択しかありませんでした。私の場合にはコーヒーでしたが、その他の飲み物で当てはまります。ジュースや紅茶とタバコという方もそのタバコと一緒に飲むことが多い飲み物はできるだけ避けた方がよいでしょう。
お酒やコーヒーは「お茶」に変えるのがおすすめ!
コーヒーは、タバコのお供に良く飲まれる飲み物ですよね。コーヒーを飲むと、タバコを吸いたくなるという意見も結構多いものです。そこで、コーヒーをやめてお茶にすることをオススメします。
禁煙をする時に辛いのが、ニコチンの離脱症状です。逆にいえば、ニコチン離脱症状に耐えられれば、禁煙成功も目前です。お茶には、ニコチン離脱症状を緩和してくれる作用があります。
吸いたくなったり、口寂しくなったら、積極的にお茶を飲むようにしてみましょう。水分をたくさん取ることで、体内の毒素も出してくれる効果もあるので、一石二鳥!常温よりも、冷たく冷やしたお茶や温かいお茶が効果的です。
更に効果的!「禁煙茶」もある
禁煙茶は中国の天然原料で作られている“ プーアル茶 ”で、
禁煙とは関係なく健康にも効果的ですので飲んでいる人もたくさんいます。
味の方は、少し癖があるためみんなが美味しいと感じるものではなく、
飲みにくいと感じる人もいるようです。
ただ効果もあるため、自分の口に合えば最適な禁煙方法になる可能性もあります。
このお茶を飲み続けることで、タバコを不味く感じると言われています。
方法その③ 絶対吸わない!タバコへの意識を変える
最後にご紹介するのは「タバコへの意識を変える」という方法。
つまり、道具や食べ物、飲み物などに頼らず、自分の意識を高めて禁煙を成功させる、という方法ですね。
禁煙成功者の啓発本や記事などを読めば、おのずと「禁煙する喜び」が芽生え、タバコを吸わなくてもいいんだ、という気持ちになれるでしょう。
また、タレントのタモリさんが成功した例も有名です。
「タバコを吸いたいという気持ちは15秒しか持たないから、とりあえず15秒我慢する」というもので、それを過ぎた頃にはもうどうでも良くなっているのだとか。
禁煙はニコチンという敵を倒すゲーム、と考えるのも効果的のようですね。
絶対に吸わないぞ!という意識と共に、「もうタバコを吸わなくていいなんてすばらしい」「成功すれば自分はすごい」という自己肯定感を持つことも、禁煙には重要なことだと言われています。
「禁煙本」や禁煙を啓発する記事を読み、意識を変化させる!
「タバコを吸ってはいけない」と考えているとき、頭の中には「タバコ
を吸っている自分」が描かれていませんか? 実は、「~してはいけ
ない」とイメージすることは、「~」に意識をフォーカスしてしまうこと
なんです。
潜在意識は、「否定」と「肯定」の区別ができない。だから、タバコを
吸ってはいけないと思えば思うほど、頭の中はタバコを吸うイメージ
に占領されていきます。
大切なのは、「~してはならない」を「~したい」状態に変えてあげ
ること。タバコを吸うことよりもっと「気分良くいられる状況」が描けた
ら、こっちのもの。
・禁煙本
自己啓発の類ですね。自力に近い意味合いもありますが、タバコに対する考え方や気の持ちようを教えてくれます。
15秒我慢できれば勝ち!?「タモリさん式禁煙法」
タモリさんは、「タバコを吸いたいという欲望は15秒しか続かない」と人から聞いたそうです。
だから「タバコ吸いたいな」と思ったら15秒数えるようにした、というんですね。
…これが、タモリさんが1日60本のタバコ生活にピリオドを打った禁煙方法。
思わず唸ってしまいませんか?
小野「(煙草を)止めたいですか?」
タモリ「いや、もう止めました」
小野「あ!偉い。(ニコチンワッペン)無しで?」
タモリ「無しで。知らなかったんです、それ。無かったんじゃないかな?」
小野「それはすごいですよ」
タモリ「1日60本くらい吸ってました」
タモリ「吸って吸ってもう」
小野「ねえ」
タモリ「それでもう。僕がきいたのはタバコを吸いたいって欲望は15秒続かないって聞いたんですよ」
小野「うん」
タモリ「吸いたいと思ったら15数えてたんです」
吸ったらデッドエンド!「禁煙ゲーム」だと思って頑張る
ニコチンモンスターには3週間エサを与えず、飢え死にさせなければなりません。
ニコチンモンスターをやっつけることが出来たらあなたの勝ちです。
しかしニコチンモンスターも・・・
生き延びる為に
あの手この手であなたを騙して
タバコに火とつけさせようとしますよー。
「タバコを止めたこと」への自信と誇りを持つ!
「もう二度とタバコを吸わない」に加えて、
「タバコをやめた自分に喜びと誇りを持つ」ようにしましょう。
「もうタバコを吸わなくていい!なんて素晴らしいんだ!」
「タバコをやめた俺ってすげえ!もう絶対吸わん」
・・・と自分を褒め、誇りを持つのです。
どうしても止められない……そんな時は「禁煙外来」へ
上記の方法を試しても、どうしても依存症が克服できない!という方は、「禁煙外来」のある病院を受診することをおすすめします。
禁煙外来はニコチン依存症と認められる人で、いくつかの条件を満たしていれば保険を利用することも可能です。
禁煙外来では医師の診察やアドバイスのほか、禁煙補助薬の処方を受けることもできるのだとか。
厚生労働省の資料によれば、受診している人のうち40%は禁煙成功しているそうですから、期待が持てますね。
条件を満たせば、保険も適用される!
喫煙は依存性が高いため、なかなか一人で禁煙は難しいものです。最近では、病院でも禁煙できるようになりましたね。
確実に禁煙を考えるなら、病院での禁煙をオススメします。病院での禁煙では、通院5回で約3ヶ月治療が一般的といわれています。でも保険は適用されるのか疑問もあるでしょう。
《保険適用条件》
⒈ニコチン依存症であること(問診)
⒉1日の喫煙本数×喫煙年数が200以上であること(ブリンクマン指数)
⒊すぐに禁煙する意志がある
⒋禁煙の同意書にサインできる
これらの条件にあてはまると、保険が適用になります。保険適用で治療した場合には、13,000円くらいになるそうですが、保険適用外になってしまうと、40,000円くらいの費用がかかるそうです。
病院では診察のほか、補助薬の処方や医師のアドバイスなどが受けられる!
健康保険等を使った禁煙治療では、12週間で5回の診察を受けます。
診察に行くと、はじめに喫煙状況などから健康保険等で治療が受けられるかをチェックします。
毎回の診察では、禁煙補助薬の処方を受けるほか、息に含まれる一酸化炭素(タバコに含まれる有害物質)の濃度を測定したり、禁煙状況に応じて医師のアドバイスを受けることができます。
「お医者さんと禁煙」すれば、楽に禁煙することができます。
半数近くが成功しているという資料も!
禁煙外来に訪れた人が最後まで受診を続ける確率は 65%
5回目の受診を受けた人のの4週間以上禁煙している確率は 78%
5回受診した人が9ヶ月後に禁煙している確率 49%
ふむ・・・
おおよそ32%ですね。
途中で病院に行くのをやめた人が自力で禁煙に成功しているのも考慮すれば、
40%以下
自分に合った方法で、タバコの誘惑に打ち勝とう
いかがでしょうか?禁煙は難しいものと言われていますが、強い意志を持つことで自力でも成功させることが可能なのですね。
タバコから解放されれば食事も以前より美味しくなりますし、喫煙席や喫煙ルームを探す手間も省けますから、非常にメリットが大きいと言えます。
禁煙を目指す方は「止められたらいいな」「止めたいな……」ではなく「絶対に止めるぞ!」という気持ちで、明日からぜひ試してみてくださいね。