美侍

教養&知性あるモテ男を目指せ!ぜひ読んでおきたい「夏目漱石」作品4つ

夏目漱石といえば、過去には紙幣にも描かれた日本を代表する作家のひとり。国語の教科書にも登場する人物ですから、一般常識として名前を知っている人は多いでしょう。しかし、実際に作品を読んだことはありますか?今回は「夏目漱石って名前は分かるけど、そういえばちゃんと読んだことないや……」というあなたのために、これはぜひ読んでおきたい!知的&教養ある大人の男性になれる漱石作品を4つご紹介します。

そもそもどんな人?「夏目漱石」という人物について知っておこう!

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おすすめの作品を知る前に、そもそも「夏目漱石」ってどんな人かよく知らない!という方のため、漱石の功績や人物像についておさらいしてみましょう。
夏目漱石は、明治~大正期に大学講師(英文学者)としても活躍した、日本を代表する作家のひとりです。
国語の教科書にも登場する作家ですから、名前を見れば大抵の人は「ああ!」と思いますよね。

「柿食へば 鐘が鳴るなり 法隆寺」の俳句で知られる歌人、正岡子規とは親友同士、芥川賞で有名な作家の芥川龍之介とは師弟関係だったなど、交友関係も多彩。
過去には千円札の肖像にも選ばれたほど著名で、何と死後の脳は今も保存されているそう。(偉人の脳の保存は、当時は結構ポピュラーだったとか)
作品には風刺的なものや、人間関係が複雑なものなどが多いですが、本人は至って人情に厚く、友人や生徒たちからも慕われる人物だったそう。

「I love you.」を「月が綺麗ですね」と、非常に詩的な表現で訳したことでも知られていますね。

大学講師(英文学者)としても活躍した、日本を代表する明治~大正期の作家のひとり!

夏目 漱石(なつめ そうせき、1867年2月9日(慶応3年1月5日) - 1916年(大正5年)12月9日)は、日本の小説家、評論家、英文学者。本名、夏目 金之助(なつめ きんのすけ)。江戸の牛込馬場下横町(現在の東京都新宿区喜久井町)出身。俳号は愚陀仏。

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「柿食へば~」の俳句で知られる歌人「正岡子規(まさおかしき)」と親友だった!

夏目漱石と正岡子規は、一生涯の親友でした。

病気で弱った正岡子規は、「僕ハモウダメニナッタ」と手紙に書き、ロンドンにいる夏目漱石に送った話は有名ですね。

出会いは、漱石が大学に入る1年前。

ふたりの友情は正岡子規が亡くなるまで続きます。

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「芥川賞」でお馴染みの有名作家「芥川龍之介」とは、何と師弟関係だった!

夏目漱石と芥川龍之介の関係について。

この2人は師弟関係だったとも言われています。

実際に芥川龍之介は、漱石の事を生涯「先生」と尊敬していたといいます。

でもこれは、師匠と弟子という関係よりも、先生と生徒だったわけです。

芥川龍之介は、門下生のひとりだったのですね。

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過去には千円札の肖像にもなり、現在も脳が保存されているほど著名な偉人!

夏目漱石は前の千円札の肖像でしたね。

数多くの肖像の候補者がいる中で、これに漱石が選ばれる理由として、ロンドン留学の功績があったからなのです。

世界に通用する通貨として、選考基準が、「国際的な人物」が重要視されました。

福沢諭吉、夏目漱石は即決だったそうですよ。

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漱石の脳みそは、ホルマリン漬けにされて現在も保存されています。東京大学医学部にあるのですね。

なんとも過激な話のように感じるかもですが、当時の人達は偉人の脳を保管するのが好きだったようです。

きっと偉人に対して、敬意を表しているのかもしれません。

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作品はもちろん人柄もよく、友人から慕われる人物だったと言われている!

漱石は友人に慕われ,また友人を大事にした人だった。
俳人:正岡子規との親しい間柄は良く知られている。
また,彼の人柄と教養を慕って集まってくる若者も多かったという。

時代の運命を自分の運命として背負い,真剣に悩み,発狂までした夏目漱石。
権力には決して屈しない信念の人,夏目漱石。
潔く,義理人情に厚い夏目漱石。
自分に厳しく,高潔な精神の持ち主,夏目漱石。


漱石の作品が,文学的に価値が高いことは疑いない。
そして,彼の生き方や人柄に共感する人も多い。

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では、そんな夏目漱石のおすすめ作品には一体どのようなものがあるのでしょうか?見てみましょう!

夏目漱石のおすすめ作品① 冒頭文が超有名!『吾輩は猫である』

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最初にご紹介する夏目漱石作品は『吾輩は猫である』。
何といっても「吾輩は猫である 名前はまだない」という冒頭文が超有名ですが、小説版は全10話構成という長編なので、内容を読んだことがないという人は多いのではないでしょうか。
この作品のユーモラスなところは、やはり「黒猫」が主人公であるということでしょう。

夏目漱石をモデルにしたと言われる「珍野先生」の飼い猫となった「吾輩」の視点から、その家に訪れる友人や元教え子などとのやり取りが面白く描かれます。
ただし、珍野先生と来客の会話の題材にはギリシャ神話や哲学者など難解なものも含まれるため、面白く……なくない?と思ってしまった場合は典拠(元となった作品や言葉)を探ってみるとより一層楽しめるかもしれません。

個人的には、「吾輩」には最後まで名前がないのに、一緒に飼っていた犬には「ヘクト―」(ギリシャ神話に出てくるトロイ最強の勇将)という仰々しい名が付いている、という点には笑ってしまいました。

1905年~1906年まで連載された、10話構成の長編小説!

『吾輩は猫である』(わがはいはねこである)は、夏目漱石の長編小説であり、処女小説である。1905年1月、『ホトトギス』に発表され、好評を博したため、翌1906年8月まで継続した。

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「吾輩は猫である」は夏目漱石宅にやってきた野良の黒猫を

モデルとした長編小説で、第1話~第10話までの構成から作られています。



ロンドンに留学してストレスがたまった結果身体を

壊していた漱石の下へ、

高浜虚子(たかはまきょし)という雑誌編集者が、

「漱石の気がまぎれればいいな」 と思って

執筆を勧めたのがこの小説の始まりです。

出典:http://youtetsu.com/archives/835.html

主人公は何と「黒猫」!漱石がモデル?な「珍野先生」が飼い主

吾輩:

本作品の主人公。野良の黒猫で、珍野家に買われている猫。

自分のことを「吾輩」と呼び、人間を観察している。



珍野苦沙弥(ちんのくしゃみ):

珍野家の主人。漱石がモデルとされている、偏屈な英語の先生。

胃が弱いのにも関わらず大食家でもある。

苦沙弥には妻と三人の娘がおり、長女から順に

「とん子」「すん子」「めん子」という名前。

また、おさん、という下女がいる。



迷亭(めいてい):

苦沙弥(くしゃみ)の友人の美学者。ホラ話が上手。



水島寒月(みずしまかんげつ):

苦沙弥(くしゃみ)の門下生で理学者。かなりの色男。



越智東風(おちとうふう):

寒月の友人で詩人。まじめな性格。



多々良三平(たたらさんぺい):

苦沙弥(くしゃみ)の門下生でとある会社の鉱山部に勤務するサラリーマン。



鼻子(はなこ):

豪邸金田家の奥さん。その名の通り鼻がご立派。

金田家は珍野家に嫌がらせをしてくる。

鼻子は「吾輩」が名づけ親で、本名は不明。

出典:http://youtetsu.com/archives/835.html

〈吾輩〉はひょんなことから中学の英語教師、苦沙弥先生の家で飼われることになります。この苦沙弥先生はあばた面でどこか神経質な所があり、夏目漱石自身を思わせます。

この苦沙弥先生の所へ、友達や元教え子などが遊びに来るんですね。そこでの滑稽味あふれる会話のやり取りが〈吾輩〉によって語られる、そういう小説です。

出典:http://ameblo.jp/classical-literature/entry-11260116465.html

ユーモラスな日常風景が魅力!神話や哲学など、難しい部分は典拠を調べるのも面白い

なにが描かれているかと言うと、まさにたわいない日常風景なんですが、それが単なる日常風景ではなく、滑稽味と風刺(戯画的に描き出すことによって批判を加えること)に満ち溢れているのが特徴的です。

苦沙弥先生とその愉快な仲間たちとの会話には、ギリシャ神話や哲学者の話が出てきますから、ストーリーがない上に肝心のユーモラスな会話にも難解さを感じてしまうと、『吾輩は猫である』の感想としては、「全然面白くなかったよ」というものになってしまいがちです。

出典:http://ameblo.jp/classical-literature/entry-11260116465.html

何と無料でも読める!空いた時間にぜひ挑戦してみて

著作権切れとのことで、無料で読める「吾輩は猫である」です。
読みづらい方は、プリントアウトして楽しむのも良いかも。

夏目漱石おすすめ作品② 様々な人間の「エゴ」を考えさせられる……『こころ』

出典:http://katsuya1989.blogspot.jp/2012/04/blog-post_13.html

続いてご紹介するのは、ここ最近特に若者に支持を受けるようになったという『こころ』。
国語の教科書に載っていることもあるように、漱石の代表作として知られています。
こころは書生である「私」が、「先生」と呼ぶ男性と知り合う経緯を語るところから始まる長編小説です。
夏休みに鎌倉に遊びに来た「私」は、そこで出会った細君と静かに暮らす男性――「先生」と交流することで彼の謎めいた過去が気になり始め……?という内容ですね。

「先生と私」「両親と私」「先生と遺書」と大きく分ければ3部構成なのですが、もう既にネタバレになっている通り、「先生」は作中で亡くなってしまいます。
しかし、実際に有名なのはこの遺書部分であり、過去の「先生」と「K」、そして「お嬢さん」(奥さん)との複雑な関係性です。
特に先生の過去の親友「K」が言った「精神的に向上心のないものは馬鹿だ」という台詞が印象的な今作ですが、他の登場人物たちも皆知性に溢れているため、心情の変化も分かりやすく心に残る言葉も多い作品と言えるでしょう。

ちなみに昨今の若者に人気の理由は、主に現代人にも共感できる人間のエゴ(「恋は罪悪」「普通の人間がいざという時悪人になる」など)や孤独などを静謐に描いている部分。
難しく考えようとしなくても、少なからず「先生」の痛切な言葉にハッとさせられる場面があるはずです。

複雑な人間模様を巧みに描いた、夏目漱石の代表作!

『こゝろ』(こころ)とは、夏目漱石の長編小説。漱石の代表作の一つ。1914年(大正3年)4月20日から8月11日まで、『朝日新聞』で「心 先生の遺書」として連載され、同年9月に岩波書店より漱石自身の装丁で刊行された[1]。なお、自費出版という形式ではあるが、この作品が岩波書店にとって出版社として発刊した最初の小説である[2]。

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%93%E3%82%9D%E3%82%8D

「私」と「先生」、そして「K」……3章構成で語られる先生の人生、そして過去とは?

小説は「上 先生と私」「中 両親と私」「下 先生と遺書」の3章構成。
上と中の語り手は「私」、下では先生の手紙がメインで話が進行する。

登場人物

「上 先生と私」「中 両親と私」の語り手。田舎に両親を持つ学生。父が大病を患っている。
先生
仕事に就かず、東京に妻とひっそり暮らしている。故郷は新潟。「下 先生と遺書」で「私」として自分の生き様を語っている。
先生の妻
先生から「静」と呼ばれている。「下」の前半部分では「お嬢さん」と書かれている。
先生の妻の母
戦没軍人の妻で、物語では既に物故者。「下」の前半部分では「奥さん」と書かれている。
K
「下」に登場。先生とは同郷で、同じ大学に通っているが専攻は別。浄土真宗の僧侶の次男。先生の他に親しい友人はいない。先生の提案で彼の下宿で一緒に生活することになる。

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%93%E3%82%9D%E3%82%8D

登場人物たちがみな知性溢れているため、心情の変化も分かりやすい!

この物語の一番の魅力は、先生にしても"私"にしても、自分自身や周囲の人々を極めて冷静に観察し、論理的に心情を分析しており、それが明晰な言葉で記述されている点である。このため、読者には、彼らの心情が手に取るようにわかるし、その心の動きに納得もできる。また、夏目漱石の文章の特徴でもあろうが、登場人物の言葉は非常に知性にあふれている。漱石の文章にはもともとそういうものが多いかもしれないが、この作品は中でも際立っていると思う。このような登場人物たちを生み出すことができる漱石自身の、非常に高い知性を感じる。

出典:http://hihyo.kanpaku.jp/Books_J_Novels/Kokoro.html

心に残る台詞が多い!現代にも通じる人間のエゴや孤独などを、風刺的に描いている

「こころ」でよく名言としてあげられるのは「精神的に向上心のないものは馬鹿だ」という"先生"の親友であるKが言った台詞。
僕も昔はこの台詞が一番好きで、今でも好きなのだが、久しぶりに読み返してみるとそれより感銘を受けた台詞がある。

「悪い人間という一種の人間が世の中にあると君は思っているんですか。そんな
鋳型に入れたような悪人は世の中にある筈がありませんよ。平生はみんな善人なんで
す。少なくともみんな普通の人間なんです。それが、いざという間際に、急に悪人に
変るんだから恐ろしいのです。だから油断ができないんです」

出典:http://katsuya1989.blogspot.jp/2012/04/blog-post_13.html

これは、どんな時代もありえることで、例えば社会問題である"いじめ"とかでも「いじめられている子が可哀想だとは思うし、本心ではいじめたくない。だけれどいじめに加わらないと今度は自分がいじめらるからいじめに加わる」というのもその一種だろう。

このように、鋳型にはめたような絶対的悪人などこの世にはいない。しかし、ある状況では悪人となる。
逆に考えれば、鋳型にはめたような絶対的善人もいないのだ。

出典:http://katsuya1989.blogspot.jp/2012/04/blog-post_13.html

こころも無料で読める!アニメ化もされているので、そちらからチャレンジするのもおすすめ

『こころ』も無料で読めますが、本を読み慣れていないという方は『青い文学シリーズ』というアニメ作品の中で映像化もされていますので、そちらから入るのもおすすめです。

こちらも著作権切れということで、無料で読むことができます。

過去にアニメ化された「こころ」のDVDです。

夏目漱石おすすめ作品③ 痛快でユーモラスな作品!『坊ちゃん』

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続いては、ドラマ化もされた有名作『坊ちゃん』。
夏目漱石作品の中では痛快でユーモラスな場面が多いのが特徴で、中編小説ということもあり非常に読みやすいです。
「親譲りの無鉄砲で小供(こども)の時から損ばかりしている」という冒頭文が有名な今作。
そんな破天荒な主人公がひょんなことから旧制中学(今の高等学校)の数学教師になる……ということで、物語の本筋は始まります。

魅力は何といっても、リズミカルな文体と「おれ(坊ちゃん)」の一風変わった無法者ぶり。
冒頭文を読むだけで面白さが分かると言われているほど、次は一体どんなことをするんだろう?と引き込まれてしまいます。
こちらも無料で読めますが、前述した通りドラマ化された作品のDVDも出ているので、そちらから観るのもおすすめです。

中編なので読みやすい!夏目漱石の代表的な作品のひとつ

『坊っちゃん』(ぼっちゃん)は、夏目漱石による日本の中編小説。 1906年(明治39年)、『ホトトギス』第九巻第七号(4月1日発行)の「附録」(別冊ではない)として発表。1907年(明治40年)1月1日発行の『鶉籠(ウズラカゴ)』(春陽堂刊)に収録された。その後は単独で単行本化されているものも多い。

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9D%8A%E3%81%A4%E3%81%A1%E3%82%84%E3%82%93

子どもの頃から破天荒な主人公「おれ」が教師になるところから、物語は始まる!

 子どものころから無鉄砲で損ばかりして育った「おれ」は、家族の愛には恵まれず、しかし、使用人の老婆・清(きよ)だけはいつでも「おれ」の味方でした。物理学校(現・東京理科大学か)を卒業してから、物理学校の校長の紹介で、四国の中学校(現・高等学校)に数学教師として赴任することになりました。

出典:http://www5b.biglobe.ne.jp/~michimar/hon/087.html

冒頭文は超有名!リズミカルな文体と、個性溢れる「おれ」が魅力的

 親譲りの無鉄砲で子供の時から損ばかりしている。小学校に居る時分学校の二階から飛び降りて一週間程腰を抜かした事がある。なぜそんな無闇をしたと聞く人があるかも知れぬ。別段深い理由でもない。新築の二階から首を出していたら、同級生の一人が冗談に、いくら威張っても、そこから飛び降りる事は出来まい。弱虫やーい。と囃したからである。小使に負ぶさって帰って来た時、おやじが大きな眼をして二階位から飛び降りて腰を抜かす奴があるかと云ったから、この次は抜かさずに飛んで見せますと答えた。

出典:http://ameblo.jp/classical-literature/entry-11231321605.html

こちらも無料で読める!昨年にはドラマ化もしているので、そちらから入るのもOK

こちらも著作権切れとのことで、無料で読めます。

2015年にドラマ化した「坊ちゃん」のDVDです。

夏目漱石おすすめ作品④ 幻想的な世界観が脳裏に浮かび上がる!『夢十夜』

出典:https://smcb.jp/communities/31045/events/102793

最後にご紹介するのは、幻想的な世界観が印象的な『夢十夜』。
タイトルの通り夢を題材にした小説で、夏目漱石には珍しく幻想文学(架空の出来事を題材にした文学)的な特徴が強い作品だと言われています。
「第一夜」から「第十夜」まで連作となっていますが、それぞれは短く終わるため、通勤の合間に「一日一夜」と決めて読むのも良いでしょう。

一見夢ならではの美しさ、夢ならではの恐ろしさなどを詰め込んだ不可思議な物語……かと思いきや、「第六夜」には明治期の芸術に対する批判が潜んでいるなど、さり気なく社会風刺的な要素が含まれているのが理知的な漱石らしいですね。
芸術作品のモチーフにされることも多く、漱石作品の中では女性人気の高い小説なので、彼女から「最近漱石読んでるの?何かおすすめある?」と聞かれた時に薦めるのも良いかも。

幻想文学的な要素が強い、漱石としては珍しい作品!

『夢十夜』(ゆめじゅうや)は、夏目漱石著の小説。1908年(明治41年)7月25日から8月5日まで『朝日新聞』で連載された。

現在(明治)を始め、神代・鎌倉・100年後と、10の不思議な夢の世界を綴る。「こんな夢を見た」という書き出しが有名。漱石としては珍しい幻想文学のテイストが濃い作品である。

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A2%E5%8D%81%E5%A4%9C

主人公の夢をかわきりにした、「第一夜」から「第十夜」までの連作!

 「夢十夜」は、「第一夜」から「第十夜」までの連作です。一つ一つは短いです。

 「第一夜」は、「こんな夢を見た」という一文で始まります。あおむけに寝た女性が「もう死にます」と言います。血行もよく、死にそうには見えませんが、「自分も確かにこれは死ぬなと思った」と書かれています。女性は「死んだら、埋めて下さい」「墓の傍に待っていて下さい。又逢いに来ますから」と告げます。

出典:http://www5b.biglobe.ne.jp/~michimar/hon/075.html

魅力は「理屈で考えられない」ところ!?夢ならではの美しさ、恐ろしさが表現されている

漱石の作品にしては、まったく理屈っぽくない作品であり、最初に読んだ時にはかなりのショックを受けたものである。
また、この作品は理屈で考えても埒はあかない。
すなわち、素直に感じるままに読んでくれれば良いと思う。
素直さを持った人ならば、きっと感じることが出来ると思いますよ。

出典:http://kieiropit.blogspot.jp/2016/04/blog-post_2.html

こちらも無料で読める!芸術作品のモチーフにされることも多い

こちらも著作権切れとのことで、無料で読めます。

夏目漱石の「夢十夜」を基に造られた、芸術的なアニメ映像です。
砂をモチーフに描かれています。

読みやすいものからチャレンジ!夏目漱石作品を知り、語彙力や知識を深めよう

いかがでしょうか?夏目漱石を名前や写真だけでしか知らなかった方も、この作品たちを読めば何となく彼の人となりや考え方、何より偉大さなどが理解できることでしょう。
本を読み慣れていない方は最初は難しいかもしれませんが、辞書で調べながら読み進めていくと自然と語彙力や知識が深まり、達成感を味わえるはずです。

この他にも魅力的な作品はたくさんありますから、慣れたら更に長編の『虞美人草』や、複雑な男女関係を描いた『それから』『門』などにも挑戦してみてくださいね。

教養&知性あるモテ男を目指せ!ぜひ読んでおきたい「夏目漱石」作品4つ