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レトロで超オシャレなスクーター!「ベスパ」の魅力を徹底解説

レトロでアンティーク、他にはない雰囲気を持ち、まるで芸術品のように洗練されているスクーター「ベスパ」。オシャレに定評のあるイタリアのメーカーに造られているだけあって、その存在感は街中で注目を浴びてしまいそうなほどです。今回は気になる!というあなたのために、ベスパの歴史や魅力、価格の相場などについて詳しくまとめてみました。使いやすいスクーターがいいけど、どうせなら誰も持っていないものを!というあなたは、ぜひご参考ください。

えっこんなにオシャレなの!?高級スクーター「ベスパ」とは

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%82%B9%E3%83%91

ベスパは1946年、終戦直後のイタリアで、オートバイメーカー「ピアッジオ」の手によって造られました。
発売当初から何といってもその美しくクラシカルなデザイン性が評価され、『ローマの休日』や『探偵物語』、近年では『ベンジャミン・バトン』など、数々の映画やドラマに登場しました。
日本でもドラマ『探偵物語』をきっかけに、一躍大人気の車種になったそうです。

ベスパはイタリア語で「スズメバチ」を意味する言葉で、その愛らしい丸いヒップラインから名付けられたとか。
スカートを履いていても足を閉じて乗れるデザインなので、女性人気も高いとのこと。
カップルでベスパを購入し、休日は2人でツーリング、なんていうのも非常に憧れますね。

海外セレブにも愛される!終戦直後に生まれたイタリアのスクーター

ベスパ 、ヴェスパ(Vespa) は、イタリアのオートバイ・メーカー、ピアッジオが製造販売するスクーターの製品名。

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%82%B9%E3%83%91

世の中に登場したベスパは、そのデザイン性からすぐに人々を魅了することになります。

主に大衆の移動手段として開発されたベスバでしたが、機能性と優れたデザインから階層をも超えて愛される乗り物となりました。

世界中に輸出され、銀幕にも重要な小道具として出演し、ハリウッドスターのようにセレブリティにも愛され伝説をつくっていきました。

出典:http://www.shippo-ya.com/point/

映画やドラマなどの影響で、日本でも人気が高い!

ベスパはイタリア製スクーターの代名詞。世界中に多くのファンを持つ類い希なスクーターで、日本でも多くの人に愛されている。その魅力的なスタイルから映画「ローマの休日」やドラマ「探偵物語」など様々な映画・ドラマにも登場しており、スクーターに詳しくない人でも「ああ、ベスパね」と知っているブランドだ。

出典:http://www.vespa-shop-tokyo.jp/

「ベスパ=スズメバチ」!スカートを履いた女性でも安心のデザイン

1946年、航空機メーカーであったピアジオ社によって「誰もが乗れる安価な乗り物」として、最初のベスパが生み出された。以来、コンセプトはそのままに大小のモデルチェンジを繰り返しながら現在まで生産され続けている。スカートを履いた女性でもまたがらずに足をそろえて乗れるフラットなフロアや、雨風や砂埃から足元を守れる風防状のボディーは、その後のスクーターの形状に大きな影響を与えた。ちなみに、ベスパという名前の由来は「スズメバチ」。ぷっくり丸いヒップラインから名づけられた。

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『ローマの休日』や『ベンジャミン・バトン』など、有名作への出演多数!

『ローマの休日』 (1953年)
原題 Roman Holiday
監督 ウィリアム・ワイラー
出演 オードリー・ヘプバーン グレゴリー・ペック エディ・アルバート
日本劇場公開 1954年4月

オードリー・ヘップバーンの魅力が満載の不朽の名作。
Vespa125 (V31T)でのグレゴリー・ペックとの二人乗りシーンが有名です。

出典:http://www.vespa-shop-tokyo.jp/vespa-in-cinema/

『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』 (2008年)
原題 The Curious Case of Benjamin Button
監督 デヴィッド・フィンチャー
出演 ブラッド・ピット ケイト・ブランシェット
日本公開日 2009年2月

老人の姿で生まれ、年を取るごとに若返っていく奇妙な人生を送る男を描いた話題作。 ブラッド・ピット演じるベンジャミン・バトンがVespaに乗るシーンがあります。

出典:http://www.vespa-shop-tokyo.jp/vespa-in-cinema/

デザインだけじゃない!ぺスパの魅力を徹底解剖

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ベスパの魅力は、何といってもそのクラシカルで独特な雰囲気を放つデザイン。
他のスクーターとは違う、と一目で思わせるそのフォルムは、ついつい乗り込む際のファッションや小物なども気にしてしまいそうですよね。
特徴としては、鉄製のボディそのものがフレームの役割を果たしている「スチールモノコックボディ」や、航空機の前輪に使われることが多いという「片持ち式フロントサスペンション」などがあり、細部までとことんこだわって造られていることが分かります。

しかし、実はぺスパはデザインのみならず、スポーティーな乗り心地にも定評があるのだとか。
イタリアのバイクということもあって、元々はレース用のモデルも造られていた、というほどスピーディーで、安定感のある走りを見せてくれるそう。
また、コアなファンが多数存在するからか、カスタム用のアクセサリーが多いのも魅力。
手に入れたらぜひ、自分だけのベスパを造り上げてみたいものですね。

オーナーの世界観を体現する!レトロでクラシカルなデザイン

そのレトロな雰囲気に一目惚れして購入する人も少なくないベスパ。あまたある他のスクーターとは一線を画す独創的なフォルムや、独特のエッジと曲線を融合させたクラシカルなデザイン、多彩なカラーリングはベスパの大きな魅力だ。自分のファッションスタイルに合わせて好みのカラーのベスパに乗れば、あなたの世界観が完成する。

出典:http://www.vespa-shop-tokyo.jp/enjoy/

ボディーやフロントサスペンションにも、独自の空気を放つ工夫が!

スチールモノコックボディーは、ベスパの特徴のひとつ。二輪車では珍しいこのボディーは車体のなかにフレームを持たず、鉄製のボディー自体がフレームの役割を果たしている。プラスチックスクーターが主流の昨今、スチールモノコックボディーのベスパは独特の質感を放っている。

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片持ち式のフロントサスペンションも、ベスパの外見に大きな個性を与えている。これは、航空機の前輪タイヤによく使われる方式で、ベスパを開発したピアジオ社が航空機製造を手がける会社だから生まれた構造。4つのボルトを脱着するだけで簡単にタイヤを交換できる。

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実はスピードも優秀!元々はレースバージョンも存在していた

日本人には想像しにくいことですが、ベスパはスクーターにもかかわらず、モータースポーツとは密接な関係にあります。何しろ最初の生産型「98」にも「コルサ」と呼ばれるレースバージョンが存在していましたし、「150GS」で初めてスクーターとしてオーバー100Kmのモデルを生産できたのも、それ以前にイタリアの様々なレース活動を重ねてきた成果です。

出典:http://www.shippo-ya.com/point/

それは何より、航空機技術を応用したモノコック構造の超軽量ボディと小型高出力のエンジンによるところが大きかったのです。そのDNAは最新型にも脈々と受け継がれています。イタリア人のつくったものである以上、スピードとはやはり無縁ではいられないのです!

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コアなファンが大勢いるからか、アクセサリーも豊富でカスタムしやすい!

ベスパの魅力は車体を彩るアクセサリーの豊富さにもあります。それらをプラスすることで自分だけのベスパをつくれるのです。モッズ時代は「ウルマ」「ウィガーノ」といったメーカーの技術的なアクセサリーが人気を呼びましたが、現在でも旧車種、現行車種ともに数多くのカスタムパーツが製造されています。スポーティーに走りたいオーナーには、特殊なピストンやマフラーなど、各種のチューンナップパーツも充実。オートバイ的な軽快さと自動車的なスタイリング、色彩の魅力を兼ね備えているベスパだからこそ、できる遊びなのです。

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新車も中古車も気になる!ベスパの価格相場を見てみよう

さて、ここまでで「ぺスパが欲しい!」と思った方のために新車や中古車の価格を見てみましょう。
日本で販売されている現行モデルの中では、35万円前後からある「Primavera」が最も安価のようです。
続いて「Sprint」と「GTS 150 Super」、「PX 150/125」に「PX 150 Anniversary」などが大体45万円~50万円前後となります。

最も高いのは「GTS 250」、「GTS 300 Touring ABS-ASR」のモデルで、それぞれに70万円前後するようです。
スクーターと考えれば通常の2倍から3倍程度のお値段ですが、輸入車であり且つデザインや性能へのこだわりが強いので、仕方がないのかもしれません。
中古市場では、初代の趣を感じさせる「ヴィンテージモデル」が人気で、相場は大体10万円~20万円前後になるのだとか。

現行最安価モデルは「Primavera」!バツグンのスタイルが魅力

出典:http://vespa-japan.com/primavera.html

メーカー希望小売車両本体価格
Primavera 125 ABS ¥459,000 (消費税8%込)
Primavera 50 ¥349,000 (消費税8%込)

出典:http://vespa-japan.com/primavera.html

チャーミングでビビッドな印象!「Sprint」

出典:http://vespa-japan.com/sprint.html

メーカー希望小売車両本体価格
¥486,000 (消費税8%込)

出典:http://vespa-japan.com/sprint.html

洗練されたデザインとスポーティー感!「GTS 250」と「GTS 300 Touring ABS-ASR」

出典:http://vespa-japan.com/gts250.html

出典:http://vespa-japan.com/gts250.html

メーカー希望小売車両本体価格
GTS 250 ¥698,000 (消費税8%込)

出典:http://vespa-japan.com/gts250.html

メーカー希望小売車両本体価格
GTS 300 Touring ¥718,000 (消費税8%込)

出典:http://vespa-japan.com/gts250.html

クラシカルなベスパの遺伝子を感じさせる!「PX 150/125」と「PX 150 Anniversary」

出典:http://vespa-japan.com/px.html

メーカー希望小売車両本体価格
PX 150 ¥498,000 (消費税8%込)
PX 150 Anniversary ¥518,000 (消費税8%込)
PX 125 (モンテホワイトのみ) ¥468,000 (消費税8%込)

出典:http://vespa-japan.com/px.html

親しみやすい丸みを帯びたボディ!「GTS 150 Super」

出典:http://vespa-japan.com/gts150super.html

メーカー希望小売車両本体価格
¥513,000 (消費税8%込)

出典:http://vespa-japan.com/gts150super.html

中古相場で人気なのは、映画から飛び出たような「ヴィンテージ」スタイル!

出典:http://www.tokyo-vespa.com/pick_scooter/vintage/vintage.html

ここ数ヶ月間に販売されていた
「ベスパ 50」の中古車販売価格は、
11万円~25.2万円

出典:http://bike250.net/50.php

若者にとっても憧れのスクーター!なベスパ

ベスパは、今時の若者にとっても憧れのスクーターのよう。
特に「他にはないデザインが欲しい」「クラシカルなものが好き」「映画に出てくるようなデザインがたまらない!」という人にとってはピッタリの車種ですよね。

長年支持され続けているベスパですから、乗り始めたらいつの間にか、世代を超えた友人が出来ているかも?

街中でもバッチリ目立つスクーター!ベスパで豊かなバイクライフを

いかがでしょうか?ベスパはそのクラシカルな趣の通り、100年近い歴史を誇る魅力的なスクーターなのですね。
購入したら誰かに自慢したくなって、つい休日のたびに街中やツーリングへ出かけてしまうかもしれません。

ベスパのデザインを見て一目惚れしてしまった……という方は、ぜひバイクショップや公式サイトからお問い合わせくださいね。