- 男性美容(308)
「やっぱり吸いたい!」禁煙に失敗する理由とその改善法まとめ
昨今タバコの価格が高騰していることもあり、徐々に「禁煙」を志す人が増えてきましたよね。タバコを止められれば節約できるだけでなく健康にも好影響ですから、チャレンジする人が多いのも頷けます。しかし、その一方で「やっぱり吸いたい!」と諦めて失敗してしまう人が多いのも事実。今回は何度やっても禁煙に失敗してしまう……というあなたのために、その理由を探り、改善するための方法をまとめてみました!ぜひご参考ください。
失敗原因その① 吸いたくなる環境に耐えられなかった!
まず原因として挙げられるのが「吸いたい!と思ってしまう状況に耐えられなかった」というもの。
例えばお酒の席や喫煙者が集まる遊びの場などで、周囲が吸っているのを見たり誘われたりして、羨ましくなり「じゃあ、1本だけ……」となってしまうのですね。
中には「今タバコを吸うとどんな感じなんだろう?」という好奇心から手を出し、元通りになる方もいるようです。
禁煙を成功させるためには、まずタバコを吸いたくなる環境に打ち勝つこと。
暫くはお酒や遊びを控え、ストレスを感じにくい状況を作ることが大切です。
周囲に喫煙者が多い方は、「タバコ仲間が減るのが寂しい」「自分は禁煙失敗したから、何だか妬ましい。同じようにしてやろう」という思いでわざと誘いをかけてくる人もいるそうなので、誘惑に負けないよう注意しましょう。
・吸いたい衝動に負けた
・酒の席で我慢できなかった
・「一本だけ」で我慢できなかった
喫煙者の仲間との遊びや、お酒の席で吸いたくなる!
禁煙失敗の原因の6割くらいありそうな気がするんですが、あの吸いたい衝動に抗うのは中々難易度が高いんですよね・・・
特にあの頃は仲間内で麻雀が流行っていた時で、禁煙中の私一人に対して喫煙者3人がタバコを吸っている状況。
たしか1.2回は耐えたのですが、3回目にはもらいタバコをしてその後コンビニに買いに行った流れですね。
この時は久しぶりにタバコを吸う人とお酒を飲んでいたのですが、気がついたらタバコを吸っていました(笑)(たぶんもらいタバコしたんだと思います)
なのでこの時何故吸ったのかは正直覚えていないのですが、またそこからやめる意思の力は残っていませんでした(笑)
「1本だけ」が危険!そこからズルズル元通り……な恐れも
理由はいろいろあるのですが、ふとした瞬間、誘惑にかられてついつい1本吸ってしまったわけなんですわ。
ずっと禁煙してたんで、たった1本なら大丈夫という自負がありました。とりあえず、この1本。今まで大丈夫だったから、これからも大丈夫。
なんて思ったのが大間違いでした!
中には仲間を作りたがる喫煙者も……誘いに乗らないようにしよう!
喫煙者は
禁煙しているあなたが羨ましいのです。
そして自分に出来ないことなので悔しいのです。
驚くことに・・・
なんとか禁煙を失敗させよう!という心理状態なのです。
失敗原因その② 精神的なイライラに負けてしまった!
続いては「精神的なイライラに堪えられず吸ってしまった」というもの。
タバコにはストレス解消効果がある、タバコを吸うとイライラが収まる、と考えている喫煙者は一定数いますよね。
特に日頃からタバコをストレス解消のためのアイテムとして使っている方は、仕事で嫌なことがあったり、手持ち無沙汰な状態になったりした時につい手を伸ばしてしまいがちです。
しかし、実は「タバコはイライラを減少させてくれる」という説は間違い。
むしろ喫煙者はニコチン切れによって無駄にイライラさせられ、それを落ち着かせるためにタバコを吸っているだけなのです。
つまり、タバコを止めれば逆に精神が安定する可能性があるのですね。
タバコは気分を落ち着け、ストレス解消になると考えている喫煙者は多い!
イライラしやすい人はタバコを吸う傾向がある。
なぜなら、タバコがそのイライラを静めてくれるからだ。
私はこれは自然なことだと思うのだ。
イライラしている人はタバコに導かれる。
タバコを吸う雰囲気のある人というのはある程度わかると思う。
イライラするとタバコを吸いたくなる。
タバコをやめられないのはストレス解消の手段がなくなるのが恐いから。
タバコがストレスを解消してくれるという考えさえ変われば禁煙はもっと簡単にやめられるのではないかと思う。
しかし……実は「ニコチン切れ」がイライラを引き起こしている!
禁煙すると、必ずといっていいほど出てくるのがこの離脱症状ではないでしょうか
禁煙してあまりにイライラするあなたの様子を見た周りの人から
「そんなにイライラするぐらいなら、吸えばいいじゃない!」と言われたり
「イライラしてストレスをためるなら、吸ってもいいんじゃない?」と誘惑(?)されたり
そんな経験あるんじゃないですか?
タバコを吸い終わって1時間もしないうちに、血液中のニコチンが減り、イライラや落ち着かないなどのニコチン切れ症状(離脱症状・禁断症状)が現れます。ストレスが原因でイライラするならば、一番リラックスしているはずの寝起きの時間にタバコを吸いたくなるはずがありません。
改善法① 禁煙は「連休」から始めよう!
最初の改善法としては「禁煙は連休から始める」というもの。
会社に出勤する日から禁煙を試みても、ニコチン欠乏によりどうしてもイライラするため、仕事の効率が悪くなったりミスをしてしまったりして、タバコに手が伸びてしまいがち。
その点休日なら、余計なストレスを感じにくく、比較的リラックスした環境で禁煙に挑戦できます。
特に3日以上(できれば5日以上)の連休の時から始めれば、出勤する頃にはタバコへの依存度がかなり低くなっているはずです。
自宅では趣味に没頭したり、ゆったりと音楽を聴いたりして、なるべくタバコのことを考えないように気を付けましょう。
口寂しくなったら、ガムや飴などで代用するのが効果的です。
禁煙=イライラするため、仕事の効率が悪くなって失敗する人が多い!
一度禁煙をしようとした時に、いきなり全く吸わなくしたらずっと常にイライラするようになって、会社の人に「周りが迷惑だから吸ってくれ」と言われて結局また吸うようになったなんて経験もあります…。
それぐらい「イライラしたらタバコを吸う」ってのが僕の中で定着していました。
周囲のためにも「連休」を利用して始めるのがベスト!
・禁煙はイライラすると聞いたことがあるから、会社でイライラしたくなくて連休を利用して始めた。
連休に入ってすぐに「もう吸わない」と決めて持ってたタバコを捨てて、家の中での作業に没頭しました。
ですがこの間、奥さんに言わせると「常にイライラしていたので、話しかける気も起きなかった」という状態だったそうです。
ちなみに僕自身「些細なことで怒りそうなので三日間は僕を放っておいてくれ」と思ってましたし、実際言ってました。
少なくとも3週間比較的仕事が忙しくなく、気持ちにゆとりがあり、できれば祝日とか土日の休みを利用して5日以上休める時を狙って始めることができれば最高です。
家ならストレスがかかりにくいため、禁煙が成功しやすい!
土日が休みで月曜日が祝日とかの連休が控えていれば、木曜日あたりからタバコをやめると、一番辛くなってくる3日目の土曜日をストレスのかかりにくい家で過ごす事ができますし、出勤日の火曜日になればニコチンは体から抜け、アセチルコリンによる離脱症状も少しはましになっていて、辛さは和らいできていると思います。
改善法② 最後は荒療治!吸いたくても吸えない状況を作ろう
続いては「吸いたくても吸えない環境を作る」というもの。
一度は禁煙に失敗した方なら分かると思いますが、いつでもタバコを吸える状況にあると、ついつい手が伸びてしまいがちです。
「これを吸いきるまで……」などと考えず、思いきって余ったタバコは全て捨て、ライターや灰皿も処分しましょう。
また、通勤途中に必ずコンビニに寄ってタバコを購入していた方はその習慣をやめ、通勤ルートを変えるといった努力も必要になります。
できれば周囲の人や家族(実家暮らしの場合)の協力も仰ぎ、「タバコを吸ったら1本ごとに罰金500円」と決めたり、自宅に意識を高めるためのポスターを貼りまくったり、飲みや喫煙の誘いを控えてもらったりするとより効果的です。
どうしても依存症が克服できない!という方は、薬局で売っている「ニコチンガム」を使う方法もありますよ。
禁煙は「環境」が重要!タバコを吸えない雰囲気を作ろう
禁煙は環境だがキモになってきます。
まずは、禁煙に取り掛かる環境づくりから始めてみるのが効果的です。
1.家庭内や職場に罰金箱を設置する。
2.家中に禁煙ポスターを貼りまくる
3.お子さんや恋人に「お願い!タバコやめて」と言ってもらう。(奥さんじゃ厳しいかも知れません)
残った煙草やライターは捨てる!家族や周囲へ協力を仰ぐのも効果的
持っている煙草は必ず捨ててください。
家のゴミ箱に捨てるのであれば、半分に折ってもう吸えないようにしましょう。
何本残っているとかは関係ありません。
極端な話、19本残ってたら19本すべて捨てましょう。
・タバコに接しない環境づくり
身近な場所においておくと、ついつい吸ってしまいがち。
禁煙中は家にあるタバコを処分するだけでなく、
通勤経路を変えて、ついついタバコを買わないようにする
といった工夫も必要です。
・禁煙には周囲の協力も求める
他人にタバコを勧められたら、断りにくいものです。
そういった場合に備えて、周囲に禁煙中であることを話して
協力してもらうことも必要だと思います。
他人に禁煙を宣言することで、より自分への拘束力を高めて
達成に近づけるという意味もあります。
どうしても依存症が辛い!そんな時は「ニコチンガム」もおすすめ
タバコを吸いたい衝動におそわれたときにニコチンガムをかむと、体内にニコチンが補給されるために吸いたい気持ちがかなり抑えられます。薬局・薬店で購入可能で即効性があるので、バッグやポケットに常備しておくとよいでしょう。
禁煙は意識が大切!タバコのことを考えないように注意しよう
禁煙に失敗するのは意志が弱いから、と思われがちですが、環境やきっかけを作らないことが最も大切なのですね。
この他にも電子タバコを利用する、いざとなったら病院の禁煙外来を受診するなどの方法がありますから、自分に合ったやり方で禁煙を目指してください。
まずはなるべくタバコのことを考えなくて良い環境の中で、気を紛らわせることを探してみてはいかがでしょうか?