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博多の風情を「屋台」で楽しむ!おすすめメニューやお店は?

福岡の中でも中核を担い、夜になっても煌びやかなネオンが街を明るく照らしている博多。中でも気になるのは、レトロで気安い雰囲気の中で美味しい食事が楽しめると評判の「屋台」ですよね。今回は、博多に行ったらココだけは行っておきたい!という名物屋台や、ラーメン以外にも注目すべき絶品メニュー、そしてお店での注意点など、博多の屋台に関して詳しいことをまとめてみました!次に旅行や出張などで足を運んだ時の参考として、ぜひご覧ください。

博多の屋台を楽しむ「コツ」とは?

博多周辺では、中洲や中央区天神、長浜などで歩道に添うようにたくさんの屋台が賑わっているため、特にお目当てがなければ屋台を見つけるのは簡単です。
しかし屋台は、居酒屋やバー、レストランなどとは少し勝手が違うもの。
思いきり楽しむためには、博多の屋台における「暗黙の了解」を心得ておく必要があります。

まず、博多の屋台は回転が速いのが特徴なので、混んでいる時間帯は長居を控えましょう。
席はなるべく詰め、連れの人々も座れるように少人数で行くのがポイント。
また、トイレは事前に済ませておく、常連席が決まっている店もあるので、席の移動を求められたら速やかに動く、メニューの値段が書いていないお店には入らない、などの注意点もあるとか。
もちろんお客さんの立場である以上、過度に気を遣いすぎる必要はありませんが、皆で気持ちよく飲むために心配りは忘れないようにしましょう。

注意点その① 混んでいる時はあまり長居しない

博多の屋台は非常に回転が早い。それほどお客さんが多くない屋台や、時間帯であれば気にすることはありませんが、人気のお店はその点を気おつけておくと良いと思います。まあ、東京でもどこでも人気店は回転が早いですがそれと同じことですね^^

出典:http://www.nk-happy.com/2015/09/01/6726

注意点その② 事前にトイレを済ませておく

行く前にトイレは必ず。それと場所も確認してお行きましょう。特に1人で行く場合は必ずトイレは済ませておきましょう。途中でトイレへいくとなっても一人であればお店から食い逃げと思われても仕方ありませんからね^^;

出典:http://www.nk-happy.com/2015/09/01/6726

注意点その③ 「常連席」が決まっていることも

人気店ではあまりそのような事はありませんが、人が少ない屋台、少しぽつんと離れた人が少ない屋台などによっては常連客の席が決まっている事が有り、好きに座ると、席を移動するようお願いされることが有るようです。その際は出来るだけ快く引き受けてください^^;

出典:http://www.nk-happy.com/2015/09/01/6726

注意点その④ できる限り少人数で、タイミングを見計らう

例えば5人で行ったとして3人しか座れない場合、お店の外で2人だけ立って飲むと言うことは出来ません。屋台の周りで立って飲むことは条例違反となっているためです。出来るだけ少人数で、もしくは混み合っていないタイミングを見計らって行きましょう。

出典:http://www.nk-happy.com/2015/09/01/6726

注意点その⑤ 定休日や天気をチェックしておこう

屋台が開くのは、だいたい18時30分くらいから。日曜日が定休日の屋台が多いので、旅行の予定を立てる際には注意が必要。また雨風がひどい日には急きょお休みになることも。

出典:http://hyoito-fda.com/archive/yti/contents6.html

注意点その⑥ 値段表で、メニューの価格を確認しよう

多くの屋台では値段表を準備していますので、そちらで確認を。もし値段表がなければ、もちろん事前に確認してもOK! お店によって値段が異なりますが、予算的には一般的な居酒屋と同じくらいか、やや高めと思っておくといいでしょう。

出典:http://hyoito-fda.com/archive/yti/contents6.html

この他にも、必ず1人1品は注文をする、荷物は膝の上に乗せるなどのマナーが挙げられます。
価格に関しては居酒屋より少し高いくらいが相場ですが、中にはわざと値段表を見せずに高額をぼったくる悪質な屋台もあるようですので、頼む時にしっかりと確認しましょう。

おすすめのお店はココ!トップ3

さて、いよいよ博多周辺の屋台の中でも、おすすめのお店を3つご紹介しましょう!
今回は中洲、中央区天神、長浜と、それぞれの屋台街の中でもひときわ支持されている屋台を集めてみました。

いずれも味、メニューの豊富さ、店主の人柄で評判を集めている屋台ばかりですので、ぜひ足を運んでみてください。

中洲地区:【やまちゃん】

最初にご紹介するのは、中洲の春吉橋付近にある「やまちゃん」。
美味しい屋台ラーメンやおでんを楽しむことができます。
あっさり豚骨と細麺で、これぞ屋台ラーメン!という感じの味わいが魅力。
おでんを食べた後にラーメンをシメで……でも良いですし、飲み帰りに立ち寄ってラーメンを一杯、というのもおすすめです。

【営業時間】17:30~翌2:00 (お店の方の気分で変わることがあります)
【住所】福岡県福岡市博多区中洲1 中洲清流公園そば、春吉橋付近

食べログの情報ページです。


中央区天神地区:【まみちゃん】

続いては、福岡銀行本店近くにある「まみちゃん」。
上のやまちゃんと何だか兄弟のようですが、全くの別人、いや別店。
ご覧の通り、紅白のうれしい暖簾が目印です。

メニューが豊富で、ラーメンはもちろん焼きそばや炒め物、麻婆豆腐や豚の生姜焼きなど、様々なジャンルの料理を楽しむことができます。
天候に合わせて臨時休業されることもあるそうなので、サイトで事前にチェックしてお出かけください。

【営業時間】18時00分~1時30分
【住所】福岡県福岡市 中央区天神2丁目 福岡銀行本店昭和通り側

お店の公式サイト。
「お休み日」の情報の他、連絡先や地図情報も記載されています。



長浜地区:【ナンバーワン】

最後にご紹介するのは、長浜の屋台の中でも魚市場の近くにある「ナンバーワン」。

その名の通りの一番人気店。
いつもひときわ長い行列が出来ており、とにかくラーメンが一番美味しい!と評判です。
それ以外にも何と牛タンステーキや華味鶏の網焼きなど、香ばしくジューシーなお肉も味わえるとか。

【営業時間】18:30~翌3:30
【住所】福岡県福岡市中央区港1-10 魚市場西門前

食べログの情報ページです。


おすすめのメニューはこれ!トップ3

博多の屋台といえば、何といっても「ラーメン」。
その他にも もつ鍋や水炊き、おでんなど、博多の名物や屋台の定番メニューが並びます。
しかし、実はそれ以外にも、珍しくて美味しいメニューを出している屋台が存在するのです!

今回は、一度は食べてみたい!と評判の屋台メニューと共に、それを取り扱っているお店についてもまとめてみました。

揚げたてサクサク!天ぷら

最初にご紹介するのは、屋台では珍しい「天ぷら」。
サクサクと軽い食感と、秘伝のタレが絶妙なハーモニーを奏でます。
絶品の天ぷらで人々を魅了し続けているのは、中央区天神にある「よねさん」。
何と創業50年以上で、現在経営されているのは2代目という老舗だそうです。
常連さんだけの特別メニューもあるとのことですから、近くまで来たら立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

【営業時間】18:00-24:00
【定休日】土・日・祝日
【住所】福岡市中央区天神4丁目

お店の情報を記載したページです。


まるで「梅が枝餅」のよう!モチモチ餃子

続いては、大宰府天満宮の名物である梅が枝餅(うめがえもち、うめがやもち)の焼き釜を使って作る「モチモチ餃子」。
モチモチ食感好きにはたまらないサクフワの歯触りで、リピーターも多いようです。
こちらの餃子を出しているのは、天神大丸前にある「喜柳(きりゅう)」。
他にも野菜と明太子を生地で巻いた「博多グル巻き」をはじめ独創的なメニューばかりとのことなので、そのお店にしかないものを味わいたい方はぜひ足を運んでみてください。

【営業時間】19:00-翌3:00頃
【定休日】不定
【住所】福岡市中央区天神1丁目

お店の情報を記載したページです。

博多といえば明太子でしょ!明太玉子焼き

最後にご紹介するのは、博多名物である明太子を使ったフワフワの玉子焼き。
アツアツの玉子に被り付けば、中から半生状態の明太子がほろりと溶け出します。

実は博多の屋台では定番メニューのひとつなので、明太玉子焼きを出しているお店はいくつもありますが、中でも「発祥の店」と言われているのが天神の日本銀行前にある「満龍」。
屋台では生ものを出せない決まりだったところ、どうにか名物を使えないか考えて玉子焼きに入れてみたんだとか。

【営業時間】18:00-翌2:00
【定休日】土・日・祝日
【住所】福岡市中央区天神4丁目

お店の情報を記載したページです。



博多の屋台はいくらぐらいかかる?

魅力的なお店や美味しそうなメニューが様々にある博多の屋台ですが、一体いくらぐらいあれば満足に食べられるのだろう?と気になりますよね。
最初の項で「居酒屋よりも少し高い」とありましたが、居酒屋で使う金額も人によって違いますから、普段あまり飲み屋には行かない、という場合は不安になるもの。

では、いくらぐらいが相場なのか?というと、大体3000円から5000円程度を見ておくと良いよう。
屋台の立地によっても多少の差があるようですが、大体5000円くらい使うものだと思って行くと安心です。

相場は大体2500円~5000円くらい!

天神の屋台は割と地元の人も入っているのでリーズナブル、中洲の屋台は観光客相手の商売なのでちょっと高い印象があります。何を食べるかによるでしょうけど、一人2,500円から5,000円程度じゃないでしょうか?

出典:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11137444106

1人3000円~4000円位は見た方が宜しいと
思います

出典:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11137444106

お店によっても結構違うみたい……?

お通しと思われる枝豆1皿、瓶ビール1杯、レモンハイ1杯、おでん盛り合わせ
焼き鳥盛り合わせ 以上です。
お会計は2人で5000円を超えていて限りなく6000円に近い金額でした。一人頭約3000円ほど。

出典:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1285887877

2件目は、メニュー表をもらい、金額も明示してあり安心して頼めました。
梅酒ロック1杯とウーロン茶1杯、ラーメン1杯、牛串焼き2本、2人で計3000円ほどでした。一人頭1500円ほど支払いました。

出典:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1285887877

基本的には値段が表示されているので、きちんと計算しながら飲もう!

屋台だと食べ物がいくらするのか気になりますよね。
博多では値段をわかりやすく表示する事を必須にしています。
メニュー表の値段を確認できるので安心ですね。

出典:http://1616web-note.com/528.html

アットホームな屋台で一杯!絶品料理にも舌鼓……

いかがでしょうか?屋台で食事をするためには気を付けなければならない点もありますが、アットホームな雰囲気で料理が美味しい、魅力的なお店がたくさんあるのですね。
そこでしか味わえないものもありますから、博多に用がある時は、ぜひ一度は足を運んでみてください。

しかし、調子に乗って頼みすぎると、意外と長居をする羽目になったり、存外高い料金になってしまう恐れもあります。
値段やお腹の調子を確認しながら、ほどほどを心がけましょう。