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マスクは本当に効果的?絶対避けたい!「風邪」を予防するポイント3つ

寒くなってくると、急激に流行し始めるのが「風邪」。防寒や健康的な生活など対策は色々あるものの、自分が気を付けていても人からうつされる心配がありますよね。今回は「絶対会社は休みたくないし、病院にかかるのも嫌だ!」と強い意志を持つあなたのために、風邪予防に効果的な生活習慣や感染を予防するアイテム、食べ物などについてまとめてみました。適切な風邪予防で、これからの寒い季節を乗り切りましょう!

その① 外から帰ったら即うがい!「風邪予防」に効果的な生活習慣とは?

まず、風邪を引く&うつされるのを防ぐ効果的な生活習慣について見てみましょう!
風邪予防として一番効果的なのは、やはり「手洗い」と「うがい」。
外から帰ったらまず……と小さい頃から言われていた手洗いうがいですが、何とうがいだけでも最大40%も風邪を予防できた!という話もあるほどなのです。
手洗いに関しては、帰宅時やトイレ後だけでなく咳やくしゃみで口を押さえた後、食事の前や食品を扱う前など、こまめに行うのが重要。

流水で流して石鹸を泡立て、手の甲から指の間までしっかりとこすり合わせて洗いましょう。
濡れたままでいると逆に良くないので、手洗いの後はバッチリ乾燥させるのも大切です。
うがいも帰宅時やのどが乾燥している時、空気が乾燥している時などに行いますが、市販のうがい薬がなければ「緑茶」を使うのがおすすめ。
緑茶には殺菌効果がありますし、今はうがい専用の緑茶も売られているほどその効果が謳われていますから、きっと風邪菌を撃退してくれるはずです。

何と40%も予防できる!?一番効果的なのは「手洗い」と「うがい」

風邪の流行る時期、周囲に風邪をひいた方がいる場合の対処の基本は、手洗い・うがいです。とても簡単で意外性のない方法ですが、うがいをするだけで、40%風邪を予防できた(サラヤ株式会社より)という報告もあります。

出典:https://www.ishamachi.com/?p=3410

帰宅時だけじゃない!こまめに正しい方法で洗うことで、効果倍増

手洗いは全ての感染予防の基本になります。以下の様なタイミングで手洗いを行いましょう。

・帰宅時
・人ごみから出たあと
・咳やくしゃみを手で押さえたあと
・食事の前
・食品を取り扱うとき
・トイレのあと

手洗いの目的は「外から病原体を持ちこまない」「病原体を広げない」「病原体を人にうつさない」「病原体を体に入れない」ことです。

出典:https://www.ishamachi.com/?p=10337

⒈手を流水で洗い物理的な汚れを取り除きます。
⒉石けんを泡立て、手のひらをよくこすります。
⒊手の甲を伸ばすようにこすります。
⒋指先、つめの間を反対の手の平にこすりつけて洗います。
⒌両指を合体し、指の間を洗います。
⒍親指を反対の手でにぎり、ねじり洗いをします。
⒎手首を反対の手でにぎり、ねじり洗いをする
⒏最後に流水でよくすすぎ、清潔なタオルやペーパーで拭き、よく乾燥させます。

出典:https://www.ishamachi.com/?p=10337

うがいも必須!特に殺菌効果が高い「緑茶」でやると効果が高まる

うがいは以下の様なタイミングが推奨されます。

・帰宅時
・人ごみから出たあと
・のどが乾燥したとき、調子の悪いとき
・空気が乾燥しているとき

手洗いと同時のタイミングで構いませんが、喉の粘膜が乾燥すると防御機能が弱まってしまうと考えられているため、乾燥している時期には積極的に行うと良いでしょう。

出典:https://www.ishamachi.com/?p=10337

外から帰ったら必ず緑茶でうがい

うがい専用の緑茶でうがい!

出典:http://kisetsunobyoki.com/700.html

「規則正しい生活」が最も重要!毎日適度な運動をし、しっかり睡眠を摂ろう

とはいえ、毎日「規則正しい生活」を送るのが、風邪予防には一番大切なこと。
バランスよく食べ、毎日適度な運動をし、睡眠不足にならないようしっかりと眠る……こう書くと当たり前のようですが、こういった習慣が自己免疫力を高め、細菌やウイルスから身体を守ってくれるのです。

 筋肉が増えると「免疫力が上がる」(杉本幸枝さん)。「日ごろから体力をつけ、きちんと食事をすることが大事」(宗像伸子さん)など専門家の多くが勧める。

出典:http://style.nikkei.com/article/DGXZZO96756970R30C16A1000000?channel=DF260120166506

 もう一つの「休養」とは、過労や睡眠不足を避け、体力を温存することです。 体が疲れて体力が落ちていると、ウイルスが細胞内に入り込み易くなり、結果 的に様々な風邪の症状を引き起こしてしまいます。ウイルスに付け入られないためにも、風邪の時期には意識的に休息をとるよう心がけましょう。

出典:http://www.dokutoruyo.com/tame10.html

定番の方法からユニークな方法まで、医師が実践している風邪予防が紹介されています。

風邪予防の基本的な生活習慣について、分かりやすくまとめられています。

その② マスクって本当に重要?風邪予防に効果的な「アイテム」もチェック!

次に、風邪予防に効果があるとされる「アイテム」について見てみましょう。
まず、人混みに行く場合や職場に風邪を引いている人がいる場合、定番なのが「マスク」ですが、これは確かに風邪予防に効果的だと言われています。
なぜかというと、風邪菌にとって最も心地よいのは「乾燥した環境」なので、マスクをして喉や顔周辺の粘膜を保湿することで、細菌が繁殖しにくい状態になるのですね。

また、風邪菌は唾液や鼻水などと一緒に飛び散るため自分がかかった時にも有効で、周囲にウイルスをまき散らさなくて済むとされています。
ただし、周囲からの細菌やウイルスを遮断する力はありません!疲労が溜まっている時や免疫力が低下している時などの感染は防げませんから、過信しすぎないようにしましょう。

「マスクが風邪予防になる」のは本当!粘膜を保湿し、細菌が繁殖しにくい状態に

冬場は寒さによって、免疫力が低下し、乾燥によって粘膜の機能も低下してしまいます。そのため、免疫細胞が十分に働けないため、細菌やウィルスが繁殖してしまうのです。

マスクをすることで、粘膜の免疫機能が正常に保たれるため、風邪に感染しにくくなるのです!

出典:http://yahuhichi.com/archives/4626.html

ただし「細菌やウイルスを防ぐ」効果はない!自分がかかった時のみ有効

2-1.細菌やウィルスを防ぐ効果はない

一般的なマスクはガーゼや不織布(ふしょくふ)でできています。
しかし、細菌やウィルスはガーゼや不織布の編み目よりもずっと小さいのです。
ですから、風邪の細菌やウィルスがまん延している中で通常のマスクをつけていても、感染は防げません。
ウィルスや細菌を完全にシャットアウトするには、宇宙服のような防護服が必要でしょう。
インフルエンザウィルスも同様です。

2-2.風邪の細菌やウィルスを周囲にまき散らさない効果はある

風邪の原因である細菌やウィルスは、飛まつ感染といってだ液や鼻水と一緒に飛び散って感染します。
ですから、せきやくしゃみをするたびにウィルスや細菌がまき散らされているのです。
しかし、マスクをしていればだ液や鼻水は飛び散りません。
なので、風邪をほかの人に感染させないようにする予防効果は期待できます。

出典:https://www.jibika-operation.com/mask-effect

インフルエンザウイルスも予防できる!?「空気清浄機」も効果アリ

続いてご紹介する風邪予防に効果的なアイテムは「空気清浄機」。
空気清浄機や加湿器って、単純に部屋の空気を良くするためのものじゃないの?と思ってしまいますが、前述した通り乾燥しない環境を作ることで細菌の繁殖を防げるため、空気清浄機も有効なのです。
特に空気清浄機や加湿器の場合、強みは「部屋ごと加湿できる」ということ。

湿度が50%を超えるとウイルスは活動できなくなるとされているため、場合によっては感染を防いでくれる可能性も。
特に最近の空気清浄機はハイテクなものが多く、シャープの「プラズマクラスター」をはじめ「インフルエンザウイルスの作用も抑える」と謳っている製品もあります。

人のノドや気管支の粘膜は乾燥によってキズがつきやすく防御力の低下によってインフルエンザや風邪にかかりやすくなるのです。

インフルエンザウイルス感染の時最も感染しやすい人の箇所は、ノドや鼻などの気管支粘膜からウイルスが入り込みます。

これを防ぐために加湿器を使ってお部屋や会社の空間湿度を調節することによって、ノドの粘膜を保護してまもりウイルスに感染しづらくしましょう。

出典:http://www.thousand-happy.jp/578.html

「低温・低湿」を好むインフルエンザウイルスは空気中に長時間浮遊していますが「適切な湿度の保持と室内温度」によって空気中に浮遊できなくなり生存率も低下していくことがわかっています。

したがってこのような空間に暮らせば、人の呼吸により感染するウイルスは少なくなり感染リスクは自然と減少するワケなのです。

特にお部屋の湿度(相対湿度)50%を超える場合においてウイルスは活動できなくなり生存率は大幅に低下していきますので、加湿器を使ったインフルエンザ予防において非常に有効なアイテムといえるのでしょう。

出典:http://www.thousand-happy.jp/578.html

浮遊ウイルスの作用を抑えるとされている空気清浄機「プラズマクラスター」の公式サイトです。

手洗い後にすり込めば細菌撃退!「アルコール消毒液」も常備しておこう

最後にご紹介するのは、手軽なようで意外と常備していない方が多い「アルコール消毒液」。
これは前項でお話した「手洗い、うがい」と共に使用すると効果が倍増するアイテムで、手を洗った後にアルコール消毒液をすり込めば、短時間で手に付着している菌を確実に減らすことが可能です。

ただし、手の汚れを落とす効果はないため、どうしても手洗いができない時に使うのは有効ですが「手洗いがわり」に使用することはできません。

アルコール消毒の場合は、短時間で手に付着している菌を確実に減らすことができるので、そういった点においても、やはり手洗いより高い予防効果が期待できます。また、手が荒れていると細菌の温床になりやすく、感染症を招くこともありますが、市販のアルコール消毒液には保湿剤が含まれているので、石けんでの手洗いよりも手荒れを起こしにくいというメリットがあります。わざわざ洗面所などに行く必要がないので、手洗いよりも手軽なことから、消毒の機会を増やしやすいのもいい点でしょう。

出典:http://www.skincare-univ.com/article/010918/

(1)15秒以内では乾燥しない量のアルコール製剤を手に取ります。

(2)片方の手のひらでもう一方の手の指をこすり、指先(爪)をよく消毒します。

(3)両手のひらをこすり合わせて、手のひらを消毒します。

(4)片方の手のひらで、もう片方の手の甲にアルコールをすり込みます。

(5)指を組んで、両手の指の間にもすり込みます。

(6)親指は、もう片方の手で包み込むようしてねじります。

(7)最後に、片方の手のひらでもう一方の手首にすり込み、しっかり乾かします。

出典:http://www.skincare-univ.com/article/010918/

アルコール消毒には、手の汚れを落とす効果はありません。明らかに手が汚れているときは、まず石けんで手を洗い、完全に乾かした上でアルコール消毒をしましょう。

出典:http://www.skincare-univ.com/article/010918/

その③ 食べるだけでOK!?風邪予防に効果的な「食べ物・飲み物」まとめ

最後に、食べるだけで風邪予防!?冬場におすすめの食べ物、飲み物をまとめてみました。
最初にご紹介する風邪予防に効果的な食材は「生姜(ショウガ)」。
元々身体を暖めるのに適した食材として有名ですが、喉の痛みの改善や免疫力の向上、殺菌効果など他にも様々な効能が知られているため、風邪予防には非常におすすめです。
特に「酢ショウガ」にすると1年ほど保存が利く上、料理やドリンクなどにも活用できますよ。

たちまち身体がポッカポカ!「生姜(ショウガ)」

生姜は、多くの漢方薬にも使われている通り、万病に効くと言われていますが、次のような効果があると認められています

・免疫力の向上
・のどの痛み改善
・殺菌効果
・冷え性の改善
・血行促進
・コレステロール値の低減

出典:http://shunnowadai.com/archives/1310.html

特におすすめなのは保存が効いて手軽!「酢ショウガ」

酢しょうがに使う材料は、お酢(100㏄)、しょうが(100g)、はちみつ(20g)だけ。そのほか、大きな口の保存容器を用意しておけば、準備OKです。

使用するお酢は、米酢や黒酢などお好みの種類でかまいません。ただ、ミネラルやアミノ酸を豊富に含む黒酢は、特におすすめといえますね。

出典:http://macaro-ni.jp/27043

【その①】
しょうがは皮ごと使います。よく洗ったら、1ミリ幅程度に薄くスライスしたり、みじん切りにしたり、すりおろして、保存容器に入れます。

【その②】
①のなかに、お酢を並々と注ぎます。

【その③】
最後にはちみつを加え、一晩浸けたら出来上がりです。

出典:http://macaro-ni.jp/27043

栄養の王様!?インフルエンザも予防できると噂の「モロヘイヤ」

続いての風邪予防食材は「モロヘイヤ」。
茹でてダシ醤油で和えるだけで美味しい手軽な食材ながら、「栄養の王様」とも呼ばれる万能野菜として知られています。
モロヘイヤに豊富な「βカロテン」は生活習慣病予防や免疫力向上に効果があるほか、抗酸化作用もあるので風邪やインフルエンザはもちろん、様々な病気の予防が期待されます。

モロヘイヤは栄養豊富な野菜です。とくにβカロテンを多く含み、活性酸素を抑え動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病から守るとともに、 皮膚や粘膜の細胞を正常に保つ働きもあり、あわせて免疫力を高める働きもあります。抗酸化作用により風邪やがんの予防や視力の保持などに効果が期待できます。

出典:https://www.syokuiku.jp.net/yasaizukann/post-181/

βカロテンはこの活性酸素そのものの発生を防いだり、発生した活性酸素を無害化する抗酸化作用を持っているので、さまざまな病気の予防に効果的です。

また、粘膜を保護し、細菌やウイルスから体を守ってくれるので、風邪予防にも効果的といえます。

出典:https://www.ishamachi.com/?p=23852

ホットワインにして楽しもう!お酒を飲むなら「赤ワイン」

最後にご紹介する風邪予防ドリンクは、「赤ワイン」。
ワインの原料となるブドウには「ポリフェノール」が含まれており、強力な抗酸化物質&ウイルスの増殖を防ぐ成分として知られています。
特に赤ワインはポリフェノールの量が多いので、より一層効果的です。
冬場は「ホットワイン」にすればお酒に弱い方でも飲みやすいですし、ショウガやシナモン、ハチミツなどを加えることで更に風邪予防の効能が高まります。

赤ワインの原料はもちろんブドウ。

そのブドウに含まれるポリフェノールの一種“レスベラトロール”は強力な抗酸化物質として知られますが、風邪やインフルエンザのウイルスが体内に侵入したとき、ウイルスの増殖を防ぐ役割も果たすそうです!

ストレス解消と美容・健康効果のためにも、1日グラス1杯飲むとよさそうですね!

出典:http://wooris.jp/archives/229040

風邪に効くものとして、身体の温まる”生姜”を使った飲み物がクローズアップされます。日本でも寒い日や風邪気味のときに卵酒を飲みますが、同じような効果がホットワインにもあるので、これからはホットワインを試してみてはいかがでしょうか。ホットワインには、以下のような効果もあります。

蜂蜜:栄養素が豊富な上、グルコン酸による殺菌消毒作用があるので喉に最適。
シナモン:血糖値を抑える効果や殺菌作用・解熱作用により風邪の予防や改善等
果物:入れる果物による健康効果

出典:http://iewine.jp/article/368

牡蠣やじゃがいもなど、風邪予防に効く食べ物がレシピと共に15種類も紹介されています。

ただし基本は「バランスよく」!食材を偏らせないよう、メニューを工夫しよう

●たんぱく質:基礎体力をつけ抵抗力を高める

魚介類・卵・肉類・卵・大豆製品・乳製品など

●ビタミンC:免疫力を高める
イチゴ、みかん、キウイフルーツ、ブロッコリー、ほうれん草、イモ類など

●ビタミンA:のどや鼻などの粘膜を保護する
ほうれん草、人参、カボチャなどの緑黄色野菜、うなぎ、チーズなど

●亜鉛:疲労回復、新陳代謝を活発にする、免疫機能を高める
カキなどの魚介類、赤身の肉類、レバー、豆、ナッツ類、大豆製品など

出典:http://www.karadakarute.jp/tanita/column/columndetail.do?columnId=119

ストレスが堪らないように!無理なく規則正しい生活で、風邪をバッチリ予防しよう

いかがでしょうか?風邪予防に効果的な生活習慣やアイテム、食材などは、定番から意外なものまで様々に存在するのですね。
しかし、最初にご紹介した通り基本的には「規則正しい生活」をすることが大切です。

かといって忙しいのに無理して運動したり、凝った料理を作ったりすると逆にストレスが溜まってよくありませんから、自分に合ったペースでしっかり休養を取りつつ、手洗いやうがい、栄養のある食材の摂取などを心がけてくださいね。