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思わず振り向く独特のデザイン!シトロエン「C4カクタス」を徹底解明
独自の路線を開拓し、日本にもコアなファンが多いフランスのメーカー「シトロエン」。そんなシトロエンから、個性的なコンパクトSUV「C4カクタス」の日本発売が今年決定しました!しかし、一体どんな車なのでしょうか?今回は「C4カクタスって変わってるなあ……性能の方はどうなんだろう?」と気になっているあなたのために、シトロエン・C4カクタスの特徴や魅力、価格などについてまとめてみました!今後の車購入にぜひお役立てください。
こんなカラー、見たことない!シトロエン・C4カクタスの特徴とは
シトロエン・C4カクタスは、2016年10月に日本で発売されたコンパクトSUV。
シトロエンといえば圧倒的な独創性を持ち、斬新なデザインの車を多く作っているということで、日本にもコアなファンが多いメーカーですよね。
一度見たら忘れられない、まるで真っ白なアイスクリームの中に板チョコを浮かべたようなデザインがユニークで、男女を問わず人気が出そうな車です。
実は2013年にフランクフルトモータショーでコンセプトカーを発表、本国では2014年2月5日(創業者の誕生日)に発売されていたということで、実に2年半越しの日本上陸となりました。
ちなみに初回は200台限定!とのことなのでぜひ急ぎたいところですが、後述の通りどうやら抽選は既に終了してしまったよう……再び生産されるのを待ちましょう。
一度見たら忘れられない!ユニークなデザインのコンパクトSUV
シトロエンが掲げるコンセプトである「Be Different, Feel Good!(より独創的に、もっと楽しく!)」を具現化したモデルで、生活とカーライフを豊かで楽しいものにすることに徹底的にフォーカスして作られたというフランス車らしい遊び心にあふれたものになっています。
何と言ってもシトロエンらしい奇抜なデザインが最大の特徴。「AIRBUMP(エアバンブ)」と呼ばれるボディ保護用のポリウレタンが目を惹きます。また、柔らかなフォルムやまさに「顔」を思わせる細めのライトユニットによるフロントマスクも非常に印象的。
実はコンセプトカーは2013年に発表されていた!
およそ半年前、2013年9月のフランクフルトモーターショーで展示されたコンセプトカー「C4 カクタス」が、プロダクションモデルとしていよいよ発表された。その独特なデザインはほぼそのまま踏襲したうえに、随所にいままでにない装備をそなえたあたらしいクルマとしてデビューを飾る。
「世界はめまぐるしくうつろい、消費者のニーズもおなじ速度で変化している。それでは、クルマは?」 シトロエンがみずから提示するこの問いへの回答として、コンパクトハッチバック市場に投入するのが、この「C4 カクタス」。シトロエンの創設者、アンドレ・シトロエンの135回めの誕生日にあたる、2014年2月5日に発表された。
既に10月に発売してる!初回は200台限定で生産とのこと
ボディを守るポリウレタンの『AIRBUMP』が個性的なアピアランスを生み出す、シトロエンのクロスオーバーモデル・C4 CACTUSが初回200台限定で日本に正規導入を開始します。
プジョー・シトロエン・ジャポンは、シトロエンのクロスオーバーモデル『C4カクタス』を初回限定200台にて10月4日より発売する。
可愛いだけじゃない!シトロエン・C4カクタスの魅力とは?
シトロエン・C4カクタスといえば、やはりその個性的なデザインにばかり注目してしまいがちですが、もちろん性能面も優秀です。
中に入ればシンプルで落ち着いた色調のインテリアが出迎えてくれ、タッチディスプレイでほぼ全ての機能が行える便利なシステムとなっています。
乗り心地もゆったりとしており、紫外線対策や静粛性、燃費などにも配慮された造り。
次世代型のパワートレインは力強く、トランスミッションの操作もダッシュボード下部のイージープッシュを押すだけと手間いらずです。
モデルはガソリン車とディーゼル車が用意されているようですが、力強さにおいてはやはりディーゼルが勝るものの、車体が軽いためガソリンでも走りはスムーズで、それぞれの魅力を見せてくれます。
洗浄中でも視界を確保できる「マジックウォッシュワイパー」も便利そうですね。
「どこをとってもシトロエンらしい」魅力が活かされた1台ということなので、ファンにとってはたまらない車と言えるのではないでしょうか。
落ち着いた色調のシンプルかつ、機能的なインテリア!
インテリアは低い位置に据え付けられた水平基調のダッシュボード中央に、最小限のボタンと7インチのタッチディスプレイがそなわるシンプルなもの。エアコンやマルチメディア、ナビの操作をはじめ、バックカメラ、パークアシスト、クルーズコントロール、ハンズフリーフォン、インターネット接続などすべての機能をこのディスプレイをつうじておこなえるようになっている。
室内空間が広くかんじられる、低くすっきりとしたダッシュボードは、助手席のエアバッグを天井に内蔵する「エアバッグ イン ルーフ」を採用したからこそ実現したレイアウト。おなじくルーフにそなわるおおきなパノラミックガラスルーフは、光をとりいれながらも紫外線をカット、さらに熱や音もとおさないので冷暖房の効率、すなわち燃費を落とすことなく、また、ノイズなどの侵入も抑えらるという。
パワートレインも最新型で、トランスミッションも手間いらず!
パワートレインは1.2リッター直列3気筒「PureTech」エンジンと6速ATの組み合わせ。エンジンのスペックは、最高出力82ps、最大トルク118Nmを発生する。なお、トランスミッションの6速ATは、日本仕様でのセッティングとなる。
ガソリンエンジンもディーゼルエンジンも、それぞれに魅力ある走りを見せてくれる!
エアポートホテルの駐車場を出て、多くの空港がそうであるように、絡まった糸のような道の中からルートを選び、高速道路に乗る。なにしろ車体が軽いので、加速はトルクの小さいガソリンでも十分。ターボのトルクの効果は絶大で、引っ張らなくても楽にヨーロッパの速い流れに乗れる。
とはいえ、もちろん力強さではディーゼルが上だ。こちらはETGのスムーズさも印象に残った。トルクの余裕が変速時の違和感を目立たなくしているのかもしれない。ただその代わり、鼻先は重い。かといってガソリン車が軽快極まるかというと、ちょっと違う。ノーズの動きはスッスッと気持ち良いけれど、その後の身のこなしはゆったりしているのだ。
洗浄中でも視界を確保!「マジックウォッシュワイパー」も搭載
軽量化のため、ボンネットはアルミ製となっており、さらにマジックウォッシュと呼ばれるワイパーを搭載している。これはワイパーにウォッシュノズルを装着したもので、ウォッシャー液の使用量が半減するため、タンクを小型軽量とすることが可能となった。
過去のシトロエンのコンパクトカーの魅力が活かされた、ファンにはたまらない1台!
作り手が2CVやBXなど、過去の小型シトロエンの魅力を理解しているからこそ、表面的な造形から根底に流れる思想まで、どこをとってもシトロエンらしいと思えるクルマを生み出せたのだろう。
カラーは?価格は?シトロエン・C4カクタスの基本情報をチェック!
では、気になるシトロエン・C4カクタスの価格やカラーバリエーションを見てみましょう。
まず、カラーバリエーションは5色。
先ほどからご紹介している「ブラン パールナクレ(白)」に、「ハローイエロー(黄)」、「ブルーラグーン(青)」、「ルージュアデン(赤)」、「ノアールオブシディアン(黒)」がありますが、どうしてもミルクにバナナ、ミント、フランボワーズ、ビターといった高級チョコレートが並んでいるように思えてしまいます。
新車価格はファブリックシートが238万円、ベロアシートが241万円とのことで、大体250万円弱と考えて良いでしょう。
外車かつコンパクトSUVということを考えると、意外にもリーズナブルですよね。
何だかどれも美味しそう……選べる5色のカラーバリエーション!
ボディカラーは、ブラン パールナクレ(白)、ハロー イエロー(黄)、ブルー ラグーン(青)、ルージュ アデン(赤)、ノアール オブシディアン(黒)の5色。
新車価格はシートにより多少変化が!いずれにしても250万円弱
メーカー希望小売価格は、ファブリックシートが238万円、ベロアシートが241万円です。
えっ……もう売り切れ!?超絶人気の「シトロエン・C4カクタス」
日本販売の初回は200台限定ということで、急がなきゃ!と思った方も多いでしょうが、何と既に抽選は終了しているよう……。
予想を超える購入希望者数で、話によれば「瞬殺で完売」だったそうですね。
確かに個性的かつ魅力的な車ですから無理もありませんが、本気で気になる方はまだ諦めないで!並行輸入車という手もありますし、今後また日本で販売されるのを待つこともできますから、ぜひ次の機会を逃さないよう情報をこまめにチェックしてみてください。
C4カクタス完売しましたw
— tsuchikou@ゲットーブラスター (@tsuchikou1) 2016年10月12日
まさかの瞬殺w
シトロエンのC4カクタス。
— 高広伯彦 Nori Takahiro (@mediologic) 2016年10月13日
ディーラーには実車もなくって、カタログもなくって、ペラ一枚の諸元表と申し込み書だけ。
でも今回の国内販売200台は全て抽選で売切れ。倍率は不明。... https://t.co/llPlQ1NUYs
ぜんぶで200台限定販売がアナウンスされたシトロエンのC4カクタス、やはりというかなんというか300以上の予約により全カラーで抽選になってしまったとか。輸入車で100台の機会損失ってすげーよなw
— 海鮮丼太郎Ultra II (@kaisendon) 2016年10月12日
こんな車があるなんて!シトロエン・C4カクタスの情報を今後も追っていこう
いかがでしょうか?シトロエン・C4カクタスはコンパクトSUVとしての形を保ちながらも、他に類を見ない圧倒的な存在感と個性を持つ車なのですね。
「絶対に誰かと被りたくない!」というこだわりがある方には、ピッタリの車と言えるのではないでしょうか。
少しでも気になった方は、ぜひ今後もシトロエン・C4カクタスの情報をこまめに追ったり、並行輸入車を探したりしてみてくださいね。