美侍

バイクの免許を取りたい…どの種類の免許を取ればいいのか教えて!

そろそろバイクの免許を取りたいとお考えのあなたへ。えっ?バイク免許の種類ってこんなにあるの?調べはじめてそう思う人も多いのでは。いま免許を取得するなら、どの種類をとるべき?どの免許でどういうバイクに乗れるものなの?バイク初心者さんへのギモンにお答えします!

バイクの免許には7種類ある

出典:https://www.pakutaso.com/20130947252post-3255.html

バイクの免許をとるぞ!と思ったとき、まず確認したいのが免許の種類。
バイクの免許には7種類あります。

●原付免許
●小型限定普通二輪免許
●AT小型限定普通二輪免許
●普通二輪免許
●AT限定普通二輪免許
●大型二輪免許
●AT限定大型二輪免許

それぞれの免許の特徴は?

出典:https://www.pakutaso.com/20110513134post-108.html

意外に多い!
ええっと…自分が乗りたいと思っているのはどの種類のバイクなんだろう…?
いきなり大型二輪免許とか取れるのかな?
ギモンがいろいろ湧いてきますが、まずはそれぞれのバイクの種類の特徴をおさえるところから!

原付免許

すぐに免許が取得できるのが原付免許。
学科試験だけで免許取得できます。
もっとも気軽にバイクを楽しむことができます。
※なお、自動車(四輪)の普通免許を持っている人は、それだけで原付バイクに乗ることができます。
つまり普通自動車を運転できている人は原付免許を取る必要はありません。

排気量/~50cc
年齢/16歳~


スズキ「アドレスV50」
ホンダ「エイプ50」

出典:http://www.goobike.com/catalog/SUZUKI/ADDRESS_V50/12727.html

出典:http://www.webike.net/md/954/

小型限定普通二輪免許

これ以降は学科試験とあわせて技能試験の合格も必要になります。
教習所に行くのはここから。
小型二輪免許は街乗りに便利。
通勤通学などに使う人も多いです。
二人乗りもできます。(座席シートが一人分しかない車種もあります)
税金や保険があまりかかりません。
「原付二種」ともいわれます。

排気量/~125cc
年齢/16歳~
二人乗りOK
高速道の走行はNG


ホンダ「スーパーカブ110」
カワサキ「KLX125」

出典:http://www.m-bike.sakura.ne.jp/?p=14213

出典:https://www.kawasaki-motors.com/mc/lineup/klx125/

AT小型限定普通二輪免許

オートマチック車限定の小型二輪免許です。
小型二輪免許よりも乗れるバイクに制限がありますが、クラッチ操作の必要がなく、より気軽にバイクを楽しむことができます。

排気量/~125cc
年齢/16歳~
二人乗りOK
高速道の走行はNG
AT車限定


スズキ「アドレスV125S」

出典:http://kakaku.com/bike/item/K0000134909/

普通二輪免許

ここからはより本格的にバイクを楽しみたい人向け。
特徴は、高速道路も走れることです。
いろんなタイプのバイクがあるので、自分の趣味を反映できますね。

排気量/~400cc
年齢/16歳~
二人乗りOK
高速道路OK


ヤマハ「マジェスティ」
ホンダ「CB400SF」

出典:http://www.yamaha-motor.co.jp/mc/scooter/majesty/

出典:http://www.honda.co.jp/CB400SF/

AT限定普通二輪免許

オートマチック車限定の二輪免許です。
二輪免許よりも乗れるバイクに制限がありますが、クラッチ操作の必要がなく、より気軽にバイクを楽しむことができます。

排気量/~400cc
年齢/16歳~
二人乗りOK
高速道路OK
AT車限定


ヤマハ「グランドマジェスティ400」

出典:http://www.yamaha-motor.co.jp/mc/scooter/g-majesty400/

大型二輪免許

かなり本格的な大型二輪免許。
ビッグマシンに乗るなら排気量制限なしを選びたくなるもの。
車格やパワーがあるので、普通二輪免許で腕を磨いてからステップアップとして試験を受けることが多いです。

気をつけておきたいことは維持費がけっこうかかること。
重量税、車検費用、任意保険などがかかってきます。


排気量/制限なし
年齢/18歳~
二人乗りOK
高速道路OK


ホンダ「CB1300SF」
ハーレーダビッドソン「FLHX103」
スズキ「隼(ハヤブサ)」

出典:http://www.honda.co.jp/CB1300/

出典:http://www.goobike.com/learn/report/5/2050122/2050122.html

出典:http://www.motomap.net/lineup/2009/mdl_hybs1300_c.html

AT限定大型二輪免許

650ccまでのビッグマシンに、オートマチック車限定でも乗ることができます。
※650ccを超えるAT自動二輪車であれば大型二輪免許が必要です。

排気量/~650cc
年齢/18歳~
二人乗りOK
高速道路OK
AT車限定


スズキ「スカイウェイブ650LX」

出典:http://www.goobike.com/learn/report/3/1030345/1030345.html

バイクの種類によって免許の取り方や費用が違うの?

出典:https://www.pakutaso.com/20120509151post-1526.html

バイクの種類によって、それぞれ免許の取り方が違います。
自分が乗りたいバイクを考え、免許の取りやすさや将来性ももとに選びましょう。
 (※以下、料金等の数値は記事公開当時の値です)

原付免許の取り方、費用は?

取得可能年齢:16才~
取得方法:運転免許センター(試験場)等での受験
(地域によって異なります)
合格率:90%以上

免許取得に必要なもの
・適正試験
・学科試験(30分間。交通法規を中心とした文章問題、イラストによる危険予測問題)
・実技講習の受講
計3時間で免許交付

受験料 1,500円
講習料 4,200円
交付手数料 2,050円
合計 7,750円
(法令で定める標準額です。詳しくは各都道府県公安委員会、運転免許試験場、免許センターへご確認ください)

●ポイント
市販の問題集などでの予習をおすすめします。
近くのバイクショップなどで、おすすめの問題集を教えてくれたりもします。
長袖、長ズボン、運動靴など、実技講習では運転に適した服装でのぞみましょう。

原付免許以外の二輪免許の取り方、費用は?

原付免許以外の二輪免許を取得する場合、2通りの方法があります。

【1】教習所を利用
二輪に乗るために必要な学科や実技について教えてくれます。
確実に運転技術が習得できるのでおすすめ。
また、指定自動車教習所(資格のある指導員が配置された教習所。公安委員会が指定した、教育施設、教育内容が道路交通法の定める基準に適合した自動車教習所)の卒業検定に合格すると、その時点で免許取得試験での技能試験は免除されます。

【2】運転免許センター(試験場)等でのダイレクト受験

取得可能年齢:16才~
取得方法:運転免許センター(試験場)等での受験
(地域によって異なります)
合格率:70%以上

免許取得に必要なもの
・適正試験
・学科試験(普通免許所持者は免除)(60分間。交通法規を中心とした文章問題、イラストによる危険予測問題)
・技能試験(指定教習所の卒業試験に合格した人は免除)
・取得時講習、応急救護講習(指定教習所の卒業試験に合格した人は免除)

原付免許や普通四輪免許を持っている場合は、教習所での教習内容や教習時間数、免許試験での受験内容などが変わる場合があります。

◆費用
--(教習所卒業者の場合)
受験料 1,750円
交付手数料 2,050円
合計 3,800円

--(ダイレクト受験者の場合)
受験料 3,050円
試験車手数料 1,550円
交付手数料 2,050円
取得時講習料 12,150円
合計 22,500円
(法令で定める標準額です。詳しくは各都道府県公安委員会、運転免許試験場、免許センターへご確認ください)

●ポイント
まわりの免許取得者や、バイクショップなどで情報を得るのもいいでしょう。
教習所での講習もおすすめ。
長袖、長ズボン、運動靴など、当日の講習では運転に適した服装でのぞみましょう。

バイクの免許が取れるポイントは?教習所は行ったほうがいい?

出典:http://www.goobike.com/license/school/8400693.html

原付免許以外は実技試験があります。
確実に1回の試験で合格したいなら教習所へ行くことをおすすめします。
ただし、教習所に行かなくても取得できます。
何度か受けてみて合格を目指すのもあり。
一発合格できる人ももちろんいます。

実技試験のポイントとなるのはこちら!

コースを下見すること

停車や発進など、基本的なことができるかどうかを見られています。
実際にコースを歩くなど、道に慣れていればウインカーを出すポイントなども分かりますね。

安全運転!といってだらだら走らない

試験会場ではどうしてもミスしないようにおそるおそる走ってしまうことが多いです。
だらだら走るのも減点対象になります。
スピードを落とすところを心がけ、それ以外は気持ちよく走ることを心がけましょう。

安全確認

いちばん大切なのは、実際に免許を取得した後に自分やまわりの安全を常に確保できるかということ。
「安全確認ちゃんとしています!」ということが伝わるように意識しましょう。
左右確認は目だけではなくちゃんと首を振って見ているか、などを見られています。

ニーグリップがちゃんとできているかどうか

乗車時の姿勢、ニーグリップは大切なポイント。
試験は減点法で、最初の外周走行で点数が引かれることが多いよう。
稼げるところで稼ぐことを心がけましょう。
バイクに乗るときはつま先に注意します。
つま先が「逆ハの字」になっていてはアウト。意識していないと普通に開いてしまいます。
また、チェンジをしたらつま先は上。
チェンジペダルの下に入れっぱなしになってしまいがちですが、これもアウト。

そのほか

急制動・クランプ・S字・坂道発進・一本橋・(大型は波状路)などの課題が与えられます。
落ち着いてやること。

いきなり大型二輪免許をとるのって難しい?

出典:http://www.honda.co.jp/VFR800F/

なるほどー。集中して頑張ったらちゃんと免許を取ることができそう♪
さて、どんなバイクがあるのか調べていると、ほんとにいろんな種類があって迷います。
かっこいい!と感じるのが大きいバイクや輸入バイクに惹きつけられてしまう人もいるのでは。
どうせならいきなり大型二輪免許を取っちゃうのもありなんでしょうか?

答えは、あまり「おすすめできない」です。
法的には普通二輪免許を所持していない人が大型二輪免許を取得しても問題はないのですが、大型二輪は別物と考えたほうがよさそうです。
パワーや重量が普通二輪などとはまるっきり違うので、初心者の扱いは難しいうえ危険。
ましてやAT限定の免許を持っている人は、概要を理解するのにも苦労するようです。
まずは自分が「欲しい!」「乗りたい!」と思ったものについて調べてみて、免許の種類を決める方法がいいかもしれませんね。

どの種類の免許を取ればいいか迷ったら

出典:https://www.pakutaso.com/20110752209post-442.html

まずは自分はどんなバイクに乗りたいのか、考えてみることをおすすめします。
「実はそんなに速さを求めていなかったし、調べてみたらかっこいいのがいっぱいあるし、今は原付でいい」
「普段使いでいいと思っていたけど、オフロードバイクを手に入れて遊びの幅をぐんと広げたくなった!」
いろいろ出て来るはず。
その車種に見合った免許取得を狙いましょう。

バイクの種類にはいろいろあります。
●ネイキッド
●レプリカ
●ストリート
●オフロード
●ヴィンテージ
●ツアラーツアラー
●ビッグスクーター
中古車でよく出回っているバイク、おしゃれなバイク、タフで速いバイクなど、それぞれに特長があります。

250ccを超えるバイクを持つと、車検の必要や自動車重量税、軽自動車税を支払う義務が出てきます。
ユーザー車検を利用することでお得にするなど、バイクとの付き合い方を考えて選ばないといけないですね。

バイクで世界が広がる!

いかがでしたか?
バイクを持つことで世界が広がることは間違いありません。
楽しみながら、焦らず、安全に!