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昨年発売されたばかり!クラシカル&端整な大型バイク「XSR900」の魅力に迫る
昨年2016年に初登場した、ヤマハの大型バイク「XSR900」。クラシカルかつ端整な風格と、大型らしい迫力の存在感で、革新的な魅力をもつ1台として早くも注目を集めていますよね。今回は「XSR900って最近出てるけど、実際乗ってみたらどうなんだろう?」「カッコいいバイクだなあ……燃費とか値段ってどうなの?」と気になっているあなたのために、XSR900の特徴や魅力、評判などについて詳しくまとめました!ぜひご参考ください。
レトロ感はあるけど斬新!ヤマハのニュータイプ大型バイク「XSR900」とは?
XSR900は、2016年4月に日本国内仕様が発売されたヤマハの大型バイク。
どこか懐かしい面影が残るクラシカルなデザインと、最新技術が融合した革新的な1台で、早くも多くのバイク好きから注目を集めています。
TCS(トラクションコントロールシステム)による滑らかな走りはもちろん、「YAMAHA D-MODE」と呼ばれる走行モード切り替えシステムが搭載されているのも魅力。
クラッチも軽く減速時も穏やかなので、市街地でも爽快かつスムーズな走りが体感できます。
2016年末には更にスポーティーなレーサータイプ「XSR900 Abarth」も発売されており、今後も非常に楽しみな車種と言えるでしょう。
日本国内仕様は2016年4月発売!レトロ×最新技術が融合した大型バイク
ヤマハヨーロッパの「Fasters son project」の一環としてXSR700と共に2015年にEICMAで報道向けに公開された 。
その後海外市場向けに先行発売されたのち、日本国内仕様として 2016年2月23日から9月末日まで60th Anniversaryの受注生産予約を開始し、4月15日よりXSR900、XSR900 60th Anniversaryが発売された。
「XSR900」は、<“The Performance Retro-ster”>をコンセプトに開発、味わいのあるレトロな外観と先進技術によるパフォーマンスを合わせもつモデルとなっています。
走行モードが選べる!力強いエンジンと滑らかな走りが魅力
1)走行モードを選べる軽量3気筒エンジン
“クロスプレーンコンセプト”に基づく845cm3の水冷直列3気筒・DOHC・4バルブエンジンを搭載しています。コンパクトな燃焼室により素早い燃焼を図り、優れた出力・トルク特性を引き出します。
2)TCS(トラクションコントロールシステム)
発進・加速時に良好なトラクションをもたらすTCS を搭載しました。発進・加速時に後輪のスピン兆候が検知されると、(1)点火時期、(2)燃料噴射量、(3)スロットル開度(YCC-T)を統合制御することで滑らかな走行性を支援します。
A&Sクラッチで市街地でも軽快に走れる!実用性もバツグン
3)レバー操作荷重も低減するA&Sクラッチ
A&S(アシスト&スリッパー)クラッチを採用しました。減速時の穏やかな車体挙動、軽いクラッチ操作荷重により市街地での軽快な走りに貢献しています。
2016年末には、更にスポーティーな「レーサータイプ」も登場している!
発売されたばかりのヤマハXSR900にクラシックなレーサースタイルの限定車が登場しました。元々XSR900でカフェレーサースタイルにカスタムしたかった方にはメーカー純正のスペシャル仕様のこちらはかなり魅力的と言えそうです。
走ってみた感覚は?乗り心地は?ヤマハ「XSR900」の試乗&購入者レビューをチェック!
では、ヤマハXSR900に実際に乗ってみた感想はどのようになっているのでしょうか?
まず、やはり注目されるのは「良い意味で外見と性能にギャップがある点」。
レトロ感漂うデザインにもかかわらず走りは現代的で、コーナリングも非常に安定しているので、大型バイク初心者の方にもおすすめです。
出力の割には運転しやすいとのことですから、休日のツーリングのみならず通勤やちょっとしたお出かけなど、様々な用途が思い描けますね。
デザインはもちろんカッコいい!の一言。
同じくヤマハの人気車種「「MT-09」がベースになっているものの、それよりも走りは穏やかでマイルドな質感となっています。
走りが比較的落ち着いているので、燃費も良好。
しかし、普通車が追い付けないほど加速力は充分ですから、走りにこだわる方も満足できるはず。
前述の通り「MT-09」がベースなので、カスタムパーツが流用できる可能性もあり、改造好きの方にも朗報ですね。
外見はクラシカルだけど、走りは現代的!スポーティーでコーナリングも安定している
誤解を恐れずに言うと、XSRの乗り味は至ってオーソドックスである。広報資料ではレトロという言葉が多用されているし、外装にはカスタムパーツ的な趣向が盛り込まれているものの、このバイクは現代の技術を用いて、ストリートにおけるスポーツライディングの楽しさを真摯に追求している。
中でも印象的だったのは峠道で感じたワイドレンジぶりで、XSRはコーナリングの段取りをしくじったと感じる場面に滅多に遭遇しない。もちろんその背景には、110psの最高出力はそのままに、マッピングの変更で扱いやすくなったエンジンや、新たに導入されたトラクションコントロールの出来のよさもあるけれど。
デザインも最高にカッコいい!マイルドながら加速力充分で、普通車が追い付けないほど
【デザイン】
最近のバイクの中じゃあ、一番カッコイイと思います。
コイツの外観に惚れたからこそ、大型二輪を所得したようなもの。
【エンジン性能】
MT-09の兄弟車ですが、09の凶暴性は抑え込まれてます。
ただし、なかなか速いです。
Aモードにして加速するとフロントが浮きそうになります。
恐らく、普通車じゃあ追いつけません。
落ち着いた走りなので燃費も良好!意外にも経済的な大型バイク
すごくマイルドな乗り心地のまったりツーリングを楽しんでいます。
まったりのおかげか、燃費も思ったより良くて、一般&高速ミックスの平均で、約25km/Lでした。(まだ1000kmほどしか走ってませんけど)
カスタム好きにも朗報!人気車種「MT-09」がベースなので、パーツが活かせる
MT-09がベースになっているおかげでカスタム・パーツが流用できそうだ。
しかもヨーロッパYAMAHAで扱っているコンチハンドルも日本で簡単に手に入る。
幾らぐらいで買える?XSR900の新車価格&中古相場をチェック!
では、気になるXSR900の新車価格と中古相場はどうなっているのでしょうか?
まず、スタンダードモデルの新車価格は104万2,200円!
大型バイクの中では標準といったところでしょうか。
限定モデルは107万4,600円とややお高めですが、それでも3万円程度しか変わらないので、基本的には好みで選ぶことができそうですね。
中古相場はどうか?というと、平均価格は95.1万円。
新車よりもやや安めとはいえ、出たてということもあって未だ価格が下がっていないので、新車で購入した方がオトクかもしれません。
価格はスタンダードモデルが104万2,200円!限定モデルは107万4,600円
新車価格帯(メーカー希望価格)
104万2200~ 107万4600円
16 XSR900 (マットグレーメタリック3)
104万2200円 灰
16 XSR900 (グレーイッシュブルーメタリック4)
104万2200円 青
16 XSR900 60th Anniversary (ライトレディッシュイエローソリッド1)
107万4600円 黄/黒
中古車の平均価格は、95.1万円!出たてなので新車と変わらないかも……
ヤマハ XSR900
在庫台数:449 台
平均価格:95.1 万円
バイク好きも大注目!XSR900は早くも人気の魅力的な1台
XSR900は、バイク好きにも人気のレトロ&クラシカルなデザインながら、最新の技術が搭載された斬新な1台ということで、早くも注目を集めています。
「面白そうなバイク!」「カッコいい!」という評価が多く、見かけるとつい視線を向けてしまうような存在感があるようですね。
出たばかりということもあってまだオーナーが比較的少ないので、ツーリングや通勤で周囲と差を付けたい!という方にもおすすめです。
XSR900って不思議なバイクだな!スタイルは一見レトロクラシックなんだけどエンジン音は軽い高回転型の3気筒だし足周りも良さそうだし
— うそつよ (@usotsuyo) 2017年1月18日
さっきXSR900が走っていった。なんか音軽いな
— kuri_m39 (@kuri_m39) 2017年1月17日
XSR900かっこよい
— C#いむや🗿R25シバキプロ (@imuyaN_R25) 2017年1月17日
デザインも性能もバッチリ!XSR900で休日は軽快なツーリングを楽しもう
いかがでしょうか?XSR900はデザインの味わいと美しさ、性能を兼ね備えた非常に魅力的な大型バイクなのですね。
サイズの割に扱いやすく、出たばかりで街中でもまだあまり見かけないため、大型バイク初心者だけど個性的なものが欲しい!という方にもピッタリです。
少しでも気になった方は、ぜひバイクショップに一度足を運び、実物の存在感を確かめてみてくださいね。