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青竹製法のモッチリ麺が美味!佐野ラーメンのおすすめ店3選

地方へ旅行に出掛けたら、その土地のラーメンを食べるのが楽しみという人もいることでしょう。そんなご当地ラーメンの中でもラーメンファンの皆さんにぜひ食べていただきたいのが栃木県佐野市で誕生した佐野ラーメンです。青竹を使って捏ねた独特の食感の麺は、ラーメン好きの方なら必ず気に入ることでしょう。今回は、そんな佐野ラーメンの名店を3軒ご紹介します。

佐野ラーメンとは

青竹で捏ねるからこそ生まれるモチモチ食感とコシの強さ

佐野ラーメン最大の特徴は、麺の食感です。
青竹を使って麺を捏ね、すべての麺を手打ちで作っています。
何度も捏ねることでモチモチ感と絶妙なコシを融合した食べごたえが生まれるのです。
機械で作れば簡単かもしれませんが、青竹で打った麺の食感こそがこだわり。
だからこそ佐野ラーメンは、この味を守り続けるために多くのお店が麺を打つスペースを確保しているのです。
麺の形や太さがお店ごとに異なるのも手打ちをしているからです。
機械で作った麺よりも不揃いかもしれませんが、そのいびつさこそ青竹を使って打った美味しい麺の証といえます。

佐野ラーメンの麺の見た目は、太めの平打ちのちぢれ麺で、太さや長さも様々です。この麺は均等の厚さに広がった麺帯を、たたんでから包丁で切って作られます。それでも麺の厚さや太さが多少まちまちになり、これが手づくりのよさです。この特有の手作り感を出すために、一本の麺に異なった番手の包丁使用することもあります。厚さや太さが多少まちまちの麺は、スープの絡みをよくし、舌ざわりにも独特のアクセントのある食感を作り出しているのです

出典:http://sano-kankokk.jp/goods/580/

産出される麺に適した良質の小麦と、青竹打ちによる製麺技法が独自の味とコクを引き出しています。

らーめん切り抜き青竹打ちの麺は、中に気泡が多いため熱伝導が良く、短い時間で茹で上がり、腰の強いおいしい舌ざわりが味わえます。

出典:http://clovernookmfg.org/nature/sano-ramen_feature_.html

美味しい水が育む麺とスープの切れ味

佐野ラーメンの隠れた主役ともいえるのが佐野市の出流原弁天池から汲んだ水です。
日本の名水百選にも選ばれるほど美しい水であり、これが麺やスープに独特のキレを与えます。
佐野ラーメンの麺は他のラーメンよりも麺に含まれている水が多いため、水の美味しさによって麺の風味が大きく左右されてしまうのです。
佐野ラーメンのスープは醤油ベースですが、出流原弁天池の水によってしつこさが無く、スープを飲んだ後にスッキリとした味わいが口の中で広がります。

もう一つ、佐野ラーメンにとって忘れてはならない重要な素材は「水」である。佐野の水の源泉は環境庁認定の日本銘水百選にも名を連ねる出流原(いずるはら)弁天池。この銘水がラーメンのキレ味を増す。
多加水麺の佐野ラーメンは水分が50%ぐらい。それをゆでるお湯はもちろん、スープにも水という素材が使われる。麺に水分が多く日持ちがしないのと、水質に違いがあるため同じ味が出せないということが、佐野ラーメンがある程度認知度の高いラーメン処であるにもかかわらず、東京でチェーン展開を図れない要因であると思う。
東京からも気軽に行ける場所なので、東京にあまり進出せず、現地に来て食べてもらうというスタンスが、町おこしというスタンスからも賢明なあり方かもしれない。

出典:http://ramen-news.jp/gotouchi/3459/

あっさり系スープと極上のチャーシュー

画像を見ていただいてもわかるように、佐野ラーメンのスープは実に美しく透き通っているのが特徴です。
鶏ガラと醤油ベースが基本ですが、お店によっては塩味を提供しているところもあります。
ただし、どのお店にも共通しているのは手打ち麺の美味しさを引き立てている点です。

具材としては、多くのお店が自家製のチャーシューを用いています。
チャーシューの旨味がスープに溶けだし、麺と絡むことによって生まれる旨味。
これも、佐野ラーメンの美味しさの一つといえるでしょう。

スープ・・・透き通った醤油スープが、概ね各店舗に共通する特徴である。
これはいわゆる東京ラーメンに近い。
スープについてはさっぱりとした味付けが基本であるが、一般的な醤油ラーメンに近いものから、醤油が若干入った塩ラーメンの様なもの、味醂で甘味を付けたものまで。
その店毎にかなりの差異が存在している。
具材・・・具材についてはチャーシューが一大特徴といえる。
作り方、味付け、食感は店ごとに差異が大きいが、煮豚を採用している店が多い。

出典:http://www.howdys.co.jp/contest/2009/sano_b/HTML/arekore.html

王道の佐野ラーメンを食べたいなら   田村屋

最初にご紹介したい佐野ラーメンのお店は「田村屋」です。
佐野ラーメンブームの先駆けともいえるお店であり、最近出店しているお店の中には、田村屋で修業を重ねていた店主が出した店舗も少なくありません。
まさに佐野ラーメンの王道ともいえる味を守り続けているお店なのです。

「田村屋」といえば、佐野ラーメンが全国的にメジャーになった頃の流行りのお店の一つで、現在では、佐野市内の新しい店舗にお弟子さんを輩出している老舗と呼べるお店です。

出典:http://www.ashikagagourmet.com/%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%A1/sano-ramen-tamuraya/

コシの強い麺は食べごたえ抜群

田村屋のラーメンは、モチモチ感よりもコシのある食感が強いことで有名です。
ただ単にコシが強いというだけではなく、青竹製法によって空気が含まれた麺は絶妙な喉越しを持っています。
麺をすすったときの感じが、いつものラーメンとは違う。
そんな感触を舌でお確かめいただけることでしょう。

この田村屋さんはコシがある麺で人気のようですね

食べてみるとモチモチとしたコシがありノド越しも滑らか~☆

鶏ガラベースのスープは透明であっさりしつつコクがGOOD!

出典:http://blog.goo.ne.jp/delisansan/e/6baaf295c1d64255c6fa90da6369c147

具材はチャーシューやネギ、ナルトなどあくまでシンプル。
麺に自信を持つ田村屋のラーメンはこれで充分なのです。
大きめのチャーシューは鶏ガラの醤油ベーススープによく合います。
麺との相性も抜群ですから、箸を一度も止めることなく食べ終えてしまうこと請け合いです。
王道の佐野ラーメンを食べたいのであれば、ぜひ田村屋へ。
おすすめします☆

上に掛る葱の刻み・・・それだけで充分でしょう(#^.^#) 何も言う事は有りません、澄んだスープを飲むだけでも由と

ロールにはしてないバラ肉の脂身の美味しい事は言うまでも無く、優しいスープ。一見塩スープと見紛うほどの澄んだスープ鶏の旨味が満載ですね

豚骨魚介のこってりした物に飽きたら間違いなく美味しく感じられる、一杯と言えるんじゃ無いでしょうか

出典:http://blog.goo.ne.jp/mentenbou/e/5b81e1fbc1fd0bd41fc1aa9808e187d3

お店の公式サイトです。
 

ネギたっぷりのシャキシャキ食感  太七

続いてご紹介する佐野ラーメンの名店は「太七」です。
JR佐野駅から北東の方向に車で10分ほど進んでいくと、名物である青ネギラーメンの看板が目印のお店に到着します。
オープンしてから約20年、地元の人たちに長年愛されている地域密着型のラーメン店です。

オープンして18年が経ちましたが、お客様のご来店数も順調に伸びています。

来てくださったお客様一人一人が、「来てよかった」、「美味しかった」と言ってくださるように、日々努力を重ね、手作りの味、心のこもった佐野ラーメンを作っていきたいと思っております。

出典:http://www.tashichi.com/master

たっぷりの青ネギが美味しい

こちらで食べられる佐野ラーメンの特徴は、たっぷりの青ネギに満たされている点です。
麺や具材が見えなくなるほどの青ネギ。
他のお店で見かけることはまずありませんよね。
見た目だけでなく味も絶品です。
青ネギの風味を殺さないように、スープの味は比較的薄めに仕上げられています。
麺をすくいあげると自然に青ネギとスープが絡みますから、そのままお口の中へ運んでみましょう。
ネギのシャキシャキ感と麺のモッチリ感の融合は、食べた方にだけわかる美味しさです。

手が込んだ透明なスープに自家製麺。青ネギラーメンはたっぷりの青葱もスゴーイ!

少々塩加減がうすめだけれどこれがネギの味を引き出しているのかも。ネギをかきわけると中から大きなチャーシューが現れます。こだわりの平たい麺もおいしい。

出典:http://www.geocities.jp/mensplaza21/jjsano30tashiti.html

佐野ラーメンの基本は醤油ベースですが、太七では塩味の青ネギラーメンも用意されています。
醤油風味とはまた一味違い、ネギの香りがより強く感じられるのです。
青ネギたっぷりの佐野ラーメンは一度食べたらクセになること間違いなし。
ぜひ一度、太七の佐野ラーメンをお試しください。

看板メニューは青ねぎラーメン

どのテーブルでも一つはオーダーが入ってます

以前、醤油味を食べたことあるので

今回は塩味でお願いしました

おすすめは醤油味jのようで、何度も聞き返されましたが

塩で!!と念を押しますw

出典:http://ameblo.jp/dokennyaman/entry-12009782402.html

お店の公式サイトです。
 

極上のチャーシューに舌鼓  日向屋

最後にご紹介するのは、佐野ラーメンの人気店として県内外で有名な「日向屋」というお店です。
JR佐野駅から県道151号線に乗り、そのまま北へ10分ほど走らせましょう。
ランチタイムであろうが、それ以外の時間であろうが、終始お客さんが入れ替わっている繁盛店です。
行列を作ってまで食べたいと感じさせる日向屋の佐野ラーメンの魅力は、チャーシューにあります。

「日向屋」(ひなたや)は、果物屋さんの直売店が多い

佐野のフルーツラインと呼ばれる「羽田地区」にあり、足利寄りの場所にあります。
あしかがフラワーパークから4キロ、車で10分、
佐野プレミアムアウトレットから8.5キロ、車で15分の距離にあります。

家族は、「あぁ、いつもあそこに行列している店があったなぁ~」と言っていたので、
いつも混んでいるようですね^^

出典:http://www.ashikagagourmet.com/%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%A1/%E4%BD%90%E9%87%8E%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%80%8C%E9%9D%92%E7%AB%B9%E6%89%8B%E6%89%93%E3%81%A1%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%B3%E6%97%A5%E5%90%91%E5%B1%8B%E3%80%8D/

こだわりの自家製チャーシュー

日向屋の一番人気はチャーシュー麺です。
上の画像からもわかるようにチャーシューが器の大部分を覆っています。
麺が見えなくなるほどたっぷりのチャーシューは、食べごたえ抜群。
しかし、佐野ラーメンですからスープはあっさり。
そのため、これだけたくさんのチャーシューが浮かんでいてもしつこさを感じさせないのです。
モチモチでコシのある麺と一緒にチャーシューを口に入れてみると、ラーメンを食べているときに感じる独特な幸福感を心行くまで楽しめることでしょう。

僕が頼んだのはチャーシューメン。
大きなチャーシューが所狭しと敷き詰められています。

そして透き通ったスープが美しいです。

先にも書きましたが、
コシのある麺が特徴のお店。
強いコシと喉越し滑らかな太麺。

出典:http://tochigurume.blog.fc2.com/blog-entry-43.html

時間が経つほどチャーシューの旨味はスープへと溶けだします。
スープの風味が時間とともに変化するのも、ボリュームたっぷりでありながら最後まで飽きることのない日向屋の魅力です。
皆さんが訪れたときも日向屋は行列を作っているかもしれません。
しかし、こちらのお店の佐野ラーメンは、それを乗り越えてでも食べる価値があるのです。
極上のチャーシューをたっぷり味わいたいという人は、ぜひ日向屋まで足を伸ばしてみましょう。

じわじわと旨味が溢れ出てくる感じですね~美味しい(*^▽^*)

時間が経過してくるとチャーシューからの脂分が程よくスープに溶け出して、更にコクが増してきます(^-^)

佐野ラーメンのチャーシューといえば、この豚バラロールタイプですね♪

程よい柔らかさが堪らなく美味しい~(*´ω`*)

出典:http://ameblo.jp/sakaking0211/entry-11611001770.html

お店の詳細情報と口コミのページです。
 

食べるほど奥深さがわかる佐野ラーメン

青竹製法で作られた佐野ラーメン。
麺の美味しさを最大限引き出すため、各お店が工夫を凝らしています。
同じ佐野ラーメンでもお店ごとに力を入れているポイントが異なるため、それを比べながら食べ歩いてみるのも楽しいですよ。