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型破りなヒーロー参上!?映画「デッドプール」を観たくてたまらなくなる特集

デッドプールはお馴染み「マーベル・コミック」が生み出した新ヒーロー。ですが、一癖も二癖もある過激なヒーローであることから、本場アメリカで爆発的な人気を博しました。ここでは映画「デッドプール」に関する情報を集めて紹介しています。

世界各国で巻き起こったデッドプール旋風

本国アメリカで記録的な大ヒットとなった映画「デッドプール」。

公開初日の売上は1億ドルを超え、当初の予想額を2倍ほど上回る結果となりました。
これはX-MENシリーズやエイリアンシリーズなど数々の名作映画を制作してきた『20世紀FOX』史上最高のオープニング成績。

さらに映画が公開された60ヶ国でも初登場1位を獲得し、まさに映画史に名を残す記録的デビューを果たしました。

客層が限られるR指定映画であるため、実は低予算で作られたデッドプール。
制作側も思わぬヒットだったのかもしれません。

どんなヒーローなの?

風変わり、過激と言われるデッドプールですが、実際どのようなヒーローなのでしょうか?

ヒーローと言えば、自身を犠牲にしてでも悪から人々を守る正義の英雄…がステレオタイプ。
対するデッドプールは身勝手で金好きで下品、おしゃべりな上に口が軽いときて、いわばアンチ・ヒーロー的なキャラクターです。

非人道的な言動も多い彼ですが、何故か憎む気になれないから不思議。
愛すべき馬鹿…といった感じでしょうか。

ちなみに、日本語版でのデッドプールの一人称は『俺ちゃん』。
これも今までのヒーローとは違う点で、デッドプールの明るくてひょうきんな性格がうまく表れています。

肝心のストーリーは?

映画ファンにとっては主人公の魅力だけでなく、ストーリーや設定も気になるところ。

型破りな主人公ではありますが、ストーリーの大筋は王道です。
ヒロインのために戦う男っぷりもきちんと描かれているので、男性ならきっと楽しめるはず。

あらすじ

デッドプールの本名はウェイド=ウィルソン。
ヒロイン・ヴァネッサとの結婚を控え幸せの絶頂にいた彼ですが、ある日突然、末期ガンの宣告をされてしまいます。

そこへ現れた、一人の男。
末期ガンを治すことができると言われ、男について行くウェイドですが…連れて来られたのは、生きた人間を肉体改造して戦闘マシンにしてしまうという、とんでもない施設でした。

繰り返し改造実験をされ、ウェイドの全身は皮膚がただれてボロボロに。
何とか施設を逃げ出したものの、もはやヴァネッサに会わせる顔がありません。

醜い素顔を隠すため、ウェイドは赤いマスクを自作します。
元の肉体を取り戻し、もう一度ヴァネッサと幸せな日々を過ごしたい…そう考えたウェイドは自身を「デッドプール」と名乗り、戦いに身を投じていくのでした。

こぼれ話

映画が公開されてから話題になったデッドプールですが、実は2009年に公開された『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』にも登場しています。

主人公の敵役として日本刀に似た刃を二刀流で扱うキャラクターで、演じているのは同じライアン・レイノルズ。

ストーリーの関連性については不明ですが、X-MENシリーズの世界観を知るにあたって観ておいて損はないでしょう。

今すぐ映画館へ!

デッドプールについて色々紹介してきましたが、いかがでしたか?

2016年6月1日から日本でも公開され、好調なスタートを切ったデッドプール。
今までのヒーローとは一線を画する過激なキャラクター設定がヒットの大要因といえるかもしれません。

もちろん、派手なアクションとお決まりのラブロマンスも健在。
残すべきところはきちんと残し、全体的に完成度の高い映画となっています。

DVDレンタル開始はまだまだ先の予定。
まだ観ていない人は今すぐ、映画館へ!