美侍

アタマが蒸れ蒸れになる前に始めたい!臭い頭皮の原因と対策

日差しが照り付け気温が上昇すると、汗とともに体臭の問題が私たちを悩ませます。特に、頭皮は毎日シャンプーをしている人でも臭ってくることが少なくないのです。臭い頭皮で周囲の人を不快にさせないためにも、その原因や対策について知っておきましょう。

皮脂の過剰分泌を抑え、清潔な頭皮に

私たちが頭皮から感じる嫌なニオイの多くは、汗や皮脂が原因です。
皮脂や汗は頭皮に生息する細菌の餌となり、油が酸化したような悪臭を発します。
どちらも体内から分泌されているものですから、頭皮のニオイをケアするには細菌の餌となるこれらの物質が必要以上に分泌されにくいような体質へと変化させることが先決です。

皮脂が過剰に分泌されると、毛穴に詰まった皮脂が酸化したり、皮脂をエサにしている雑菌が繁殖し、その雑菌が脂肪酸を排出したりすることによって、油臭い臭いがするようになります。また、雑菌によって頭皮が刺激されると、ターンオーバーが乱れてフケが出やすくなり、フケをエサにして、さらに雑菌が増え、余計に臭いが増すという悪循環にも陥るのです。

出典:http://mens-skincare-univ.com/article/011295/

しかし、汗は人間が生きていくうえで不可欠な体温調節の役を果たしており、気温の上昇とともに汗をかく生理現象を抑えることは非常に困難です。
そのため、まずは皮脂の過剰分泌を抑えながら頭皮が発するニオイを予防することを考えていきましょう。

バランスの良い食生活を心掛ける

皮脂の過剰分泌を抑えるためにまず注意していただきたいのが食生活です。
揚げ物やスナック菓子などの油を必要以上に摂取すると、皮脂として体外に排出されます。
香辛料やアルコールといった食品も皮脂の分泌量を増加させます。
食生活が乱れているとこのような食品ばかり食べがちになりますが、野菜や魚などをバランスよく食べるようにすることが、皮脂の分泌量を抑え頭皮のニオイを予防することに繋がります。

・牛肉や豚肉などの脂肪が多い肉
・ケーキ、スイーツなどの糖質が多い物
・ポテモチップやチョコレートなどのお菓子
・天ぷら、から揚げ、フライドポテトなど
・ハンバーガーなどのジャンクフード
・コンビニ弁当、インスタントラーメン、レトルト食品
・刺激が強い辛味料
・お酒

これらの食品を多く食べて偏った食生活をしていて頭皮の臭いが気になる間はなるべく控えてバランスの取れた食生活にするようにしましょう。

出典:http://xn--n8j6d190spsil8noilqly.com/shoku.html

適度な運動と睡眠の質の向上

頭皮から分泌される皮脂は、運動の習慣の有無でも左右されます。
運動不足の人は、定期的に運動をしている人に比べて頭皮がべたつきやすい傾向にあるのです。
運動不足は、皮脂の過剰分泌だけでなく血行不良も引き起こし、頭皮の衛生状態を悪化させてしまいます。

現代人によくある原因として「運動不足による血行不良」というものがあります。運動不足による血行不良は、頭皮がべたつくだけではなく大きなトラブルのきっかけにもなってきます。
現代では、デスクワークも増え、車や交通機関を見てもとても便利になってきました。便利になった一方で万年の運動不足が嘆かれています。
運動が不足すると体内の血行が悪くなり、頭皮だけではなく身体の新陳代謝も落ちるために肌の老化サイクルが早くなってしまいます。そうなると頭皮まで栄養が届かなくなり、頭皮が栄養不足の状態になります。

出典:http://www.atama-bijin.jp/hair_care/scalp/oily/

運動不足は睡眠の質を低下させることにも注意してください。
私たちの身体は睡眠中に成長ホルモンが分泌され、髪や頭皮が成長するのです。
睡眠の質が低下すると、髪の成長サイクルが乱れ、頭皮の衛生状態にも悪影響を与えます。
睡眠時間が短く、運動不足のせいで熟睡出来ないという人は頭皮も臭くなりやすくなるということですね。
頭皮のニオイを予防するには、バランスの良い食生活と適度な運動を心掛けてください。

頭皮の脂を改善するためには睡眠不足は大敵です。

なぜなら、睡眠不足が頭皮環境を悪化させ、その結果頭皮の皮脂の過剰分泌を招いてしまうからです。

出典:http://xn--u9j382sxqg07x.com/suimin.html

正しいシャンプーで皮脂や汗を外側から除去

体内から分泌された汗や皮脂を頭皮から取り除くにはシャンプーが最も手っ取り早い手段です。
但し、間違った方法でシャンプーをしていると汗や皮脂が頭皮に残ったまま、細菌の餌となって悪臭が発せられてしまいます。
頭皮のニオイを予防するため、シャンプーをする際には、次の3つの段階を踏んでいくことをおすすめします。

ステップ1 洗髪の仕方を見直す

最初のステップは、髪の洗い方の見直しです。
髪を洗う前にブラッシングをすることはもちろんのこと、お湯による予洗いにも時間をかけてください。
シャンプーは手の中で泡立てた方が、汗や皮脂は落ちやすくなります。
シャンプーを泡立てたら、指の腹で頭皮を軽く押しながら全体を洗っていきましょう。
このとき、後頭部から頭の頂点、前頭部、最後に側頭部へといった感じで洗う順番を決めておくと洗い残しが少なくなります。

シャンプーにおいて最も重要な過程は最後のすすぎです。
泡で頭皮を洗ったときよりも長い時間をかけて、丁寧に泡を落としてください。
シャワーを当てるだけではなく、泡を付けたときと同様に指の腹で洗い落とします。
この過程を雑に行ってしまうと、シャンプーや汗、皮脂が残り頭皮が細菌の温床になってしまうのです。

頭皮トラブルの原因として多いのが「シャンプーのすすぎ不足」です。
シャンプーの成分が地肌に残るとかぶれや毛穴つまりを招き、トラブルを引き起こしてしまいます。 せっかくマッサージなどで丁寧に洗髪しても、ここですすぎをおろそかにしてしまうと意味がありません。

出典:http://tohi-zyoho.com/ziten4.html

ステップ2 ドライヤーでしっかりと乾かす

シャンプーの方法を改善したら、ドライヤーも見直していきましょう。
男性の中には、ドライヤーを全くしないという人もいるかもしれませんが、それは頭皮のニオイを抑えるうえでは大きな間違いです。
頭皮を湿らせたままにしておくと細菌が繁殖し、悪臭の原因になるからです。
ドライヤーを当てる前に、まずはしっかりとタオルで髪と頭皮の表面に付いた水分を取っておいてください。
ドライヤーは、最初に頭皮から当てていきます。
タオルで水分を取っておかないと、頭皮を乾かしたいのに髪から水滴がこぼれてきてしまうので注意してください。
ドライヤーを15~20センチほど離しながら温風を頭皮に当てて、素早く乾かしましょう。
1つの場所にドライヤーを当てすぎないようにするのがポイントです。

・まず、シャンプーのあとはタオルドライをします。髪は決して擦らず、タオルではさんで水を押し出すようにして、髪の毛から水分を抜きます。

・次に、髪の毛をかきわけて頭皮を出してやり、その頭皮に直接風をあてるようにして、ドライヤーをかけていきます。頭皮からドライヤーまでの距離は、20センチはキープするようにしましょう。同じところにばかりあてないよう、ドライヤーを揺らしながら風をあてていけば、頭皮が乾燥しすぎるようなこともなくなります。

出典:http://www.skincare-univ.com/article/000183/

頭皮がある程度乾いたら、髪の根元から毛先に向けて風を当てます。
髪や頭皮全体が充分に乾いたら、最後にドライヤーを冷風に切り替えてクールダウンさせるように軽く全体に風を当てましょう。
こうすることで、頭皮のニオイを予防しながらしっかり髪を乾かすことが出来るのです。

・髪の毛のキューティクルは、根元から毛先に向かってうろこのようになっていますので、それに沿うように、ドライヤーも根元から毛先に向かってあてていきます。ドライヤーと髪の距離は、変わらず20センチキープです。

・おおかた乾いてきたと感じたら、最後に、全体を冷風で冷やしてキューティクルを引き締めましょう。

これらが終わったら、最後にブラシや櫛で髪の毛を整えます。

出典:http://www.skincare-univ.com/article/000183/

シャンプー後に行うドライヤーの重要性と正しいやり方を解説しているサイトです。

ステップ3 それでも頭皮が臭いならシャンプーを変えてみる

ステップ2までを習慣化しても頭皮が臭いままという人は、シャンプーを変えてみてください。
シャンプーが自分の頭皮に合っていないと、皮脂が過剰に分泌されてしまう恐れがあるからです。
市販されているシャンプーの中でも低価格で手に入るもののほとんどは、洗浄力が強い高級アルコールシャンプーに分類されます。
頭皮の敏感な人がこれを使っていると皮脂が過剰に除去され、それに対抗するかのように頭皮からますます皮脂が分泌されてしまうのです。
シャンプーやドライヤーの方法を改めても頭皮のニオイが残っている人は、石鹸やアミノ酸を原料にした、頭皮への刺激が少ないシャンプーをお試しください。

まずはシャンプーを変えることですが
多くの人が使っているシャンプーは
泡立ちが物凄くよくて汚れや皮脂を
綺麗に取り除いてくれる
アルコールシャンプーと言われている
ものです。

しかしこのアルコールシャンプーは
洗浄力が強すぎて逆に皮脂を
増やしてしまうことが多いので
それを防ぐために頭皮や髪の毛に
優しいアミノ酸シャンプーを使って
いくのがおすすめです。

出典:http://xn--u9jtfub9363e.jp/hisi-herasu-942

帽子からのニオイ移りを抑える

頭皮のニオイを予防する方法として忘れられがちなのが、帽子からのニオイ移りです。
帽子は頭皮を密閉して、汗をかきやすい環境にしてしまいます。
また、頭皮や髪と密着することで皮脂やフケが帽子に移り、帽子そのものが悪臭を放つことも少なくないのです。
悪臭を放っている帽子を再び被ると、ケアをしている頭皮にもニオイが移り、悪臭のループへと陥ってしまうのです。

一般的に体臭とか臭いと言われているものは、どうやって生まれるのかご存知でしょうか?例えば”汗臭い”なんて表現されますが、実は汗にニオイは無んです。ニオイを出している犯人は雑菌なんです。汗を栄養として雑菌が繁殖する時、ニオイが作られます。

ですので雑菌が繁殖するほどニオイも強くなるのです。そういう意味で帽子の中の環境というのは雑菌にとって最高の繁殖環境。具体的には温度と湿度と雑菌の栄養。栄養というのは汗であったりアカ、頭皮のフケなどです。

出典:http://01boosi.navi55.info/

「汗止め」をしっかりケアする

帽子からのニオイ移りを抑えるには、被ったあとの帽子をしっかりケアするほかありません。
帽子と額の接地面である「汗止め」は、最もニオイが付きやすい場所です。
帽子を被っているときに汗をかいたのであれば、まずはこちらに消臭スプレーを振りかけるようにしましょう。
ニオイを発する物質は水分に付着しやすいため、濡らしたタオルで汗止めを拭くのも有効です。

「帽子には、内側に『汗止め』があります。名称通り、額や頭から出た汗はこの汗止め部分に溜まるのですが、この部分を毎回ケアすることが、帽子を清潔に保つポイントです。帰宅したら、汗止め部分の汗をタオルで拭き取って、できればファブリーズしてから、陰干ししておく。これだけでも菌の繁殖が抑えられ、臭い対策になります」 

出典:http://news.livedoor.com/article/detail/9065759/

型崩れしやすい帽子はクリーニング店を利用

消臭スプレーを使っても帽子が臭いときは、帽子全体を洗う必要があります。
しかし、フェルト生地や革製など、丸洗いするには不適切な素材で作られている帽子については、クリーニング屋さんで洗ってもらうようにしてください。

そんなデリケートな帽子を洗うには、洗剤はおしゃれ着用の中性洗剤を使い、手洗いにするか、洗濯機を使う場合はソフトや手洗いコースを選びましょう。脱水時間も短めにします。

出典:http://j-dress.biz/how-to-wash-a-hat

洗う場合はタグについている取り扱い絵表示を見て、洗濯ができる素材であるかを確認しましょう。洗濯できない場合はクリーニング店にお願いします。

出典:http://j-dress.biz/how-to-wash-a-hat

キャップ帽については、上の画像にあるようにお湯を張ったバケツで手洗いするのもおすすめです。
お湯に洗濯用洗剤を混ぜて10分ほど漬けたら、古くなった歯ブラシなどで汗がしみ込んだ場所を擦りましょう。
帽子のように汗をかいた頭皮が触れる場所についてもケアしておくことが、頭皮のニオイを予防するうえで重要なのです。

たらいや洗面器に張ったぬるま湯に洗濯洗剤を大さじ1ほど溶かして、帽子を浸したら、洗濯ブラシや古歯ブラシで洗います。その後、水かぬるま湯ですすぎ洗いをし、洗濯洗剤が生地に残らないようにします。

出典:http://j-dress.biz/how-to-wash-a-hat

帽子の洗い方を詳しく解説しているサイトです。

臭い頭皮とお別れするために

頭皮のニオイは、しっかりケアを重ねれば誰でも予防することが可能です。
暑くなる時期を迎えても爽やかな頭皮でいられるように、今から対策しておきましょう。