- 住まい(279)
ご飯もパンに負けてない!「バルミューダ」の炊飯器の特徴&魅力を徹底紹介
バルミューダといえば、サクサクフワフワの焼きたてパンが家庭で楽しめるトースターで有名なブランドですよね。しかし、昨今では何と「炊飯器」も話題になっているのです!今回は「ご飯派だからバルミューダの情報に疎かったんだけど、炊飯器もあるの?」「トースターが良かったから炊飯器も気になる!」というあなたのために、バルミューダというブランド自体の情報も交えつつ、炊飯器の特徴や魅力についてまとめました。
元々は空調機器で有名!「バルミューダ」ってどんなメーカー?
そもそもバルミューダとはどのようなブランドなのか?というと、2003年に設立された新進気鋭の国内家電メーカーなのです!
名前の響きやスタイリッシュなイメージから海外製品だと思っていた方も多いでしょうが、実は日本製なのですね。
元々は自然界の風を再現するという画期的な扇風機「Green Fan」をはじめとした空調機器で脚光を浴び、洗練されたデザインや丁寧な物づくりで注目を集めました。
ちなみにバルミューダは造語。
魚のカマスを意味するBarracuda(バラクーダ)やバラック小屋などを指す際に使われるBarrack(バラック)といった言葉を元に、あえて「バ」や「パ」などインパクトのある破裂音が冒頭に来る名称を作ったそうです。
昨今ではキッチン機器(特に美味しい朝食を作るための機器)でも話題になっており、特に安価なパンでも蒸気で美味しく焼けるというトースターが有名ですね。
2003年設立の国内メーカー!画期的な扇風機「Green Fan」で脚光を浴びた
「最小で最大を」を理念に、デスクライトや扇風機、加湿器、ヒーターといった製品をつくっている。初期はデスクライトやノートパソコン用冷却台など、デスク周りの製品を開発・販売していたが、リーマンショック後、方向転換を行う。現在は扇風機・ヒーター・加湿器・空気清浄機といった空調関係の製品が中心となっている。
「バルミューダ」は造語!インパクトの強い破裂音をあえて冒頭に置いている
「バルミューダ」という会社名は造語である。一部製品に同梱されている冊子「BALMUDA」によると、「魚のカマスを意味するBarracuda(バラクーダ)、さらにバラック小屋などを指す際に使われるBarrack(バラック)もイメージにあったという。また、「バ」「パ」など、聴感上強い破裂音をあえて冒頭に持つ名前にしようと考えた。」と書かれている。
何といってもデザインがオシャレ!最近では安価なパンでも美味しくなるトースターが評判
おしゃれな家電を作っているメーカーでバルミューダという会社があります。
『最小で最大を』という理念に基づいて、行動しているそうです。
最小の部品点数で製品を作り上げる事。最小のデザインで美しさを追求する事。そして最小のエネルギーで最大の効果を提供する事。などを追及していて機能的にもデザイン的にも追及しているメーカーさんです。
BALMUDA The Toaster が完成するまでは、発想から約20年にもかけて作り上げてきたそうです。
水分が決め手らしいです。
普通のパンでも、このトースターで焼くと本当においしいトーストを作れるのでおいしいものが好きな方にはおすすめですね。
ご飯も感動的に炊けちゃう!バルミューダの「炊飯器」の特徴は?
では、バルミューダの炊飯器の特徴には一体どのようなものが挙げられるのでしょうか?
まず、バルミューダの炊飯器は3合炊きです。
コンパクトなサイズ感と、バルミューダらしいシンプルかつ洗練されたデザインは、一人暮らしのインテリアとしても重宝しそう。
枡形のお米入れや後述する水入れなどの専用アイテムも付いてくるため、とことんオシャレにこだわれます。
仕組みとしてはIHではなくあえて「蒸気で炊く」というのが特徴的で、外釜と内釜という風に釜が2重になっています。
炊く前に外釜に別途で水だけを入れて、ふっくらと炊き上げる手法なのですね。
白米や早炊き、玄米、炊き込み、お粥など一般的なモードはもちろん選べますが、保温機能がないのもバルミューダの炊飯器ならでは。
保温するとお米の美味しさが失われてしまうというこだわりからなので、炊き立てをすぐに食べる方、炊いてすぐ冷凍してしまう方におすすめです。
炊きあがったお米は、1粒1粒がピンと立ってシャッキリとした仕上がり。
噛めば噛むほど甘さが引き立ち、硬めご飯好きにはたまりません。
価格は4万4,800円と一見お高めですが、昨今の高級炊飯器には10万円前後するものも存在しますから、そう考えるとリーズナブルかも。
バルミューダの炊飯器は3合炊き!シンプルかつ洗練されたデザイン
BALMUDA The Gohanは炊飯容量3合、本体サイズもW275×D251×H194mmとコンパクト。昔ながらの炊飯鍋を彷彿とさせつつ、シンプルに研ぎ澄まされたデザインは、デザインでも注目を集め続けてきたバルミューダらしさを感じさせます。
IHではなく「蒸気」で炊く!無駄を省き、ご飯の美味しさにとことんこだわっている
見た目だけでなく、機能も実にシンプル。ボタンで選べるのは、炊飯モードの「白米」「白米早炊」「玄米」「炊込」「おかゆ」のほか、基本的には予約だけ。近年のトレンドである銘柄炊き分け、食感の炊き分けはおろか、保温機能すらついていません。理由は、「保温機能はご飯のおいしさを損ねてしまう」からだそうです。
これまで同社が手がけた製品の中でもっとも長い開発期間(1年半)をかけた炊飯器には、“蒸気で炊く”という新しい炊飯方式が採用されました。
釜が2重になってる!下の釜に別途で水を入れることで、ホクホクご飯に
下の釜には水だけをいれ、上の釜にいつもと同じようにお米と水をいれます。直接電気で加熱されるのは下の釜だけで、ここで発生した蒸気が上の釜に運ばれてお米が加熱されるのです。この炊飯技術は特許も申請しているようですよ。
1粒1粒がピンと立ってる!硬めご飯好きには特にたまらない仕上がり
口に入れると、見た目の印象の通り、1粒1粒がかためでしゃっきりしています。また最初はあまり感じられなかった甘みも、噛めば噛むほど増してきて、お米のうまみがぎゅっと詰まっているな、という印象。全体としてはしゃっきりとした食感で、さっぱりした味わいです。
価格は4万4,800円!高級炊飯器の中ではややリーズナブル?
バルミューダ 3合炊き電気炊飯器
価格: ¥ 44,800
実際使った人の声が知りたい!バルミューダの炊飯器の口コミをチェック
では、バルミューダの炊飯器を実際に使ってみた方の口コミを見てみましょう!
まず、お米の美味しさに関しては絶賛する声多数!
「炊き立てはもちろん、握って数時間経ったおにぎりでも美味しい!」と言われています。
食感がしっかりとしていて、口の中でホロリと解けてゆくような感覚なので、卵かけご飯にもおすすめとのこと。
お米の香りはさほどしないそうですが、本来の甘さが引き立っておかずの味を引き立ててくれるという意見もありました。
普段はボソボソしがちな玄米ご飯も粘り気たっぷりでふっくらとした仕上がりになるようなので、玄米派の方も必見。
ただし、炊き時間が40分(早炊き)~60分ほどかかり、通常の炊飯器よりも長いこと、さっぱりシャッキリとした仕上がりなので、柔らかめご飯好きの方には向かないことなどは視野に入れておかなければなりません。
ご飯は急いで食べたい!硬めは好きじゃない!夜のうちにセットして、朝炊けているのが理想だから保温機能がないのは困る……という方には不向きということですね。
炊き立てはもちろん、数時間経っても粒がしっかりして美味しい!
炊きたてのごはんが美味しいのは当然のこと。そこで、数時間前に握ったというおにぎりも食べてみたところ、この冷めたおにぎりがまた、非常に美味しいのです。ごはん粒がつぶれていないため、食感がしっかりしていて、それでいて口の中に入れると、やはりほどよい食感でほどけていく……。おにぎりのほか、卵かけごはんでもごはん粒がしっかりと感じられて美味しかったのが印象的でした。
お米の香りは少ないけど、本来の甘さが引き立っているのでおかずが美味しく感じられる!
一番の特徴はご飯の一粒一粒がしっかり立っていて、ハリがありつつも硬くないムッチリとした食感でしょう。口に入れるとはらりとほぐれ、試食の卵かけごはんもご飯がダマにならず、お米の一粒ずつに卵が絡まります。汁気の多い親子丼や肉じゃが、さめても美味しいのでお寿司など、日本の料理に最適じゃないでしょうか。
玄米ご飯も粘り気があってふっくら!ぜひお試しあれ
ウチはいつも玄米炊きなのですが、これで炊いた玄米は不思議と粘りがあります。
玄米食の方はわかると思いますが、ジャーで炊いた玄米はポロポロで粘り気がないです。そのため美味しく食べるには工夫が必要です。
しかし、この炊飯器は、吸水なしで洗ってすぐスイッチオンでも粘りのある、おいしい玄米が炊けました。
ただし、炊き時間は40分~60分程度かかる!気長に待とう
圧力IH炊飯器では、高速モードで約30分で炊き上がってしまいますが、バルミューダはその2倍の60分間の炊飯時間がかかります。
待っているとすごい長く感じてしまいます。圧力ではなく自然に加熱して炊き上げるためですから、致し方ないですね。
さっぱりしゃっきりした仕上がりのため、柔らかめ好みの方は注意!
おいしいことには、おいしいです。噛めば噛むほど甘みが感じられてきます。
しかし、いつも炊いている圧力IHでは感じられるもっちり感はなく、どことなくお米の香りがいまいちで、さっぱりとした味わいです。
一人暮らしには持ってこい!バルミューダ製品が気になっている人多数
バルミューダの炊飯器は3合炊きというコンパクトさや、冷めても美味しいご飯が炊けるという性能などから、炊いてすぐ食べるor冷凍することが多い一人暮らしの方に特に注目されています。
バルミューダは炊飯器以外にもトースターやケトルなど、朝食向きの製品が出ていますから、外見のオシャレさも相まって「全部揃えたい!」と考える人もたくさんいるよう。
最初は夕飯やお弁当にも欠かせない炊飯器を購入して、気に入ったらトースターやケトルも……という風にすると良いかもしれませんね。
BALMUDAの炊飯器とケトルとトースター欲しすぎる
— みこりん。 (@satsu_monat) 2017年3月29日
バルミューダの炊飯器いいなぁー。
— ミイ (@boku_kaineko) 2017年3月28日
今のが壊れたらバルミューダにしようかな?
基本食べきる分しか炊かないから保温機能とかいらないし、冷えても美味しいってのが、弁当にむいてそうなんだよね。
でも高級炊飯器って小さめないから、一人暮らしだと結局まとめ炊きになるので、冷凍ごはんのスキルが求められる。ならばバルミューダでも買っとこってなるかな。
— utchie! (@utchie) 2017年3月28日
置いておくだけで気分が上がる!バルミューダの炊飯器で絶品ご飯を炊こう
いかがでしょうか?バルミューダの炊飯器はデザイン性が高い上、ご飯がシャッキリ美味しく炊ける非常に魅力的なものなのですね。
トースターが気になっていたものの、自分はご飯派だからな……と迷っていた方も、炊飯器なら検討できるのではないでしょうか。
とことんオシャレな部屋にしたい方も、きっと置いておくだけで気分が上がるはず!バルミューダの炊飯器が気になった方は、ぜひ電器屋さんで一度実物を確認してみてくださいね。