美侍

7月といえばこのお祭!京都の祇園祭の見どころをチェックしよう!

7月の京都といえば、京都に夏の訪れを告げる「祇園祭」が目玉。浴衣を着てお祭りデートに出かけるカップルも多いです。1000年以上の歴史を持った古くからの大祭りですが、行事やスポットによってはロマンチックな雰囲気を2人で味わうことができます。今回は、そんな祇園祭の魅力やおすすめスポット、行くときの注意点などを紹介しています。

京都の7月は祇園祭!

京都に夏を告げる祇園祭。
深い歴史を持ち、日本のお祭の中でもとても大きなお祭の一つです。
2017年も、7月1日~7月31日の一ヶ月間、開催されます。
この時期は京都に多くの観光客が訪れ、お祭デートに訪れるカップルも多いです。
主な見どころは前祭となる「宵々山」・「宵山」や、特に大きな山車がめぐる「山鉾巡行」や、神輿渡御・神幸祭などがあります。

祇園祭の前祭

前祭(さきまつり)の見どころとなっている「宵山」は、山鉾巡行に先駆ける7月14日~16日までの間に、夕方から夜にかけて開催されます。
浴衣姿の女性も多く見られ、ざわつきとお囃子が京都の街をにぎやかにしてくれます。

15日~16日までは屋台がたくさん出ますが、歩行者天国もあるので、いっそう回りやすくなっています。
八坂神社境内にも屋台がありますが、こちらの方が人は少し少ないので、スムーズに回りたいときはおすすめです。

山鉾巡行

数々の懸装品で飾られ、"動く美術館"と称される山鉾行事は、京の町衆が作り上げた夏の華麗な都絵巻。
そして祇園祭の本質といわれる神輿渡御は、「ホイットー、ホイットー」のかけ声とともに、眩いばかりに飾り付けられた神輿が八坂神社氏子の町内を回ります。

出典:http://www.digistyle-kyoto.com/kanko/gionmatsuri09/calendar.html

京都四条烏丸の交差点からスタートする山鉾巡行。
豪華に装飾された山鉾は、存在感ナンバーワン。
通りを曲がるときの「辻回し」も、山鉾の大きな見どころ。

多くの拍手や歓声で盛り上がる瞬間なので、ぜひ辻回しを見逃さないようにしましょう。

祇園祭の後祭

後祭(あとまつり)は7月21日~24日の期間に開催されます。
前祭同様、宵山がありますが、こちらでは歩行者天国と屋台はありません。
ただし前祭よりも人が減っているので、なるべく人ごみをさけたいときや、スムーズに回りたいときなどはおすすめです。

前祭と同様の山鉾巡行や、花傘巡行(四条通・河原町通)もあります。

→前祭:露店が出るので、祭の熱気や夜店を賑やかに楽しみたい人におすすめ。
→後祭:歩行者天国や露店は無し。ただし店舗前の販売は有り。昔ながらのそぞろ歩きの風情を楽しみたい人におすすめ。

出典:http://www.e-kyoto.net/saiji/165#yukata

祇園祭の注意点

祇園祭で人気が高いのは、多くの屋台が出店されると同時に歩行者天国となる、14日~16日の前祭の期間中です。
ただしこの期間の京都はもっとも混雑するため、歩くのが大変です。
2人以上で行くときは、はぐれないように注意しましょう。

移動に関しても注意して欲しい点があります。
祇園祭の期間中は大変混雑・渋滞するので、マイカーはもちろんバス・タクシーなどでの移動はあまりおすすめできません。
前祭の期間中は、地下鉄での移動がおすすめ。
また14~16日まで、地下鉄烏丸線・東西線が増発され、地下鉄での移動がしやすくなります。

14日〜16日までの夜に四条烏丸交差点に臨時案内所が設置されます。
道案内やパンフレットの配布、山鉾巡行の観覧席券も発売しています。
設置時間は18〜23時。またその時間は四条通、烏丸通ともに歩行者天国になっています。

出典:http://www.e-kyoto.net/saiji/165#fpc767

暑さ対策は必須!

祇園祭の時期の京都は、特に暑くなります。
暑さになれている京都の地元民とは異なり、地方から訪れる人にはかなり厳しい暑さとなるでしょう。
水分不足や熱中症対策は必須です。
昼間は帽子を被るようにして、引っかかりやすいうちわよりは、折りたたみができる扇子があると便利です。

すぐに水分補給ができるようにするため、ドリンクなども携帯できるようにしましょう。

祇園祭で楽しい京都の時間を過ごそう

たくさんの人が集まって、とてもにぎやかな雰囲気を楽しめる祇園祭。
とにかく混雑するお祭りなので、初めての方はとまどうこともあるかもしれまえん。
しかし他のお祭以上に気分も盛り上がって、なかなか味わえないような特別な雰囲気や気分を楽しめるはずです。

暑さ対策などをしっかりしつつ、特別な時間を楽しみましょう。