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宮城出張のランチにピッタリ!宮城県の名物料理店3選
出張中の楽しみといえば、その土地の名物グルメを食べることですよね。宮城県にも牛タンのようなメジャーなものからあまり知られていない料理までたくさんのグルメが存在します。今回は、宮城出張で名物料理を食べたいという人におすすめのお店を3つ見ていきましょう。
宮城の海の幸を堪能 南三陸キラキラ丼
最初にご紹介したい宮城出張でおすすめの名物料理は南三陸キラキラ丼です。
魚介類のことを海の宝石と形容することがありますよね。
南三陸町では、この美しい宝石を丼からあふれ出さんばかりに敷き詰めた海鮮丼をご当地グルメとしてアピールしているのです。
南三陸キラキラ丼の特徴は、何といっても季節ごとに具材が変わる点です。
海に棲む生き物は季節によって変化しますから、一年中同じ魚介類が獲れるわけではありません。
南三陸キラキラ丼では、季節ごとに旬を迎えた魚介類をピックアップして具材として用いており、新鮮かつ美味しい海鮮丼を召し上がっていただきます。
海の近くへ出張に来たなら、海産物を美味しく食べられるキラキラ丼はぜひ食べていただきたい逸品です。
南三陸町の名物にと、町内の複数の飲食店が協働して考案した“南三陸キラキラ丼”。地元の旬の食材を使い、各飲食店がそれぞれのオリジナル丼を販売してきた。販売以来、“南三陸キラキラ春つげ丼”、“南三陸キラキラうに丼”など、四季ごとに変わる味覚を楽しませてくれた。震災後は津波で被災したため、一旦は提供を中止することとなったが、仮設商店街の「志津川福興名店街」などで2012年2月から復活し、旬の味を提供している。
季節料理 志のや
南三陸キラキラ丼を提供するお店は5店舗ほどありますが、その中でも特におすすめしたいのが「季節料理 志のや」です。
JR志津川駅から国道398号線を北に向かって10分ほど歩くと到着するこちらのお店は、新鮮な魚介を使ったキラキラ丼を満足するまでご堪能いただけます。
南三陸の豊かな海産物を使った「キラキラ丼」は、「南三陸のA級グルメ」として売り出しています。「キラキラ丼」は季節ごとに具材が変わり、春は“春つげ丼”、夏は“うに丼” 、秋は“秋旨丼”、冬は“いくら丼”と四季毎に異なる丼を楽しむことができます。
上の画像は、夏ごろに提供されるウニ丼です。
主に5月から8月にかけては、お椀から飛び出すほどの量のウニが具材の目玉となっています。
ウニの旨味を引き出すために、あえて塩をかけて食べるのも通好みですよね。
漁港から近いからこそ、新鮮なウニをたっぷり食べられるのです。
この他にも、春ならマグロなどの漬け丼、秋なら脂がたっぷりのった海産物が美味しい秋旨丼、冬はイクラ好きに堪らないイクラ丼をお楽しみいただきます。
南三陸の方へ宮城出張が決まった際には、ぜひ志のやで南三陸キラキラ丼を食べてみてください。
ウニ丼で〜す。
ウニの量がハンパないです。
つみれが入ったみそ汁のお味は・・・
旨い!!
お塩 を少しかけてお召し上がりください。
へぇ〜 そんな食べ方があるんだぁ〜
スイカと同じです。
ウニが 甘〜く 感じます。
宮城を代表する名物グルメ 牛タン
続いてご紹介する出張中におすすめのグルメは、宮城を代表する名物料理牛タンです。
牛タンが仙台で食べられるようになったのは戦後のことです。
他の地方には無い名物料理を作りたいという思いを抱いた佐野啓四郎という人物が、牛から取れる舌を焼いて食べてみたことが始まりといわれています。
佐野氏がオープンした牛タンのお店「味太助」は、現在でも名店として地元の人から愛されているのです。
やがて、戦後を迎え、啓四郎さんも屋台で焼き鳥を売っていましたが、ヒット商品を生んでもすぐに周りに真似されてしまうことから、オリジナルの誰にも真似できない料理を考え出すという情熱の元、牛タン焼きを生み出しました!ただ、牛一頭から一本しか取れない舌を戦後の食糧難の時代に安定的に入手することは困難で、啓四郎さんは東北地方の各地を牛タン入手のために駆け回ったそうです!
旨味太助
今回ご紹介するのは、牛タン発祥である味太助のご主人の娘さん夫婦が経営している「旨味太助」というお店です。
「味太助」も美味しいのですが、その味に勝るとも劣らないのが旨味太助の牛タン定食です。
仙台駅から三越方面に歩いて10分程度で到着しますから、列車で宮城出張へいらした方にもご利用いただきやすいのが魅力といえます。
牛タンは部位によって、堅さがまちまちで、 ところどころ、噛みごたえのある部位があります。
柔らかい部位と、弾力があって顎が疲れる部位がありました。
今回は、かための部位だったからか、 いつもより食べやすいサイズにカットされていました。
柔らかい部位は、さすが「太助」の牛タン焼! 顎が疲れる部位は、頬張らないように注意していただきます。
お肉の美味しさを表す言葉として「柔らかい」という表現がありますよね。
牛タンについては、柔らかさよりも適度な歯ごたえを残してある方が牛タン本来の味わいを強く感じられます。
塩を基調とした非常にシンプルな味付けも、牛タンの質に自信があるからこそ成せる技といえるでしょう。
注文してから料理が出てくるまでの時間も非常に短いので、忙しい出張のランチに最適です。
本当に美味しい牛タンを食べたいという人は、ぜひ旨味太助へお越しください。
おー、これはウマ━━━(*´∀`*)o^∀^o)*´Д`*)━━━!!!!!!
牛たんは、全体的に多少硬めですが、その硬さで咀嚼回数が増えるため、シンプルに塩味のみで味付けされた牛たんの旨味がダイレクトにしっかり感じられます。
硬さについて正確に言うと、一枚の牛たんの中に柔らかい部分と硬い部分が混雑していて、両側から入れた切れ込みが食べやすさに貢献しています。
これは、新興勢力の“利久”などで行っている、食品改良剤で柔らかくする加工をしていないことによるもので、逆に言うと、牛たん本来の歯応えを感じながら食べることができるんです。
新食感が楽しい 登米油麩丼
宮城出張で食べたいただきたい最後の名物グルメは登米市で食べることが出来る「登米油麩丼」です。
登米市は「とめし」と読みますが登米油麩丼における登米は「とよま」と読ませます。
前者の方は市町村合併に伴う名前の変化で、登米油麩丼が生まれた地域は、もともと「とよま」と呼ばれていたからです。
上の画像をご覧ください。
卵でとじられているのが何の食材だと思いますか?
実は、油麩と呼ばれるお麩をサクサクに揚げたものなのです。
このサクサク食感の油麩を「味処もん」のおかみさんがカツ丼のお肉代わりに使用したことが登米油麩丼の始まりとされています。
この丼が生まれたのは、約30年前。旅館海老紋の女将・海老名孝子さんによると、「肉が苦手な人のために、親子丼の肉を油麩に代えて作ったことがきっかけだった」という。この地域では油麩を常備している家庭が多く、その時も台所に油麩があったそうだ。
味処 もん
油麩そのものはサクサク食感ですが、卵でとじることでフワフワとした食感が加わり、今まで食べたことのない味わいに変化します。
出汁がよく浸みこむため、ご飯との相性も抜群です。
カツ丼だと胃がもたれるという人も、油麩丼であればサラサラ食べられることでしょう。
甘辛いダシをたっぷりと含んだ油麩を卵でフワッととじたものを
ご飯にかけてあります。
これが、サラッと食べられて美味しい!!
油麩丼を紹介した文章には「カツ丼のお肉ないもの」というような
ことが書かれていたので少しは重たい感じを想像していたのですが、
あっさりとしていて優しい味でした。
味処もんでは、油麩丼と一緒に「はっと汁」もお召し上がりいただけます。
はっと汁とは、小麦粉で作ったワンタンや餃子の生地に似たものが具材として使われる汁料理のことです。
こちらも宮城県のご当地グルメなので、宮城出張の際には登米油麩丼とともにお楽しみください。
『とよまセット』は、油麩丼(あぶらふどん)に「はっと」が付いてくる。油麩丼は油麩をカツ丼みたいにした丼ぶりでB級グルメとして有名(らしい)。
出張の気分を盛り上げる宮城のご当地グルメ
出張のモチベーションを保つには、美味しいご飯をご褒美にするのも1つの手段です。
宮城県にはご紹介したような美味しい名物料理がたくさんありますから、出張中にぜひ食べてみましょう。