クリエーター職の「おしゃれ無精ヒゲ」は許されるのか
mensbeautyメンズビューティー2018.07.04
メンズビューティー2018.07.04
西島秀俊、浅野忠信など、キッチリ切りそろえたヒゲだけでなく、無造作に生やした無精ヒゲもカッコイイともてはやされる時代。ファッションの1スタイルとして地位を確立している。
「無精ヒゲ」=「だらしない」「不潔」という時代は終わったのだろうか。 当然個人によって評価は変わる。 女性がよく、「無精ヒゲが許されるのはイケメンに限る」という発言をする。実は、評価を分けるのは、イケメンかイケメンでないかではない。
清潔感があるかないか。
無精ヒゲに見えても、実はきちんとケアはされているということ。ヒゲだけでない、身だしなみもキチンとしているかどうかなのだ。
清潔感の重要な要素として肌がある。ヒゲがいくら手入れされても、吹き出物ができていたりするのでは、すべてが不潔に見えてしまう。
無精ヒゲがかっこよく見えるためには、ヒゲそのものも、肌も、身だしなみも、きちんとしたケアがあってこそ。つまり、現代において「無精ヒゲ」とは、清潔感を併せ持った「おしゃれ無精ヒゲ」を指しているのだ。
ビジネスの世界では、「おしゃれ無精ヒゲ」は許されるのだろうか。 おしゃれ無精ヒゲの営業マンは見たことがない。営業においてヒゲはタブーとされているからだ。ビジネスの世界では、清潔感があったとしても、まだまだ無精ヒゲの地位は確立されていない。
会社によって考え方やルール異なるが、一般的に「ヒゲ」が許される職種というと、下記が考えられるだろう。
では、WEBディレクター、デザイナーなどのクリエイティブ職なら、ビジネスの場でも無精ヒゲは許されるのだろうか。おしゃれ無精ヒゲとなると、どうだろう。
クリエイティブ職のマネージャーたちに聞いてみた。
「生やし方の程度によるが、清潔感があれば良いのでは?」
「1日デスクにいる仕事でも、だらしない印象や不快な印象を与えるものならNG。周囲のモチベーションを下げない節度が必要」
やはり、清潔感と「節度」が条件になるようだ。また、クリエイティブ職といえども、商談、プレゼン、取引先との打ち合わせや会食などがある場合においては、マナーとして無精ヒゲは避けたい。
肌が荒れているときは、不潔感をなくすためと衛生上の観点から、荒れが収まるまで潔く剃る。
おしゃれ無精ヒゲが許される業界の男性たちは、清潔感のあるヒゲをたもつために、身だしなみやケアに時間とお金をかけ努力している。 不要な場所のヒゲを脱毛したり、毎朝ミリ単位のトリミングをしているのだ。
これらの覚悟がない男性は、おしゃれ無精ヒゲなどという面倒なこだわりはやめたほうが身のためかも。