20代のあの夏の紫外線が40代でシミになる!?今からでも遅くないケアマニュアル
mensbeautyメンズビューティー2018.07.04
メンズビューティー2018.07.04
顔面の中にひとつあるだけで、見た目年齢を急上昇させてしまうのが、シミ。男性は女性のようにファンデーションで覆い隠すこともできないため、「実は気にしている」という向きも多いだろう。
シミを作り出すのは、太陽光に含まれる紫外線。日焼けは直接的な原因となってしまう。しかも現在の日焼けではなく、過去の日焼けにより蓄積された肌ダメージがシミとなってしまうのだから、始末が悪い。
2014年に小林製薬が30~50代の男性を対象にしたアンケートを行った際、8割の男性は「日焼け対策を何も行わないまま、毎日のように直射日光を浴びていた時期があった」と振り返ったらしい。
スポーツマンほど部活動やレジャーに精を出し、心身を鍛えてきたのだから、当然であろう。特に40~50代の男性が若かりし頃は、日焼け対策に励む男性など、ほぼ皆無だったはずだ。
しかし今後も、ひとつ…またひとつ…と現われかねないシミの勢いを抑制するためには、今日から対策に励む必要がある。
ここでシミ発生のメカニズムを簡単に紹介しよう。
まず表皮が紫外線を浴びると、そのダメージから細胞を守るため、肌内部にメラニン色素が発生する。これは「日焼けして肌が黒くなった」状態だ。
若いうちは肌のターンオーバーも活発なため、肌の色も徐々に元へと戻っていくわけだが、加齢とともにそのサイクルが乱れがちになると、メラニンが代謝されず、肌に滞留してしまう。
これがシミ。
周辺の肌とは明らかに色の違う部分が残ってしまうため、人目につきやすい。
今後もシミを増やしたくないのであれば、日焼けを避けるのが一番。ケア法としては紫外線が強くなる春先~初冬の間、洗顔後のスキンケアの一環として日焼け止めを常用すること。バケーションで海に訪れる機会があっても、日焼けタイムは設けないほうが良い。
また加齢により衰えているターンオーバーを活性化させる努力も、大切だ。表面についた汚れを優しく洗い流す洗顔、そして潤いと栄養を与えるスキンケアで肌を労い、メラニンの滞留を防止していこう。
紫外線から肌を守るための、潤いと栄養を与えるスキンケアとは、どんなことをすればよいのかおわかりだろうか?洗顔後に化粧水(ローション)をつけている人は多いだろう。
しかし、化粧水だけではNG。40代にもなったら、なおのこと。
化粧水だけではその場限りの潤いになってしまう。化粧水の後は、乳液やクリームで潤いを閉じ込めたいところ。そして、乾燥が気になる場合は、美容液でスペシャルケアが必要だ。
とはいえ、女性のように何STEPも工程を踏むようなスキンケアを毎日行うのは至難の業だ。ならば、1本でケアが出来るオールインワンタイプがおすすめだ。
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手間いらず!これたった1本でしっかり満点ケアができるオールインワンタイプの美容液。余分な添加物が含まれていないのもうれしい。シミ、くすみの予防・解消を助けるビタミンC誘導体が配合されているので、日々の肌を健やかに保つと同時に、メラニンの代謝を促して明るい肌へと導いてくれる。
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一度発生してしまったシミを、完全に消し去ることは難しい。「どうしても」と考える場合は、美容クリニックでレーザー治療を受けるという方法もあるが…。「そこまではしたくない」と考えるのであれば、地道なセルフケアに励んでみてはいかがだろう。
注目したいのは、いわゆる美白成分。特に「ハイドロキノン」という成分には、シミを薄くする一定の効果があり、市販の美白(基礎)化粧品にも配合されている。
しかしその効果は強すぎるきらいがあるため、配合濃度は薬事法によって厳しく制限されている。粘り強く使用していくことで、悩ましいシミにアプローチしていこう。
またハイドロキノンはビタミンC(誘導体)と併用することで相乗効果が期待できるから、両方が配合されている商品をチョイスすると良さそうだ。