オフロードを自由に駆ける!グラストラッカーってどんなバイク?
car_bikeクルマ・バイク2018.11.15
クルマ・バイク2018.11.15
そのしなやかなスタイルと、オフロードでも力強く走るパワフルさで、多くのバイクファンの心を掴んで離さないスズキの「グラストラッカー」。シックで落ち着いた雰囲気が、大人の男を目指す若者にも支持されています。
今回は「グラストラッカーって、たまに見かけるけどカッコいいなあ……どんなバイクなんだろう?」と気になるあなたのために、兄弟車のグラストラッカー ビッグボーイと共に、特徴や魅力などをご紹介します!
グラストラッカーは、2000年から販売されているスズキの250㏄サイズのバイク。
ロードモデルの「ボルティー」という兄弟車から流用されたパーツが多く、オンロードでもオフロードでも走行できるデュアルパーパスバイクとして愛されています。
元々はカスタムすることでしか手に入らなかった「ストリートトラッカー」というジャンルの火付け役ともなったバイクで、運転初心者や女性にも扱いやすいのだとか。
また、上級モデルとして「グラストラッカー ビッグボーイ」も用意されています。
細身で小柄なグラストラッカーに対し、「…ビッグボーイ」の方は一回り大きく頼もしい重量を持ち、運転時の安定感が上がっているとのこと。
装備も全体的に充実しているため、本格的なオフロードの走行や遠方へのツーリングを考えている方は、ビッグボーイの方がおすすめと言えるでしょう。
グラストラッカー(GrassTracker)は、スズキが製造・販売しているオートバイである。派生車種としてグラストラッカービッグボーイ(GrassTracker BIGBOY)がある。
出典:スズキ・グラストラッカー - Wikipedia
グラストラッカーはロードモデルのボルティーから、エンジン、フレーム、フォーク、ホイール、キャブレターなどを流用しており、これらは兄弟モデルとなる(2004年4月以降はフレーム、フォーク、ホイール、キャブレターなどはそのままに、エンジン、マフラー、燃料供給装置(2008年以降)などをボルティーの後継モデルST250から流用している)。
出典:スズキ・グラストラッカー - Wikipedia
いまや一般的となった“ストリートトラッカー”というカテゴリだが、グラストラッカーシリーズはその流行の端緒となったモデルだ。2000年代初めにダートトラックレーサーのスタイルを模してカスタムすることがブームとなった時点では同種のモデルは極めて少なく、“純正なのにトラッカースタイル”として登場した同シリーズは、瞬く間にヒットモデルとなった。
出典:スズキ グラストラッカービッグボーイ – ストリートトラッカーの定番モデル 試乗インプレ・レビュー-バイクブロス
スズキ グラストラッカーは、1970年代のトラッカーブームを強く意識して、外装パーツは可能な限り小さくてシンプルにまとめています。メーター廻り小型の丸型アナログメーターを採用。クラシックな雰囲気出して懐かしく温かみもあるデザインです。
現在の国際の250ccクラスの中では一番小柄な車格になり、シート高も750mmと低いです。重量も軽く扱いやすさが魅力のバイクです。
初めてバイクに乗る人や小柄な女性ライダーにオススメできる車種です。
出典:スズキ グラストラッカーの特徴や買う・売る時のポイント |【バイク売却のコツ】
グラストラッカーをベースに(共通のフレーム、外装パーツもほぼ共通)、フロントフォークとスイングアームを延長して前後のタイヤ径を拡大し、グラストラッカーを一回り大きくさせたラージスケールモデルとなっている。
出典:スズキ・グラストラッカー - Wikipedia
・タイヤ径の拡大 - グラストラッカーより前後輪共に1インチ拡大の前輪19インチ、後輪18インチを採用。
・ブロックタイヤの採用 - グラストラッカーがダンロップのTT100GP(ロードタイヤ)に対して、ビッグボーイはダンロップのK180(ロード・ダート兼用ブロックタイヤ)を採用。
・フロントフォークとスイングアームの延長 - タイヤ径の拡大に伴い、フロントフォークを延長しフロントアクスル位置を20mm前方に移動。同じくスイングアームを55mm延長し、リアサスペンションを延長。
・ワイドなハンドル - ハンドル幅を20mm広く、高さを30mm低く設定。
・フラットなリアフェンダーとリアコンビネーションランプ。
・セル始動に加えてキック始動を併用したエンジン(初期型のグラストラッカーに採用されたキック付きの特別仕様エンジンを採用)。
出典:スズキ・グラストラッカー - Wikipedia
グラストラッカー最大の魅力は、何といってもスマートで洗練されたデザイン!
通常モデルはスリムで美しく、ビッグボーイには鍛えられた逞しさがありますよね。
一見凝ったデザインに見えますが、車体構造はシンプルなので、自分好みにパーツを合わせてカスタムしやすいのも良さのひとつなんだとか。
元々ストリート系のバイクですから、どこへでも連れ添ってくれる、素早く力強い走りも高評価を受けています。
エンジン音やマフラー音すら心地よい……ということなので、一体どんなに楽しいバイクなんだろう?と気になってしまいますね。
オーナーの身長を選ばないサイズ感と、スマートながら安定感のある車体も売りで、非常に使いやすいバイクだと言えるでしょう。
スタイルはご覧の通り、レトロモダンではないものの、シンプルな構成で仕立てられた姿がバイクらしさを主張する。テールランプやナンバープレートが納まるリアフェンダーセクションなど、タンクやシートのラインをそのまま真っ直ぐ伸ばして、スパっと短く切り上げたようでカッコ良い。
出典:短期連載 「250の魅力を探る」シリーズ SUZUKI グラストラッカー | WEB Mr.BIKE
グラストラッカーのエンジンはGN250やDR250Sなど80年代に登場した4バルブヘッドの空冷単気筒をベースに改良を重ねてきたユニットだ。現在は4バルブから2バルブとなり、ST250Eなどと共通性があるものを採用する。燃料噴射装置を備え、始動もスタータースイッチを押すだけでトトトトと回り出す。ボア×ストロークは72.9×61.2mmと、ショートストロークタイプにもかかわらず、回転質量をタップリと取られたまろやかな回転フィールと適度な鼓動感を持つ。その感触はもっと排気量がある単気筒エンジンのごとくの風味でドコドコ感を楽しませるのだ。
出典:短期連載 「250の魅力を探る」シリーズ SUZUKI グラストラッカー | WEB Mr.BIKE
グラストラッカーは、250㏄サイズのバイクの中では新車価格がダントツに安い車種だと言われています。
現行モデルだと、通常のグラストラッカーは43万920円、ビッグボーイはちょっとお高めの46万3320円ですから、確かに比較的お手ごろですね。
大きめモデルのビッグボーイとの差が3万円前後というのも、非常に珍しいことなのではないでしょうか。
カラーバリエーションについては、これまでの画像でご紹介した通りグラストラッカーにはブラウンと白、ビッグボーイにはカーキと黒が用意されています。
現行モデルの場合は上記2色(全4色)から選ぶことになりますが、中古で過去モデルを探せば、オレンジやブルー、イエローなど、色鮮やかなカラーも見つけることができますよ。
メーカー希望小売価格(消費税8%込み)
430,920円(消費税抜き 399,000円)
出典:グラストラッカー ビッグボーイ/グラストラッカー|スズキ バイク
メーカー希望小売価格(消費税8%込み)
463,320円(消費税抜き 429,000円)
出典:グラストラッカー ビッグボーイ/グラストラッカー|スズキ バイク
250クラスでは、車両価格がダントツに安いです。このバイクに関しては、中古よりも新車の方がお得かもしれません☆
出典:Grasstracker BIGBOY|グラストラッカービッグボーイ レビュー一覧 - バイクブロスコミュニティ
新車価格自体も安いですが値引きも積極的な車種です。値引きの目安は5万円〜10万円。格安販売店では15万円近い値引きで車両価格を明確に30万円を切って販売されているケースもあります。
出典:スズキ グラストラッカーの特徴や買う・売る時のポイント |【バイク売却のコツ】
グラストラッカーはスタイリッシュさと乗りやすさを兼ね備えているため、若者からも多くの支持を集めています。
「初めてのバイクはグラストラッカーがいい!」「買ったけど予想以上に気に入った」なんて声もたくさん聞かれました。
手に入れたらぜひ、大切に乗り続けたいものですね。
とりあえず移動手段となるバイクが・・・ってことでグラストラッカーになったけど、予想以上に気に入った。スズキも良い。
— ぼりゅう@MOTORS (@boryumotor21) 2016年6月2日
バイク買いかえたいー
— よし@11月11日scandal感謝祭 (@yoshim_san) 2016年6月2日
目当てはグラストラッカー
予算は足りる問題は駐車スペース
やっぱグラストラッカーは神バイク
— 武田 朋訓 (@tomonori_sama) 2016年5月27日
バンク角ガイジ
いかがでしょうか?グラストラッカーは外見がカッコいいだけでなく、使いやすくて価格も安い、夢のようなバイクなのですね。
社会人になりたての方にも手が届きやすい価格ですから、「通勤が不便だな……」「手ごろで見た目もいいバイクが欲しいな」と考えている方には、非常におすすめです。
少しでも気になった方は、ぜひお近くのスズキのバイクショップや、サイトからカタログを取り寄せてみてくださいね。